A.1 DM コマンドの概要
A.1.5 指示要求の発行
A.1.5.1 指示要求の発行(dmreq)
コマンド形式:
●Format Type 1
dmreq [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont|check}] [-t time] [-i interval] [-v {1|2|3|4}]
●Format Type 2
dmreq [-m name] -f2 infile [-o outfile] [-e {stop|cont|check}] [-t time] [-i interval] [-v {1|2|3|4}]
機能説明:
入力ファイルのパラメータに従って、指示要求を発行します。
以下の要求指示の発行が行えます。
ソフトウェアの配信 ソフトウェアの配信(マネージャ−適用先および適用先−クラ イアントへのファイルの転送)を行います。
ソフトウェアの適用 クライアントに対する配信済みファイルの適用を行います。
ソフトウェアの配信と 適用
ソフトウェアの配信と適用の両指示を一括して行います。
ファイルの削除 配信・適用を行ったファイル情報を削除します。
リブート指示 指定したシステムに対し、リモートにてリブート指示を行いま す。
BACKUP復元 BACKUPを作成したファイルに対し、復元処理を行います。
適用先システムークライアントシステム間のファイル転送にマルチキャストを使用す る場合は、「Format Type 2」を利用して下さい。
オプション:
-m name
要求先のDMマネージャ名を指定します。
省略時はローカルコンピュータに接続します。
-f1 infile
入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。
省略できません。
-o outfile
結果情報を出力するファイル名を指定します。
省略時は、標準出力に出力します。
-e {stop|cont|check}
実行時の動作を指定します。
stop エラーを検出した時点で処理を停止します。
停止するまでに行われた処理は、有効になります。
cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。
check パラメータのエラーチェックのみ行います。実際の要求指示は発行しません。
省略時はstop指定と見なします。
-t time
処理完了待ち時間を秒単位(10進数)で指定します。
0を指定した場合、タイムアウト監視は行わず、処理完了まで待ち合わせを行います。
省略時は処理完了の待ち合わせは行ないません。
-i interval
処理完了結果のチェック間隔を秒単位(10進数)で指定します。
0を指定した場合、エラーとします。
省略時は60を指定したものと見なします。
-t オプションを指定せずに本オプションを指定した場合、または -t オプションで指 定した値以上の値を指定した場合はエラーとします。
-v {1|2|3|4}
処理完了結果を表示します。
1:処理完了結果をチェックするたびに処理完了結果を表示します。
2:処理が完了したときに処理結果を表示します。
3:処理完了結果をチェックするたびに詳細な処理完了結果を表示します。
4:処理が完了したときに詳細な処理完了結果を表示します。
省略時は表示を行ないません。
オプションを指定せずに本オプションを指定した場合はエラーとします。
入力パラメータのフォーマット:
●Format Type 1
<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>
[1]要求種別,
[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ ジョン,
[8]転送モード,
[9]DM-DMA 転送開始予定日時, [10]DM-DMA 転送終了予定日時, [11]DMA-DMC 転送開始予定日時, [12]DMA-DMC 転送終了予定日時, [13]DMA-DMC 転送手動更新日数, [14]DMA 保持期限,
[15]適用種別, [16]適用強制有無, [17]適用モード, [18]適用後リブート実施, [19]リブート時置換種別,
[20]適用開始予定日時, [21]適用終了予定日時, [22]適用手動更新日数, [23]Backup 作成, [24]Backup 保持期限
要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 配信 1 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ − − − − − − − − − − 適用 2 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ − − − − − − △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 配信適用 3 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △
◎:必須 △:任意(省略可) −:無効
1 項目名 要求種別
設定値 1:配信
2:適用
3:配信および適用
省略 省略不可
備考
2 項目名 システム種別 設定値 1:適用先
