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畜産・農林関係

ドキュメント内 2 富士火山と住民意識.PDF (ページ 77-80)

Q.   50 基。

2   農  業

2.2   畜産・農林関係

ヒアリング:静岡県東部農林事務所  事業調整課

Q.  事業所となっていますけど。民間の事業所、ライフラ インとか、メーカーとかもいろいろ聞いてますもんですか ら。基本的にここの管轄の所の、農業とか畜産に関して 何か対策っていうことで、ちょっとお考えいただければ、

まあいいかなと思いますけど。

A.  そういう・・。だから、県のあれとするとあれですけど、

そういう部分でいくと、無いということですね。

Q.  無いですね。

この問4の2に行きますけど、対策を取られない原因、

理由は何かありますですかね。緊急性が無いだとかいろ いろ、具体的に対策を立てる状況ではないとかですね。

A.  そうなんでしょうね 。そういうこと・・なる。

Q.  ちょっと、そういうことでよろしいですかね。

問の5ですけど、今後火山活動が異常な事態になった とき、何か緊急対策を立てる計画がありますよね。

A.  立てることになるんですよね。きっと。

Q.  そうですね。たぶん。

A.  立てるより無いですよね 。

Q.  具体的な対策っていうのは何か考えられることはあり ますんですかね。

A.  1番、農業の方で言うとこういう。あとですよね。後の

部分になってくると思いますから。1番大きなものがこうい う、餌の供給だとかっていう部分が。結局、これ、生死に かかる部分が出てくるので、何らかのそういう措置が必要 になるんだろうという。のが、1番大きい。(1)

Q.  これはあれですね。今時点で何か考えられて・・ A.  無いです。

Q.  ないですけど、ということですね。

A.  この辺はいずれにしても同じなんですよね 。あと、こ ういう人の方の生活も当然同じことになるんですからね 、 この部分については。

Q.  ちょっと影響の方のお話になりますんで、次の頁で。

問6は、どのような影響が出るかっていうことなんです が、基本的にはここにあることですね、これ。

A.  たぶん、地域的には御殿場、その辺はかかるか、か からないかも知れない。ここの作目が問題には、地域的 にはでますね。ここで、御殿場が生産している作物の主 な物はこういうものがあります。で、こういった物は影響を 受けるようになりますよね。で、大島でしたっけ。火山の 噴火したところは問題になったのは、やっぱり、ここで言 ってるのは、ブロイラー。ブロイラーっていうのは狭い鶏 舎の中に入っているもんですから、温度が上がりやすい

状態になっているもんで、そういったものの環境が悪化し ますんで、亡くなるか、死んじゃう可能性が非常に高い。

(2)

Q.  これは停電になるのはたぶん間違いない。

A.  間違い無いですね。

密集して飼っている、狭い中で、なもんですからね。中 の温度が上がってしまって亡くなっちゃう。それが1番直 ぐに起こり得るだろうと思うんですけど。

Q.  2番目として、餌の。

A.  あとはですね、そういう、こういう畜産の関係で行けば

生き物ですから、餌の供給ができなくなる。当然供給路 が断たれることになりますよね。要するに、そういう部分 が出てくるだろうと。()これもお持ちになって、別に構わ ない。

あとは、出荷するもので、当然出荷できないんですけ ど。牛乳そのものは毎日。(4)

Q.  出荷しているんですね。

A.  そうですね。それが出来なくなりますよね。1番近いと ころでは。

Q.  それは道路が使えなくなるということですか。

A.  そうですね。

Q.  牛はどうですかね。牛は。当然影響は火山灰の影響 ということで限定して、今お話をさせていただきたいんで すけどね。牛が生きていけるかどうかっていう。そもそも、

御殿場、小山。降灰がひどいのは御殿場、小山なんです けどね。牛とかは。

A.  牛がいますから。いうか、問題が無いですよね。施設 が被害を受けなければ。

Q.  牧草。

A.  それは出てきますよ。飼料作物についてはやはり。

そのままだと使えない状況だったりということは、当然出 てくる。他の作物と同じように、そういう収獲が困難、ある いは牧場に放してあるものはそれを食べることができな いことになりますんで。それは、飼料作物の収獲困難と いうことになる。(5)

