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販売・小売

ドキュメント内 2 富士火山と住民意識.PDF (ページ 119-127)

A.  卵。

3  企業(製造業)

3.6 販売・小売

ヒアリング:スーパーK  事業部(医薬品・食品販売)

Q. 低周波地震の発生以来、こちらのフード事業部、御 社の方では富士山の噴火に対して、何か対策をたてまし たでしょうか?

A. ない。

Q. はい。5問の方に行くんですが、対策をとられないの はなぜなんでしょうか、その理由について具体的に?

A. いや、先程も言ったように低周波地震が富士山の噴 火に直結しているかどうかということについては知らなか ったわけだから。だから基本的には、それについて行動 は起こしていないと。噴火には直結してないという判断、

判断じゃないけど、そういうことについては知らなかった ということですね。

Q. わかりました。それでは問いの5番です。これは低周 波地震とは違うんですが、今後、火山活動が異常な状態 になった時、御社では緊急対策をたてる計画はあります か?

A. もちろんあります。

Q. はい。具体的にどのような対策を考えているかをお聞 かせください。

A. 計画があるかどうかという意味で?

Q. 具体的にどのような計画をされているかという。

A. だから、まだ異常になった状態になってないでしょ。

だから計画はないわけです。だから今後、異常な状態に なった時に、あなたは具体的な計画がありますかと言わ れたら、実を言ったら、計画がなくて緊急対策をするのか、

計画をたてることを緊急対策としてたてるのかという話に なるでしょ。だから具体的な対策があるかと聞かれたら、

今の時点ではないわけですから。今まで検討してきてな いわけですから。だから火山活動が異常な状態になった 時にはすぐに緊急対策をたてますよということで、今の現 況ではどうかと言われて、今のところはない。

Q. 今現在はありませんが、異常な状態になった時には 何らかの対策をたてるのであろうと。笹原さんの個人的な 見解でかまわないんですが、具体的にどんな計画が考 えられうると思われますか?

A. まずですね、一番大きな点というのは、まず店舗が安 全性を保てるかどうかという点が一つありますよね。では、

安全性を保つためにどうするか、という問題がまず一点。

それから安全性を保てないといった店舗に関して言うと、

ではそれらの店をどういうふうに処置しなければならない のか、ということになりますよね。だから、単純に宝永の噴 火の状態から判断しても、結局、営業どころではない、店 を守るためにどうしようかというような店の場所もあります

し。それだけではなくて、それ以外で、噴火が起きたこと によって、逆に言うとどういうフォローができるのかという ことを考えなきゃならない店と、二通り出てくると思います から。それに対して、店を存続させるなり、どういうかたち をとるかということに関して、その店のことをまず考えます ね。

それから、もう一つ、二番目としては店を存続させてい くために、物流の状態がどうなるんだろうと、いうのを当然 考えていかなきゃいけませんよね。それから、物流の状 態、イコール、生産者の状態がどうなるんだろうかと。野 菜とか果物を、結局この地場から調達しているものという のは相当あるんですね。近場は静岡、この近隣区域です ね、山梨、群馬、というところから調達しているものってい うのはすごく多いわけですから。それの生産者からどうい う商品を仕入れるルートがあるのかと、いうことに関しての 検討を、当然しておかなくちゃならないでしょうね 。大きく 言えば、その店舗を存続させるための店舗の安全の問 題。それから店舗の位置づけの問題。()どういう店がその 位置づけにあるのかということをまず検討しなくちゃなら ない。

それから3つめとして、それぞれの店を運営していくた めに、物流の形態はどうなんだろうということですね、店と したら。ただ、そのもっと前に、一番最初に考えなくちゃ ならないのは従業員の安全の問題ですよ。ですから従業 員が仮に、この中で降灰がすごく多いかなと思われる御 殿場があるわけですよね 。(2)店舗が今、御殿場にも、ドラ ッグストアーを含めますと、当社のでかい店舗が一店舗 あって、それ以外にドラッグストアー店で4〜5店あるの かな。

Q. インターネットで見させていただいても、4〜5店舗あ るようです。

A. あります。それらの店に関してはまず、従業員の安全 の問題と、それから実際に店が存続の問題ではなくて、

まず安全を保てるかどうかというのが一番最初に検討し なくちゃならない。

Q. はい。ちょっと細かいところなんですが、2点ほどおし えてください。まず物流に関してなんですが、御社は非 常に広範囲に出店されていると思うんですが、物流ルー トというのを単独ルートなのか、複数ルートなのか、その へんを複数ルートだとすると何ルートぐらい物流があるの かどうか?

