第 2 章 中小企業の IT 活用に関する実態調査
3. 経営課題と解決の方向性について
3.3. 製品・サービスについての経営課題と解決の方向性
3.3.2. 製品・サービスについての各経営課題
「製品・サービスについて」の調査結果は、次に示す通りである。
図表 53 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの経営上での重要度》
i. 新しい収益源・市場・販路 を確立したい (N=1750) e. 新規顧客を増やしたい
(N=1786)
f. 製品・サービスの品質を向 上させたい (N=1752)
g. 製品・サービスの提供ス ピード(納期など)を早めた
い (N=1723)
h. 製品開発力や技術力を高め たい (N=1697) a. 競争力のある製品・サービ
スをつくりたい (N=1766)
b. 製品・サービスを上手く宣 伝したい (N=1771)
c. 販売力を強化したい (N=1772)
d. 既存顧客を維持し、顧客単 価を上げたい (N=1761)
82.3%
73.9%
82.4%
75.4%
85.3%
85.2%
70.3%
71.6%
77.3%
9.1%
16.1%
9.1%
10.7%
8.3%
6.8%
13.1%
13.3%
12.7%
8.6%
10.0%
8.5%
13.9%
6.4%
7.9%
16.7%
15.1%
9.9%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
■Q2.2 製品・サービスについて ■ これまでの経営上での重要度 1.重要だと考えていた 2.あまり重要視していなかった 3.どちらともいえない
64
図表 54 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの IT 化の満足度・効果》
i. 新しい収益源・市場・販路 を確立したい (N=457) e. 新規顧客を増やしたい
(N=547)
f. 製品・サービスの品質を向 上させたい (N=428)
g. 製品・サービスの提供ス ピード(納期など)を早めた
い (N=512)
h. 製品開発力や技術力を高め たい (N=447) a. 競争力のある製品・サービ
スをつくりたい (N=487)
b. 製品・サービスを上手く宣 伝したい (N=710)
c. 販売力を強化したい (N=618)
d. 既存顧客を維持し、顧客単 価を上げたい (N=388)
57.9%
51.0%
65.0%
63.4%
50.8%
69.6%
72.7%
78.1%
62.4%
42.1%
49.0%
35.0%
36.6%
49.2%
30.4%
27.3%
21.9%
37.6%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
■Q2.2 製品・サービスについて ■ これまでのIT化の満足度・効果
1.非常に効果があった 2.あまり効果を感じない
65
図表 55 Q2.2 製品・サービスについて《今後の経営上の重要度》
a. 競争力のある製品・サービ スをつくりたい (N=1684)
b. 製品・サービスを上手く宣 伝したい (N=1678)
c. 販売力を強化したい (N=1663)
d. 既存顧客を維持し、顧客単 価を上げたい (N=1656)
i. 新しい収益源・市場・販路 を確立したい (N=1656) e. 新規顧客を増やしたい
(N=1678)
f. 製品・サービスの品質を向 上させたい (N=1632) g. 製品・サービスの提供ス ピード(納期など)を早めた
い (N=1614) h. 製品開発力や技術力を高め
たい (N=1588)
71.4%
68.4%
74.9%
60.6%
67.9%
67.5%
61.0%
63.8%
67.8%
2.5%
2.5%
1.5%
4.8%
3.9%
2.5%
3.5%
3.5%
2.6%
26.1%
29.1%
23.6%
34.7%
28.2%
30.0%
35.4%
32.7%
29.6%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
■Q2.2 製品・サービスについて ■ 今後の経営上の重要度
1.重要度が増す 2.重要度が下がる 3.どちらともいえない
66
図表 56 Q2.2 製品・サービスについて《今後の IT 化の考え》
a. 競争力のある製品・サービ スをつくりたい (N=1585)
b. 製品・サービスを上手く宣 伝したい (N=1590)
c. 販売力を強化したい (N=1584)
d. 既存顧客を維持し、顧客単 価を上げたい (N=1548)
i. 新しい収益源・市場・販路 を確立したい (N=1562) e. 新規顧客を増やしたい
(N=1579)
f. 製品・サービスの品質を向 上させたい (N=1546)
g. 製品・サービスの提供ス ピード(納期など)を早めた
い (N=1533)
h. 製品開発力や技術力を高め たい (N=1505)
63.0%
70.8%
72.2%
53.2%
63.9%
56.3%
58.1%
57.8%
63.3%
37.0%
29.2%
27.8%
46.8%
36.1%
43.7%
41.9%
42.2%
36.7%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
■Q2.2 製品・サービスについて ■ 今後のIT化の考え 1.IT化する/IT化をさらに進める 2.IT化しない/IT化を止める・軽減する
3.3.2.1. 競争力のある製品・サービスの創造
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 82.3%で、「あまり重要視 していなかった」の9.1%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は30.8%で多くの企業がIT化は実現して いない。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が57.9%、「あまり効果を 感じない」が42.1%で「非常に効果があった」の方が多い。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は71.4%であり、「重要度が下がる」は2.5%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が63.0%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は37.0%である。
67
3.3.2.2. 製品・サービスの効果的宣伝
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 73.9%で、「あまり重要視 していなかった」の16.1%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は44.7%で半数近くの企業がIT化してい る。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が51.0%、「あまり効果を 感じない」が49.0%で「非常に効果があった」の方が僅かに多い程度である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は68.4%であり、「重要度が下がる」は2.5%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が70.8%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は29.2%である。