Q.  牛は大丈夫かもしれないというのは、要するに小屋 みたいなところに入っていて。

A.  そうですね。うんとこう。例えば、あれで見ると、うんと 積もっている所ありましたよね。何十センチも、

Q.  そうですね。メートル単位で。

A.  そういうふうになれば当然困っちゃいますよね。それ 以外で無ければ、運搬が可能だったりすれば問題は無 いでしょうけれどね。

A.  ただ、そうなってくると、こういうものも困ってきますよ ね。排泄物の処理。

Q.  排泄物というのは家畜の排泄物。

A.  そうです。

Q.  これはあれですか。

A.  毎日出して、毎日取ってるわけですよね。それの処 理がどういうふうになるか。堆肥場に入れて切り替えをし

て堆肥として作るものもできなくなりますよね。ですからど んどん溜まっていく一方になってしまうんで。(6)

Q.  それぞれ農家が自分のところで処理しているわけじ ゃなくて、どこかまとめて。

A.  っていうところもありますし。それもたぶんこれから、

別の部分で対応してると思うんですよ。灰が入っちゃうと どうなるかな。上手く処理できないことがありますよね。

Q.  基本的に道路が使えなくなってというところが大きい かと思うんですけれど。この、例えば、乳牛の出荷、停滞 っていうのは、道路が使えるような状態だったら特に問題 は考えられないんですか。

A.  電気の問題もありますよね。結局ミルクは冷蔵庫の中 に入れておきますから、電気が来てないと搾乳の作業も できないし、牛乳の保存もできなくなりますから。どちらも、

ただ搬出するだけじゃない。

Q.  農作物の方は、これは降灰でハウス。

A.  施設、ビニールハウスとか。ガラスの温室とかありま すよね。これは。の場合には当然、重みで潰れたりって いうことがありますよね。直接的にはね。

A.  で、もし壊れない場合には日照量不足というのが出 てきますんで、その場合にはハウスの物で、当然品質の 低下とかいうようなことが出てきます。それから露地の物 であれば埋まってしまうということになるので。そうすると 収獲が困難であったり、品質が低下するだとかっていうよ うなことが出てきますよね。()

Q.  3番目は。

A.  直接かからなくても広い範囲でこう積もったようになる わけですね。そうすると日射量不足も、考えられるんじゃ ないかと思うんですけどね。()広い範囲で。直接落ちて いるところについてはかなりひどいでしょうし。

Q.  天候で言えば、曇りのような状態が続くわけですよね 。 この降灰による影響なんですね。研究というのはされて ますですかね。具体的にはこういうことだと思うんですけ どね。例えば、こういう影響があるのではないかとかです ね、こういう影響が考えられるっていうことを、今の段階 で。

A.  いや、特に考えていません。それは個人的な話かも 知れませんけど。

Q.  今後、そういったのを具体的に研究を始めるっていう のを、まだ具体的には無いですよね 。

A.  今までそういうことはないと。地域的には鹿児島とか、

そっちに行くと、例えば火山灰の、収獲された物を。お茶 なんかでもどうも聞いたら、洗ってそれを揉んでるってい う。洗ったりしているっていうようなことは、言ってるようで すから。そういうことがあれば、そういう対応になってくる んでしょうけどね。

あとは日照量不足に対応した栽培方法だとか出荷の 仕方だとか、っていうことが出て来るんでしょうね。施設の 中でできるものだとか。(9)できるかどうかわからないです けどね。そういう考え方になると思うんですけどね。

Q.  あと、問7の方ですけど。その影響が正常になるまで の期間はどのくらいと考えられますか。

A.  例えば、こういうものはこれだけもうかかるわけですよ ね。生まれてから出荷までこれくらい。豚だとか牛だとか ブロイラーとか、かかってきます。

それから作物の方でも短いものでも1ヶ月から半年ぐら いの収獲期間がありますから、そこが駄目になると次の 期間が必要になる。作物によって当然違ってくるんです けど。基本的にはこういう基盤の復旧だとか、さっきの施 設が駄目になるよっていうことになれば施設の復旧という 事が必要になりますし。それからはそのあとの作付けか ら収獲の期間、これは作物によって違いますけども、短 いものでいけば、ネギみたいなものは2、3週間から1ヶ 月ぐらいものだとか。芋みたいなものは半年ぐらいかかる もの。そういったものは作付けからそれだけかかることに なるもんですから、あるいは時期ですよね。時期を逸して しまえば翌年にならないとできないものもありますから、1 年は棒に振る形になると思うんですよね。基本的には1 年、1作の物が主ですよね。水稲にしても今植えつけをし て、秋、9月、10月で収獲しますよね。刈り取りしますから。

