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市民への情報伝達

ドキュメント内 浦安市地域防災計画(震災編)案 (ページ 76-80)

第3章 災害応急対策計画

第3節 市民への情報伝達

第1 市民への情報伝達

1.市からの情報発信

市は、次の連絡手段を用いて、市民に一斉に情報を発信する。

(1) 防災行政用無線

市が設置している防災行政用無線(固定系)により、情報を伝達する。

(2) 広報車

市が所有する広報車で市内を巡回し、情報を伝達する。

(3) メール配信

市が実施しているメール配信サービスにより、防災情報を随時、メール登録者に伝達 する。

また、緊急性の高い情報を緊急速報メールにて配信する。

(4) 市公式ホームページ

市公式ホームページに防災行政用無線の放送内容を掲載するとともに、防災情報を随 時更新する。また、同時にヤフーのサイトにも掲載する。

(5) ソーシャルメディア

ツイッターの浦安市公式アカウントやヤフーブログなどを活用し、随時情報を発信す る。

(6) ケーブルテレビ

ケーブルテレビで防災行政用無線の内容を放送する。

2.自治会自主防災組織による情報伝達

自治会自主防災組織は、情報掲示板等の市からの情報を確認し、自治会集会所等を拠 点として地域住民に伝達する。

また、徒歩等による情報の伝達をボランティアに要請する等、高齢者等の災害時要援 護者に配慮し、地域の実情に応じたきめ細やかな広報活動を行う。

3.避難所での広報

市は、避難所では、印刷物の配布や掲示板を設置し、災害対策本部から生活支援等の 情報を避難者に提供する。特に、目や耳の不自由な災害時要援護者や外国人に対しては、

各分野におけるボランティアの協力により情報提供する。

自治会自主防災組織は、市からの情報を災害要援護者等に確実に伝達する。

■市民に伝達する情報

地震直後 ○地震発生情報(地震の規模・震源域・津波警戒)

○被害情報

○避難に関する情報(避難勧告・指示、避難所開設等)

○医療、救護所の開設に関する情報

○二次災害防止に関する情報(デマ防止、電気・ガス・上下水道の措置)

○交通規制に関する情報

○応急対策活動に関する情報

応急・復旧時 ○生活必需品(食料・飲料水等)の供給情報

○被災者の安否情報

○電気・ガス・上下水道・電話の復旧情報

○交通機関運行情報、道路交通情報

○仮設住宅に関する情報

○総合窓口の開設に関する情報(被災者相談窓口等)

○建物解体、廃棄物・ごみ処理に関する情報

第2 報道機関対応

1.放送要請

市は、災害等のため通信ができない場合又は通信が著しく困難な場合は、災害対策基 本法第 57 条の規定により通知、要請、伝達又は警告のため「災害時における放送要請に 関する協定」に基づき、県を通じて放送を要請する。

なお、市長が行う避難の勧告、指示等で緊急やむを得ない特別の事情がある場合は、

日本放送協会千葉放送局に緊急警報放送を行うよう求める。

2.報道取材への対応

市は、報道機関の取材活動の対応を行う。

この際、特に、災害対策本部内への立入り、取材は原則禁止する措置をとるとともに、

避難者等のプライバシー等に配慮をするよう報道機関に要請する。

3 . 記者への発表

市は、報道機関との体制を整え、臨時の記者詰め所及び共同会見所を設置する。本部 会議で諮った事項について記者発表を行い、被害状況の他、応急対策の状況や義援金品 等の要請を伝える。また、必要に応じて記者会見を開催する。

第3 被災者相談

市は、市民からの問い合わせや生活支援に関する相談に対応するため、総合窓口を設置 する。総合窓口には、各対策部から担当要員を配置し、迅速な対応ができるようにする。

また、法律相談のための弁護士、外国語アドバイザー、ライフライン機関から要員の派 遣を要請する他、男女別の相談や要配慮者等に配慮した相談等、幅広い相談に対応できる ように配慮する。

■総合窓口業務の概要

相談内容

○被災建築物(被害の認定・再調査、解体、応急修理申し込み)

○り災証明発行

○仮設住宅・公営住宅の申し込み

○災害見舞金、生活再建資金の申し込み

○生活相談

○医療相談

○法律相談

○中小企業融資、就業相談

ドキュメント内 浦安市地域防災計画(震災編)案 (ページ 76-80)