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< 目次 > 第 1 章事業の概要 事業の目的 事業の概要 調査業務の概要 調査項目 調査方法 調査対象 中小企業 従業

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1 2011 情財第 604 号

中小企業等の

IT 活用に関する実態調査

調査報告書

平成

24 年 9 月

独立行政法人 情報処理推進機構

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2 <目次> 第1 章 事業の概要 ... 17 1. 事業の目的 ... 17 2. 事業の概要 ... 17 1.1. 調査業務の概要 ... 18 1.2. 調査項目 ... 19 1.3. 調査方法 ... 20 1.4. 調査対象 ... 24 1.4.1. 中小企業 ... 24 1.4.1.1. 従業員規模 ... 25 1.4.1.2. 地域 ... 25 1.4.2. 大手企業 ... 26 1.5. 調査分析・検討 ... 28 1.6. 活用視点からの成果の検討 ... 30 1.7. 報告書の作成 ... 31 1.8. 実施体制 ... 31 1.8.1. 推進体制と役割分担 ... 31 1.8.2. 成果普及のための今後の体制 ... 34 第2 章 中小企業の IT 活用に関する実態調査 ... 35 2. 回答企業属性 ... 35 2.1. 業種 ... 35 2.2. 従業員数(正社員数) ... 35 2.3. 従業員数(総従業員数) ... 36 2.4. 売上高 ... 36 2.5. 拠点数 ... 37 2.6. 対象顧客属性 ... 38 2.6.1. 事業構造 ... 38 2.6.2. 対象顧客数 ... 38 2.7. 本社所在地 ... 39 2.8. 社歴 ... 39 3. 経営課題と解決の方向性について ... 40 3.1. 全体について ... 40 3.1.1. これまでの経営上での重要度 ... 40 3.1.2. これまでのIT 化対応... 43 3.1.3. これまでのIT 化の満足度・効果 ... 46

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3 3.1.4. 今後の経営上の重要度 ... 49 3.1.5. 今後のIT 化の考え ... 52 3.2. 社員についての経営課題と解決の方向性 ... 55 3.2.1. 全般 ... 55 3.2.1.1. 経営課題 ... 55 3.2.1.2. 解決の方向性 ... 56 3.2.2. 社員についての各経営課題について ... 57 3.2.2.1. 社員の採用 ... 59 3.2.2.2. 社員の育成 ... 59 3.2.2.3. 社員のIT リテラシの向上 ... 60 3.2.2.4. 社員のモラル向上 (法令順守) ... 60 3.2.2.5. 社員の適正評価、適正配置 ... 60 3.3. 製品・サービスについての経営課題と解決の方向性 ... 61 3.3.1. 全般 ... 61 3.3.1.1. 経営課題 ... 61 3.3.1.2. 解決の方向性 ... 62 3.3.2. 製品・サービスについての各経営課題 ... 63 3.3.2.1. 競争力のある製品・サービスの創造 ... 66 3.3.2.2. 製品・サービスの効果的宣伝 ... 67 3.3.2.3. 販売力の強化 ... 67 3.3.2.4. 既存顧客の維持と顧客単価の向上 ... 67 3.3.2.5. 新規顧客の増加 ... 68 3.3.2.6. 製品・サービスの品質の向上 ... 68 3.3.2.7. 製品・サービスの提供スピード(納期など)の向上 ... 68 3.3.2.8. 製品開発力や技術力の向上 ... 69 3.3.2.9. 新しい収益源・市場・販路の確立 ... 69 3.4. 財務についての経営課題と解決の方向性 ... 69 3.4.1. 全般 ... 69 3.4.1.1. 経営課題 ... 69 3.4.1.2. 解決の方向性 ... 70 3.4.2. 財務についての各経営課題 ... 72 3.4.2.1. 売上の向上 ... 75 3.4.2.2. 利益・財務体質の改善 ... 75 3.4.2.3. 人件費削減 ... 75 3.4.2.4. 仕入や外注費などの変動コスト全般の削減... 76 3.4.2.5. 最適な時期に最低限のコストで製品やサービスの供給できるしくみ ... 77

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4 3.4.2.6. 電話代、紙・文書などの事務通信費の削減... 77 3.4.2.7. 設備などの固定費の削減 ... 77 3.4.2.8. 資金調達・資金繰りの改善 ... 78 3.5. 経営全般についての経営課題と解決の方向性 ... 78 3.5.1. 全般 ... 78 3.5.1.1. 経営課題 ... 78 3.5.1.2. 解決の方向性 ... 79 3.5.2. 経営全般についての各経営課題 ... 81 3.5.2.1. 社内情報の共有・有効活用 (コミュニケーションの活性化) ... 84 3.5.2.2. 業務の見える化・標準化 ... 85 3.5.2.3. 業務情報の電子化による効率化 (受発注業務や社内業務のコンピュー タ管理) 85 3.5.2.4. 会社の信頼性向上 ... 85 3.5.2.5. 経営者の意思決定スピードの向上 ... 86 3.5.2.6. 災害対応を含めたリスク管理の強化 ... 86 3.5.2.7. 親会社・関連企業との連携強化 ... 86 3.5.2.8. 親会社・関連企業からのセキュリティ要求への対応 ... 87 3.5.2.9. 新規事業への進出 ... 87 3.5.2.10. 海外への取引や事業拠点の進出 ... 87 4. IT 導入・活用状況について ... 88 4.1. IT 経費 ... 88 4.1.1. これまでのIT 経費 ... 88 4.1.2. 今後のIT 経費の見込... 89 4.2. IT 導入の契機と時期 ... 90 4.2.1. IT 導入の契機 ... 90 4.2.2. IT 導入の時期 ... 91 4.3. IT 導入・活用の推進者と相談者 ... 92 4.3.1. IT コーディネータの認知度 ... 92 4.3.2. 推進者と相談者 ... 93 4.3.2.1. IT 化の定義 ... 93 4.3.2.2. IT 導入を検討した(する)際の中心者 ... 94 4.3.2.3. 実際に IT を導入した(する)際の中心者 ... 97 4.3.2.4. 導入した(する)IT の仕組みを運用する際の中心者 ... 100 4.3.2.5. IT の仕組みに対するセキュリティ対策 についての中心者 ... 101 4.3.3. IT 活用の習熟度(IT リテラシ) ... 102 4.3.3.1. IT 活用習熟度(IT リテラシ)の現状 ... 102

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5 4.3.3.2. IT 活用習熟度(IT リテラシ)のための方策 (複数回答) ... 103 4.3.4. IT 関連の外部セミナー・講習会の利用 ... 104 4.3.5. 「中小企業IT 経営力大賞」への関心度 ... 104 4.4. IT 導入・活用状況と調達方法 ... 104 4.4.1. 各業務のIT 化状況/導入状況 ... 104 4.4.2. 基幹業務のIT 化状況と計画 ... 106 4.4.2.1. 導入状況 ... 106 4.4.2.2. IT 活用状況 ... 108 4.4.2.3. 現在の IT の構築方法 ... 109 4.4.2.4. IT 化/導入の成果 ... 110 4.4.2.5. 今後の IT 化の計画 ... 111 4.4.2.6. IT の構築方法(予定) ... 112 4.4.3. IT ツールの導入状況と今後の計画 ... 113 4.4.3.1. .IT 化状況 ... 113 4.4.3.2. IT 活用状況 ... 114 4.4.3.3. IT 化の成果 ... 116 4.4.3.4. 導入計画 ... 117 4.4.4. 取引先(仕入先)との関係 ... 118 4.4.4.1. IT 化の状況(取引先との関係) ... 118 4.4.4.2. IT の活用状況(取引先との関係) ... 119 4.4.4.3. IT の構築方法(取引先との関係) ... 120 4.4.4.4. IT 化/導入の成果(取引先との関係) ... 120 4.4.4.5. IT の導入計画(取引先との関係) ... 121 4.4.4.6. IT の構築方法(予定)(取引先との関係) ... 121 4.4.5. 販売先との関係 ... 122 4.4.5.1. IT 化の状況(販売先との関係) ... 122 4.4.5.2. IT の活用状況(販売先との関係) ... 122 4.4.5.3. IT の構築方法(販売先との関係) ... 123 4.4.5.4. IT 化/導入の成果(販売先との関係) ... 124 4.4.5.5. IT の導入計画(販売先との関係) ... 125 4.4.5.6. IT の構築方法(予定)(販売先との関係) ... 125 4.4.6. 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り ... 126 4.4.6.1. IT 化の状況(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) ... 126 4.4.6.2. IT の活用状況(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) ... 127 4.4.6.3. IT の構築方法(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) ... 127 4.4.6.4. IT 化/導入の成果(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) ... 128

