同調圧力を感じるのは X の割合が最も高く、4 割近くに上る。
性別違和感を持つ人の 20. 9% が「性別適合手術」を受けている。データがある平成 25 年度(10.4%)
第2章量的分析
第2章
4
セクマイ専門ライン 表 A-41 性分化疾患/ DSDM(472) F(220) X(308) 全体 (1,000)
あり 0.4% 0.5% 0.0% 0.3%
情報なし 99.6% 99.5% 100.0% 99.7%
0 20 40 60 80 100
出会いがない りがいい
体 性
11性
( : )
A-42 ート ー
11.0 0.5 2.1 3.0
14.6 55.3 15.6
13.0 0.4
18.7 3.5 1.8 57.0 8.8
0.9 16.4
15.5 0.9 1.7 49.1 17.2
0.5
8.6 5.3 1.0 5.3 56.5 23.9
約半数が「出会いがない」と感じており、孤独感を持っている割合が高いことがうかがえる。
表 A-43 カムアウト
男性 (246) 女性 (109) X(243) 全体 (598)
アウティング 4.5% 3.7% 11.1% 7.0%
家族 13.4% 16.5% 25.5% 18.9%
学校・職場 3.3% 3.7% 32.9% 15.4%
友人 35.4% 24.8% 39.1% 34.9%
医療・公的機関 27.2% 37.6% 67.5% 45.5%
なし 43.9% 36.7% 10.3% 28.9%
女性と男性でカムアウトをしていない割合が高い。特に、男性は 43.9% と最も高くなっている。また、 「学 校職場」でのカムアウトは女性、男性では 4% 以内にとどまっている。職場での性別規範に悩む相談者の 割合の高さを考え合わせると(図 A-38)、職場で理解を得ることが困難であることがわかる。
4−2 被災地
集計手続きの概要
対象期間:2015 年 4 月1 日~ 2016 年 1 月 31 日 対象エリア:岩手県、宮城県、福島県の 3 県 条件:733 件抽出した(全件抽出)
【A 相談者の属性】
0 20 40 60 80 100
性 性 体
( : )
B-1 性別
34.4 58.5 7.1
セクマイ・全国では男性が半数近くを占めていたが、被災地では女性が半数以上を占めている。X の割
合はセクマイ・全国に比べ 20 ポイント以上少ない。
第2章量的分析
0 20 40 60 80 100
70 なし
60 50 40 30 20 10 体 性 性
( : )
B-2 年
17.6
8.7 26.3 4.8 30.2 12.3
36.5
15.4 9.6 21.2 3.8 13.5
5.1
5.8 24.9 4.0 49.4 10.7
34.9
12.3 32.1 2.8
2.8 14.7
性別によって年代に偏りがある。女性は「50 代」が半数近くを占めているのに対して、X と男性では「20 代」の割合が最も高い。また、セクマイ・全国と比べると、X と男性では「10 代」の割合も高く、若年層 が多い傾向にある。
0 20 40 60 80 100
なし いる いない
( : )
B-3 同居者
50.1 40.4 9.5
29.0 58.7 12.3
63.2 28.0 8.9
44.2 53.8 1.9
体 性 性
表 B-4 同居者の人数(同居者いる人のみ)
男性(148) 女性(120) X(28) 全体(296)
1 人 24.3% 29.2% 10.7% 25.0%
2 人 52.0% 30.8% 42.9% 42.6%
3 人 4.1% 14.2% 7.1% 8.4%
4 人 2.0% 3.3% 3.6% 2.7%
5 人以上 2.0% 0.8% 0.0% 1.4%
情報なし 15.5% 21.7% 35.7% 19.9%
表 B-5 同居者の人数(同居者いる人のみ)
男性(148) 女性(120) X(28) 全体(296)
家族 93.2% 69.2% 64.3% 80.7%
共同生活 1.4% 6.7% 28.6% 6.1%
その他 0.7% 17.5% 7.1% 8.1%
情報なし 4.7% 6.7% 0.0% 5.1%
同居者が「いない」割合が半数を占めており、性別で見ると特に女性は「いない」割合が 63.2% と最も 多い。セクマイ・全国や一般ラインでは女性は男性よりも「いる」割合が高くなる傾向に対し、被災地では むしろ男性の相談者で「いる」割合が過半数を超えているのが特徴的である。自分以外の同居者の人数で は「2 人」が最も多く、同居者の関係もほとんどが「家族」である。
