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第1 目 標

具 体的な活動や体 験を通して,自分 と身近な人々,社 会及び自然とのか かわり に関 心をもち,自分 自身や自分の生活 について考えさせ るとともに,その 過程に おい て生活上必要な 習慣や技能を身に 付けさせ,自立へ の基礎を養う。

第2 各学年の目標 及び内容

〔第1学年及び 第2学年〕

1 目 標

( 1) 自分と身近 な人々及び地域の 様々な場所,公共 物などとのかかわ りに関 心をもち,地 域のよさに気付き ,愛着をもつこと ができるようにす るとと もに,集団や 社会の一員として 自分の役割や行動 の仕方について考 え,安 全で適切な行 動ができるように する。

( 2) 自分と身近 な動物や植物など の自然とのかかわ りに関心をもち, 自然の すばらしさに 気付き,自然を大 切にしたり,自分 たちの遊びや生活 を工夫 したりするこ とができるように する。

( 3) 身近な人々 ,社会及び自然と のかかわりを深め ることを通して, 自分の よさや可能性 に気付き,意欲と 自信をもって生活 することができる ように する。

( 4) 身近な人々 ,社会及び自然に 関する活動の楽し さを味わうととも に,そ れらを通して 気付いたことや楽 しかったことなど について,言葉, 絵,動 作,劇化など の方法により表現 し,考えることが できるようにする 。 2 内 容

( 1) 学校の施設 の様子及び先生な ど学校生活を支え ている人々や友達 のこと が分かり,楽 しく安心して遊び や生活ができるよ うにするとともに ,通学 路の様子やそ の安全を守ってい る人々などに関心 をもち,安全な登 下校が できるように する。

( 2) 家 庭生 活を 支え てい る家 族の こと や自 分で でき るこ とな どにつ いて 考 え,自分の役 割を積極的に果た すとともに,規則 正しく健康に気を 付けて 生活することができるようにする。

( 3) 自分たちの 生活は地域で生活 したり働いたりし ている人々や様々 な場所 とかかわって いることが分かり ,それらに親しみ や愛着をもち,人 々と適

切に接するこ とや安全に生活す ることができるよ うにする。

( 4) 公共物や公 共施設を利用し, 身の回りにはみん なで使うものがあ ること やそれを支え ている人々がいる ことなどが分かり ,それらを大切に し,安 全に気を付け て正しく利用する ことができるよう にする。

( 5) 身近な自然 を観察したり,季 節や地域の行事に かかわる活動を行 ったり などして,四 季の変化や季節に よって生活の様子 が変わることに気 付き,

自分たちの生 活を工夫したり楽 しくしたりできる ようにする。

( 6) 身近な自然 を利用したり,身 近にある物を使っ たりなどして,遊 びや遊 びに使う物を 工夫してつくり, その面白さや自然 の不思議さに気付 き,み んなで遊びを 楽しむことができ るようにする。

( 7) 動物を飼っ たり植物を育てた りして,それらの 育つ場所,変化や 成長の 様子に関心を もち,また,それ らは生命をもって いることや成長し ている ことに気付き ,生き物への親し みをもち,大切に することができる ように する。

( 8) 自分たちの 生活や地域の出来 事を身近な人々と 伝え合う活動を行 い,身 近な人々とか かわることの楽し さが分かり,進ん で交流することが できる ようにする。

( 9) 自分自身の 成長を振り返り, 多くの人々の支え により自分が大き くなっ たこと,自分で できるようになっ たこと,役割が増 えたことなどが分 かり,

これ まで の生 活や 成長 を支 え てく れた 人々 に感 謝の 気持 ちを もつ とと も に,これから の成長への願いを もって,意欲的に 生活することがで きるよ うにする。

第3 指導計画の作 成と内容の取扱い

1 指導計画の作 成に当たっては, 次の事項に配慮す るものとする。

( 1) 自分と地域 の人々,社会及び 自然とのかかわり が具体的に把握で きるよ うな学習活動 を行うこととし, 校外での活動を積 極的に取り入れる こと。

( 2) 第2の内容の( 7) については,2学年 にわたって 取り扱う ものとし, 動物 や植物へのか かわり方が深まる よう継続的な飼育 ,栽培を行うよう にする こと。

( 3) 国語科,音 楽科,図画工作科 など他教科等との 関連を積極的に図 り,指 導の効果を高 めるようにするこ と。特に,第1学 年入学当初におい ては,

生活科を中心 とした合科的な指 導を行うなどの工 夫をすること。

( 4) 第1章総則 の第1の2及び第 3章道徳の第1に 示す道徳教育の目 標に基

内容について ,生活科の特質に 応じて適切な指導 をすること。

2 第2の内容の 取扱いについては ,次の事項に配慮 するものとする。

( 1) 地域の人々 ,社会及び自然を 生かすとともに, それらを一体的に 扱うよ う学習活動を 工夫すること。

( 2) 具体的な活 動や体験を通して 気付いたことを基 に考えさせるため ,見付 ける,比べる ,たとえるなどの 多様な学習活動を 工夫すること。

( 3) 具体的な活 動や体験を行うに 当たっては,身近 な幼児や高齢者, 障害の ある児童生徒 などの多様な人々 と触れ合うことが できるようにする こと。

( 4) 生活上必要 な習慣や技能の指 導については,人 ,社会,自然及び 自分自 身にかかわる 学習活動の展開に 即して行うように すること。

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