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アイテムの位置やサイズを変更する

ドキュメント内 EUR 帳票作成 操作ガイド (ページ 101-109)

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4.7  アイテムの位置やサイズを変更する

アイテムを選択して,サイズを変更したり,移動したりできます。

貼り付けたアイテムの貼り付け位置,およびサイズを変更するには,マウス操作で変更する方法と,[アイ テムのプロパティ]ダイアログで直接変更する方法と,キー操作で変更する方法があります。

4.7.1 位置やサイズを変更するときの単位を設定する

アイテムの移動,およびリサイズは,アイテムをグリッド補正するかどうかの設定によって,単位が異な ります。アイテムをグリッド補正するかどうかは,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構 成]タブで設定します。

グリッド補正する場合は,選択したアイテムを,押したキーの矢印の方向に一マスずつ移動,またはリサ イズします。操作中の帳票は,マス目の大きさも[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構 成]タブで設定します。

グリッド補正しない場合は,選択したアイテムを使用する単位の最小値で移動,またはリサイズするので,

微調整ができます。この場合,帳票ウィンドウの表示倍率を高くしておくと,移動量がわかりやすくなり ます。使用する単位は,[オプション]ダイアログの[表示]タブで設定します。使用する単位ごとのアイ テムの移動,およびリサイズ量を次に示します。

表 4‒1 使用する単位ごとのアイテムの移動,およびリサイズ量

使用する単位 移動,およびリサイズ量

ミリメートル(mm) 0.01 ミリメートル

インチ(in) 0.01 インチ

ピクセル(px) 1 ピクセル

4.7.2 アイテムを選択する

アイテムの選択は,ツールボックスで ボタンを押して選択モードにしてから,選択したいアイテムの チェックボックスをオンにします。そのあと,帳票ウィンドウで次に示す操作をします。選択されたアイ テムは,反転表示されます。

(1) アイテムを選択する方法

アイテムを複数,または追加選択する場合,種別の異なるアイテムを一緒に選択できます。

アイテムの選択には,次に示す三つの方法があります。

4. 帳票のレイアウトを決める

• 単一選択

選択するアイテムをクリックします。

• 複数選択

選択するアイテムを囲むようにドラッグします。ドラッグすると,始点からマウスの動きに合わせてラ バーバンドが表示されます。ラバーバンド内のすべてのアイテムが選択されます。

• 追加選択

追加して選択するアイテムを< Ctrl >キーを押しながらクリックします。

なお,アイテムを複数選択する場合,種類別にアイテムを選択させないようにできます。種類別にアイテ ムを選択させないようにする場合は,ツールボックスのチェックボックスを使用します。選択したくない アイテムのチェックボックスをオフにすると,アイテムは選択されません。

(例)ツールボックスの線のチェックを外した場合

(2) 線アイテムを選択するときの注意

EUR の線は次に示す特徴があります。そのため,線アイテムを選択する場合は,注意が必要です。

• ボタンで作成した枠は,1 本 1 本独立しています。

• 重なった線(直線)は,1 本の線として認識されます。

線アイテムを複数選択する場合は,< Ctrl >キーを押したままクリックしてください。

表などを構成する線の一部を複数選択で選択する場合は,選択対象とする線の部分をラバーバンドでなぞ るようにドラッグしてください。この場合,線アイテムは,1 本 1 本の線を選択状態にするのではなく,

ラバーバンドで囲まれた部分だけを対象とします。

(例)

4. 帳票のレイアウトを決める

4.7.3 マウス操作で変更する

アイテムを選択状態にしたあと,マウスポインタが次に示す矢印に変更されたのを確認してドラッグして ください。アイテムは,複数選択できます。

操  作 マウスポインタの形状

縦方向のサイズを変更する場合 横方向のサイズを変更する場合

縦横両方向のサイズを変更する場合 または

貼り付け位置を変更(移動)する場合

線アイテムの位置を移動する場合は,線アイテムを選択状態にしたあと,マウスポインタをドラッグする と,マウスポインタが に変わります。

なお,微調整する場合は,[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで,[アイテム をグリッド補正する]のチェックボックスをオフにしておいてください。

(1) 角丸めの角度を変更するとき

角丸四角モードを解除すると,角丸四角アイテムに が表示されます。マウスを に移動すると,ポ インタが に変わります。 を に合わせてドラッグすると,角丸めの大きさを変更できます。

を下方向にドラッグすると角が丸くなり, を上方向にドラッグすると角が直角になります。マウス をドラッグしている間, は動きません。マウスボタンを離すと,角丸めの半径が確定されます。

