Q. 50 基。
1.2 水道
ヒアリング:富士吉田市・水道部
Q. まず始めにお伺いしたいんですけれども、ここの富 士吉田市の上水道というのは、どこから取水されてるので しょうか。
A. 取水されるのは湧水と、地下からポンプアップしてる の。
Q. 全部地下水ですか。
A. そうですね。今使っているのはそういうことです。で、
一部、予備的な考え方で河口湖の湖の水を使用するとい うことも考えてはいるんですが、今現状では湧水とポンプ アップしていることで、2つの方法しかとってないんで す。
Q. それは富士吉田市単独としてですか。
A. そうです。
Q. 広域で。
A. 広域じゃないです。富士吉田だけです。
Q. 例えばの話ですけど、もしも噴火が起こったというよう なことがありまして、どのようなことが生じるかって、水道 の方に問題が生じるようなことは考えられたことはありま すか。
A. 正直言うとわからないですね。そうすると、その分で 今、北海道のあれを見たんだけど。例えば噴火をしたら、
水道に影響しないかって。まだそんなこと考えて無いか ら。今これ富士吉田市の管モールって、水道の配管され ている図面なんですけど(図面を提示)。これが本管なん ですよ。こちらが富士山、富士山側なんですよ。こちらが 富士山と逆の大月の方なんですど。ここに東富士五湖道 路。これがあって。今、配水池が富士山にもっとも近いの が千頭井。これが1番影響するんじゃないかなと、思うん ですけど。これと、あと、水源の元が忍野にありますけど も。忍野のこの先なんですけど、忍野村の湧水でいいで すね。うん。湧水。今、湧水と地下水のポンプアップという ことで、水源は、今使っているのはそうだっていう話。忍 野はもっと先なんですけど。忍野村というのがあって、忍 野八海とか有名ですけども。そこから湧水を、川沿いを桂 川沿いを配管してありまして、金山の配水池という、これ に貯めているんですけど、配水池がありまして、この水が 1番影響するんじゃないかって思うんですけど。
Q. 影響というと止まるということですか。
A. まず、水質。温度が上がったり、水温が上がったり、
色も変わったりすると思うんですよ。それが最初にわかる ような位置にあると思うんですけど。ここが1番近いんで すね。富士山に。
だから、表に出てくるのは、地震の捉え方だろうと思う んですけどね 。どれくらいの地震だったり、噴火という考
え方をするなのか地震という考え方をするなのか。当然 噴火するとそれに付随して揺れると思うんですけどね。
ですから、揺れることに伴うことをいうのか、あるいは噴火 して火山灰をどうだとかっていう話も出てくるだろうと思う し。今度は、地熱が上がったときにその飲料水として、と いうこともあるし。だからその、ちょっとなんて言うんです か、そちらの質問の趣旨がわからないと広がっちゃうと思 うんです。だから、ある程度こうだよって言った中でそうす るか、1つずつ、掘り下げたような形で話した方がいいか なと思うんです。だから火山灰の影響がどうだと言われる と、例えばわからないんですけど、全体に全部来るんじ ゃないかなと。火山灰がおきた場合ですね。で、火山灰 と。地下水というのは、地表に入ったものが地下に入って、
それを湧水するような形になるんだけど。それをコートす ると言うのか、コーティングするような形になっちゃって浸 透しないのかなというところもあるし。だからその辺の今 度限定されたところがどうなるのか。で、噴火の規模にも よるだろうしね。溶岩流が全部ここへこう来ちゃったら、全 部、ですよね。そうすると浸透しなかったりということにな ると、今までの従来の浸透する覆水が、降雨した量がそ のまま浸透するかしないかということもあろうかなと思うん ですよね。ですから想定の仕方が、どういう形で想定する かということも1つあるだろうと思うんですよね。(1)
Q. 我々として特におききしたいのは、火山灰の降下が あったときにどういう影響が生じるかということなんですけ ども。
A. そうするとあれですか、また、地震のことでいうと、火 山灰というのは、どの程度になるんですかね。例えば、ま た、わからないんですが、普賢岳とか有珠山とかいろい ろありますよね。だから、普賢岳程度のことを、自分なりの 考え方でいうと、あと有珠山かな、そういう形のものとどう いうように考えるのかなとあろうかなと思うんだけど。
Q. これが大体 300 年前ぐらいの宝永噴火の火山灰の
降灰の想定図といいますか、ちょっと出したやつなんで すけど。これだと富士吉田市の近辺でございますと。これ は冬なんでこっちの方に風が流れていますけれど。3メ ータ、1メータ、結構たくさん火山灰が降灰しておりまして、
たぶん富士吉田市近辺にもたぶん降ることになるんだと 思います。で、例えば溶岩が出てきたり、地震がひどいよ うな連続した状態になりますと、たぶんそれこそ避難とか 直接的なことになると思うんで。そうじゃなかったとして、
ただ火山灰だけの降灰があった時に、普段、生活ができ るのかできないのかぐらいのところの影響を…。
A. また、規模の話だよね。だから、その辺が。例えば、
普賢岳なりの、これが普賢岳だったら、この辺だけ、ここ にするなのか。灰だけだったらしょっちゅうでないだろうと 思うんだけど、溶岩流が流れてきたとかの話だったりする だろうと思うんですよね。その降灰というのが、量にもよる だろうと思うんだけど、想定するのが、答える方と聞く方と 違えば、ちょっと違うんだけど。たぶん灰だけで普通に黄
砂みたいな形で来るっていう話だったら。桜島の灰ぐら いでしたら、今、桜島も住んでますよね。あのくらいだっ たら通常に生活ができるじゃないかと思うんですけど。た だ、それが1メータとか2メータになると、ちょっと生活に はなんないと思うんですよ。
