同調圧力を感じるのは X の割合が最も高く、4 割近くに上る。
女性の相談が 58. 6% で男性よりやや高い。
第2章
5
自殺防止専門ライン第2章量的分析
ない。また、同居者の関係は「家族」がほとんどである。
表 A-6 居住形態
男性(414) 女性(586) 全体(1,000)
安定したすまい 80.9% 81.7% 81.4%
不安定なすまい 1.4% 3.4% 2.6%
なし 0.2% - 0.1%
情報なし 17.4% 14.8% 15.9%
8 割以上が「安定したすまい」となっており、男女に差はない。
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A- 仕事の有
69.3 22.6 8.1
69.8 22.0 8.2
68.6 23.4 8.0
体 1
なし あり なし
表 A-8 就労形態(仕事ありの人のみ)
男性(97) 女性(129) 全体(226)
正規 35.1% 26.4% 30.1%
パート・アルバイト 23.7% 29.5% 27.0%
契約・嘱託 3.1% 2.3% 2.7%
派遣 1.0% 3.1% 2.2%
その他非正規 4.1% 2.3% 3.1%
経営者・役員 2.1% 0.8% 1.3%
自営業 6.2% 3.9% 4.9%
家族従業者 - -
-請負 - 0.8% 0.4%
福祉的就労 11.3% 10.9% 11.1%
その他 1.0% 2.3% 1.8%
情報なし 12.4% 17.8% 15.5%
表 A-9 仕事なしの詳細 (仕事なしの人のみ)
男性(236) 女性(380) 全体(616)
専業主婦・主夫 0.4% 11.2% 6.8%
家事手伝い 1.1% 1.5% 1.3%
学生 2.8% 7.6% 5.6%
求職中・職業訓練中 13.4% 3.9% 7.8%
病気療養中 47.5% 46.0% 46.6%
ボランティア・社会活動 0.4% 0.2% 0.3%
その他 3.2% 2.0% 2.5%
情報なし 31.3% 27.6% 29.1%
仕事「なし」の割合が一般ライン・全国に比べてやや高く、男女ともに約 7 割に上る。仕事「あり」のうち、
就労形態は「正規」30.1%「パート・アルバイト」「契約・嘱託」「派遣」「その他非正規」を合計した「非正規」
の割合は 35.0% である。「正規」と「非正規」の差は男性より女性で大きく、女性は「正規」26.4% に対し、 「非 正規」37.2% で、10 ポイント以上の差がある。一方、仕事「なし」の内訳は、「病気療養中」が男女ともに 最も高く40% 代後半である。
0 20 40 60 80 100
性 性
1 1
( : )
A-10 収入の有
10.8 71.8 17.4
10.1 72.4 17.6
11.8 71.0 17.1
体 1
なし あり なし
第2章
5
自殺防止専門ライン 表 A-11 収入の種類(収入ありの人のみ、複数回答)男性(294) 女性(424) 全体(718)
給与収入 23.5% 22.6% 23.0%
家族収入 19.4% 38.0% 30.4%
事業収入 3.1% 2.6% 2.8%
年金等収入 32.7% 22.6% 26.7%
生活保護 29.9% 19.6% 23.8%
その他 3.7% 4.7% 4.3%
情報なし 5.1% 6.1% 5.7%
収入「なし」が男女ともに 1 割ほどいる。収入「あり」の人の内訳は、女性では「家族収入」38.0% が最 も高く、次に「給与収入」「年金等収入」がそれぞれ 22.6% であるが、男性は順に「年金等収入」32.7%、 「生 活保護」29.9% となっている。「生活保護」は男性が女性より10 ポイントほど高い。
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-12 家計状況
26.0 43.5 30.5
24.9 45.9 29.2
27.5 40.1 32.4
体 1
なし 問題なし 問題あり
表 A-13 家計状況の問題(家計状況問題ありの人のみ、複数回答)
男性(114) 女性(146) 全体(260)
収入が低い 40.4% 56.2% 49.2%