A. 今、うちの場合は1ルートです。1ルートというのは、

基本的には物流センター一ヶ所なんですよ、フードの場 合は。今は沼津にあります。ですから、沼津から神奈川 へも走ってますし、遠くは浜松ですね。全部拠点は一ヶ 所なんです、今のところ。ただしですね、ドラッグストアー の方の物流ルートに関しては、今は2ヶ所、富士と神奈川 県の厚木に一ヶ所というかたちで、ドラッグストアーの物 流に関してはそこからが拠点で走るかたちになってます から。ですから、その中で、食品に関していうと、沼津が

拠点になってます。

Q. そうすると、本当の県東部ということですね。

A. はい。

Q. 続きまして、もう一点細かいことを教えてください。生 産者という話が先程ありましたが、地元供給が結構なシェ アーがあるというお話がありましたが、実際に御社のフー ドにつきましては、どのぐらいが県内の供給のシェアー なんでしょうか 。

A. 一言では言えない部分がありますけれども、魚の場 合は、言葉としては難しいんだけれども、基本的には沼 津港に入ったものに関してがメインになっているんです よ。沼津港、清水港、三崎港がメインになっています。そ うすると、魚に関して言いますと、県下からの調達率とい うのはほぼ100%に近いんです、県内からは。今のとこ ろね。県内というよりも神奈川、静岡で考えればほぼ10 0%。野菜に関して言えば、はっきり言いまして、産地は 向こうであるけれども、物流のルートとしては全て沼津、

三島、神奈川県も横浜、藤沢、平塚の市場から入ってくる ということになります。ということになりますと、市場の系統 を生産系統で考えてみれば、もう全て100%神奈川と静 岡ですからね 。

Q. 店舗はもちろん県内中心に、静岡、神奈川はもちろ んなんですけど、物流、及び生産においてもかなり県内 におけるシェアーは高いということで。

A. 高い。本当に生産品で考えますと、さっき魚は100%

ですよと。魚の場合はどこ獲ってきても水揚げ港が産地と いう解釈をすれば、100%です。野菜とかは採ったものと 言う判断をした場合に、そうですね、静岡県の商品の調 達率、野菜の場合だと2割ぐらいかな。せいぜい2割ぐら いかな。外からも全国から集まってきますから、そんな程 度かなと思いますけどね。

Q. 続きまして、3ページの方に移らせてください。こちら はですね、資料1が、さっきもお話しましたが、1707年の 宝永噴火の降灰の資料になっています。この資料と同じ、

1707年の宝永噴火と同じような噴火をした場合、御社で はどのような影響がでるかということなんですが。これに つきましてはかなり重要な質問項目があるんですが、施 設、製品、物流、販売等、それぞれについて具体的にお 聞かせいただければと思います。

A. まず、施設に関して言うと、これはフード事業部に限 って言いますと、この降灰がはっきり言って8センチ以上 になっているエリアにある店というのはですね、8センチ より16センチかな、16センチ以上になっているエリアの 中に5店舗、フードでは23店舗中5店舗あります。ですか ら、この16センチというのは、どの程度の影響を及ぼす のかということに関しては、ちょっと解釈、わかりません。

間違いなく、御殿場の場合ですから、御殿場だと64セン チエリアになるのかな。64センチエリアで64センチ積も るというと、もう単純に言いますと、店の機能はまず無い だろうと言う点がありますので、まずは降灰した中で、降

灰64センチしたよという時点で、多分、建物が壊れちゃう ということはないでしょうけれども、外に出ている設備、結 局、空調とか灯油の室外機が出ているわけだけれども、

これに関しては機能しなくなるでしょうから。そうすると、

その機能しなくなった時点で、冷蔵庫、冷凍庫が止まりま す。だから空調機も止まってしまいますから、これらに関 して、壊れてしまうかどうかは別にしても、稼動が不可能 になりまして。生鮮品は販売は不可になるであろうという ことは想定できますね。(3)30センチ降灰した時、これ30 センチというと17日間で30センチですか、それだったら クリアーできるんじゃないかな。うんと多い時はもっと多い んだろうけれども、だんだん減っていくだろうから。だから 30センチということであれば、噴火して何日間は休業し なくちゃならないだろうけれども、1センチ程度の降灰で あれば、ある程度掃除をしたり、クリアーはできるんじゃ ないかなという想定がありますから。秦野に今店舗がある んですけれども、秦野の店舗の場合には、厚木までちょ っと危ないんだな、ぎりぎり30センチぐらいですからね 。 そうすると、ここに3店舗あるんですよ、厚木に2店に秦野 に1店ありますから。これらの店は何日間かは休まなくち ゃしょうがないだろうと。何日間が1週間になるのか、宝永 火山という前提でいけば、降灰はどのぐらいでしたっけ、