Q. そうですよね。特に水道のことを考えた場合には配 管が詰まるというかそういうようなことって起きてくるんで すかね。取水、湧水から。
A. とりあえずはですね。この今2ヶ所言った話なんです けど。これ、湧水なんですよ。湧水というのは地下に沁み た水をそのまま集めて貯めているんですけども。その他 は全部ガイドウなんです。井戸を掘ってあるんです。で、
井戸の中がどういうふうになってるか、水が熱を持ったり、
色が変わったりしなければ通常の引き上げ、飲み水使用、
できれば問題ないと思うんですけど。
当然、その水質は、当然調査をして、飲料水として適す るか適さないかということはするんだけど。たぶん、火山灰 だけでそれが化学反応というのか、何か新しい物質とか何 か起こして、飲めないという話になったり、有害物質でも出 せば別だろうと思うんだけど。普通そんなことは今まで聞い たことがないだと思うんですよね 。どこの噴火があるところ の温泉地で聞いても無ければ、ただ、あと、言うならば温度 だと思うんですよね。(2)
ただ、地震とかは別だと思うんですよ。地震が起きた場 合は、うちにも配水池が何ヶ所か、20 ヶ所近い配水池が あるんですけども、その中で遮断弁、緊急遮断弁を設け ているところが6ヶ所。6ヶ所は、こうタンクに水が貯まって ますよね。で、地震時にその緊急遮断弁が作動して止ま ります。そうするとタンク内の水は確保できるんですよ。6 ヶ所。残りの配水地についてはもう流れ、そういう状態に なるんですけども。灰と地震の話で、灰については別段、
桜島程度の灰でしたら生活がちょっと大変かな、洗濯を した洗濯物が真っ黒になってしまうとか、そういう問題の 方があるじゃないかと思うんですけど。
実際、三原山だっけ、あの時にこっち降っただよね。
来ただよね。少し影響あったんですよ。それは、だから全 然、日常生活で黄砂と同じ形でそれ程どうということは無 かったんだけど、とりあえずは舞って来たことは確かなん ですよ。だからそれに対して飲料水だとか生活に何かあ ったのかと言ったら、黄砂と同じくらいで、日常生活で言 ったら、花粉症の方が、花粉症の花粉の方が影響するっ ていうことで、そっちは無かったんだよね 。その程度だと どうということは無いだろうと思うんだけど。程度にもよる だろうと思うし。桜島っていうことで、その量ぐらいだった ら、たぶんどうということは 無いだろうと思う。桜島でも何 年来ああいう形でやってて、影響がないし、普通の生活 をしているというか、市民生活を送っているから。(3)それ なりの努力は行政でしてるだろうと思うんだけど。それ程 の影響はないだろうと思うんですね。灰っていうことで考 えればそうだと思うんですけどね。
◇
Q. 一昨年度あたりから低周波地震とか噴火にかかわる ような動きが全国的に出てきていますけども。それ以降と それ以前で、特に水道といいますか、これは富士吉田市 全体のことになるかも知れないんですけど、何か対策を 立てるような変化というのはありますか。
A. そこになると例えばうちの部署じゃないと思うんです。
結果が出てきて、因果関係があって、結果があって、どう するかということがあれば、飲料水なり臭いがあるというこ とで言うと、ここの水道部ではそういうことをやるんだけど、
全体的な話になってくるとそういう部署があるんですよ。
災害対策。そこの方で聞いてもらう方がよろしいかなと思 うんですよ。
Q. そちらからは特に何かこうしろというようなことはまだ 下りて来てないと、考えればよろしいですか。
A. 来てないですね。例えば今、20個の水源あるわけで
すよね。そうすると1つや2つだったらここで対応できるん ですよね。ただ、それが今度、8割ぐらい超えるとかって いう話になるとそうじゃないわけですよね 。だから20個の 水源のうちの1個か2個だったら、うちのここの部で、給水 車を持っていくだとか何とかという対応の仕方できるだろ うと思うんだけど。今度8割から超えちゃうと、今度はそう じゃないと思うんですよ。パニックになっちゃうだろうと思 うし。そうなると災害本部なり何なりを設けないとどうしよう もないだろうと思うんですよね。それと、どうだっていう話 でね。低周波の場合にどうかって言ったら、影響がある んだったらそれをするだろうと思うけど、影響が今見受け られないんで。それはそちらの部署で聞いてもらう方がよ ろしいかと思うんです。
Q. 給水車を出して対応というのは1割、2割がダメージ を受けた程度という。
A. どこまでできるかだよな。とりあえずは給水車なりを用 意してあるし、実際で言うと地震をいうこともあって、平成 3年だったかな、地震があったときがあったよね。それで ポンプ場のポンプ施設がちょっと使えなくなった、機能し なくなったということがあるんですよ。
8年だよ。緑ヶ丘でね。だから平成8年にそういうような ことがあって、それはそういう対応をしたという経緯がある んですよね。
Q. またさっきの話に戻りますけども。ここの水道施設と いうのは外気に触れるというか、完全にクローズドのシス テムになってるんですか。外に触れることなしに。
A. だから、湧水自体はでているんだよな。水が湧水だ ったら沸いてるわけだから、それが覆ってるか覆ってな いかのことだから。だから、ポンプアップするまでは当然 覆っているだろうと思うよ。
井戸の場合は場所によってですけど、70 メートルとか 100 メータ近く、地下から汲み上げていますんで、完全 にクローズドですけれども。湧水、湧き水も地下で取水。
それも、結局は地下になっちゃう。(4)