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  観光,に間連する

  資源施設交通   の物理的要素

 観光関連要素    \ワ/

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!観光カノ土地利用要素     _/乏灘曇巴

 5−3 本研究における「都市構造」の位置付け

 本研究では,上記の指標に加え,都市の構造的要素に対する指標化を行うが,ここでの 都市構造とは,「首都改造論1当で規定されている,(D人口,(2)就業構造,(3)都市機 能,(4)士地利用,(5)交通,の各項目を示す、これらの要素を基準とした主として訪問者 による観光的観点による指標化を行いISI,都市の規模を示す都市力,観光的魅力を示す 観光力と同様に、都市別の評価を行うとともに,結果の統計処理及び比較分析を通じて,

都市の規模と観光的魅力に加えて,都市の構造的要素が観光魅力に与えている影響性を 明らかにしていくものとする,

 「都市構造指標」を構成する「人口」及び「交通」については、都市力の」部分と看倣 すこともできるが,「都市機能」及び「{:地利用」は,観光力を構成する要素と重複して いる,言い換えると,観光力は、資源や施設といった物理的要素を除くと、都市の構造的 要素に起因されている側面が強いということである。

xv 巣q庁大都市圏整備后}(1985)[首都改造論l

I 1 {指標は,各項目を基準とした観光により適しているとみられる都市の構造的要素の状態を示す

都市構造指標の詳細

(1)人日構造  一 外国人居住率・扶養高齢者率・高等教育学生率

(2)就業構造     第:次産業従事者率182・失業率・住民購買力指数

(3)都市機能     機能集積状況・業務活動時間・都心人口密度

(4)1二地利用     公園緑地利用・商業地域面積・風致美観地区

(5)交通構造   一 地下鉄総延長・空港移動時間・公共交通費用

各指標について説明すると,人U構造では,外国人居住率は高い方が訪問者にとって 多様性や利便性の事:受に繋がると考えられる、扶養高齢者率は低い方が,高等教育学生 率は高い方が,都市が様々な形で発する活力に結び付きやすいと考えられる、就業構造 では、サービス業を中心とする第孜産業の充実度は,都市の魅力や利便性と関連付け られ,高い失業率は逆に活気の低ドや犯罪を引き起こす要素を孕む,住民の高い購i買力 を通じた商品の多様性は,訪間者にとっても買い物の選択肢に繋がる,交通構造では,

地ド鉄の発展度や公共交通の低廉な費用は,住民や訪問者の移動の利便性に結び付き,

空港までの移動時間は国際観光における競争力に繋がってくる、都市機能及び土地要素 に関しては,本研究による観光力の指標を適用している、

○都市構造指標評価基準

・人口構造→外国人居住者が多い/扶養高齢者が少ない/高等教育学生が多い

・就業構造→第三次産業従事者が多い/失業率が低い/住民購買力指数が高い

・都市機能→機能集積状況が高い/都心活動時間が長い/都心人口密度が高い

・土地利用→公園緑地面積が広い/商業地域面積が広い/風致美観地区が広い

・交通構造→地下鉄総延長が長い/空港移動時間が短い/公共交通費用が安い

ぽ都市の観光産業を形成する施設は,第三次産業により構成されていることから,第三次産業に従事する 人n比率が高い方が魅力度もト昇するとの考え方による;t本研究では,英国の経済学ffコーリン(Colill G.

Clark)の産業分類に基づき,第一次産業を農業,林業,漁業,鉱業,第二次産業を製造業,建設業,電気カス業,

その他の小売業やりべ一ビス業等を第三次産業とした、

図5 都市力,観光力,都市構造指標の関係性

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離纏麺(灘籠竃

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/  政治力

経済力

文化力

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^\ρ地域「空間酌分布    \

\  情報力\\

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       天賦的資源        、

住民力   /都市機能 [

         利便性活釣 観光施設(人口)

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      1 一宿泊・特殊施設

饗ノ\錯瞬観光交通ノ

/業昧\ニノ擬プ/

    観光力

   (観光的魅力を規定}

タ/観光燕\

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筆者作成

 5−4 類似研究と比較した本研究の関連性と特徴性

 第三章では,都市や地域の観光魅力や競争力の形成要因に関連する先行研究の概観を 行った。その他にも類似する観点を持つ既存研究はいくつかみられるが,本研究による 指標の特徴を明確にするため,類似研究との関連性や特徴性について考察を行ってみる。