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6 4.4.6.5. IT の導入計画(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) ... 129 4.4.6.6. IT の構築方法(予定)(本社と支社・拠点との間の情報のやり取り) 129 4.5. IT の調達先 ... 130 4.5.1. 「J-SaaS」の認知度 ... 130 4.5.2. IT の調達先 ... 130 4.6. 新規テクノロジーの採用 ... 131 4.6.1. 現状の導入状況 ... 131 4.6.2. 今後の導入予定 ... 132 5. IT 導入・活用における課題と今後の期待ついて ... 133 5.1. IT 導入・活用をしない理由 ... 133 5.2. IT 導入・活用していくための条件 ... 134 5.3. 外部リソースへの期待 ... 135 5.3.1. 外部に期待している機能 ... 135 5.3.2. 期待している外部専門家や機関 ... 137 5.3.3. 外部リソースに期待しない理由 ... 138 5.3.4. 社内常駐の長期間派遣タイプのアドバイザー利用に対する意向 ... 138 5.3.5. 専門家からの支援を希望する頻度 ... 139 5.3.6. 専門家からの支援を希望する期間 ... 140 5.3.7. 専門家からの支援を希望する際の予算 ... 140 5.4. クラウド・コンピューティングの採用 ... 140 5.4.1. 現状の導入状況(クラウド・コンピューティングの採用) ... 140 5.4.2. 今後の導入予定(クラウド・コンピューティングの採用) ... 142 5.5. クラウド・コンピューティングへの期待 ... 142 5.6. クラウド・コンピューティングに対する不安・懸念 ... 144 5.7. IT 活用を促進するための国・社会レベルでの期待するサポート内容 ... 146 第3 章 商流という視点から見た IT 活用実態 ... 149 1. ビジネスモデル別の経営課題と IT 活用状況 ... 151 1.1. 取引先(仕入先)との関係 ... 151 1.1.1. 導入状況 ... 151 1.1.2. 活用状況 ... 153 1.1.3. 構築方法 ... 155 1.1.4. 導入の成果 ... 157 1.1.5. 導入の計画 ... 159 1.1.6. 構築方法(予定) ... 161 1.2. 販売先との関係 ... 164

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7 1.2.1. 導入状況 ... 164 1.2.2. 活用状況 ... 166 1.2.3. 構築方法 ... 168 1.2.4. 導入の成果 ... 170 1.2.5. 導入の計画 ... 172 1.2.6. 構築方法(予定) ... 174 2. 拠点数との関係から見た IT 化の状況 ... 178 2.1. 取引先(仕入先)との関係 ... 178 2.1.1. 導入状況 ... 178 2.1.2. 活用状況 ... 179 2.1.3. 構築方法 ... 180 2.1.4. 導入の成果 ... 181 2.1.5. 導入の計画 ... 182 2.1.6. 構築方法(予定) ... 183 2.2. 販売先との関係 ... 184 2.2.1. 導入状況 ... 184 2.2.2. 活用状況 ... 185 2.2.3. 構築方法 ... 186 2.2.4. 導入の成果 ... 187 2.2.5. 導入の計画 ... 188 2.2.6. 構築方法(予定) ... 189 2.3. 本社と支社・拠点との間のやり取り ... 190 2.3.1. 導入状況 ... 190 2.3.2. 活用状況 ... 191 2.3.3. 構築方法 ... 192 2.3.4. 導入の成果 ... 193 2.3.5. 導入の計画 ... 194 2.3.6. 構築方法(予定) ... 195 3. 社歴との関係から見た IT 化の状況 ... 197 3.1. 取引先(仕入先)との関係 ... 197 3.1.1. 導入状況 ... 197 3.1.2. 活用状況 ... 198 3.1.3. 構築方法 ... 199 3.1.4. 導入の成果 ... 200 3.1.5. 導入の計画 ... 201 3.1.6. 構築方法(予定) ... 202

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8 3.2. 販売先との関係 ... 203 3.2.1. 導入状況 ... 203 3.2.2. 活用状況 ... 204 3.2.3. 構築方法 ... 205 3.2.4. 導入の成果 ... 206 3.2.5. 導入の計画 ... 207 3.2.6. 構築方法(予定) ... 208 4. ビジネスモデル・拠点数・社歴による IT 活用実態の違い(まとめ)... 210 第4 章 IT 導入・活用における大手企業と中小企業との違い ... 211 1. 経営課題と IT 活用状況 ... 213 1.1. 経営課題と IT 化 ... 213 1.2. IT 投資効果 ... 215 1.3. 今後の重点 IT 投資分野 ... 217 2. IT 化の実態 ... 219 2.1. IT 予算 ... 219 2.1.1. IT 投資規模(売上高比率) ... 219 2.1.2. 今後の予算見込み ... 220 2.2. システムライフサイクル ... 221 2.3. IT 機能を担当する部門 ... 223 2.4. システムの調達手段 ... 225 3. 新規テクノロジーに関する動向 ... 228 3.1. 新規テクノロジーの導入状況 ... 228 3.2. クラウドコンピューティング ... 229 3.2.1. クラウドコンピューティングの採用状況 ... 229 3.2.2. クラウドコンピューティングへの期待 ... 230 3.2.3. クラウドコンピューティングに対する不安・懸念 ... 232 4. 大手企業と中小企業の違い・関わり (まとめ) ... 235 第5 章 我が国の IT 活用力の強化に向けて ... 236 1. 各章のまとめ ... 236 2. 中小企業の IT 活用に関する今後の課題 ... 237 3. 今後の方向性 ... 243 3.1. 企業レベルでの取り組み ... 243 3.2. 国・社会レベルでの取り組み ... 250 4. 我が国の IT 活用力の強化に向けた今後の取り組みについて(まとめ) ... 257 別添1 中小企業向けヒアリングシート

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9 別添2 大手企業向けヒアリングシート <図表目次> 図表 1 ヒアリングシート設計思想 ... 21 図表 2 対象顧客属性と対象顧客数の組合せによるビジネスモデル ... 23 図表 3 都道府県別調査対象一覧 ... 24 図表 4 従業員規模別調査対象数 ... 25 図表 5 業種別 調査対象一覧 ... 25 図表 6 本社所在地別 調査対象一覧 ... 25 図表 7 大手企業 ヒアリング先一覧 ... 27 図表 8 抽出調査項目一覧 ... 28 図表 9 「事業者特性」の分析仮説フレーム(イメージ) ... 29 図表 10 「IT 導入状況」の分析仮説フレーム(イメージ) ... 30 図表 11 推進体制 ... 32 図表 12 各機関・組織の役割 ... 33 図表 13 Q1.1 業種 ... 35 図表 14 Q1.2 従業員数(正社員数) ... 36 図表 15 Q1.3 従業員数(総従業員数) ... 36 図表 16 Q1.4 売上高... 37 図表 17 Q1.5 拠点数... 37 図表 18 【参考】Q1.5 拠点数合計(営業拠点+製造拠点+海外拠点数) ... 38 図表 19 Q1.6.1 対象顧客属性 ... 38 図表 20 Q1.6.2 対象顧客数... 38 図表 21 Q1.7 本社所在地 ... 39 図表 22 Q1.8 社歴 ... 39 図表 23 Q2.1 社員について《これまでの経営上での重要度》 ... 41 図表 24 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの経営上での重要度》 ... 41 図表 25 Q2.3 財務について《これまでの経営上での重要度》 ... 42 図表 26 Q2.4 経営全般について《これまでの経営上での重要度》 ... 43 図表 27 Q2.1 社員について《これまでの IT 化対応》 ... 44 図表 28 Q2.2 製品・サービスについて<これまでの IT 化対応>... 44 図表 29 Q2.3 財務について《これまでの IT 化対応》 ... 45 図表 30 Q2.4 経営全般について《これまでの IT 化対応》 ... 46 図表 31 Q2.1 社員について《これまでの IT 化の満足度・効果》... 47 図表 32 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの IT 化の満足度・効果》 47