3.3.2.3. 販売力の強化
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 82.4%で、「あまり重要視 していなかった」の9.1%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は39.2%で、「IT化していなかった」は60.8%
である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が65.0%、「あまり効果を 感じない」が35.0%である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は74.9%と高く、「重要度が下がる」は1.5%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が72.2%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は27.8%である。
3.3.2.4. 既存顧客の維持と顧客単価の向上
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 75.4%で、「あまり重要視 していなかった」の10.7%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は26.2%と3/4近くの企業がIT化は実現 していない。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が63.4%、「あまり効果を 感じない」が36.6%である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は60.6%であり、「重要度が下がる」は4.8%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が53.2%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は 46.8%で、若干「IT 化する/IT 化をさらに進める」が上回って いる。
68
3.3.2.5. 新規顧客の増加
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 85.3%と高く、「あまり重 要視していなかった」の8.3%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は35.6%で、「IT化していなかった」は64.4%
である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が50.8%、「あまり効果を 感じない」が49.2%で、「非常に効果があった」僅かながら50%を上回った。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は67.9%と高く、「重要度が下がる」は3.9%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が63.9%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は36.1%である。
3.3.2.6. 製品・サービスの品質の向上
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 85.2%で、「あまり重要視 していなかった」の6.8%を大きく上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は28.1%と低く、IT化していなかった」は 71.9%である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が69.6%、「あまり効果を 感じない」が30.4%である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は 67.5%であり、「重要度が下がる」は僅
か2.5%である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が56.3%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は43.7%である。
3.3.2.7. 製品・サービスの提供スピード(納期など)の向上
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 70.3%で、「あまり重要視 していなかった」は13.1%である。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は33.5%で、「IT化していなかった」は66.5%
である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が72.7%、「あまり効果を 感じない」が27.3%で、「非常に効果があった」が大きく上回った。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は61.0%と高く、「重要度が下がる」は3.5%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が58.1%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は41.9%である。
69
3.3.2.8. 製品開発力や技術力の向上
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 71.6%で、「あまり重要視 していなかった」の13.3%を上回っている。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は29.8%で、「IT化していなかった」は70.2%
である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が78.1%と高く、「あまり 効果を感じない」は21.9%である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は63.8%と高く、「重要度が下がる」は3.5%
である。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が57.8%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は42.2%である。
3.3.2.9. 新しい収益源・市場・販路の確立
『これまでの経営上での重要度』は、「重要だと考えていた」が 77.3%であり、「あまり重 要視していなかった」は12.7%である。
『これまでのIT化対応』は、「IT化していた」は29.9%で、「IT化していなかった」は70.1%
である。
『これまでのIT化の満足度・効果』は、「非常に効果があった」が62.4%、「あまり効果を 感じない」が37.6%である。
『今後の経営上の重要度』は、「重要度が増す」は67.8%で、「重要度が下がる」は2.6%で ある。
『今度のIT化の考え』は、「IT化する/IT化をさらに進める」が63.4%、「IT化しない/IT 化を止める・軽減する」は36.6%である。