 1工1▲二(2005)1 s3は,「都市観光」に対して, r都市のにぎわい力が観光の原点で,「観 光にぎわい力」は「力」+ 技」+「心」ピα」から構成される」と述べているが,この

うち,「力」と「心」と言う概念は,本研究における観光力と相応させることができる,

(「技」とはマーケティング的要素,一α」とは都市のイメージやブランドを示す)

 広瀬ら(2008)t s  1の研究では、観光地の魅力を形成する要素を,「資源性・地域性」,

一快適環境・空間」,r行動(アクティビティ)」、「宿泊施設」,「アクセス・交通条件」

に分類しているが,「快適環境・空間」、一宿泊施設」は本研究における観光関連要素、

行動(アクティビティ)」、「アクセス・交通条件」は都市機能要素、「資源性・地域 性」は,1:地利用要素と相応する概念と考えられる、

]M Rヒ徹(2005)[「現代観光・にぎわい文化論』白桃書房p.1Y

9 ; L瀬ら(2008)前掲箸

羽lfl(2000)聯は,都市の観光魅力要素を,(D自然一固有の風土を形成してきた気象・

地形をll:感で感じさせる,(2)歴史名所・旧跡を有する,またその歴史が現在に活かされ ている,(3)象徴まちのシンボルがあり,イメ…ジ形成の源となっているものがみられ る,(4)町並み一地域性と統 感が感じられる家並み,町並み,(5)界隈性一賑わい,憩うこ とができる,また楽しく歩くことができる空間が存在する,(6)味・人一固有の風h,歴史 のドではぐくまれてきた味覚を持つ、また独特の気質を有する,などに整理しているが,

これらは、本研究による指標と次の通り組み合わせて関連付けることができる。

(1)自然      気候環境評価/近隣世界遺産

(2)歴史      近隣世界遺産/風致美観地区

(3)象徴一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一機能集積状況/公園緑地利用

(4)町並み一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一風致美観地区/商業地域面積

(5)界隈性一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一都心人口密度/機能集積状況

(6)味・人一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一商業地域面積/都心人口密度

 田村(2005)LSbは, 都市景観に求められるもの」を,(1)潤いのある生活,(2)水と水 際線,(3)緑,(4)花,(5)歩行者空間、(6)ホスピタリティ,(7)統一一性と整合性,(8)多様性 の織り込み,(9)風土性,(10)歴史性,(11)モニュメント,(12)シンボル,(13)壮大な街路,

(14)ストリート・ファニチュア,(15)アート,(16)路面電車,(17)賑わいとストリートラ イフ,(18)眺望点,に整理しており,これらも本研究の指標と次の通り関連付けられる。

(1)潤いのある生活,(2)水と水際線,(3)緑,(4)花一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一公園緑地利用

(5)歩行者空間,(11)モニュメント,(12)シンボル,(13)壮大な街路一一一一一機能集積状況

(6)ホスピタリティ,(17)賑わいとストリートライフー一一一一一一一一一一一一一一一都 d・人口密度

(7)統i性と整合性,(9)風土性,(10)歴史性,(18)眺望点一一一一一一一一一一一一一一風致美観地区

(17)賑わいとストリートライフー一一一一一一一一一一一一一一…一一一一一一一一一一一一一一一一業務活動時間

 本研究の持つ特徴性の一つに,「都市の観光魅力」といった主観性,抽象性,定性性を 高く有する概念に対する定量的な評価の側面がある。他の事象で喩えると,例えば,「豊 かさ」と言う概念も主観性や抽象性を有するが,「労働時間の短さ」,「休暇の長さ」,

住宅の広さ」,「物価の安さ」などの指標から一定の程度を量ることは可能である,

これを観光魅力に対して適用するといった考え方であるバ。

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H田耕治(LOOO)1都市観光の魅力の変化と今後の都市づくり1横浜商科大学公開講座委員会編『ニー 世紀へのツ・一一リズム』南窓社

) f c村明(2005)『まちf5一くりと景観』岩波書店

] 7 s市計画や建築の専門家から構成されるまち歩き活動体TEKU・TEKし (2008)では,街の魅力の構成要素を

(1)機能,(2)形態,(3)構造,(4)環境,(5)個性,(6)多様性,(7)変化,に分類しているが,これら要素も本研究 と関連深い。