3-1 全国
集計手続きの概要
対象期間:2015 年 4 月1 日~ 11 月 30 日
対象エリア:全国(岩手県、宮城県、福島県の 3 県を除く)
条件:6,836 件から性別不明を抜き取ったうえ、ランダムに 1,000 件抽出したうち、女性 995 件。
【A 相談者の属性】
0 20 40 60 80 100
70 なし
60 50 40 30 20 10 性
( : )
A-1 年
17.0
4.4 23.3 31.8 17.1 5.9
40 代が最も高く、およそ 3 割であるが、20 代、30 代、50 代もそれぞれ 2 割前後あり、年代は多岐に わたっている。
0 40
なし いない いる 性
( : )
A-2 同居
20 60
28.5 64.1
80 100
7.3
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-3 同居者の人数(同居ありのみ)
なし 人
人 人 人 人
37.1 31.5 11.3 2.82.0 15.2
表 A-4 同居者関係(同居者いる人のみ)
女性(638)
家族 85.9%
共同生活 4.9%
その他 1.6%
情報なし 7.7%
合計 (n) 100.0%
同居者が「いる」は「いない」より 2 倍以上多い。そのうち、自分を除く同居者人数は、 「1 人」か「2 人」
が最も多く、合計すると 70% 近くを占めている。同居者との関係は 85.9%が「家族」となっている。
表 A-5 居住形態 女性(995)
安定したすまい 79.0%
不安定なすまい 4.1%
なし 0.1%
情報なし 16.8%
合計 (n) 100.0%
居住形態では、「安定したすまい」が約 8 割であるが、「不安定なすまい」「なし」も 4.2% いる。
第2章
3
女性支援専門ライン0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-6 仕事の有
32.0
58.8 9.2
なし なし あり
表A-7 就労形態(仕事ありの人のみ)
女性(318)
正規 27.0%
パート・アルバイト 35.5%
契約・嘱託 3.8%
派遣 0.9%
その他非正規 0.9%
経営者・役員 0.6%
自営業 2.5%
家族従業者 0.9%
請負 0.3%
福祉的就労 6.6%
その他 2.2%
情報なし 18.6%
合計 (n) 100.0%
表 A-8 仕事なしの詳細 (仕事なしの人のみ)
女性(585)
専業主婦・主夫 26.8%
家事手伝い 1.0%
学生 8.7%
求職中・職業訓練中 7.0%
病気療養中 32.6%
ボランティア・社会活動 1.0%
その他 1.7%
情報なし 21.0%
合計 (n) 100.0%
相談者のうち、32.0% しか就労しておらず、仕事「なし」の割合と 2 倍近い開きがある。仕事「あり」の 内訳を見ると、「正規」は 27.0% にとどまり、「パート・アルバイト」「契約・嘱託」「派遣」「その他非正規」
を合わせた「非正規」41.1% の割合が高い。また、 「福祉的就労」も 6.6% ある。一方、仕事「なし」の内訳は、
「病気療養中」と「専業主婦」の割合が高い。「学生」も 8.7% いる。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-9 収入の有
75.6
9.8 14.6
なし なし あり
性
( : )
A-10 収入の種類(収入ありの人のみ、複数回答)
35.1 37.1 17.4 14.8 6.3 7.3
なし
家 事 年金 生活 の
1.2
収入「あり」が 75.6% であるが、その内訳は「家族収入」が最も高く37.1% である。「給与収入」は 35.1% である。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-11 家計状況
39.6
22.7 37.7
なし 問題なし 問題あり
表 A-12 家計状況の問題
(家計状況問題ありの人のみ、複数回答)
女性(226)
収入が低い 53.1%
収入が不安定 19.0%
支出が多い 15.0%
支出が不安定 1.3%
やりくりができない 6.2%
その他 11.9%
情報なし 6.2%
合計 (n) 100.0%
家計状況に問題「あり」の人は 22.7% であり、問題の内容を複数回答で見ると、「収入が低い」が半数
以上を占めている。また、20% 近くが「収入が不安定」となっている。
第2章量的分析
