第3章 施設類型ごとの管理及び公共施設の最適配置 に関する基本的な方針
1 施設類型ごとの管理に関する基本的な考え方
1-1 基本方針の位置づけ
第2章の方針に基づき、施設類型の特性を踏まえ、施設の大分類ごとの管理に関する基本的 な方針を示します。
構成については、施設の概要として、まず、中分類ごとに整理した一覧表と配置図等を記載 しています。
続いて、基本的な考え方として、施設の利用状況、コストの概要等を記載し、この内容を踏 まえ、現状と課題と今後の方向性を記載します。
【構成】
(1)施設の概要
①施設一覧:中分類ごとに次のとおり一覧で整理しています。
棟数:施設を構成する棟数。倉庫棟などを含むものもあります。
延床面積:施設全体の延床面積。倉庫棟などを含むものもあります。
建築年:施設を構成する棟の中で主要な棟の建築年。
経過年:平成28年を基準に、平成27年を築1年の施設として算出。
構造:施設を構成する棟の中で主要な棟の構造。凡例はW(木造)、LGS(軽量鉄骨)、S(鉄骨)、
RC(鉄筋コンクリート)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)、CB(コンクリートブロック)。
階数:地上階を記載しています。
延床面積:小数点以下は四捨五入しています。
②配置図:機能ごとに凡例を分けて施設の位置を示しています。
(2)基本的な考え方
①施設の利用状況等:利用者数やその推移等の情報を記載しています。
②コストの概要:平成26 年度の実績をもとに、次のとおり集計しています。(インフラ施設・
公営企業会計施設については、試算していません。) A光熱水費:実績値
B管理運営費用:委託分は実績値。直営施設は人件費について市職員の平均給与額から算定 C収入:実績値
D建物更新費用:施設類型別の標準的な建物更新費用の単価(円/㎡)に施設の床面積を乗じ て算定(下表参照)。供用期間を60年と想定し、60で除したものを年間の建 物更新費用とした。簡易的に算出したものであり、実コストではありません。
E大規模改修費用:施設類型別の標準的な大規模改修費用の単価(円/㎡)に施設の床面積を乗じ て算定(下表参照)。供用期間を60年と想定し、60で除したものを年間の大規 模改修費用とした。簡易的に算出したものであり、実コストではありません。
■建物更新費用及び大規模改修費用の単価(試算条件)
③現状と課題:施設の抱える現状と課題について記載しています。
④今後の方向性:今後の方向性を記載しています。
【構成例】
建物更新費用 大規模改修費用 行政系施設 40万円/㎡ 25万円/㎡
学校教育系施設 33万円/㎡ 17万円/㎡
市営住宅 28万円/㎡ 17万円/㎡
子育て支援施設 33万円/㎡ 17万円/㎡
社会教育系施設 40万円/㎡ 25万円/㎡
市民文化系施設 40万円/㎡ 25万円/㎡
スポーツ・レクリエーション系施設 36万円/㎡ 20万円/㎡
保健・福祉施設 36万円/㎡ 20万円/㎡
医療施設 40万円/㎡ 25万円/㎡
産業系施設 40万円/㎡ 25万円/㎡
その他 36万円/㎡ 20万円/㎡
(2)
②
①
②
③
④
(1)
①
1-2 公共施設等の類型
公共施設等の施設類型は、総務省から例示されている分類を参考に次のとおり分類しました。
この施設類型をもとに、施設類型ごとの管理に関する基本的な考え方を整理します。
大分類 中分類 主な施設
行政系施設
庁舎等 庁舎等
消防施設 消防庁舎、消防分団車庫 その他行政系施設 その他行政系施設
学校教育系施設 学校 小学校、中学校
その他教育施設 教育センター
市営住宅 市営住宅 市営住宅
子育て支援施設 幼稚園・保育所 保育所、幼稚園 幼児・児童施設 留守家庭児童会等
社会教育系施設 図書館 図書館・図書室
博物館等 美術館等
市民文化系施設 集会施設 コミュニティセンター等 その他市民文化系施設 その他市民文化系施設 スポーツ・
レクリエーション系施設
スポーツ施設 体育館、温水プール等 レクリエーション施設 青少年の家等
保健・福祉施設
保健施設 保健センター等
その他社会福祉施設 総合福祉会館等 高齢福祉施設 老人集会所等
医療施設 医療施設 診療所
産業系施設 産業系施設 産業振興プラザ等
その他施設 その他 自転車駐車場等
インフラ施設 道路・橋梁・河川 公園
公営企業会計施設 上下水道 市立病院
複数の機能を持つ複合施設については、延床面積を機能ごとに分割して、それぞれの類型に記 載しています。