収入が不安定 14.0% 8.2% 10.8%
支出が多い 7.0% 11.0% 9.2%
支出が不安定 7.0% 0.7% 3.5%
やりくりができない 13.2% 11.6% 12.3%
その他 11.4% 6.2% 8.5%
情報なし 22.8% 19.2% 20.8%
家計状況に 「問題あり」は男女で大きな差はない。問題の内容としては、およそ半数が「収入が低い」となっ ている。
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-14 障がいの有
32.8 25.9 41.3
30.0 27.5 42.5
36.7 23.7 39.6
体 1
なし なし
あり
表 A-15 障がい手帳・年金(障がいありの人のみ、複数回答)
男性(152) 女性(176) 全体(328)
身体障害者手帳 9.2% 6.8% 7.9%
療育手帳 0.7% 4.0% 2.4%
精神障害者保健福祉手帳 57.9% 51.1% 54.3%
自立支援医療 17.1% 16.5% 16.8%
障害年金 43.4% 30.1% 36.3%
情報なし 14.5% 25.6% 20.4%
障がい「あり」は男女ともに 3 割以上となっており、男性がやや高い。そのうち、半数以上が「精神障
第2章量的分析
害者保健福祉手帳」をもっており、精神障がいが多いことがわかる。
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-16 疾 の有
70.8 10.7 18.5
70.5 10.9 18.6
71.3 10.4 18.4
体 1
なし なし あり
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-17 在 ・ ・ ・ 種 サービスの利用
29.8 54.8
33.8 52.6
24.2
15.4
13.7
17.9 58.0
体 1
なし あり
なし
表 A-18 サービスの種類(利用ありの人のみ、複数回答)
男性(74) 女性(80) 全体(154)
介護保険 2.7% 5.0% 3.9%
障がい福祉サービス 75.7% 70.0% 72.7%
訪問・在宅医療 (往診含む) 20.3% 13.8% 16.9%
その他 - 6.3% 3.2%
情報なし 2.7% 7.5% 5.2%
疾病「あり」が男女ともに 7 割以上と非常に高い割合になっている。何らかの支援サービスを受けている 人は 15.4% にとどまっており、その 7 割以上が「障がい福祉サービス」である。
0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-19 相談できる人
34.4
55.5 10.1
33.4
56.0 10.6
35.7 9.4
54.8 体
1
いる なし いない
表 A-20 相談できる人の関係(相談できる人いる人のみ、複数回答)
男性(148) 女性(196) 全体(344)
パートナー 8.1% 7.7% 7.8%
友人 25.7% 19.9% 22.4%
家族 31.1% 32.7% 32.0%
職場の人 3.4% 3.6% 3.5%
その他 36.5% 35.7% 36.0%
情報なし 7.4% 6.1% 6.7%
表 A-21 いない理由(相談できる人いない人のみ)
男性(227) 女性(328) 全体(555)
死別・離別 2.2% 3.0% 2.7%
孤立 67.8% 67.1% 67.4%
情報なし 30.0% 29.9% 29.9%
相談できる人が「いない」が「いる」より1.6 倍多く、一般ラインよりも「いない」割合が高い。孤立が
深刻な状況にあることがうかがえる。相談できる人の関係は、「その他」を除けば「家族」が最も多く、次
に「友人」である。男女に大きな差はない。一方、「いない」人の理由では、その多くが「孤立」である。
第2章 第5節
113
第2章
5
自殺防止専門ライン0 20 40 60 80 100
性 性
1
( : )
A-22 活 な の社会的居
20.1
46.8 33.1
22.0
47.3 30.7
17.4 36.5
46.1 体
1
なし あり