2:適用先グループ 3:クライアント
4:クライアントグループ
省略時 省略不可
備考
3 項目名 システム名
設定値 システム種別に対応する名前を指定する
省略時 省略不可
備考
5 項目名 ファイル種別 設定値 1:ファイル
2:ファイルグループ 省略時 1:ファイル
備考
6 項目名 ファイル名/ファイルグループ名 設定値 ファイル種別に対応する名前を指定する
省略時 省略不可
備考
7 項目名 リビジョン
設定値 文字列
省略時 ファイル種別が「1:ファイル」の場合、必須 備考 ファイル種別が「1:ファイル」以外の場合、無効
8 項目名 転送モード
設定値 1:通常
2:強制
省略時 1:通常
備考
9 項目名 DM-DMA 転送開始予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
10 項目名 DM-DMA 転送終了予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
11 項目名 DMA-DMC 転送開始予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
12 項目名 DMA-DMC 転送終了予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
13 項目名 DMA-DMC 転送手動更新日数
設定値 日数
省略時 未指定扱い(0)
備考 DMA-DMC 転送開始予定日時が指定された場合のみ有効
14 項目名 DMA 保持期限 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
15 項目名 適用種別
設定値 1:切り換え 2:リブート時置換 省略時 1:切り換え
備考
16 項目名 適用強制有無
設定値 1:通常
2:強制
省略時 1:通常
備考 要求種別が「3:配信および適用」の場合、無効
17 項目名 適用モード(※2)
設定値 1:通常
2:強制
省略時 1:通常
備考 適用種別が「2:リブート時置換」の場合のみ有効
18 項目名 適用後リブート実施
設定値 1:適用後にリブートを行わない 2:適用後にリブートを行う 省略時 1:適用後にリブートを行わない
備考 適用種別が「1:切り換え」の場合のみ有効
19 項目名 リブート時置換種別
設定値 1:指示
2:手動 3:即時
省略時 2:手動
備考 適用種別が「2:リブート時置換」の場合のみ有効
20 項目名 適用開始予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
21 項目名 適用終了予定日時 設定値 日時形式(※1)
省略時 未指定扱い
備考
22 項目名 適用手動更新日数
設定値 日数
省略時 未指定扱い(0)
備考 適用開始予定日時が指定された場合のみ有効
23 項目名 Backup 作成要否
設定値 1:BACKUP を作成しない 2:BACKUP を作成する
省略時 未指定扱い
備考 Backup 作成要否が「2:BACKUP を作成する」の場合のみ有効 (※1)「A.1.10.1 入力パラメータに関する注意事項」を参照してください。
(※2) Windows2000 およびその後継 OS でサポートされる「システムファイルの保護 (SFP) 機能」
によって保護される重要なシステムファイルを強制的に置換するかどうかを指定します。
(管理元システム(マネージャ)、適用先システム(エージェント)が Ver7.1(7.16)以降(ESS RL2004/09)、Ver7.2(7.24)以降(ESS RL2004/03)の場合に限り、「システムファイルの保 護 (SFP) 機能」を利用することができます。)
ただし、Windows Vista、Windows7、Windows Server 2008 では、「強制」を指定した場合 でも、システムファイルの置換を行なうことはできません。
通常:強制的に置換しません。
強制:強制的に置換します。
重要なシステムファイルの置換は、システムに重大な影響を与えます。置換は十 分に検討した上で実行してください。
また、システムファイルを置換する場合、DLL キャッシュも同時に置換するなど の付随処置が必要となる場合があります。
これらの付随処置を自動的には行いません。
システムファイルを置換する場合は必要な付随処置を別途手動で指定してくだ さい。
<要求種別=ファイル削除の場合>
[1]要求種別,
[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ ジョン
要求種別 1 2 3 4 5 6 7 ファイル削除 4 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △
◎:必須 △:任意(省略可) −:無効
1 項目名 要求種別
設定値 4:ファイル削除
省略 省略不可
備考
2〜7 は<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2〜7 と同じになります。詳細は、<要求種別=配信/
適用/配信適用>を参照してください。
<要求種別=リブート指示の場合>
[1]要求種別,
