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表の作成手順

ドキュメント内 EUR 帳票作成 操作ガイド (ページ 132-135)

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5.1  表の作成手順

表の大きさが変化する帳票(可変形式)か変化しない帳票(固定形式)かによって,表の作成手順が異な ります。

• 可変形式の帳票

可変形式とは,帳票の罫線の数が表中のデータ量(レコード数)によって自動的に変更される帳票のこ とです。この場合は,繰り返しの対象となる 1 レコード分のデータに罫線を設定し,データとともに罫 線も繰り返し対象として定義します。

• 固定形式の帳票

固定形式とは,帳票の罫線の数が固定の帳票のことです。この場合は,帳票の罫線をすべてユーザが指 定し,データだけを繰り返し対象として定義します。

5.1.1 可変形式の帳票を定義する場合

可変形式の表を作成する方法を次に示します。

(1) データを貼り付ける

表の見出しになるデータは,フィールド名(マッピングデータウィンドウの 1 行目に表示されている見出 し)を貼り付けます。

表のデータは,マッピングデータウィンドウの 1 レコード目のデータを貼り付けます。マッピングデータ ウィンドウの 1 レコード目から,必要なデータを選択したまま,帳票ウィンドウへドラッグして任意の位 置で離します。この操作を繰り返して,必要なデータを貼り付けます。データの貼り付けについては,「4.3  データウィンドウからデータを貼り付ける」を参照してください。

データを貼り付けたとき,枠だけが表示されてデータが表示されなかったり,「*」で表示されたりするこ とがあります。マウス操作で枠の大きさを大きくするか,またはフォントのサイズを小さくしてください。

(2) 罫線を引く

繰り返しのひな型となる表を,線アイテムで作成します。見出しの行と 1 レコード分のデータを囲むよう に罫線を引きます。罫線の引き方については,「4.2 アイテムを配置する」を参照してください。

(3) 表データの繰り返し

表データの繰り返しを設定する方法を次に示します。

1. 繰り返したいデータ部分のアイテムの範囲を選択する

選択するアイテムに線アイテムが含まれる場合は,グリッドを表示したり,表示倍率を拡大したりして おくと,選択しやすくなります。

5. 表を作成する

2.[繰り返し]−[繰り返し定義]を選択する 3.[繰り返し]−[縦位置]から[設定]を選択する

帳票ウィンドウのマウスポインタが に変わります。

4. 選択したアイテムの範囲をクリックする ラバーバンドが表示されます。

5. 繰り返しの位置を設定する

ラバーバンドをドラッグして,自由に繰り返しの位置を設定できます。

用紙の縦サイズを超えるデータがある場合は,何ページにもわたって全データが表示されます。

設定されている用紙の向きや操作 1 で貼り付けたデータの数にもよりますが,[繰り返し]−[横位置]を 選択し,縦位置を決めたときと同じように,ラバーバンドで繰り返しの位置を設定すると,続きのデータ が表示されます。

(4) 見出しの繰り返し

横方向の繰り返しで作成された表には見出しが付いていないので,見出しの繰り返しを定義します。見出 しの繰り返しを設定する方法を次に示します。

1. 見出しとして繰り返したいデータ部分のアイテムの範囲を選択する 2.[繰り返し]−[見出し指定]を選択する

帳票ウィンドウのマウスポインタが に変わります。

3. 選択したアイテムの範囲をクリックする ラバーバンドが表示されます。

4. ラバーバンドをドラッグして,見出しの位置を設定する

このとき,見出しの下辺が表データの上辺と重なるような位置を指定するときれいに配置できます。

(5) 表を見やすくする

表を整えるために,次の設定ができます。

改ブロック/改ページ

表は,指定したフィールドの同じ値を持つデータごとにブロックで分けたり,ページで分けたりできま す。ブロックで分けることを「改ブロック」といい,ページで分けることを「改ページ」といいます。

まとめ表示

重複したデータが幾つも並んでいる場合,一つだけ表示するようにするには,まとめ表示を設定します。

5. 表を作成する

5.1.2 固定形式の帳票を定義する場合

固定形式の表を作成する方法を次に示します。

(1)と(2)は逆に操作してもかまいません。

(3)または(4)を定義したとき,データによっては,データのない表セルができます。

まとめ表示をしたときは,罫線もデータと連動して非表示になります。

(1) データの貼り付け

表の見出しになるデータ,および表のデータの貼り付けは,可変形式の表を作成する場合と同じです。

(2) 罫線を引く

1 ページ内に表示する表を線アイテムで作成します。

(3) 「繰り返し」を定義する

「繰り返し」は,表のデータ,表の見出しの順に定義します。繰り返しの操作は,可変形式の表を作成する 場合と同じです。ただし,貼り付けたデータだけを「繰り返し」の対象にします。そのため,線アイテム を選択しないように,ツールボックスの「線(罫線アイテム選択)」をオフにしておきます。

(4) 表を見やすくする

改ブロック,改ページ,およびまとめ表示も,可変形式の表を作成する場合と同じように操作できます。

5. 表を作成する

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