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10 図表 33 Q2.3 財務について《これまでの IT 化の満足度・効果》... 48 図表 34 Q2.4 経営全般について《これまでの IT 化の満足度・効果》 ... 49 図表 35 Q2.1 社員について《今後の経営上の重要度》 ... 50 図表 36 Q2.2 製品・サービスについて《今後の経営上の重要度》 ... 50 図表 37 Q2.3 財務について《今後の経営上の重要度》 ... 51 図表 38 Q2.4 経営全般について《今後の経営上の重要度》 ... 52 図表 39 Q2.1 社員について《今後の IT の考え》 ... 53 図表 40 Q2.2 製品・サービスについて《今後の IT 化の考え》 ... 53 図表 41 Q2.3 財務について《今後の IT 化の考え》 ... 54 図表 42 Q2.4 経営全般について《今後の IT 化の考え》 ... 55 図表 43 これまでの経営上の重要度(2012 年度調査/2007 年度調査) ... 56 図表 44 Q2.1 社員について《これまでの IT 化対応》 ... 56 図表 45 経営課題の重要性と IT 化対応(これまでと今後) ... 57 図表 46 Q2.1 社員について《これまでの経営上での重要度》 ... 57 図表 47 Q2.1 社員について《これまでの IT 化の満足度・効果》... 58 図表 48 Q2.1 社員について《今後の経営上の重要度》 ... 58 図表 49 Q2.1 社員について《今後の IT の考え》 ... 59 図表 50 これまでの経営上の重要度(2012 年度調査/2007 年度調査) ... 61 図表 51 Q2.2 製品・サービスについて<これまでの IT 化対応>... 62 図表 52 経営課題の重要性と IT 化対応(これまでと今後) ... 63 図表 53 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの経営上での重要度》 ... 63 図表 54 Q2.2 製品・サービスについて《これまでの IT 化の満足度・効果》 64 図表 55 Q2.2 製品・サービスについて《今後の経営上の重要度》 ... 65 図表 56 Q2.2 製品・サービスについて《今後の IT 化の考え》 ... 66 図表 57 これまでの経営上の重要度(2012 年度調査/2007 年度調査) ... 70 図表 58 Q2.3 財務について《これまでの IT 化対応》 ... 71 図表 59 経営課題の重要度と IT 化対応 ... 71 図表 60 Q2.3 財務について《これまでの経営上での重要度》 ... 72 図表 61 Q2.3 財務について《これまでの IT 化の満足度・効果》... 73 図表 62 Q2.3 財務について《今後の経営上の重要度》 ... 74 図表 63 Q2.3 財務について《今後の IT 化の考え》 ... 74 図表 64 これまでの経営上の重要度(2012 年度調査/2007 年度調査) ... 79 図表 65 Q2.4 経営全般について《これまでの IT 化対応》 ... 80 図表 66 経営課題の重要性と IT 化対応(これまでと今後) ... 80 図表 67 Q2.4 経営全般について《これまでの経営上での重要度》 ... 81 図表 68 Q2.4 経営全般について《これまでの IT 化の満足度・効果》 ... 82

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11 図表 69 Q2.4 経営全般について《今後の経営上の重要度》 ... 83 図表 70 Q2.4 経営全般について《今後の IT 化の考え》 ... 84 図表 71 Q3.1.1 これまでの IT 経費 ... 88 図表 72 業種別 これまでの平均 IT 経費 ... 89 図表 73 Q3.1.2 今後の IT 経費の見込 ... 89 図表 74 業種別・規模別 今後の IT 経費の見込 ... 90 図表 75 Q3.2.1 IT 導入の契機 ... 90 図表 76 業種別および規模別 IT 導入の契機 ... 91 図表 77 Q3.2.2 IT 導入の時期 ... 91 図表 78 業種別および規模別 IT 導入の時期 ... 92 図表 79 Q3.3.1 IT コーディネータの認知度 ... 92 図表 80 業種別および規模別 IT コーディネータの認知度 ... 93 図表 81 Q3.2.1 IT 化の定義 ... 94 図表 82 業種別および規模別 IT 導入を検討した(する)際の推進者 ... 94 図表 83 a.推進者 ... 96 図表 84 b.外部の主な支援者と c.外部の主な支援者への満足度 ... 96 図表 85 業種別および規模別 外部の主な支援者 ... 97 図表 86 業種別および規模別 実際に IT を導入した(する)際の推進者... 97 図表 87 a.推進者 ... 99 図表 88 b.外部の主な支援者と c.外部の主な支援者への満足度 ... 99 図表 89 a.推進者 ... 100 図表 90 b.外部の主な支援者と c.外部の主な支援者への満足度 ... 101 図表 91 a.推進者 ... 102 図表 92 b.外部の主な支援者と c.外部の主な支援者への満足度 ... 102 図表 93 Q3.3.3.1 IT 活用習熟度(IT リテラシ)の現状... 103 図表 94 Q3.3.3.2 IT 活用習熟度(IT リテラシ)のための方策 ... 103 図表 95 Q3.3.4 IT 関連の外部セミナー・講習会の利用 ... 104 図表 96 Q3.3.5 「中小企業 IT 経営力大賞」への関心度 ... 104 図表 97 Q3.4.1 各業務の IT 化状況/導入状況 ... 106 図表 98 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《各業務の IT 化状況/導入状況》 ... 108 図表 99 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《活用状況》 ... 109 図表 100 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《IT 構築方法》 ... 110 図表 101 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《IT 化/導入の成果》 ... 111 図表 102 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《導入計画》 ... 112 図表 103 Q3.4.1 基幹業務の IT 化状況と計画《IT の構築方法(予定)》 .... 113

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12 図表 104 Q3.4.2 自社内の IT 導入状況と今後の計画《各業務の IT 化状況/導入状 況》 ... 114 図表 105 Q3.4.2 自社内の IT 導入状況と今後の計画《活用状況》 ... 115 図表 106 Q3.4.2 自社内の IT 導入状況と今後の計画《IT 化/導入の成果》 . 117 図表 107 Q3.4.2 自社内の IT 導入状況と今後の計画《導入計画》 ... 118 図表 108 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《各業務の IT 化状況/導入状況》 .. 119 図表 109 業種別 発注・仕入 取引先との IT 化状況 ... 119 図表 110 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《活用状況》 ... 120 図表 111 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《IT 構築方法》 ... 120 図表 112 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《IT 化/導入の成果》 ... 121 図表 113 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《導入計画》 ... 121 図表 114 Q3.4.3 取引先(仕入先)との関係《IT の構築方法(予定)》 ... 122 図表 115 Q3.4.4 販売先との関係《各業務の IT 化状況/導入状況》 ... 122 図表 116 Q3.4.4 販売先との関係《活用状況》 ... 123 図表 117 Q3.4.4 販売先との関係《IT 構築方法》 ... 124 表 118 Q3.4.4 販売先との関係《IT 化/導入の成果》 ... 124 図表 119 Q3.4.4 販売先との関係《導入計画》 ... 125 図表 120 Q3.4.4 販売先との関係《IT の構築方法(予定)》 ... 126 図表 121 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《各業務の IT 化状況 /導入状況》 ... 126 図表 122 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《活用状況》 .. 127 図表 123 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《IT 構築方法》 ... 128 図表 124 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《IT 化/導入の成果》 ... 128 図表 125 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《導入計画》 .. 129 図表 126 Q3.4.5 本社と支社・拠点との間の情報のやり取り《IT の構築方法(予 定)》 ... 130 図表 127 Q3.5.1 「J-SaaS」の認知度 ... 130 図表 128 Q3.5.2 IT の調達先 ... 131 図表 129 Q3.6.1 現状の導入状況... 132 図表 130 Q3.6.2 今後の導入予定... 132 図表 131 Q4.1 IT 導入・活用をしない理由 ... 133 図表 132 Q4.2 IT 導入・活用していくための条件 ... 135 図表 133 Q4.3.1 外部に期待している機能 ... 136 図表 134 Q4.3.2 期待している外部専門家や機関 ... 137

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13 図表 135 Q4.3.3 外部リソースに期待しない理由 ... 138 図表 136 Q4.3.4 社内常駐の長期間派遣タイプのアドバイザー利用に対する意 向 ... 139 図表 137 Q4.3.5 専門家からの支援を希望する頻度 ... 139 図表 138 Q4.3.6 専門家からの支援を希望する期間 ... 140 図表 139 Q4.3.7 専門家からの支援を希望する際の予算 ... 140 図表 140 1.現状の導入状況 ... 141 図表 141 基幹業務における「クラウドや ASP 等」の導入状況(企業規模別) ... 142 図表 142 2.今後の導入予定 ... 142 図表 143 Q4.5 クラウド・コンピューティングへの期待 ... 144 図表 144 Q4.6 クラウド・コンピューティングに対する不安・懸念 ... 145 図表 145 Q4.7 IT 活用を促進するための国・社会レベルでの期待するサポート内 容 ... 147 図表 146 業種別 IT 活用を促進するための国・社会レベルでの期待するサポー ト内容 ... 148 図表 147 対象顧客属性と対象顧客数の組合せによるビジネスモデル(6 属性) ... 150 図表 148 集約したビジネスモデル(3 属性) ... 150 図表 149 各ビジネスモデルのプロファイル(回答企業の傾向) ... 151 図表 150 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【導入状況】 ... 152 図表 151 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【導入状況】 ... 153 図表 152 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【活用状況】 ... 154 図表 153 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【活用状況】 ... 155 図表 154 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【構築方法】 ... 156 図表 155 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【構築方法】 ... 157 図表 156 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【導入の成果】 ... 158 図表 157 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【導入の成果】 159 図表 158 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【導入の計画】 ... 160 図表 159 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【導入の計画】 161 図表 160 ビジネスモデル別の取引先(仕入先)との関係【構築方法(予定)】 ... 162 図表 161 ビジネスモデル(3 属性)別の取引先(仕入先)との関係【構築方法(予定)】 ... 163 図表 162 (参考)取引先(仕入先)との関係【構築方法と構築方法(予定)】 ... 164 図表 163 ビジネスモデル別の販売先との関係【導入状況】... 165 図表 164 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【導入状況】 ... 166