表 B-6 居住形態
男性(133) 女性(120) X(83) 全体(336)
安定したすまい 74.6% 85.5% 80.8% 81.4%
不安定なすまい 0.8% 0.7% 0.0% 0.7%
なし - - -
-情報なし 24.6% 13.8% 19.2% 17.9%
「安定したすまい」が約 8 割であり、性別による大きな差はない。
第2章
4
セクマイ専門ライン0 20 40 60 80 100
( : )
B-7 仕事の有
58.0 35.5 6.5
44.0 46.0 9.9
65.5 29.6 4.9
63.5 32.7 3.8
なし あり なし 体
性 性
表 B-8 就労形態(仕事ありの人のみ)
男性(116) 女性(127) X(17) 全体(260)
正規 31.0% 13.4% 35.3% 22.7%
パート・アルバイト 12.9% 28.3% 11.8% 20.4%
契約・嘱託 2.6% 0.8% 0.0% 1.5%
派遣 2.6% 1.6% 0.0% 1.9%
その他非正規 0.9% 9.4% 0.0% 5.0%
経営者・役員 0.0% 0.8% 0.0% 0.4%
自営業 0.0% 2.4% 0.0% 1.2%
家族従業者 - - -
-請負 - - -
-福祉的就労 3.4% 4.7% 17.6% 5.0%
その他 1.7% 4.7% 0.0% 3.1%
情報なし 44.8% 33.9% 35.3% 38.8%
表 B-9 仕事なしの詳細(仕事なしの人のみ)
男性(111) 女性(281) X(33) 全体(425)
専業主婦・主夫 0.0% 5.0% 0.0% 3.3%
家事手伝い 0.0% 0.4% 0.0% 0.2%
学生 27.0% 8.5% 30.3% 15.1%
求職中・職業訓練中 18.9% 2.5% 18.2% 8.0%
病気療養中 43.2% 31.3% 36.4% 34.8%
ボランティア・社会活動 - - -
-その他 1.8% 28.5% 6.1% 19.8%
情報なし 9.0% 23.8% 9.1% 18.8%
仕事「なし」の割合は、女性、X、男性の順で高くなっており、女性では 65.5% が無職である。仕事「あ り」の相談者についても、女性では「正規」が 13.4% にとどまり、「パート・アルバイト」などの非正規が 40.1% を占めている。また、仕事なしの詳細では、女性で最も高いのが「病気療養中」31.3% となっており、
就労については女性の困窮が懸念される。X と男性では 10 代 20 代の割合が高いことから、「学生」の割 合も高くなっている。
0 20 40 60 80 100
( : )
B-10 収入の有
3.5 84.7 11.7
5.6 77.0 17.5
1.9 89.7 8.4
7.7 80.8 11.5
なし あり なし 体
性 性
表 B-11 収入の種類(収入ありの人のみ、複数回答)
男性(194) 女性(385) X(42) 全体(621)
給与収入 52.1% 26.2% 38.1% 35.1%
家族収入 35.6% 58.7% 35.7% 49.9%
事業収入 0.0% 1.3% 0.0% 0.8%
年金等収入 14.9% 8.1% 19.0% 11.0%
生活保護 3.1% 21.6% 28.6% 16.3%
その他 1.0% 1.3% 2.4% 1.3%
情報なし 4.6% 2.3% - 2.9%
女性では半数以上が「家族収入」である。「生活保護」は X28.6%、女性 21.6% の順で高くなっている。
第2章量的分析
0 20 40 60 80 100
( : )
B-12 家計状況
14.3 52.0 33.7
12.7 40.9 46.4
13.8 59.7 26.6
26.9 42.3 30.8
なし 問題なし 問題あり 体
性 性
表 B-13 家計状況の問題(家計状況問題ありの人のみ、複数回答)
男性(32) 女性(59) X(14) 全体(105)
収入が低い 59.4% 18.6% 64.3% 37.1%
収入が不安定 0.0% 49.2% 14.3% 29.5%
支出が多い 12.5% 32.2% 7.1% 22.9%
支出が不安定 3.1% 11.9% 7.1% 8.6%
やりくりができない 21.9% 44.1% 35.7% 36.2%