4. 帳票のレイアウトを決める

角丸四角アイテムの丸め半径の最小値は 0,最大値はアイテムの一辺の 1/2 です。 の位置がアイテム の短辺の 1/2 に位置している場合は,それ以上の丸めを指定することはできません。

(2) アイテムをリサイズするときの注意

キー操作でのアイテムのリサイズは,選択したアイテムの左上を基準にして,下端,および右端をキー操 作で移動できます。そのため,選択したアイテムの右上を基準にした,上端,および左端のリサイズは,

キー操作ではできません。

アイテムの右上を基準にして,上端,および左端をリサイズする場合は,アイテムを選択したあと,マウ スでドラッグしてください。

アイテムのサイズに指定できる[幅]と[高さ]の最小値は,使用する解像度 148dpi とした場合の 7px です。最大値は,アイテムの開始位置から貼付域すべてです。

アイテムのサイズを変更すると,アイテム内の文字列がはみ出し,表示できない場合があります。文字列 がアイテム内からはみ出る場合は,アイテム種別ごとに次のように表示されます。

アイテム種別 文字列がアイテム内からはみ出る場合の表示形式

ぺージ番号アイテム アイテム枠内に「***」と表示されます。高さに余裕があるときは,複数行に折り曲げ て表示されます。

印刷時刻アイテム アイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に 折り曲げて表示されます。

印刷日付アイテム

4. 帳票のレイアウトを決める

アイテム種別 文字列がアイテム内からはみ出る場合の表示形式

文字アイテム アイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に 折り曲げて表示されます。

マッピングしたアイテム データ種別が数値または数値(集計対象外)の場合

アイテム枠内に「***」と表示されます。高さに余裕がある場合は,複数行に折り曲 げて表示されます。

データ種別が文字,日付(日付・時刻),日付(日次),日付(月次),日付(年次),和 暦(日次),和暦(月次),または和暦(年次)の場合

アイテム枠内に表示できる範囲だけ表示されます。高さに余裕があるときは,複数 行に折り曲げて表示されます。

データ種別がバーコードの場合 空白で表示されます。

4.7.4 ダイアログで変更する

アイテムを選択したあと,[アイテムのプロパティ]ダイアログの[位置・サイズ]タブで変更します。ア イテムは,複数選択できます。

[位置・サイズ]タブは,あらかじめ決められた位置にアイテムを配置したり,アイテムのサイズを直接変 更したりする場合に便利です。[レポートのプロパティ]ダイアログの[レポートの構成]タブで,[アイ テムをグリッド補正する]のチェックボックスがオンであっても,指定した位置に配置したり,変更した りできます。

複数アイテムを選択して,[位置・サイズ]タブを表示すると,[開始位置],[サイズ],および[丸め]は 空白で表示されます。何も入力しない場合は,選択したアイテムの位置・サイズ・角丸めの半径は変わり ません。[開始位置],[サイズ],および[丸め]に数値を入力すると,選択したすべてのアイテムが,入 力した位置・サイズ・角丸めに変更されるので注意してください。

[位置・サイズ]タブについては,マニュアル「EUR 帳票作成 画面リファレンス」を参照してください。

4. 帳票のレイアウトを決める

4.7.5 キー操作で変更する (1) 位置を移動する

アイテムを選択状態にしたあと,<↑>,<↓>,<←>,<→>キーのどれかを選択すると,アイテム を移動できます。キー操作ができるのは,文字アイテム,線アイテム,図形アイテム,画像アイテム,バー コードアイテム,および部品です。

ただし部品は,[部品の登録]ダイアログで[常に指定位置に配置]チェックボックスにチェックを入れて いた場合は,移動できません。

次に示すアイテムの表示例を用いて,キー操作とその結果を示します。

(例)

(2) アイテムをリサイズする

アイテムを選択状態にしたあと,< Shift >キーと<↑>,<↓>,<←>,<→>キーのどれかを同時 に選択すると,アイテムをリサイズできます。

キーの組み合わせと機能を次に示します。

表 4‒2 リサイズのキーの組み合わせ

キー 機能

< Shift >+<↑> アイテムの高さが小さくなります。

< Shift >+<↓> アイテムの高さが下方向に大きくなります。

< Shift >+<←> アイテムの幅が小さくなります。

< Shift >+<→> アイテムの幅が右方向に大きくなります。

4. 帳票のレイアウトを決める

ドキュメント内 EUR 帳票作成 操作ガイド (ページ 101-109)