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8.3 情報表示

8.3.3 ドメインの情報

8.3.3.2 仮想 CPU の構成情報

仮想CPUの構成情報を確認する方法について説明します。

仮想CPUの構成情報を確認する方法は、ゲストドメインの状態によって異なります。

動作中ゲストドメインの情報

動作しているゲストドメインの仮想CPU構成情報は、CLIで確認できます。

管理OS上の以下のコマンドで、動作しているゲストドメインの仮想CPU構成情報を確認してください。

‹ 仮想CPUの数、および物理CPUの割当情報

< ドメイン名 >

情報を表示するゲストドメインのドメイン名を指定します。

仮想CPUの情報は、以下の項目の順で表示されます。ゲストドメインに複数の仮想CPUを指定している 場合、仮想CPU数の情報が表示されます。

【例1】

物理CPU数が4の環境で、ドメイン名guest_domの仮想CPUの数が2で、仮想CPU0に物理CPU1が割り 当てられ、仮想CPU1に物理CPU2が割り当てられている例を示します。

ドメイン構成ファイルの内容については、「B.3 ドメイン構成ファイル」を参照してください。

system# virsh vcpuinfo < ドメイン名 >

8.5 仮想CPUの表示項目

項目 内容

VCPU ドメインに割り当てられた仮想CPUの番号を表示します。

CPU 仮想CPUが使用している物理CPUの番号を表示します。

状態 仮想CPUの状態であり、以下のいずれかの状態を表示します。

動作中 :実行中 ブロック中:idle 一時停止中:オフライン 割当待ち :状態なし

CPU 時間 ドメインが起動してから使用された累積CPU時間(秒)を表示します。

CPU アフィニティ 仮想CPUに割り当てられている物理CPUの情報を以下の形式で表示します。

y:割当 -:未割当

割当が行われていない場合、すべての物理CPU“y”と表示されます。

【例2】

物理CPU数が8の環境で、ドメイン名guest_domの仮想CPUの数が1で、仮想CPUに物理CPUを割り当 てしていない例を示します。

‹ ゲストドメインの物理CPU配分情報

<ドメイン名>

起動しているゲストドメインのドメイン名を指定します。

ゲストドメインの物理CPU配分情報は、以下の項目が表示されます。

【例】

以下に、ドメイン名guest_domcap“50”で、weightが“512”と設定されている例を示します。

system# virsh vcpuinfo guest_dom VCPU: 0

CPU: 1 状態: 実行中 CPU 時間: 28894.5s CPU アフィニティ: -y--VCPU: 1 CPU: 2 状態: idle CPU 時間: 12225.7s CPU アフィニティ:

--y-system# virsh vcpuinfo guest_dom VCPU: 0

CPU: 1 状態: 実行中 CPU 時間: 28894.5s CPU アフィニティ: yyyyyyyy

system# virsh schedinfo < ドメイン名 >

8.6 物理CPU配分の表示項目

項目 内容

weight ドメインの仮想CPUが使用する、物理CPUの配分比を表示します。

cap ドメインが使用できるCPU能力の上限値を表示します。上限値が設定されていない場合、“0”

と表示されます。

system# virsh schedinfo guest_dom スケジューラー : credit

weight : 512 cap : 50

停止中ゲストドメインの情報

停止しているゲストドメインの仮想CPU構成情報は、ドメイン構成ファイルで確認できます。

【例】

以下に、ドメイン構成ファイルの記載例を示します。

8.3.3.3

仮想ネットワークインタフェースの構成情報

仮想ネットワークインタフェースに接続されている仮想ブリッジ、およびMACアドレスの確認方法を説明し ます。

仮想ネットワークインタフェース構成情報を確認する方法は、ゲストドメインの状態によって異なります。

動作中ゲストドメインの情報

動作しているゲストドメインの仮想ネットワークインタフェース構成情報は、CLIGUIで確認できます。

‹ CLIでの確認方法

管理 OS 上の以下のコマンドで、動作しているゲストドメインの仮想ネットワークインタフェース構成情 報を確認してください。

<ドメイン名>

情報を表示するゲストドメインのドメイン名を指定します。

8.7 ドメイン構成ファイルのパラメータ(仮想CPU情報)

パラメータ 説明

vcpus ゲストドメインに割り当てる仮想CPU数を示します。

cpus ゲストドメインに割り当てる物理CPU番号を示します。

cpu_weight ゲストドメインが使用する物理CPUの配分比(ウェイト)を示します。

cpu_cap ゲストドメインが使用できる物理CPU能力の上限値(キャップ)を示します。

vcpus = 3 cpus = "1-3"

cpu_weight = 512 cpu_cap = 50

ドメイン構成ファイルの内容については、「B.3 ドメイン構成ファイル」を参照してください。

system# xm list < ドメイン名 > --long

仮想ネットワークインタフェースの情報は(device (vif (...) ...))の形式で表示されます。

複数の仮想ネットワークインタフェースが存在する場合、仮想ネットワークインタフェース数の情報が表 示されます。

(1)vif 

deviceが仮想ネットワークインタフェースであることを示します。

(2)< 仮想ブリッジ名 > 

仮想ネットワークインタフェースに接続されている仮想ブリッジ名を表示します。

(3)<MACアドレス > 

仮想ネットワークインタフェースに割り当てられているMACアドレスを表示します。

【例】

以下に、ドメイン名guest_domの仮想ネットワークインタフェースの仮想ブリッジ名が“xenbr0”で、MAC アドレスが“02:17:42:2F:01:01”の場合の例を示します。

system# xm list < ドメイン名 > --long :

(device

(vif (1)

(backend 0)

(script vif-bridge)