最初は。

Q. これが一覧表になった図なんですが。

A. なんだろうなあ、噴出率というのは。ちょっと難しいね。

このDRE とか、これちょっと意味がわかんないけど。い ずれにしても、これ4回ぐらい起こってるんだろうな。一発 目にでかいのがあって、そのあとに山がボンボンと突出 しているところは、小規模噴火が起きてるでしょ。多分そう だろうと思うんだ。そうだとすると、小規模噴火が起きてい る間、やっぱり危ないよね。いろいろな意味で。そうだと すると、これ、単純にいったって、10日間ぐらいはダメだ っていうことだよね、間違いなく。そうじゃないですか。だ から、1回噴火しただけでずっと続いているわけじゃない でしょ、これ。4回ぐらいは、これももしかしてそうなのか、

この突出している部分は。そうすると5回ぐらいは噴火が 起きているんだろうね 。この噴出率というのね。うだとする と、それに関しては一応そういうことで、30センチ降灰の ところだと、それでも10日間ぐらいは休まなきゃならない だろうね、多分。

それから、製品に関していえば、先程も言ったように生 果だよね、地元でやってるのが多いから、だからそのへ んのことに関して、多分製品が全滅状態になるであろうと。

そうすると地元で調達している生果物に関しては基本的 には最大3ヶ月、4ヶ月調達不能と。他地区から仕入れる しかないよと、いう状況には間違いなくなりますね。だっ て全滅しちゃうわけだから。そのシーズンがほとんどだめ だよと、果物も含めて。()水揚港に関しては、水揚港その ものが影響を受けない限りは、富士山の噴火が止まりさ えすれば製品が入ってくるわけですから、これに関して

は、あまり大きな問題はないのかなと。

Q. 今、果物や野菜につきましては、他地区からというお 話がありましたが、実際に御社のような大規模になった時 にですね、個人とか数店舗の店舗と違って、御社のよう に大規模になりますと、別のルートから仕入れるのは。

A. いや、勿論可能ですよ。なぜかって言ったら、市場で は、我々がここで必要なんだといえば商品は集まってき ますから。勿論。当然のように集めるのは可能です。ただ、

地場のものを優先的に今まで扱ってきたというだけのこと ですから、集めることは、集まりますよ。それがなくなっち ゃうことで商品販売できなくなりますよという話とはイコー ルじゃないです。勿論。それよりも、この物流で言えば、

この東名がやられてしまうということが問題ですよ。これが 噴火したら箱根だってわからないでしょ。だから、そうなり ますと道路網は完全に分断される可能性がすごくあるわ けで。今のうちの場合は、この道路網が分断されるという ことになりますと、うちの場合は秦野、厚木、横浜の商品 供給ができなくなるんですよ。だから道路網が分断され た時点で、それらの静岡、沼津を拠点にして神奈川に持 って行ってるルートが止まりますから。ということは最低4 店舗は多分、道路網がダメな間は物流することはできな いということになりますよね。宝永火山が噴火したら、一 番大きな影響を受けるのは東名高速道路じゃないです か。

Q. そうかもしないですね。

A. 我々よりも。だから物流の問題イコール道路の問題で すから、東名高速道路及びその他の国道が分断された 時点で、結構かなり苦しいものになります。他にも神奈川 県を渡るルートはあるんですけれども、通常ですと、他に 熱函道路側へ、それで海岸線を走るということ。それから もう一つは箱根越え、山と海岸線を走るというルート、大 きく言うと、東名高速道路を含めると、東名高速道路を御 殿場246ですね、あと国道1号線、あと熱函道路ですね、

熱海、函南道路ですね。それからもっと下に行くと伊東に 出る亀石峠越えと、これらのルートがあるわけですよね 。 だから箱根から離れれば離れるほど安全だといえば、亀 石越えでと、できないことはありませんけどね。いずれに しても、物流ルートが確保できるかというのが一番大きな ポイント。交通問題イコール我々の販売できるかどうかの 一番のポイントになってくると。(5)

Q. 逆に、販売等にはどういった影響が出ると思われま すか?

A. 基本的にはね、従業員の安全さえ確保できれば、多 少降灰したりなんかしていてもですね、できる限り地元の 方々にいろいろな点でサービスして、無理しても販売だ けはしようという姿勢になると思います。地震の時も同じ です。ですから従業員の安全さえ確保できるという想定 があれば、そういうかたちで進めていきたいと思います ので。それから販売に関しては、店は継続できないという 状態にはならない限りは、基本的には販売等で影響を受

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