なし
社会的居場所が「あり」の人は全体で 2 割にとどまり、 「なし」が「あり」より 2.3 倍多い。特に、男性では「な し」が「あり」より 2.6 倍と大きく差が開いている。社会的居場所がない人の割合は一般ラインよりも高くなっ ている。
【B 相談内容】
0 20 40 60 80 100
( : )
A-23 相談の中で出 き の・ 分類・ い 体( =1 000)
38.9 49.1
該当あり・計 あり・
あり あり・
88.8
2.5 42 19.6 64.1
1.2 31.3 10 42.5
1.4 24.7 8.6 34.7
2.5
16.6 20
2.7
14.8 17.8
1.5 13.3 1.316.1
1.2 12.8 1.315.3
1.3
10.1 12.3
D の問題 者・ 関 の関係 し 金の み 仕事の み 人 関係の み 家 の問題 体の み
0 20 40 60 80 100
( : )
A-24 相談の中で出 き の・ 分類・ い 性( =414)
36.7 51.9
該当あり・計 あり・
あり あり・
89.6
2.4 42.0 14.5 58.9
1.4 32.4 11.6 45.4
1.4 29.0 10.9 41.3
2.7
18.4 21.7
2.4
15.2 17.9
10.6 11.8
1.4
8.9 11.1
7.7 8.5
的・ 関係の み の問題 者・ 関 の関係 し 金の み 人 関係の み 仕事の み 家 の問題 体の み
( : )
A-25 相談の中で出 き の・ 分類・ い 性( =586)
あり あり・
の問題 し 金の み D 仕事の み 人 関係の み 家 の問題 体の み
第2章量的分析
平 成 27 年 度 事 業 報 告 書
該当あり・計 あり・
あり あり・
D の問題 者・ 関 の関係 し 金の み 仕事の み 人 関係の み 家 の問題
( : )
A-24 相談の中で出 き の・ 分類・ い 性( =414)
該当あり・計 あり・
あり あり・
的・ 関係の み の問題 者・ 関 の関係 し 金の み 人 関係の み 仕事の み 家 の問題 体の み
0 20 40 60 80 100
( : )
A-25 相談の中で出 き の・ 分類・ い 性( =586)
40.4 47.1
該当あり・計 あり・
あり あり・
88.2
2.6 42.0 23.2 67.7
32.9 9.4 43.3
1.4
2.4
6.5
19.3 27.1
1.9
17.2 21.5
2.2
1.5 16.4 20.1
15.4 2.418.8
1.7 14.3 1.717.7
14.5 2.917.7
者・ 関 の関係 の問題 し 金の み D 仕事の み 人 関係の み 家 の問題 体の み
相談内容の大分類では、 「あり・微小」「あり」「あり・深刻」を合計した「あり・計」をみると、 「心と体の悩み」
88.8% の割合が最も高い。このうち、 「あり・深刻」が半数以上に上る。2 位以下は、 「家庭の問題」64.1%、 「人 間関係の悩み」42.5%、「仕事の悩み」34.7%、「暮らしやお金の悩み」20.0% と続く。
性別で見ると、「仕事の悩み」と「人間関係の悩み」の順位が入れ替わっているものの、4 位までの項目 自体は同じである。一方、女性は 5 位「被虐待」21.5%、6 位「DV」20.1% と続き、家族や親密な関係性 における暴力の悩みを抱える相談者の割合が高くなっている。
( : )
A-26 相談で出 き の・詳細分類 ・ 20 (複数回答 =1 000) 国
66.8
40.5
39.1
24.7
20.7
19.9
18.5
17.7
17.5
14.4
13.4
12.1
11.8
11.2
10.5
9.8
9.6
9.5
9.2
0 10 20 30 40 50 60 70 80
仕事の み 本人 ・ 仕事の み 本人 仕事がない
本人 理的 D 本人 精神的・
本人
人 関係の み 本人 人・ 人 仕事の み 本人 の人 関係 し 金の み 本人 生活 体の み 本人 精神 の 者・ 関 の関係 本人 者 の 和
家 の問題 本人 別居・ ・ 体の み 本人 の 理 ・ 別・