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-13 障がいの有
18.2 31.2 50.7
なし なし
あり
性 1 1
( : )
A-14 障害手帳・年金(障害ありの人のみ、複数回答)
15.5 42.5 9.9
58.0 2.8
なし
手帳 精神障害者 手帳 自 障害年金
身体障害者手帳 6.1
障がい「あり」のうち、「精神障害者保健福祉手帳」を持っている人が半数以上であり、精神障がいを 抱えている人が多いことがわかる。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-15 疾 の有
45.3 17.3 37.4
なし なし
あり
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-16 在 ・ ・ ・ 種 サービスの利用
23.8 7.0 69.1
なし
なし あり
表 A-17 サービスの種類(利用ありの人のみ、複数回答)
女性(70)
介護保険 2.9%
障がい福祉サービス 90.0%
訪問・在宅医療 (往診含む) 10.0%
その他 1.4%
情報なし 4.3%
合計 (n) 100.0%
疾病「あり」は「なし」の 2.6 倍多くなっている。また、何らかの支援サービスを受けている人は 7% で、
その多くが「障がい福祉サービス」である。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-18 相談できる人
32.7 49.3 18.0
なし いる
いない
表 A-19 相談できる人の関係(相談できる人いる人のみ、複数回答)
女性(491)
パートナー 3.3%
友人 36.3%
家族 31.2%
職場の人 2.9%
その他 33.6%
情報なし 6.3%
合計 (n) 100.0%
表 A-20 いない理由(相談できる人いない人のみ)
女性(325)
死別・離別 0.9%
孤立 64.0%
情報なし 35.1%
合計 (n) 100.0%
第2章
3
女性支援専門ライン相談できる人が「いない」人が 3 割以上いる。また、相談できる人が「いる」場合の相談者は「友人」
が最も高く36.3% である。「その他」を除くと、次に「家族」が 31.2% となっている。一方、相談できる人 が「いない」理由として、「孤立」が多く、「死別・離別」は 1% に満たない。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-21 活 な の社会的居
26.5 38.6 34.9
なし あり
なし
社会的居場所が「あり」の人はおよそ 4 割にとどまる。
【B 相談内容】
0 20 40 60 80 100
( : )
A-22 相談の中で出 き の・ 分類・ い 体( =995)
1.4 40.1 25.0
該当あり・計 あり・
あり あり・
70.6
32.2 25.9 57.1
31.3 10.8 56.6
17.1
25.0 34.3
8.3
10.6 21.4
1.8 20.7
16.4
12.8
12.3
9.2
6.1
4.7
3.7 2.3 4.5
5.9
5.0 7.9
害 害 の問題 性の 仕事の み 的・ 関係の み 者・ 関 の関係 し 金の み 性的な 力・ ス ント 人 関係の み 家 の問題 D
体の み 4.6 45.3 20.6
1.8 22.6 32.7
7.3 36.9 12.4
2.6 21.5 10.2
0.5 11.8 9.1
3.2 15.5 2.0
3.9 11.6
8.8 3.1
2.0 8.4 1.8
6.1 2.2
2.2 3.5
2.6
2.2
相談内容の大分類では、 「あり・微小」「あり」「あり・深刻」を合計した「あり・計」をみると、 「心と体の悩み」
が 70.6% で最も割合が高く、次に「DV」57.1%、 「家族の問題」56.6% と続く。とりわけ、 「DV」は「あり・深刻」
の割合が 32.7% で、 「DV」の問題を抱える女性の実に 57.3% が深刻な状況である。4 位以下でも、5 位に「性
的な暴力・ハラスメント」21.4%、7 位に「被虐待」16.4% があり、様々な暴力に悩む相談者の割合が高い
ことがわかる。
第2章量的分析
( : )
A-23 相談で出 き の・詳細分類 ・ 20 (複数回答 =995)
51.1
43.5
38.5
29.0
25.8
25.0
18.6
16.8
15.6
12.1