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14 図表 165 ビジネスモデル別の販売先との関係【活用状況】... 167 図表 166 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【活用状況】 ... 168 図表 167 ビジネスモデル別の販売先との関係【構築方法】... 169 図表 168 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【構築方法】 ... 170 図表 169 ビジネスモデル別の販売先との関係【導入の成果】 ... 171 図表 170 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【導入の成果】 ... 172 図表 171 ビジネスモデル別の販売先との関係【導入の計画】 ... 173 図表 172 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【導入の計画】 ... 174 図表 173 ビジネスモデル別の販売先との関係【構築方法(予定)】 ... 175 図表 174 ビジネスモデル(3 属性)別の販売先との関係【構築方法(予定)】 ... 176 図表 175 (参考)取引先(仕入先)との関係【構築方法と構築方法(予定)】 ... 177 図表 176 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【導入状況】 ... 179 図表 177 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【活用状況】 ... 180 図表 178 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【構築方法】 ... 181 図表 179 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【導入の成果】 ... 182 図表 180 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【導入の計画】 ... 183 図表 181 拠点数別の取引先(仕入先)との関係【構築方法(予定)】 ... 184 図表 182 拠点数別の販売先との関係【導入状況】 ... 185 図表 183 拠点数別の販売先との関係【活用状況】 ... 186 図表 184 拠点数別の販売先との関係【構築方法】 ... 187 図表 185 拠点数別の販売先との関係【導入の成果】 ... 188 図表 186 拠点数別の販売先との関係【導入の計画】 ... 189 図表 187 拠点数別の販売先との関係【構築方法(予定)】 ... 190 図表 188 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【導入状況】 ... 191 図表 189 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【活用状況】 ... 192 図表 190 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【構築方法】 ... 193 図表 191 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【導入の成果】 ... 194 図表 192 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【導入の計画】 ... 195 図表 193 拠点数別の本社と支社・拠点との間のやり取り【構築方法(予定)】 . 196 図表 194 社歴別の取引先(仕入先)との関係【導入状況】 ... 198 図表 195 社歴別の取引先(仕入先)との関係【活用状況】 ... 199 図表 196 社歴別の取引先(仕入先)との関係【構築方法】 ... 200 図表 197 社歴別の取引先(仕入先)との関係【導入の成果】 ... 201 図表 198 社歴別の取引先(仕入先)との関係【導入の計画】 ... 202 図表 199 社歴別の取引先(仕入先)との関係【構築方法(予定)】 ... 203 図表 200 社歴別の販売先との関係【導入状況】 ... 204

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15 図表 201 社歴別の販売先との関係【活用状況】 ... 205 図表 202 社歴別の販売先との関係【構築方法】 ... 206 図表 203 社歴別の販売先との関係【導入の成果】 ... 207 図表 204 社歴別の販売先との関係【導入の計画】 ... 208 図表 205 社歴別の販売先との関係【構築方法(予定)】 ... 209 図表 206 「企業 IT 動向調査 2012(JUAS)」の概要 ... 211 図表 207 「企業 IT 動向調査 2012(JUAS)」の調査項目 ... 212 図表 208 大手企業-「IT 投資で解決したい経営課題」 ... 213 図表 209 中小企業の基幹業務の IT 化状況と計画【導入状況】 ... 214 図表 210 大手企業-「IT 投資効果の状況」 ... 215 図表 211 中小企業-「経営課題に対する IT 化の効果」 ... 216 図表 212 大手企業-「IT 投資における中期的な重点投資分野」 ... 217 図表 213 中小企業-「経営課題に対する IT 化の計画」... 218 図表 214 大手企業-「IT 投資・経費の売上高比率」 ... 219 図表 215 中小企業-「IT 経費の売上高比率」... 220 図表 216 大手企業-「今後の IT 予算見込み(当年度計画に対する次年度予測)」 ... 221 図表 217 中小企業-「今後の IT 経費の見込み」 ... 221 図表 218 大手企業-「基幹系システムのライフサイクル(開発時期)」 ... 222 図表 219 中小企業-「主要な IT の導入時期」 ... 222 図表 220 大手企業-「IT 機能を担当する部門」 ... 224 図表 221 中小企業-「IT 導入・活用の推進者」 ... 225 図表 222 大手企業-「業務システムの調達手段」 ... 226 図表 223 中小企業-「IT の構築方法」 ... 227 図表 224 大手企業-「新規テクノロジーの導入状況」 ... 228 図表 225 中小企業-「新規テクノロジーの導入状況」 ... 229 図表 226 大手企業-「クラウドコンピューティングの導入状況」 ... 230 図表 227 中小企業-「クラウドコンピューティングの導入状況」 ... 230 図表 228 大手企業-「クラウドコンピューティングに対する期待・導入目的」 ... 231 図表 229 中小企業-「クラウドコンピューティングに対する期待・導入目的」 ... 232 図表 230 大手企業-「クラウドコンピューティングに対する不安・懸念」 .... 233 図表 231 中小企業-「クラウドコンピューティングに対する不安・懸念」 .... 234 図表 232 取引先・販売先間のシステム化の状況(再掲) ... 238 図表 233 (参考)経済産業省「IT 活用ステージ」のイメージ ... 239

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16 図表 234 IT 経費の売上高比率(再掲) ... 241 図表 235 今後の IT 経費の見込み(再掲) ... 241 図表 236 IT 導入・活用していくための条件(再掲) ... 242 図表 237 大手企業-「業務システムの調達手段」(再掲) ... 244 図表 238 中小企業-「IT の構築方法」(再掲) ... 245 図表 239 クラウドコンピューティングの導入状況(再掲)... 248 図表 240 クラウドコンピューティングに対する期待・導入目的(再掲) ... 248 図表 241 クラウドコンピューティングに対する不安・懸念(再掲) ... 249 図表 242 IT 導入・活用の推進者(再掲) ... 253 図表 243 外部に期待している機能(再掲) ... 253 図表 244 期待している外部専門家や機関(再掲) ... 254 図表 245 外部リソースに期待しない理由(再掲) ... 254 図表 246 中小企業と大手企業の連携による日本の国際競争力強化のイメージ 258

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第 1 章 事業の概要

1. 事業の目的 わが国の経済発展のためには、牽引役の大手企業と基盤を支える中小企業の経営が共に 活性化して安定的に製品やサービスが提供できることが重要である。特に中小企業におい ては、企業経営にIT を適切に導入して活用し、生産性の向上を図れるか否かが競争力強化 に大きく影響する。つまりIT 経営の効果的実践が差別化要因の一つとなり得ている。 IT 経営を支援する環境整備のためには、中小企業の IT 活用の実態を正確に把握し、課題 を明確にすることが不可欠である。さらに、大手企業の実態も併せて確認し、ビジネスモ デルや商流に応じた適切なIT 適用の在り方などについても見出せたら、経営課題解決の一 助となることは言うまでもない。 経営に奏功するIT 利活用支援については、これまで、大手企業、中小企業それぞれに別々 の制度が提供される事が多かった。また、個社のIT 利活用に対しても、一律の施策が適用 され、各社の置かれた背景や目的に応じた仕組みを準備するのは難しかった。 今回の調査では、取引先や拠点の数によって、また業態によって、IT 適用に特徴がある のではないかとの仮説を検証すべく、調査内容を検討した。分類された結果が、各社の経 営環境などに合わせた効果的なヒントとなることを期待したい。また、従来とは異なる効 果を得るために自社とは別の取り組みを採用する際などに参考にしていただければ幸いで ある。 2. 事業の概要 上記の目的を実現するために、日本全国の中小企業について規模や業種に偏りが無い様 に調査対象を選出し、対面調査により調査を行った。また、大手企業についても、アンケ ート調査結果とインタビュー調査を併用し、大手、中小間の比較、分析を実施した。 特に、商流や業態等のビジネスモデルの違いによるIT 活用の状況を確認し、パターンご とに特徴がみられる場合には、その傾向を明らかにした。また分析を踏まえた上での、今 後の取り組みについても検討した。 事業の実施内容は下記の4 点である。 (1) 調査項目の確定およびヒアリングシートの作成 (2) 調査対象の特定と調査体制の確立 (3) 調査結果の分析・検討 (4) 調査成果報告書の作成 なお、本事業を行うに当たっては、以下の資料等を参照し推進した。 ・「中小企業のIT 活用に関する実態調査報告書」 独立行政法人 情報処理推進機構