家 の問題 本人 別・ 別 家 の問題 本人 家 の 力・
人 関係の み 本人 人 関係 体の み 本人 障がい 体の み 本人 体の違和感 家 の問題 本人 家 の 和
体の み 本人 精神の
第2章
5
自殺防止専門ライン図 A-23 の項目のうち、複数回答でさらに詳細な分類を行い、上位 20 項目を多い順に並べた。割合が 高い項目を大きく分けると、本人の病気や障がいに関する悩みと、家族との不和や暴力、死別や離別といっ た家族関係に関する悩みが多い傾向がある。また、児童虐待や心理的虐待、精神的 DV に関する悩みが それぞれ 10% 近くある。他にも、失業や解雇、学校でのいじめやパワハラ・セクハラが 10% 近くあり、相 談者を取り巻く過酷な状況が浮かび上がる。
【C 状態】
表 A-27 相談者の身体的・精神的・社会的状態
(n=1,000)1 2 3 4 5
c1-1. 身体的:病気や疾病の有無 2.0% 5.2% 6.8% 3.1% 0.9%
c1-2. 身体的:通院や服薬などを踏まえた病状 2.1% 3.5% 5.2% 4.7% 1.3%
c1-3. 精神的:病気や疾病の有無 3.4% 15.7% 30.4% 11.3% 2.3%
c1-4. 精神的:通院や服薬などを踏まえた病状 2.8% 9.1% 17.1% 25.9% 6.2%
c1-5. 社会的:人との関わり度合・社会との接点 4.7% 13.1% 20.4% 30.4% 13.7%
c1-6. 社会的:孤立感、辛さ、さみしさなどの負の感情 1.2% 6.2% 20.7% 35.3% 22.2%
1 2 3 4 5
c1-1.
c1-3. 1 つで軽い 1 つで軽い・中度・
2 ~ 3 で軽い 1 つで重い・
軽中度が複数 複数で重いものもある 重度が複数
c1-2.
c1-4. 落ち着いている それなりに
落ち着いている 病状はあるが許容範囲 病状が重く辛い 病状が非常に重く
かなり辛い c1-5. 良好な接点や
交流がある 多少の難しさは
あるがある 偏りもあるが
それなりにある 関わりが狭い or
トラブルがある 関わりがない or トラブルが多い
c1-6. まったくない 少しある 時々ある・
たまに強くある 日常的にある 強くある
相談者の身体的・精神的・社会的状態(各 2 項目)および生活状態(7 項目)について、それぞれの状 態の度合いを 5 段階で評価した。身体的・精神的・社会的状態では、番号が高いほど深刻であることを示 している。
社会的状態を見ると、「社会的:人との関わり度合い・社会との接点」では、「1. 良好な接点や交流がある」
を除く、何らかの問題がある 2 から 5 までの合計「あり・計」は 77.6% に上る。そのうち、「あり・計」を 全体として見ると、より深刻な状態である「4. 関わりが狭い orトラブルがある」「5. かかわりがない orトラ ブルが多い」が半数以上の 56.8% に上る。また、 「社会的:孤立感、辛さ、さみしさなどの負の感情」では、
「1. まったくない」を除く、何らかの問題がある 2 から 5 までの合計「あり・計」は 84.4% であり、同様に「あり・
計」を全体として見ると、より深刻な状態を示す「4. 日常的にある」と「5. 強くある」の割合は 68.1% に上る。
表 A-28 相談者の生活状態 (n=1,000)
支障ない 時々あり・たまに
中度あり 時々中度あり・た
まに強くあり いつも支障あり 常に強く支障あり
c2-1. 生活状態:食事 23.2% 17.7% 10.7% 5.6% 2.2%
c2-2. 生活状態:睡眠 14.9% 16.4% 14.0% 11.4% 9.9%
c2-3. 生活状態:整容 16.9% 16.3% 7.8% 4.4% 2.1%
c2-4. 生活状態:家事・育児・介護 10.1% 13.7% 11.7% 9.2% 3.9%
c2-5. 生活状態:仕事・学校・活動 6.4% 11.3% 11.6% 17.0% 10.2%
c2-6. 生活状態:余暇、楽しみ 5.2% 12.7% 13.2% 15.9% 11.5%
c2-7. 生活状態:生活リズム 8.6% 16.1% 12.1% 10.7% 8.6%