11.1
10.8
10.3
10.1
9.2
8.9
8.6
8.2
7.4
7.3
0 10 20 30 40 50 60
該当あり・計 体の み 本人 障がい
人 関係の み 本人 人・ 人 人 関係の み 本人 ・ 別・ の 理 性的な 力・ ス ント 本人 ( イ )
本人
D 本人 性的 者・ 関 の関係 本人 者 の ・
体の み 本人 の 理 ・ 別・
し 金の み 本人 生活 体の み 本人 精神 の 人 関係の み 本人 ・
家 の問題 本人 家 の問題 本人 家 の 力・
D 本人 的 家 の問題 本人 別居・ ・
D 本人 身体的 家 の問題 本人 家 の 和
体の み 本人 精神の 体の み 本人 体の違和感
D 本人 精神的・
図 A-22 の項目のうち、複数回答でさらに詳細な分類を行い、上位 20 項目を多い順に並べた。いずれも 「本 人」の悩みである。最も多いのは 「DV:精神的・モラハラ」であり、相談者の半数以上が悩みを抱えている。 「DV」
の分類では、他に 5 位「身体的」25.8%、7 位「経済的」18.6%、15 位「性的」9.2% と続き、いずれも割 合が高い。「DV」以外の暴力も含まれ、8 位「家族からの暴力・モラハラ」16.8%、16 位「児童虐待」8.9%、
17 位「強姦」8.6%となっている。また、6 位「別居・離婚・再婚」25.0%、10 位「恋愛・結婚」12.1% で、
パートナーとの関係に悩む相談者が多いことがわかる。
【C 状態】
表 A-24 相談者の身体的・精神的・社会的状態
1 2 3 4 5
c1-1. 身体的:病気や疾病の有無 1.7% 3.5% 4.2% 3.5% 0.3%
c1-2. 身体的:通院や服薬などを踏まえた病状 1.4% 2.6% 4.2% 3.0% 0.3%
c1-3. 精神的:病気や疾病の有無 2.9% 13.0% 12.8% 3.8% 0.7%
c1-4. 精神的:通院や服薬などを踏まえた病状 2.7% 7.8% 11.4% 10.0% 1.3%
c1-5. 社会的:人との関わり度合・社会との接点 7.3% 13.6% 14.8% 14.4% 2.9%
c1-6. 社会的:孤立感、辛さ、さみしさなどの負の感情 1.2% 11.6% 14.6% 20.9% 5.1%
1 2 3 4 5
c1-1.
c1-3. 1 つで軽い 1 つで軽い・中度・
2 ~ 3 で軽い 1 つで重い・
軽中度が複数 複数で重いものもある 重度が複数
c1-2.
c1-4. 落ち着いている それなりに
落ち着いている 病状はあるが許容範囲 病状が重く辛い 病状が非常に重く
かなり辛い
第2章
3
女性支援専門ライン c1-5. 良好な接点や交流がある 多少の難しさは
あるがある 偏りもあるが
それなりにある 関わりが狭い or
トラブルがある 関わりがない or トラブルが多い
c1-6. まったくない 少しある 時々ある・
たまに強くある 日常的にある 強くある
相談者の身体的・精神的・社会的状態(各 2 項目)および生活状態(7 項目)について、それぞれの状 態の度合いを 5 段階で評価した。身体的・精神的・社会的状態では、番号が高いほど深刻であることを示 している。
社会的状態を見ると、「社会的:人との関わり度合い・社会との接点」では、「1. 良好な接点や交流がある」
を除く、何らかの問題がある 2 から 5 までの合計は 45.7%、「社会的:孤立感、辛さ、さみしさなどの負の 感情」では、「1. まったくない」を除く、何らかの問題がある 2 から 5 までの合計が 52.2% であり、相談者 の約半数が社会的状態に何らかの問題を抱えていることがわかる。特に、「社会的:孤立感、辛さ、さみし さなどの負の感情」では、より深刻な状態である「4. 日常的にある」と「5. 強くある」を合計すると 26.0%
であり、「孤立感、辛さ、さみしさなどの負の感情」を抱える相談者のおよそ半数がより深刻な状態である ことがわかる。このように、社会的な孤立や人間関係のトラブル、孤立感やさみしさなどがより深刻な相談 が多いことがわかる。
表 A-25 相談者の生活状態【途中要確認】
支障ない 時々あり・たまに
中度あり 時々中度あり・た
まに強くあり いつも支障あり 常に強く支障あり
c2-1. 生活状態:食事 18.3% 13.3% 5.7% 4.1% 0.8%
c2-2. 生活状態:睡眠 8.5% 14.3% 12.9% 9.1% 1.8%
c2-3. 生活状態:整容 19.5% 7.5% 3.0% 1.3% 0.6%