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18 (平成19 年度事業、調査実施機関:日本商工会議所、株式会社ノークリサーチ) http://www.jcci.or.jp/it/2007jittaichosa.pdf ・「クラウドコンピューティグの利活用に向けた 中小ベンダ・ユーザの活性化促進に関する研究会」報告書 独立行政法人 情報処理推進機構 (2011 年 6 月 30 日) http://www.ipa.go.jp/jinzai/jigyou/docs/report_20110915_02.pdf ・「IT コーディネータが見た中小企業等におけるクラウドサービス利用上の 課題・導入実態調査」調査報告書 (平成23 年 3 月 31 日) 独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター http://sec.ipa.go.jp/reports/20110331/20110331.pdf ・「中小企業等におけるクラウドの利用に関する実態調査」調査報告書 独立行政法人 情報処理推進機構 (平成23 年 3 月、調査実施機関:株式会社三菱総合研究所) http://www.ipa.go.jp/security/fy23/reports/sme-guide/documents/sme-cloud_report.pdf ・「2011 年版 中小企業白書」 中小企業庁 (平成 23 年 7 月 1 日) http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23_1/h23_pdf_mokuji.html ・ 「企業IT 動向調査 2012 報告書」(平成 24 年 5 月 28 日) 著者:JUAS 出版元:株式会社日経 BP 刊行 1.1. 調査業務の概要 調査は、次の通り実施した。 ①中小企業における現状の経営課題とその重要度合の確認 現状の経営課題とその解決の優先度合を調査し、確認した。確認にあたっては、人事 面やコスト削減、事業開拓、業務改革、取引先とのコミュニケーション、人材育成、リ スク管理等の観点を設定した。 ②中小企業において現在導入しているIT の利用状況と活用度合の確認 各種IT(ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェア等)について、導入状況について確認 した。またあわせてその活用度合も確認した。 ③中小企業におけるクラウドコンピューティング環境利用の有効性の把握 中小企業が経営課題を解決するための一助として、クラウドコンピューティング環境の 可能性がどのようにとらえられているか、あるいは、どのような点に不安や懸念があるか について調査した。

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19 ④大手企業との比較・分析 上記①~③と同等の調査項目について、大手企業に対しても定量的・定性的に傾向を確 認した。定量的な把握のためには、「企業IT 動向調査 2012(調査主体:JUAS、調査デー タ数:1039 社、報告書は 2012 年 5 月、株式会社日経 BP 刊行)」のデータを加工して傾向 を確認した。定性的な把握のためには、ヒアリング調査を実施し、中小企業と大手企業と の乖離を比較・分析した。 ⑤活用視点からの成果評価 調査項目・調査方法の検討および結果の分析や成果の活用について検討した。 ⑥情報サービス関連市場における成果活用の検討 本事業を通じて把握できたのは、ユーザー企業におけるIT や情報サービスの活用実態で ある。中小企業の事業の成長に効果的なツールとしてIT を積極的に導入し、活用を促進し ていくためには、業界や国、社会としてどのような取り組みが必要か、あるいは、情報サ ービスの提供側の企業(ベンダー企業)とユーザー企業とがいかに連携し、市場活性化に 結び付けていくべきかについて、問題提起を行った。 1.2. 調査項目 調査項目には以下の「①必須調査項目」に加え、「②追加および詳細化項目」の観点も反 映し、IT 活用実態の現状と課題、今後の期待を効果的かつ効率的に把握できるような情報 収集に努めた。なお、調査票は、独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)と協議の上 作成し、確定した。 ①必須調査項目  業種別、規模別、地域別などの経営課題、把握度、解決意向と手段、重視する経 営資源  IT 導入状況  IT 導入企業の予算、目的、契機、時期、推進者、相談者、購入先、用途、効果、 意向  IT 未導入企業の未導入理由、導入意向  IT に関する社内外相談者の活用経験・意向  IT に関する社内外相談者への期待・満足度(検討時/導入時/運用時)  IT リテラシのレベル、スキルアップのための方策、考え方  IT 利活用による経営課題の解決具合

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20  自社開発システム/パッケージソフト/外部システム(SaaS、クラウド等) の弊害・負担感  クラウドのメリットへの共感度、デメリットへの懸念度  クラウド利用の予算感、分野、意向、時期  IT 系の新たなテクノロジーの採用状況 ②追加および詳細化調査項目 ・ 求められる社会インフラとしてのIT ・ IT 経営実現に向けて必要とされる制度、緩和されるべき規制 ・ IT ベンダー企業、外部の専門家への期待 ・ 効果の高いユーザー/ベンダー間の仲介機能とその役割 ・ IT 人材の流動性および育成に対する希望 ・ IT 化推進に効果的なツールや仕組み(先進事例の共有や検索、コミュニティの設 置など) ・ 取引先や商流において効果を生むIT と推進上の課題 ・ 事業継続計画(BCP)、リスク管理、セキュリティを盤石にするためのIT 1.3. 調査方法 調査は、次のプロセス・方法で行った。 ①調査目的の確認 本事業での調査結果を広く現場で活用できるよう、調査結果活用の視点から調査の目的 を再確認し、調査項目や分析の観点を検討した。 ②調査項目の確定 ①での検討をもとに、調査目的に照らして有意義と思われる調査項目を、選択肢なども 含めて検討した。 ③分析観点の検討 調査目的に照らしての有意性や、調査結果の有効活用の視点から、分析の観点を検討し た。また、対面調査の実施にあたっては、ストーリーを持って情報収集することが欠かせ ないため、ヒアリングシートに反映できるような対面調査のストーリー展開も検討した。 基本としたストーリーは次のとおりである。 ・ 中小企業における経営課題を確認し、課題対してIT が解決策の一つとなっている か。 ・ IT が解決策の一つである場合、IT 化の現状はどのようなものか。

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21 ・ 今後のIT 化計画や期待はどのようなものか。 ・ IT が解決策でない場合、あるいは解決策として採用しにくい場合、その阻害要因 は何か。阻害要因を克服するために期待するサポートがあるか。 ④ヒアリングシートの作成 調査項目および分析の観点、ヒアリングのストーリーを持って、ヒアリングシートを設 計し、作成した。設計思想を次に示す。 図表 1 ヒアリングシート設計思想 凡例) ★: 大企業と比較できる項目 : 因果の関係 : これまで/これからの関係 調査目的 現状 • 中小企業の「事業特性」に応じて、どのような経営課題があり、 課題解決のためにどの程度のIT化を進めており、その成果、 課題・悩みは何であるかを分析する • 中小企業の「事業特性」に応じて、これからの経営課題と解決 に向けたITの位置づけ、今後のIT化の見込み、外部リソース /クラウド/国・社会への期待を分析する 過去 将来 調 査 項 目 • 経営課題と解決の方向性について (Q2) 背 景 取 組 み 課 題 / 期 待 これまでの経営課題とその重要度 経営課題解決の手段(IT or 非IT) 手段がITの場合の成果 ★ これからの経営課題とその重要度 ★ 経営課題解決の手段(IT or 非IT) ★ • IT導入・活用状況について (Q3) これまでのIT経費 (Q3.1.1) ★ IT導入の契機と時期 (Q3.2) これまでのIT導入・活用の推進者と相談者 (Q3.3) ★ 機能別のIT導入状況、活用度合、調達手段 (Q3.4) ★ ITの調達先 (Q3.5) 新規テクノロジーの採用状況 (Q3.6) ★ 今後のIT経費の見込み (Q3.1.2) ★ 機能別のIT導入見込み、調達手段の見込み (Q3.4) ★ 新規テクノロジーの採用見込み (Q3.6) ★ • IT導入・活用における課題と今後の期待について (Q4) IT導入・活用をしない理由 (Q4.1) IT導入・活用における課題や悩み (Q4.2) IT導入・活用していくための条件 (Q4.3) 外部リソース(専門家・機関)に期待する機能 (Q4.4) クラウド・コンピューティングへの期待 (Q4.5) ★ クラウド・コンピューティングに対する不安・懸念 (Q4.6) ★ IT活用を促進するための国・社会レベルへの期待 (Q4.7) 作成したヒアリングシートは別添1 に付す。 なお、ヒアリングシート作成に当たっては、事前にIPAの了解を得て内容や体裁を確 定した。 ⑤調査対象の特定 調査対象となる全国の中小企業は、規模や所在地、業種等の偏り無く抽出するよう配慮 した。対象の抽出に当たっては、JUASとともに本事業を担当する日本商工会議所の会 員である514 箇所の各商工会議所を拠点とし、さらにその会員企業である 130 万社を越え る中小企業を母数に、バランスのとれた対象特定に留意した。 ⑥調査体制の確立 円滑な調査作業が実施できる体制を確立し、調査を推進した。詳細は「2.8.実施体制」に

