市能都機
一・・一
結
+ソウル 上海
業造就構
東アジア.こ都市の都市構造指標について顕著な部分を挙げると,2000年における人口 構造では東京の外国人居住率,ソウルの高等教育学生率が結果を上げる要因,東京の扶 養高齢者率が結果を下げる要因となっていた。就業構造は,東京とソウルのサービス業 による第三次産業従事者が約八割と多くみられたが,当時の上海では第二次産業従事者 が多い状況が分かった,住民購買力指数は東京の結果が相当に高かった、都市機能では,
都心の人口密度や都市機能の集積などの側面から上海が高く,土地利用では,公園緑地 の面積比率からソウルの結果が高かった,交通構造では,上海の地下鉄総延長が相当に 低かったが,空港移動時間及び公共交通費用は結果を上げる要因となっていた35 S,
7−4 本研究による各指標の相関性考察
本節では,都市の観光魅力と,今回の測定で得られた都市力,観光力及び都市構造指標 との相関分析を試みる,本研究では,都市の観光魅力を端的に示す指標として外国人訪 問者数の統計を用いるが,都市力(Xl),観光力(X:),都市構造指標(X3)の各指標を説明変 数として,外国人訪問者数(y)を目的変数とする相関係数(r)359を求めてみることにする、
撫ソウルやL海が,相対的に槻光魅力」ある都市構造が形成された固有の背景として考えられることは,
ソウルは,(1)1960年代より外貨獲得と言う優先的政策課題が存在したため観光産業に早くから着目した,
(2)近代期における植民地支配の経験から,近代期以前の歴史的事物を特に重宝する観点が生じた,上海は,
(D共産}三義の影響が強い時代,都市のスプrl・・一一ル化は抑制がかかった,(2)観光資源として転用可能な租界 時代の建築物や街並みの遺産が豊富にあった,といった状況が挙げられる.
コ5匂 q=Σ(xx、)(y一ジ)/Σ(x x、)−L ・Σ(yジ) L・=Sxy/VSxxSy〜
各指標の測定年度は2000年を基準とするが,外国人訪問者数については年度によって 変動の幅が大きいために2000年を中心とする前後卜年間の ド均f直を採るものとした.
外国人訪問者数は、各行政機関などが公表している統計データ,説明変数を示す指数は,
本研究で得られた数1直に基づいている、なお、相関係数については標本数による限界性 があることから,絶対評価と言うより参考数値として,相対的な指標間の関連性の考察 にll服を置いている、
表32 外国人訪問者数t °及び都市力,観光力,都市構造指標との相関性
次のグラフ(図13,14,15)は,外国人訪問者数(観光魅力)と,本研究で設定した各 指標との相対的な関連性を比較するため,東アジアー:都市の平均外国人訪問者数を右軸,
都市力、観光力,都市構造指標の各数値を左軸として設定したものである。
1( P995年から2001年kでの統計の F均f直
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ーoo5000 図2|−
50
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loo5000 図2ーー
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図2︒幡和︒ む む
550
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東アジア三都市の都市力と平均外国人訪問者数の比較
東京 ソウル 上海
東アジア三都市の観光力と平均外国人訪問者数の比較
一筋薗者数 →D一観光力
東京 ソウル 上海
東アジア三都市の都市構造指標と平均外国人訪問者数の比較
東京 ソウル
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時
以Lの結果を考察してみると,平均外国人訪間者数(y,以下訪問者数)と都市力(x1)
との関係では,都市力においては東京,ソウル,k海の規模的な序列がみられるのに対し、
訪間者数との相関性は特にみられなく,本研究が対象とする範囲内では,都市の規模は,
観光魅力(訪間者数)にさして影響を及ぼしていないと判断することができる、
次に観光力(x:)では,標本数の制限から統計的な有意性には限界はあるが,ソウルと ほぼ同等のヒ海の指数に対して,訪問者数に大きく差がみられるのは,当時の両都市に おける都市力の差による影響が考えられるとともに,都市力と比較した場合,観光力の 訪間者数(観光魅力)に対する一定の相関性を認識できる,
続いて本研究で設定した都市構造指標(x3)をみると,最も高い相関性を示す結果が 得られていた,本研究による観光力のうち,都市機能要素と土地利用要素は,主に都市の 構造的要素から構成されているが,これを規定する指標である都市構造指標において,
このように高い相関性が考えられる結果からは,都市の構造的要素と,観光魅力との関 連性を否定することは困難とも言えよう。以ヒの考察により,都市の構造的要素が,観光 魅力に対して及ぼしている一一定の影響性が示唆される「Sf 1,
36] s市の規模や構造的要素のみで外国人訪問者数への影響性に対する説明は限界があり、実際は周辺国家 の経済的要因や為替率ほか,より多くの要因を関連付けて考える必要はあるが,本研究は,都市の構造的要 素が観光魅力に与えている影響性の提起と検証を主眼とするため,当該部分を中心に言及するものである.