P- XXXX-XXXX ZZZZZZZ VV-RR-SS
2.2 用紙の設定を変更する
2.2.1 用紙サイズの変更
用紙サイズを変更するには,次の二つの方法があります。
• 用紙サイズリストから選択する
• 独自の用紙サイズを設定する これらの設定方法を次に示します。
(1) 用紙サイズリストから選択する
変更する用紙サイズを[用紙サイズ]のリストボックスから選択します。設定できる用紙とそのサイズを 次に示します。
表 2‒2 設定できる用紙と用紙サイズ
用紙 サイズ(幅×長さ)
A3 297×420 mm
A4 210×297 mm
A5 148×210 mm
レター 8.5×11 in
リーガル 8.5×14 in
B4 257×364 mm
B5 182×257 mm
ハガキ 100×148 mm
10×11 インチシート 10×11 in
11×17 インチシート 11×17 in
15×11 インチシート 15×11 in
12×8.5 インチシート 12×8.5 in
ユーザ定義 −
(凡例)
−:値を指定できます。詳細は「(2) 独自の用紙サイズを設定する」を参照してください。
2. 用紙を設定する
(2) 独自の用紙サイズを設定する
独自の用紙サイズを設定する場合は,「ユーザ定義」を選択したあと,[幅]と[長さ]のテキストボック スに値を指定します。
指定できる値は,[幅][長さ]とも「35.0(mm)〜431.8(mm)」です。[幅]のデフォルトは,「210.0
(mm)」です。[高さ]のデフォルトは,「297.0(mm)」です。幅と長さのサイズを指定すると,[用紙サ イズ]のリストボックスの表示は「ユーザ定義」に変わります。
注意事項
用紙サイズを変更するときの注意
• データをマッピングしたあと,用紙のサイズを変更したことで実アイテムまたは罫線が用紙か らはみ出す場合は,警告メッセージが表示されます。もう一度,設定し直してください。
• 繰り返しをしたあと,用紙サイズを変更すると,個数の設定が「自動設定」になっている場合 は,自動的に繰り返し個数を調整して表示されますが,「任意設定」になっている場合は,調整 しないで表示されます。「任意設定」で繰り返しを定義する場合は,用紙サイズを設定してから 繰り返し個数を設定してください。[繰り返し個数指定]ダイアログには,用紙サイズに合った 最大個数が表示されます。
• 独自の用紙サイズを設定したり,出力するプリンタの用紙サイズに合わせて,幅と長さを変更 したりした場合は,[余白]のサイズに注意してください。また,ウィンドウ表示倍率の指定に よっては,帳票ウィンドウ上のアイテムが正しく表示されないことがあります。
•「ユーザ定義」を設定した帳票を印刷する場合は,設計した帳票と同じ印刷結果を得るため,プ リンタのプロパティでも同じ用紙サイズを設定してください。この場合,[用紙の設定]で設定 した用紙サイズの単位を合わせて設定すると便利です。
2.2.2 用紙の向きの変更
印刷する用紙の向きを,縦向きにするか,横向きにするかを「印刷の向き」で選択できます。
2.2.3 用紙の余白の変更
用紙の余白のサイズを,[余白]のグループボックスのテキストボックスに入力します。設定できる余白の サイズを次に示します。
上下左右の各余白 ≧ 0(mm)
2. 用紙を設定する
上下の余白の合計 ≦ 用紙の縦の長さ−25(mm)
上下の余白の合計が設定できる余白のサイズより大きくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示 されます。
左右の余白の合計 ≦ 用紙の横の長さ−25(mm)
左右の余白の合計が設定できる余白のサイズより大きくなる場合は,そのテキストボックスが反転表示 されます。
注意事項
余白に関する注意
• EUR の帳票は,[用紙の設定]ダイアログで設定された余白のサイズに合わせて印刷されま す。そのため,次に示すような印刷結果になることがあります。余白のサイズは,出力先プ リンタの印刷できる範囲を調査したあと,ハードマージン以上の値で設定,または変更して ください。
設定された余白のサイズ 印刷結果
[左]と[上]に設定した余白のサイズよりも,出力先プリンタのハー ドマージンが大きい場合
ハードマージンの分だけ,帳票が右下に ずれて印刷されます。
[右]と[下]に設定した余白のサイズよりも,ハードマージンが大 きい場合
ハードマージンの分だけ,帳票の右下が 欠けて印刷されます。
• データをマッピングしたあと,余白を変更したことで実アイテム,または罫線が余白にはみ 出す場合は,警告メッセージが表示されます。もう一度,設定し直してください。
2. 用紙を設定する