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22 示す。 ⑦ヒアリング調査の実施 ④で作成したヒアリングシートに沿って、対面調査により必要な情報を収集した。ヒア リングは、⑤で特定した調査対象企業の所在地となる各都市の商工会議所の職員等が行っ た。なお、本調査では調査対象となる件数が多く、対象エリアが広範囲であったが、調査 結果の品質にバラつきが出ないようにヒアリングシートに例示を記載するなど、調査品質 の整合性が図れるように留意した。また、進捗状況に応じて、効果的かつ効率的な調査が できるよう配慮した。 ⑧大手企業の同等調査結果の抽出(統計データ加工)およびヒアリング調査 大手企業、中小企業それぞれのIT 活用実態を、定量的にも定性的にも比較・分析するた めに、大手企業の同等調査結果の抽出(統計データ加工)およびヒアリング調査を行った。 定量的には大手企業のIT 活用に関する調査である「企業 IT 動向調査 2012(調査主体:JUAS、 調査データ数:1039 社、報告書は 2012 年 5 月、株式会社日経 BP 刊行)」の結果から、回 答データを抽出した。抽出対象とした調査項目は、調査目的や中小企業向けヒアリングシ ートを踏まえて選定した。データは中小企業の調査結果と比較できるように加工し、傾向 をまとめた。 また、中小企業と同様、大手企業(従業員 300 名以上)に対してもヒアリング調査を行 った。ヒアリングは、バランスのとれた調査とするため5 業種から 3 社ずつ以上、合計 16 社を対象に実施した。なお、調査に用いたヒアリングシートは別添2 に付す。 ⑨結果の分析・検討 調査目的に照らすと、個々の中小企業における経営力の促進にむけて、本成果が活用で きることが重要である。自社に照らして本成果を利用できるように、調査項目、規模、業 種、業態、所在地、社歴等の観点から分析を行い、属性による差異の確認と効果性や留意 点などの検討を試みた。以下に分析に用いたフレームを示す。

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23 図表 2 対象顧客属性と対象顧客数の組合せによるビジネスモデル BtoB (法人顧客) BtoC (個人顧客) ( 対 象 顧 客 属 性 )

特定少数 特定多数 不特定多数 (対象顧客数) ① 特定少数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定少数) ② 特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・特定多数) ③ 不特定多数の法人顧客を対象とする事業(BtoB・不特定多数) ④ 特定少数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定少数) ⑤ 特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・特定多数) ⑥ 不特定多数の個人顧客を対象とする事業(BtoC・不特定多数) また、大企業においては、IT 利活用の多様な取り組みを目的別の共通項で分類し、解決 したい経営課題に応じた「攻めのIT 活用」と「守りの IT 導入」の2パターンに分けて把 握した。また、その分析結果と中小企業における経営課題別IT 利活用状況とを比較し、中 小企業でのIT 活用の可能性を検討した。 さらに、取引関係や商流などの企業を越えた関係におけるIT 活用や、社会インフラ、制 度等へのIT 適用により生み出される可能性を検討した。 ⑩活用視点から成果を評価する 成果の効果的な活用促進方法やシーンをイメージし、活用の視点から結果の深掘りを行 った。 ⑪調査成果報告書の作成 調査分析の成果を報告書にまとめた。作成にあたっては、成果が活用されるシーンを意 識し、構成を検討した。

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24 1.4. 調査対象 中小企業、大手企業それぞれの調査対象を以下に示す。 1.4.1. 中小企業 ①従業員規模 区分は次の4 種。 a. 20 人未満 b. 20 人以上 50 人未満 c. 50 人以上 100 人未満 d. 100 人以上 300 人未満 ②対象件数 全国47 都道府県の中小企業 1,978 社を対象に実施した。なお無効な回答を排除して集 計の母数を1,887 件とした。 ③調査対象の選定方法とその有効性 調査対象選定は、全国514 の会員組織を持つ日本商工会議所と各地商工会議所 において区分や業種ごとに偏りの少ない対象を抽出して特定した。 なお、ヒアリングは情報化推進支援に造詣の深い各商工会議所職員が担当した。 図表 3 都道府県別調査対象一覧 都道府県 件数 都道府県 件数 都道府県 件数 北海道 42 石川県 40 岡山県 40 青森県 40 福井県 42 広島県 41 岩手県 41 山梨県 40 山口県 41 宮城県 41 長野県 42 徳島県 41 秋田県 40 岐阜県 42 香川県 41 山形県 41 静岡県 42 愛媛県 42 福島県 50 愛知県 42 高知県 41 茨城県 42 三重県 42 福岡県 40 栃木県 43 滋賀県 40 佐賀県 40 群馬県 41 京都府 42 長崎県 40 埼玉県 43 大阪府 60 熊本県 40 千葉県 42 兵庫県 42 大分県 41 神奈川県 51 奈良県 40 宮崎県 40 東京都 63 和歌山県 50 鹿児島県 43 新潟県 41 鳥取県 40 沖縄県 20 富山県 40 島根県 40 合計 1978

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25 1.4.1.1. 従業員規模 従業員規模の区分「a. 20 人未満」「b. 20 人以上 50 人未満」「c. 50 人以上 100 人未満」「d. 100 人以上 300 人未満」の集計結果は以下のとおりである。 なお、それぞれのサンプル数に大きな偏りがないよう留意した。 図表 4 従業員規模別調査対象数 31.7% 26.0% 21.4% 20.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% N=1887 Q1.2 従業員数(正社員数) 1.20人未満 2.20人以上~50人未満 3.50人以上~100人未満 4.100人以上~300人未満 1.4.1.2. 地域 全国47 都道府県の全ての地域における中小企業を調査対象母数とした。また、業種にも 大きな偏りが無いよう、できる限り工夫した。調査実績を次に示す。 図表 5 業種別 調査対象一覧 9.0% 11.8% 27.0% 23.2% 4.0% 3.3% 5.3% 3.2% 11.8% 11.7% 10.9% 15.2% 2.0% 1.8% 5.1% 3.5% 18.0% 19.0% 6.9% 7.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2012年度調査(N=1887) 2007年度調査(N=1860) Q1.1 業 種 1.建設業 2.製造業 3.情報通信業 4.運輸業 5.卸売業 6.小売業 7.不動産業 8.飲食店・宿泊業 9.サービス業 10.その他の業種 図表 6 本社所在地別 調査対象一覧 2.1% 2.2% 11.6% 11.3% 13.8% 11.8% 4.2% 3.6% 12.3% 15.2% 7.8% 9.0% 13.2% 11.5% 10.7% 10.5% 8.6% 8.1% 15.8% 16.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2012年度(N=1887) 2007年度(N=1860) Q1.7 本社所在地 北海道地方 東北地方 関東地方 東京都 北陸・甲信越地方 東海地方 関西地方 中国地方 四国地方 九州地方

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26 ④調査対象の選定方法とその有効性 調査対象の抽出に当たっては、全国に514 の会員組織を持つ日本商工会議所と連携した。 日本商工会議所の協力のもと、各地の商工会議所に確認し、区分ごとに偏りの少ない対象 の特定に留意した。 514 拠点におよぶ各地の商工会議所は、それぞれ各地域を基盤とし、様々な業種・業態の 商工業者から構成され、地道な会員各社を支援する活動を行っている。そのため地域の中 小企業とのネットワークは広く、また深く、本調査の拠点としては最適である。 さらに、全国の商工会議所の会員数は平成22 年 3 月現在で、合計 130 万社を越えている。 これは全国に150 万社あると言われる中小企業の 9 割方を占めており、これを都道府県ご との企業数で計算すると、平均で2500 社を超える。本調査対象の抽出には十分な母数と言 うことができる。 なお、本調査では拠点ごとの会員各社の情報化推進の支援に造詣の深い各商工会議所の 職員がヒアリングを担当した。 1.4.2. 大手企業 大手企業を対象として次の調査を実施した。 ①ヒアリング調査 大手企業(従業員規模300 人以上)に対して、ヒアリングシートを用いた調査を行った。 ヒアリングシートは別添2 に付す。 ヒアリング先は、製造、流通、金融、サービス、および、インフラの5 業種からそれぞれ 3 社以上、合計16 件を選定し、回答を収集した。なお、大手企業は本社所在地が大都市圏に 集中しているため、地域については特に指定していない。 ヒアリング先は次の通りである。