[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名,
[5]適用開始予定日時, [6]適用終了予定日時, [7]適用手動更新日数
要求種別 1 2 3 4 5 6 7 リブート指示 5 ◎ ◎ △ △ △ △
◎:必須 △:任意(省略可) −:無効
1 項目名 要求種別
設定値 5:リブート指示
省略 省略不可
備考
2〜4、5〜7 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2〜4、20〜22 と同じになります。詳細は、
<要求種別=配信/適用/配信適用>を参照してください。
<要求種別=BACKUP 復元の場合>
[1]要求種別,
[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ ジョン,
[8]適用開始予定日時, [9]適用終了予定日時, [10]適用手動更新日数
要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 BACKUP 復元 6 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △
◎:必須 △:任意(省略可) −:無効
1 項目名 要求種別 設定値 6:BACKUP 復元
省略 省略不可
備考
2〜7、8〜10 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用>の 2〜7、20〜22 と同じになります。詳細 は、<要求種別=配信/適用/配信適用>を参照してください。
●Format Type 2
<要求種別=配信/配信適用の場合>
[1]要求種別,
[2]システム種別, [3]システム名, [4]適用先名, [5]ファイル種別, [6]ファイル名, [7]リビ ジョン,
[8]転送モード,
[9]DM-DMA 転送開始予定日時, [10]DM-DMA 転送終了予定日時, [11]DMA-DMC 転送開始予定日時, [12]DMA-DMC 転送終了予定日時, [13]DMA-DMC 転送手動更新日数, [14]DMA 保持期限,
[15]適用種別, [16]適用強制有無, [17]適用モード,
要求種別 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 配信 1 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ − − − − − − − − − − △ △ 配信適用 3 ◎ ◎ △ ◎ ◎ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △
◎:必須 △:任意(省略可) −:無効
1〜24 は各々<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>の Format Type 1 と同じになります。詳細 は、<要求種別=配信/適用/配信適用の場合>の Format Type 1 を参照してください。
25 項目名 マルチキャストモード(適用先システムークライアントシステム間のフ ァイル転送にマルチキャストを使用するかどうかを指定する。)
設定値 1:マルチキャスト転送しない 2:マルチキャスト転送する 省略時 1:マルチキャスト転送しない
備考
26 項目名 マルチキャスト転送が失敗すればユニキャストで再送 設定値 1:ユニキャスト再送しない
2:ユニキャスト転送する 省略時 1:ユニキャスト再送しない
備考
結果出力フォーマット:
<-t オプションを指定していない場合:以下のフォーマットで出力>
処理した入力パラメータ毎の処理結果を指定ファイルに順次出力します。
[1]行番号,[2]要求 ID,[3]結果コード,[4]詳細コード,[5]結果理由,[6]詳細理由 1 行番号 処理した入力パラメータの行番号
2 要求 ID マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される ID を 16 進数 8 桁 (0xXXXXXXXX)で出力します。
ID が払い出されていない場合、および、コマンド処理結果の場合、本項 目は出力されません。
3 結果コード 結果コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 4 詳細コード 結果詳細コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 5 結果理由 結果理由を示す文字列
6 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列
<-t オプションを指定した場合:以下のフォーマットで出力>
処理した入力パラメータ毎の処理完了結果を出力します。
[1]クライアント名,[2]適用先名,[3]ファイル名,[4]リビジョン,[5]結果コード,[6]詳細コ ード,[7]結果理由,[8]詳細理由
1 行番号 処理した入力パラメータの行番号
2 要求 ID マネージャが指示要求を受け付けた際に払い出される ID を 16 進数 8 桁(0xXXXXXXXX)で出力します。
ID が払い出されていない場合、および、コマンド処理結果の場合、本 項目は出力されません。