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警備・交通規制

ドキュメント内 浦安市地域防災計画(震災編)案 (ページ 93-97)

第3章 災害応急対策計画

第7節 警備・交通規制

■浦安警察署の警備体制

体 制 基 準

連 絡 室

震度4以上の地震が発生した場合 津波注意報が発表された場合

東海地震に関連する調査情報が発表された場合

対 策 室

地震に伴う被害程度が小規模の場合 津波警報が発表された場合

東海地震注意情報が発表された場合

災 害 警 備 本 部

大規模地震が発生した場合 津波警報が発表された場合

東海地震予知情報が発表された場合

2.警備要領

浦安警察署の行う活動は次のとおりである。

(1) 要員の招集及び参集

(2) 地震、その他災害情報の収集及び伝達 (3) 装備資機材の運用

(4) 通信の確保

(5) 負傷者の救出及び救護

(6) 避難誘導及び避難地区の警戒 (7) 警戒線の設定

(8) 災害の拡大防止と二次災害の防止 (9) 報道発表

(10) 行方不明者の捜索及び迷子等の保護 (11) 死傷者の身元確認、遺体の収容

(12) 交通対策(現場周辺の交通規制及び緊急交通路の確保)

(13) 地域安全対策(犯罪の予防・取締り、相談活動)

(14) 協定に基づく関係機関への協力要請 (15) その他必要な応急措置

第2 交通規制・緊急輸送路の確保

浦安警察署、道路管理者(国、県、浦安市、首都高速道路(株))は、交通の安全確保のた め、緊急輸送路の円滑な交通を確保するとともに、互いに連携をとって交通規制を行う。

市は、地震発生直後から、緊急輸送路及び避難路に指定されている道路及び橋梁の点検 を行い、必要な応急復旧対策を行う。

また、被災箇所については通行止め等の措置により、交通の安全を確保する。

浦安警察署は、事前に定めた「京葉東葛地域直下型地震発生時の交通規制計画」に基づ き幹線道路を中心に必要な箇所には交通検問所を設置し、被災地方向への通行の禁止又は 制限を行う。

■地震時の運転者のとるべき措置

■交通規制等の実施者及び状況・内容

実施機関 規制を行う状況・内容 根拠法令

公安委員会 災害応急対策が的確かつ円滑に行われるようにするため緊急の必要が あると認めるときは、緊急通行車両以外の車両の通行を禁止し、又は制 限することができる。

災害対策基 本法第76条 警察署長 道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図る必要がある

と認めるとき、交通整理、歩行者又は車両等の通行の禁止その他道路に おける交通の規制をすることができる。

道路交通法 第4条 第5条 警察官 通行禁止区域等において、車両その他の物件が緊急通行車両の通行の妨

害となることにより、災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれ があると認めるときは、当該車両その他の物件の移動、その他必要な措 置を命ずることができる。また、措置を命ぜられたものが措置をとらな いとき又は現場にいないときは、自ら措置をとることができる。

災害対策基 本法第76条 の3

道路の損壊、火災の発生その他の事情により道路において交通の危険が 生じるおそれがある場合において、当該道路における危険を防止するた め緊急の必要があると認めるときは、必要な限度において、一時、歩行 者又は車両等の通行を禁止し、又は制限することができる。

道路交通法 第6条第4 項

自衛官、

消防吏員

警察官がその場にいない場合に限り、通行禁止区域等において、災害対 策基本法第76条の3第1項、第2項に定められた職務を行うことができ る。

災害対策基 本法第76条 の3 道路管理者 道路の破損、欠壊、その他の事由により交通が危険であると認められる

場合、道路の構造を保全し、又は交通の危険を防止するため、区間を定 めて道路の通行を禁止し、又は制限することができる。

道路法第46 条

1. 走行時の場合は次の措置をとる

○直ちに、車両を道路の左側に停止させること

○停止後は、ラジオ等により災害情報及び交通情報を聴取し行動する。

○車両をおいて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動する。やむを得ず 道路上において避難するときは車両をできる限り道路の左端に沿って駐車する 等通行の障害にならない方法により駐車し、エンジンを切り、エンジンキーを付 けたままとし、窓を閉め、ドアはロックしないこと

2. 避難のために車両を使用しないこと

3. 通行禁止区域等においては次の措置をとること

○車両を道路外の場所に置くこと

○道路外に置く場所のない車両は通行禁止区域等の外に移動すること

○速やかな移動が困難なときは、車両をできる限り道路の左端に沿って駐車する 等、緊急通行車両の通行の妨害にならない方法により駐車すること

■緊急輸送道路(県指定)

○国道 357 号 ○首都高速道路湾岸線

○県道市川浦安線 ○県道東京浦安線

○浦安停車場線

■緊急輸送路図

第3 防犯対策

災害発生時は、浦安警察署及び自治会自主防災組織等並びに浦安市防犯協会との連携に より、自主防犯パトロールを基本とした防犯活動を行う。

1.被災地の防犯

自治会自主防災組織等は、住民が避難した後、空家状態になった地域における犯罪を 防止するため、自主防犯活動組織を編成しパトロールを実施する。

市は、浦安警察署にパトロールの強化を要請するとともに、浦安警察署及び浦安市防 犯協会と連携し、自主防犯活動を支援する。

また、被災状況により、自治会自主防災組織等だけでは防犯活動が困難な場合は、ボ ランティア等の協力を得てパトロールを実施する。

2.避難所の防犯

自主防犯活動組織は、避難所において盗難や不審者侵入等を防止するため、避難者に 注意喚起すると共に、避難所の建物内および建物周辺のパトロールを行う。

ドキュメント内 浦安市地域防災計画(震災編)案 (ページ 93-97)