その間、5月の時に間に合うまでに、基盤、土地のところ が整理できればその年にできますけど、それが無けれ ば翌年になってしまう。単純にその処理してから何日か っていうことではなくって、その間の期間が、物によって 栽培する時期によって違いますんで、そういう差が出てき ますし。

後は2年生の作物のお茶が、代表的なものだと思いま すが、そういうものだと一旦、木が駄目になってしまえば、

次の収獲が本格化するまでに、当然、植え付けから生育 期間というのが必要になりますから、それが4、5年必要 になりますので、こういったものについてはそれ以降に、

戻るというようなことに。(10)

Q.  それはお茶の木は一旦、駄目になっちゃうと出荷で きる状態の木になるまでに4、5年かかるということです ね。

A.  他の柿だとか果樹類なんかでもそういう年数が当然 かかってきますので。

あとは、ハウス、施設の物ですね。こういった物で行け ば土地がなおって、設備が出来さえすれば、大体何回 転かしますから、1年1作っていう物じゃない限りは、早い 復帰は可能ですよね 。

普賢岳のところを見に行った時も早かったのはやはり ハウス。で、面積を大きくするものはその基盤の整理が必 要になるもので、割合やっぱりかかっているが、そのあと に取り組んでいるものはやっぱり少ない面積である程度 主力的にできるものを新たにやってましたね。

Q.  例えばこの水田とか畑は駄目になるというか、降灰で 30 センチとか1メータとかっていう話になったら、これは 復旧するまでに、復旧というか使える状態、回復するまで にどれぐらいかかるかっていうのは、想像で。

A.  どうでしょう。面積によりますよ。今大体水田の基盤整 備をするのに1年の間に区域を決めてできてしまうんで。

取り除くって言う作業だとか基盤整備っていうんで、取り 除くっていうようなことをしていけば、1年かかればいいと 思うんですよ。だけど一遍に行かないですよね 。徐々に っていうか、1番短い間で行けば、一定の区域について は一年のところに間に合う所も出てくるし、っていうことだ ろうと思うんですけど。

そうですね。本当にさっきのようにメートル大でいった 場合には、処分を、こっちの農業のだけじゃない。部分っ ていうのは出てくると思うんですけどね。

Q.  前の影響はこんなようなデータがあるんですけど。火 山灰が15センチ以上で翌年収獲が赤い色で、30センチ 以上で、2メートル以上で、その 100 年後でも4分の1し か復旧しなかったっていうですね。

A.  この部分、この土では生育はできないですよね 。今 だから取り除くって私、言ったんですが。作物ができる土 にならないと、あれ、火山灰なんですよね 。基本的には そのままの状態だと何百年経ってもできないって、いうこ とだろうと思うんですよ。今みたいに基盤整備っていうの をやりますよね。ああいった大きな重機を使って、土をど こかに寄せたりなんだりすることが可能であれば短い、数 年のうちに基盤整備ができますから。できると思うんです が。本当に何メートルも積もるということになると、さっきも 言ったように、広い水田とか畑作物って、広い範囲で行き ますよね。そうすると、それだけのお金を投資できるかっ ていうことが1番大きい。(1)それでさっき言った、普賢岳 のところっていうか、普賢岳で見せていただいた中では 施設作物、少ない面積のところでとにかく地ならしをして、

その中に特別施設を造って、施設作物をもってくると。そ の土を使って栽培をする、火山灰をそのまま使ってという ことは不可能に近いですね。こういう火山灰。それがうん と小さい規模であれば可能だと思うんですけど。広範囲 に亘った時にはたぶん、そういう作業はできない。で、家、

そのものもそうですよね。住居があったり、その取り除い た物をどこに持っていくんだということになるんでしょうか ら、そうすると、じゃ、農地だけその土を元の土に戻して、

できるかっていうことになるんでしょうから。結果的には従 来の手作業でしかできないようなところでは、結果的には こういう風になるでしょうし。広い範囲で降ってしまうと、な かなかやりきれないと思うんですけどね。

Q.  確かにお金もかかる話ですからね。

A.  1番、とにかく作る土っていうのが大事なんですね。

これを例えば、10センチ、土の場合だと10センチで100 トン。10センチ溜まると100トン。10アールで100トンに なるんで。米の栽培でいけば、たくさんの面積があります よね。そういった面積で合わせて、とっても処理しきれな いですよね。10センチ降っただけでそういうふうになると 思うんですよ。1ミリで1トンですからね。10 センチ溜まれ ば10アール。100メートル で10メートル の二乗で10セ

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