(bridge < 仮想ブリッジ名 >) (2) (mac < MACアドレス >) (3) )

) :

system# xm list guest_dom --long :

(device (vif

(backend 0)

(script vif-bridge) (bridge xenbr0)

(mac 02:17:42:2F:01:01) )

) :

仮想ブリッジの接続形態については、「3.3.1 仮想ネットワークの設計概要」の「仮想ネット ワークの設計項目」を参照してください。

• “xm list”コマンドの詳細については、『PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン 機能 コマンドリファレンス』を参照してください。

‹ GUIでの確認方法

仮想マシンマネージャの[仮想マシン]画面で、ゲストドメインの仮想ネットワークインタフェース構成情 報を確認してください。[仮想マシン]画面から[ハードウェア]をクリックし、[NIC]を選択してください。

8.7 仮想マシンの詳細画面(VNIF情報)

停止中ゲストドメインの情報

停止しているゲストドメインの仮想ネットワークインタフェース構成情報は、GUIとドメイン構成ファイルで 確認できます。

‹ GUIでの確認方法

仮想マシンマネージャの[仮想マシン]画面で、ゲストドメインの仮想ネットワークインタフェース構成情 報を確認してください。

仮想ブリッジの接続形態については、「3.3.1 仮想ネットワークの設計概要」の「仮想ネット ワークの設計項目」を参照してください。

• [仮想マシン]画面の詳細については、「C.3 仮想マシン画面」を参照してください。

「動作中ゲストドメインの情報」-「GUIでの確認方法」を参照してください。

VNIFが接続している仮想ブリッジ名

VNIF に割り当てられ ているMACアドレス

‹ ドメイン構成ファイルでの確認方法

ドメイン構成ファイルで以下のパラメータを参照してください。

【例】

以下に、“vif”パラメータの記載例を示します。

8.3.3.4

仮想ブロックデバイスの構成情報

仮想ブロックデバイスの仮想ディスク名や仮想ブロックデバイスを構成しているブロックデバイスの確認方 法について説明します。

仮想ブロックデバイス構成情報を確認する方法は、ゲストドメインの状態によって異なります。

動作中ゲストドメインの情報

動作しているゲストドメインの仮想ブロックデバイス構成情報は、CLIGUIで確認できます。

‹ CLIでの確認方法

管理 OS 上の以下のコマンドで、動作しているゲストドメインの仮想ブロックデバイス構成情報を確認し てください。

<ドメイン名>

情報を表示するゲストドメインのドメイン名を指定します。

8.8 ドメイン構成ファイルのパラメータ(VNIF情報)

パラメータ 説明

vif 仮想ネットワークインタフェースの仮想ブリッジ名とMACアドレスを以下の形式で示します。

[ "mac=<MAC アドレス>,bridge=< 仮想ブリッジ名>",… ]

「"(引用符)」で囲まれた部分が1 つの仮想ネットワークインタフェースの定義です。複数の 仮想ネットワークインタフェースを使用する場合は、この定義を「,(カンマ)」区切りで「[ ]」

内に記述します。

各項目の説明は、「動作中ゲストドメインの情報」-「CLI での確認方法」を参照して ください。

vif = [ "mac=02:17:42:2F:01:01,bridge=xenbr1","mac=02:17:42:2F:01:02,bridge=xenbr2" ]

仮想ブリッジの接続形態については、「3.3.1 仮想ネットワークの設計概要」の「仮想ネット ワークの設計項目」を参照してください。

ドメイン構成ファイルの内容については、「B.3 ドメイン構成ファイル」を参照してください。

system# xm list <ドメイン名> --long

仮想ブロックデバイスの情報は(device (vbd (...) ...))または(device (tap (...) ...))の形式で表示されます。

複数の仮想ブロックデバイスが存在する場合、仮想ブロックデバイス数の情報が表示されます。

(1)< デバイス種 >

デバイスの種類を示します。

“vbd”

仮想ブロックデバイスがtapオプション(イメージファイル)以外であることを示します。

“tap”

仮想ブロックデバイスがtap オプション(イメージファイル)であることを示します。

(2)< 仮想ディスク名 > 

仮想ブロックデバイスの仮想ディスク名を示します。

(3)< タイプ >

仮想ブロックデバイスのタイプを示します。

"phy"

仮想ブロックデバイスとして動作します。

"tap:aio"

tapオプションとして動作します。

(4)< ブロックデバイス > 

仮想ブロックデバイスに割り当てられている管理OS上のブロックデバイス(ディスクやパーティショ ン、イメージファイルのパスなど)を示します。

(5)< アクセスモード > 

仮想ブロックデバイスのアクセスモードを示します。

r: 仮想ブロックデバイスは読み込み専用であることを示します。

w:読み込み・書き込み可能であることを示します。

【例1】

以下に、ドメイン名 guest_dom の仮想ディスク名が "hda" で、関連付けられているブロックデバイスが

"/dev/sda6"の例を示します。

【例2】

以下に、ドメイン名guest_domの仮想ディスク名が“xvdd”で、イメージファイル/directry/file.imgを使用し ている例を示します。

system# xm list < ドメイン名 > --long :

(device (< デバイス種 > (backend 0) (dev < 仮想ディスク名 >:disk)

  (1)        (2) 

(uname < タイプ >:< ブロックデバイス >) (mode < アクセスモード >)))

(3)  (4)  (5)

:

system# xm list guest_dom --long :

(device (vbd (backend 0) (dev hda:disk) (uname phy:/dev/sda6) (mode w))) :

system# xm list guest_dom --long :

(device (tap (backend 0) (dev xvdd:disk) (uname tap:aio:/directry/file.img) (mode w))) :