c2-4. 生活状態:家事・育児・介護 10.8% 9.5% 6.1% 4.7% 1.0%
c2-5. 生活状態:仕事・学校・活動 10.3% 6.8% 5.1% 6.0% 3.2%
c2-6. 生活状態:余暇、楽しみ 6.5% 8.0% 7.8% 7.5% 1.5%
c2-7. 生活状態:生活リズム 10.5% 10.1% 6.3% 5.8% 0.7%
相談者の生活状態のそれぞれの項目について、支障が「時々あり・たまに中度あり」「時々中度あり・たま に強くあり」「いつも支障あり」「常に強く支障あり」を合計した「あり・計」を見てみると、「睡眠」38.1%
が最も高く、そのうち、「いつも支障あり」「常に強く支障あり」を合計すると 10.9% で、睡眠に悩みを抱 える相談者のうち、約 3 割がより深刻な悩みであることがわかる。次に「余暇、楽しみ」24.8%、「食事」
23.9%、「生活リズム」22.9% と続く。睡眠や食事なと生活の最も基本的な項目に支障を抱える相談者の 割合が高い。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-26 自殺念慮の有
10.5 25.0 64.5
なし なし
あり
表 A-27 時期(自殺念慮有の人のみ、複数回答)
女性 (104)
現在 50.0%
具体的に準備中 1.0%
過去にあった 42.3%
情報なし 10.6%
第2章量的分析
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-28 自殺未遂歴の有
5.3 22.5 72.2
なし なし
あり
表 A-29 回数(未遂歴ありの人のみ)
女性 (53) 1 回 30.2%
5 回以内 22.6%
6 回以上 9.4%
情報なし 37.7%
自殺念慮「あり」が約 1 割いる。そのうちの半数が「現在」自殺を考えており、自殺未遂歴「あり」も 5.3%
いる。
0 20 40 60 80 100
性
( : )
A-30 相談 歴の有
9.5 67.8 22.6
なし あり
なし
表 A-31 過去・現在・未来の相談先【途中要確認】
過去 現在 未来 合計
病院(身体) 4.4% 12.6% 0.6% 17.6%
病院(精神) 9.4% 38.3% 1.0% 48.7%
保健所や保健師 1.5% 3.0% 0.4% 4.9%
保健・医療・その他 0.5% 0.7% - 1.2%
国の機関 0.6% 0.9% - 1.5%
都道府県自治体 1.1% 1.8% - 2.9%
市町村自治体 2.4% 6.0% 0.5% 8.9%
法テラス 2.5% 1.9% 0.6% 5.0%
市町村の無料法律相談 0.8% 0.8% 0.6% 2.2%
法律相談・それ以外 1.9% 4.5% 0.2% 6.6%
地域包括支援センター 0.3% 0.6% - 0.9%
高齢・行政窓口 0.3% 0.3% 0.1% 0.7%
高齢・それ以外 - - -
-相談支援事業所 0.7% 5.7% 0.1% 6.5%
障がい・行政窓口 0.9% 6.5% 0.2% 7.6%
障がい・それ以外 0.1% 0.6% 0.1% 0.8%
児童相談所 1.1% 0.8% 0.1% 2.0%
市町村窓口 0.8% 0.6% - 1.4%
子ども・子育て・それ以外 0.1% 0.4% - 0.5%
若者サポートステーション 0.2% 0.1% - 0.3%
若者支援・それ以外 - 0.1% 0.1% 0.2%
ハローワーク、ジョブズカフェ 0.9% 0.7% 0.3% 1.9%
就労・それ以外 0.1% 0.2% - 0.3%
配偶者等暴力相談支援センター 3.2% 1.2% 0.5% 4.9%
男女共同参画センター 5.3% 3.2% 1.3% 9.8%
女性・男女共同参画・それ以外 0.6% 1.1% 0.1% 1.8%
社会福祉協議会 - 1.5% 0.2% 1.7%
民生委員、児童委員 0.5% 0.2% 0.1% 0.8%
生活福祉事務所 1.4% 8.6% 0.3% 10.3%
生活保護・生活困窮・それ以外 0.1% 0.1% - 0.2%
国際交流協会 - 0.1% - 0.1%
外国人・それ以外 - - -
-刑務所、少年院、少年鑑別所 - - -
-保護観察所 - - -
-地域定着支援センター - - -
-警察 9.1% 6.0% 1.1% 16.2%
消防 0.1% 0.2% - 0.3%
自助グループ 0.8% 0.9% - 1.7%