その他 18.8% 6.8% 7.1% 10.5%
情報なし 3.1% - 57.1% 8.6%
家計状況に問題を抱えている相談者の割合は X で最も高く、「問題あり」が「問題なし」の約 1.6 倍であ る。問題の内訳を見ると、X の 64.3% が「収入が低い」となっており、男性も 60% 近くが該当する。一方、
女性では「収入が不安定」「やりくりができない」「支出が多い」が高く、家計状況の問題が多岐にわたって いる。
0 20 40 60 80 100
( : )
B-14 障がいの有
23.7 25.5 50.8
25.4 17.1 57.5
22.4 31.7 45.9
26.9 15.4 57.7
なし なし
あり 体
性 性
表 B-15 障がい手帳・年金(障害ありの人のみ、複数回答)
男性(64) 女性(96) X(14) 全体(174)
身体障害者手帳 1.6% 0.0% 0.0% 0.6%
療育手帳 75.0% 1.0% 50.0% 32.2%
精神障害者保健福祉手帳 15.6% 95.8% 78.6% 64.9%
自立支援医療 37.5% 74.0% 78.6% 60.9%
障害年金 29.7% 32.3% 50.0% 32.8%
情報なし 6.3% 3.1% 0.0% 4.0%
障がい「あり」は全体で 20% 台だが、X では障がい「あり」が「なし」より10 ポイント以上高くなっている。
また、X と女性では「精神障害者保健福祉手帳」を持っている割合も高く、障がい「あり」に該当する女性
の実に 95% 以上が手帳をもっており、深刻な精神的障がいを抱える相談者が多いことがわかる。
第2章
4
セクマイ専門ライン0 20 40 60 80 100
( : )
B-16 疾 の有
48.0 17.6 34.4
41.7 12.7 45.6
51.3 21.7 27.0
51.9 7.7 40.4
なし なし
あり 体
性 性
0 20 40 60 80 100( : )
B-17 在 ・ ・ ・ 種 サービスの利用
25.2 13.5 61.3
16.7 12.3 71.0
31.9 13.3 54.8
11.5 21.2 67.3
なし あり
なし 体
性 性
表 B-18 サービスの種類(利用ありの人のみ、複数回答)
男性(31) 女性(57) X(11) 全体(99)
介護保険 - - -
-障がい福祉サービス 96.8% 96.5% 100.0% 97.0%
訪問・在宅医療 ( 往診含む ) 0.0% 3.5% 0.0% 2.0%
その他 - - -
-情報なし 3.2% - - 1.0%
X と女性は半数以上が疾病「あり」である。男性も 40% 代と高い数値である。
0 20 40 60 80 100
( : )
B-19 相談できる人
63.6
27.8 8.6
56.7
30.2 13.1
69.0
24.9 6.1
51.9 7.7
40.4
あり なし なし 体
性 性
表 B-20 相談できる人の関係(相談できる人いる人のみ、複数回答)
男性(76) 女性(107) X(21) 全体(204)
パートナー 38.2% 28.0% 28.6% 31.9%
友人 64.5% 99.1% 52.4% 81.4%
家族 11.8% 30.8% 9.5% 21.6%
職場の人 9.2% 5.6% 9.5% 7.4%
その他 2.6% 2.8% 4.8% 2.9%
情報なし 32.9% 29.0% 52.4% 32.8%
表 B-21 いない理由(相談できる人いない人のみ)
男性(143) 女性(296) X(27) 全体(466)
死別・離別 0.0% 1.0% 0.0% 0.6%
孤立 83.2% 88.5% 74.1% 86.1%
情報なし 16.8% 10.5% 25.9% 13.3%
セクマイ・全国に比べ、相談できる人が「いない」割合の方が高くなっている。特に女性は相談する人が「い ない」は「いる」より 2.8 倍と開きがあり、孤立がより深刻であることがうかがわれる。相談相手は「友人」
が圧倒的に高いが、女性では「家族」の割合が男性や X より高くなっている。
102
社会的包摂サポートセンター第2章量的分析
0 20 40 60 80 100
( : )
B-22 活 な の社会的居
49.2 24.1 26.6
43.7 25.8 30.6
55.2 21.2 23.5
26.9 40.4 32.7
なし あり
なし 体
性 性