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27 図表 7 大手企業 ヒアリング先一覧 NO 業種 企業名 ヒアリング実施日 1 製造 A社 2012年5月16日(水)14:00-15:00 2 製造 B社 2012年5月18日(金)10:00-11:00 3 製造 C社 2012年5月22日(火)11:00-12:00 4 流通 D社 2012年5月16日(水)10:00-11:00 5 流通 E社 2012年6月7日(木)13:30-14:30 6 流通 F社 2012年5月10日(木)13:30-14:30 7 金融 G社 2012年5月11日(金)10:00-11:00 8 金融 H社 2012年5月23日(水)9:00-10:00 9 金融 I社 2012年5月24日(木)11:00-12:00 10 サービス J社 2012年5月21日(月)11:00-12:00 11 サービス K社 2012年5月24日(木)13:30-14:30 12 サービス L社 2012年5月28日(月)10:30-11:30 13 インフラ M社 2012年5月17日(木)10:00-11:00 14 インフラ N社 2012年6月12日(火)15:30-16:10 15 インフラ O社 2012年6月14日(木)9:30-10:30 16 インフラ P社 2012年6月20日(水) 10:00-11:00 ②統計調査 ①で記述したヒアリング調査のほか、定量データをベースにした分析も行った。データ のソースは、大手企業のIT 活用状況を調査した「企業 IT 動向調査 2012(調査主体:JUAS、 調査データ数:1039 社、報告書は 2012 年 5 月、株式会社日経 BP 刊行)」の集計データと した。当該データのうち、以下の調査項目のデータを抽出して加工し、傾向をまとめ、大 手企業における効果的なIT 経営実践のパターンや、クラウドの活用状況等を確認した。

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28 図表 8 抽出調査項目一覧 対応する「企業IT動向調査2012」調査項目 Q1.貴社のプロフィールについて ― Q2.経営課題と解決の方向性について Q2.1.社員について Q2.2.製品・サービスについて Q2.3.財務について Q2.4.経営全般について Q3.IT導入・活用状況について ― Q3.1.IT経費 Q2-1(IT予算) Q3.2.IT導入の契機と時期 Q7.7(代表的な基幹系業務システムのライフサイクル) Q3.3.IT導入・活用の推進者と相談者 ― Q3.3.1.ITコーディネータの認知度 ― Q3.3.2.推進者と相談者 Q4-1(2)(IT機能を担当する部門) Q3.3.3.IT活用の習熟度(ITリテラシ) ― Q3.3.4.IT関連の外部セミナー・講習会の利用 ― Q3.3.5.「中小企業IT経営力大賞」への関心度 ― Q3.4.IT導入・活用状況と調達方法 Q7-3(業務システムの調達手段) Q3.5.ITの調達先 ― Q3.6.新規テクノロジーの採用 Q1-1(新規テクノロジーの導入状況) Q4.IT導入・活用における課題と今後の期待について ― Q4.1.IT導入・活用をしない理由 ― Q4.2.IT導入・活用していくための条件 ― Q4.3.外部リソースへの期待 ― Q4.5.クラウド・コンピューティングへの期待 Q1-2(2)(クラウドに対する期待・導入目的) Q4.6.クラウド・コンピューティングに対する不安・懸念 Q1-2(3)(クラウドに対する不安・懸念事項) Q4.7.企業のIT活用を促進するための国・社会レベルでの取組テーマ ― Q3-1(IT投資で解決したい経営課題) Q3-2(IT投資における中期的な重点投資分野) Q3-8(IT投資の効果) 中小企業向けのヒアリング調査項目 1.5. 調査分析・検討 分析の観点は次の通り。 ・ 各都道府県、従業員及び業種についての分析 ・ 中小企業の経営課題、解決策の分析 ・ 中小企業のIT 導入、利用実態の分析 ・ IT 活用による、経営課題解決の実現状況と乖離との分析 ・ IT 活用による、経営課題の解決の可能性と方法の考察 ・ IT 活用を推進する仕組みとしての「クラウド」の現状及び分析 ・ 社会基盤としてのクラウドの信頼性、可能性 ・ IT 活用による他社とのアライアンスやパートナーシップの可能性 ・ 「過去の類似の統計的データ」との比較による経年変化とその要因の分析 ・ 上記調査内容に関して、大企業と中小企業における違いについて考察

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29 また、次の仮説を設定し、その検証も行った。 IT 導入は飽くまで手段であり、目的実現のためにしかるべき手順を踏むことが成功への 秘訣である。 1つの代表的な流れとしては、次が挙げられる。 「経営課題の確認」->「解決策の立案」->「IT 活用施策と非 IT 活用施策(運営面、 体制面等)の棲み分け」->「IT 活用による効果の確認」->「IT の適用と利用状況把握」 ->「効果評価」->「今後のIT 経営推進の計画設定」 この進め方も、企業の属性、特にビジネスモデルにより異なるとの仮説を立て、その検 証のために、いくつかの属性を設定してクロス分析を実施した。 分析の軸として設定した属性は、規模、業種、業態、所在地、社歴等で、解決したい経 営課題との関係性を考慮し、それらの組み合わせによる典型的なパターンを設定して分析 を行った。 仮説として設定した業態別のパターンイメージを次に示す。 図表 9 「事業者特性」の分析仮説フレーム(イメージ) 中小企業IT活用実態調査 ~「事業者特性」の分析フレーム(イメージ) ネット活用Seg (卸売、小売、不動産、金融・保険、等) 製造大手下請Seg (建設、製造、運輸、情報通信、等) モノ、サービスをネットチャネルを 通して販売、提供している企業群 自立的サービス事業Seg (飲食・宿泊、教育・学習支援、等) 中 堅 ・ 中 規 模 小 規 模 モノを中心に取扱い、大手商流の 川上・川下で営む企業群 サービスを中心に扱い、小回りを 強みに大手と競争している企業群 •IT導入状況 フロント、バックエンドとものIT導入が 進み、連携もしつつある •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx •IT導入状況 フロントは大手のEDIに依存し、バック エンドを中心にPKG採用が進んでいる •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx •IT導入状況 一部の革新ユーザで大企業をも凌ぐ フロント革新を実現しているものの、 全体としてIT導入は進んでいない •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx •IT導入状況 フロントのIT化は進んでいるものの、 バックエンドは人海戦術で対応している •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx •IT導入状況 バックエンドを中心に、基本的なOAソ フトや簡易PKGが採用されつつある •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx •IT導入状況 ほぼ人間系のサービスで運営しており、 ITとしてはメール等の情報系レベル •IT導入の予算・目的・契機・推進者 xxx •IT利活用の成果 xxx •IT調達形態 xxx •クラウドおよび新たなIT技術活用 xxx 調査項目である対象顧客属性(BtoB、BtoC)、対象顧客数(特定少数、特定多数、不特定多数)、ITの活用状況 (eコマースの実施有無、等)によって、以下イメージのような中小企業のクラスター分析を試みる また、取引関係や商流などの企業の壁を越えたIT 活用や、社会インフラ・システム等に より発生する効果も検討した。 取引および拠点におけるIT 活用のパターンの仮説イメージを次に示す。

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30 図表 10 「IT 導入状況」の分析仮説フレーム(イメージ) 中小企業IT活用実態調査 ~「IT導入状況」の分析フレーム(イメージ) 企業 (本社機能) 顧客 拠点・支社 (GLOBAL含む) 財務会計 IT化の実態は、中小企業の事業特性、業種・規模などによって大きく異なると考えられる。そこで、本調査では 以下にある企業の構造分解によりIT化の領域、そこでのITの導入・活用度合いについて深堀分析することとした 企業のIT化対象を構造分解するフレーム(案) 凡例) IT化対象の機能 人事・総務 顧客管理 マーケ 物流・在庫 生産・製造 研究・開発 調達先 基幹系 パソコン サーバ 社内LAN インターネット オフィス系 ソフト 会社紹介 HP メール グループ ウェア 情報系・協働系 標準EDI 独自 システム 受注 (EDI、eコマース) アフターサービス (コールセンタ^-等) 指示・報告 グループウェア メール 生産指示、売上報告等の基幹系 との連動機能 また、成果活用の有効性を高めるため、分類ごとのメリットやデメリットも検討し、「攻 めのIT 活用」、「守りの IT 導入」などの観点もふまえて分析を行った。 さらに、本調査の次の段階の事業を想定し、システムベンダーも巻き込んだ、情報サー ビス市場の充実についても言及した。 1.6. 活用視点からの成果の検討 「1.2 調査項目」~「1.5 調査分析・検討」は、常に調査の目的に照らしながら実施した。 目的実現に最適な調査内容を確認するだけでなく、成果活用のイメージを念頭におき、調 査結果の活用の視点から、分析の観点や結果の評価、提言の検討を行った。具体的な検討 内容は下記の通り。 ・ 調査結果の活用視点から、求められる調査内容の確認 ・ 調査項目およびヒアリングシート案の検討 ・ 分析の観点の検討 ・ 大手企業との比較、分析に関する方向性検討 ・ 中間成果の確認と評価 ・ 中間成果の分析詳細化の方向性検討 ・ 成果のまとめ ・ 成果の効果的活用についての検討 ・ 市場を見据えた成果活用の可能性の確認と提言

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31 1.7. 報告書の作成 上述の、1.1~1.6 の内容をもとに、下記の報告書等を作成した。作成に当たっては、適 宜IPA との協議し、効果的な報告書になるよう工夫した。 (1) 調査報告書 調査目的実現と効果的な成果活用を意識した調査および分析結果をまとめたもの (2) 個別ヒアリング資料 中小企業に対するヒアリング調査1887 件および大手企業に対するヒアリング調査 16 件 の調査結果ヒアリングシート(非公開) (3) 報告書概要資料 (1)の概要を記載した資料 (4) プレゼンテーション資料 (1)のポイントを記載したプレゼンテーション用の資料 なお、調査実施報告書等の作成に当たっては、以下の事項を遵守した。 ・ 日本語で作成した。 ・ 公表が想定されるものは、図表を用い理解し易いよう配慮の上、体系的に整理し記 述した。 ・ 文章や図等を引用する際は、引用部分それぞれにおいて出典を明記した。また、公 表が想定されるものにおいて掲載許可等が必要なものは、必要な手続きを実施した。 ・ IPAの指示、指摘事項を反映した。 ・ その他、協議事項が発生した場合は、速やかにIPAに報告し対処した。 1.8. 実施体制 実施体制は次の通り。 1.8.1. 推進体制と役割分担 JUASが事業主体者となり、IPAと協議した事項を踏まえ、本事業を推進した。推 進体制を次に示す。

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32 図表 11 推進体制 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) IT人材育成本部 IT人材育成企画部 経済産業省 商務情報政策局 地域情報化人材育成推進室 社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 (JUAS) 日本商工会議所 情報化推進部 各地域の商工会議所 (約100組織) 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 被調査企業 (対面調査、 1860社以上) 被調査企業 ( 対面調査、 15社以上) 被調査企業データ (既存調査データ抽出、 加工、500社分以上) 調査部会(企業IT動向調査) CIOフォーラム IT部門経営フォーラム ITグループ会社経営フォーラム IT経営実践事例等総括委員会 社団法人 情報サービス産業協会 (JISA) 全国地域情報産業団体連合会 (ANIA) JUASの関連活動/プロジェクト 前述した機関・組織の役割は、円滑な事業推進に寄与する最適な分担になるよう配慮し た。役割分担の内容を次に示す。

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33 図表 12 各機関・組織の役割 機関・組織名 役割 社団法人 日本情報システ ム・ユーザー協会 (JUAS) ・本事業の統括・推進 ・活動のとりまとめ、全体進捗管理、IPAとの調整、本活動の ための体制整備、スケジューリング、運用ルール整備、対外的 な窓口、情報収集 ・調査項目、分析観点の整理、検討 ・ヒアリングシートの検討、確定 ・日本商工会議所との調整 ・大手企業調査対象の抽出、特定 ・大手企業のヒアリング調査実施 ・大手企業を対象とした既存統計調査データの提供、加工、分析 ・大手企業を対象とした既存統計調査データと中小企業を対象と したヒアリング調査データとのクロス分析 ・効果的な成果活用の検討 ・事業成果のとりまとめ 日本商工会議所 ・中小企業向け調査項目の検討 ・各地の商工会議所との調整 ・中小企業対象調査の進捗管理 ・中小企業調査のとりまとめ ・中小企業データの収集、集計 各地の商工会議所 ・中小企業調査対象の抽出、特定 ・中小企業向け対面調査の実施 特定非営利活動法人 IT コ ーディネータ協会 ・中小企業調査の支援 ・中小企業調査結果のとりまとめ

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34 1.8.2. 成果普及のための今後の体制 分析にあたっては JUAS の関連活動/プロジェクトから得られる知見もふまえた。その 知見をフィードバックするために、2012 年度 JUAS 主催の研究会(10 チーム約 500 名参 加)において本調査の結果を広く普及・活用する体制も整備した。 さらには、本調査結果から得られた知見をもとに、システムユーザーとシステムベンダ ーとの協業をすすめ、市場の活性化、適正化につなげていくことも重要である。今後は、 情報サービス事業者の団体である「社団法人 情報サービス産業協会(JISA)」などと 連携した成果の有効活用の取り組みができるよう、連携強化に努めた。

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第 2 章 中小企業の IT 活用に関する実態調査

本章では、中小企業の経営課題とIT 導入実態について、本調査の結果を確認する。 また、中小企業において、IT 活用による経営課題解決の実現状況と乖離や、IT 活用を推進 する仕組みとしての「クラウド」の利活用実態、その期待や不安等についても確認する。12 2. 回答企業属性 2.1. 業種  2012 年度調査の業種別サンプル構成は 2007 年度調査と同様に、「製造業」が最も多く 全体の 27.0%を占め、次いで「サービス業」18.0%、「卸売業」11.8%と続いている。 この3業種で全体の56.8%を占める。  2007 年度調査では 15.2%を占めた「小売業」は 2012 年度調査では 10.9%と減少した。 図表 13 Q1.1 業種 9.0% 11.8% 27.0% 23.2% 4.0% 3.3% 5.3% 3.2% 11.8% 11.7% 10.9% 15.2% 2.0% 1.8% 5.1% 3.5% 18.0% 19.0% 6.9% 7.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2012年度調査(N=1887) 2007年度調査(N=1860) Q1.1 業 種 1.建設業 2.製造業 3.情報通信業 4.運輸業 5.卸売業 6.小売業 7.不動産業 8.飲食店・宿泊業 9.サービス業 10.その他の業種 2.2. 従業員数(正社員数)  回答者を正社員数別に見ると、「20 人未満」が 31.7%で最も多いが、20 人以上~50 人 未満26.0%、50 人以上~100 人未満 21.4%、100 人以上~300 人未満 20.9%とサンプ ルに大きな偏りはない。 1 なお、本章で掲載した分析のほか、経営課題と IT 活用状況の関係や、IT 活用における課題と期待などについても、 業種別、従業員規模別、地域別について別の分析を行っている。しかしながら、これらについては、非常に特別な関係 性を見出すことが困難であったため、本編への掲載を見送り、参考資料とすることにした。 2 本章中の「Q.XX」とは、ヒアリング時に用いた調査票の質問番号である。

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36 図表 14 Q1.2 従業員数(正社員数) 31.7% 26.0% 21.4% 20.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% N=1887 Q1.2 従業員数(正社員数) 1.20人未満 2.20人以上~50人未満 3.50人以上~100人未満 4.100人以上~300人未満 2.3. 従業員数(総従業員数)  総従業員数別に見ると、2012 年度調査では「20 人未満」が 26.9%と最も多いが、2007 年度調査の「20 人未満」43.8%に対し、サンプル構成としては大幅に減少している。  その他の区分は総従業員数区分の増加につれ構成比は減少し、最も多い区分「300 人以 上」では5.2%となった。 図表 15 Q1.3 従業員数(総従業員数) 26.9% 43.8% 23.1% 19.7% 21.5% 16.2% 16.3% 12.7% 6.8% 4.8% 5.2% 2.8% 0.2% 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 2012年度調査(N=1887) 2007年度調査(N=1860) Q1.3 従業員数(総従業員数) 1.20人未満 2.20人以上~50人未満 3.50人以上~100人未満 4.100人以上~200人未満 5.200人以上~300人未満 6.300人以上 未回答 2.4. 売上高  2012 年度調査の売上高別では「未回答」を除く「30 億円以上」が全体の 18.7%、「5. 5 億円以上~10 億円未満」が 15.7%、「10 億円以上~20 億円未満」15.4%、「2 億円以 上~5 億円未満」14.0%と、この 4 区分が中心となっている。  2007 年度調査では売上高区分の中で最も低い「5000 万円未満」が 16.7%を占めたが、 従業員数同様に2012 年度調査では、構成比が5ポイントほど減少した。

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