A.1 DM コマンドの概要
A.1.1 パッケージの登録と削除
配布するファイルは、マネージャにパッケージとして登録する必要があります。
パッケージの登録、削除、照会を行います。
dmfladd [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-w workfolder] [-e {stop|cont}]
機能説明:
パッケージを新規に登録します。
オプション:
-m name
要求先のDMマネージャ名を指定します。
省略時はローカルコンピュータに接続します。
-f1 infile
入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。
省略できません。
-o outfile
結果情報を出力するファイル名を指定します。
省略時は、標準出力に出力します。
-w workfolder
作業フォルダ名を指定します。
省略時は、Windowsの場合カレントに、UNIXの場合 /opt/SS/DeliveryManager/bin/dump に作業フォルダを作成します。
-e {stop|cont}
実行時の動作を指定します。
stop エラーを検出した時点で処理を停止します。
停止するまでに行われた処理は、有効になります。
cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。
省略時はstop指定と見なします。
入力パラメータのフォーマット:
●Format Type 1
・ パッケージ定義は、1行のパッケージ定義行(識別子 P)と複数行のファイル登録行(識別子 L/R/RD)、の組合せにて定義します。
・ 登録ファイル行は、次のパッケージ定義行が出現するかファイルの終わりに達するまで、最 後に検出したパッケージ定義の情報として登録されます。
・ パッケージ定義行が定義されていない状態でファイル登録行を検出した場合はエラーになり ます。ただし、コマンド処理の中止は-e オプションに従います。
・ 処理中に不正なファイル登録行を検出した場合は、現在のパッケージ定義はエラーになりま す。ただし、コマンド処理の中止は-e オプションに従います。
<パッケージ定義行>
[4]適用前処理, [5]適用後処理, [6]復元前処理, [7]復元後処理, [8]圧縮指定
1 項目名 パッケージ定義行識別子
設定値 P
省略 省略不可
備考
2 項目名 パッケージ名
設定値 DM に登録するパッケージの名称(63 バイト以内)
省略 省略不可
備考
3 項目名 リビジョン
設定値 DM に登録するパッケージのリビジョン(12 バイト以内)
省略時 省略不可
備考
4 項目名 適用前処理
設定値 適用前に起動するコマンド文字列(1024 バイト以内)
省略時 可
備考
5 項目名 適用後処理
設定値 適用後に起動するコマンド文字列(1024 バイト以内)
省略時 可
備考
6 項目名 復元前処理
設定値 ファイル復元を行う場合に復元前に起動するコマンド文字列
(1024 バイト以内)
省略時 可
備考
7 項目名 復元後処理
設定値 ファイル復元を行う場合に復元後に起動するコマンド文字列
(1024 バイト以内)
省略時 可
備考
8 項目名 圧縮指定
設定値 0:パッケージの圧縮は行わない 1:パッケージの圧縮を行う
省略時 0
備考
1 項目名 ファイル登録行識別子
設定値 コマンド起動した端末上のファイルを収集する場合:L 管理元サーバ上のファイルを収集する場合:R
管理元サーバ上のフォルダを収集する場合:RD
省略 省略不可
備考
2 項目名 対象ファイル/フォルダ
設定値 配布対象のファイル/フォルダの名前(最終構成要素名)
省略時 省略不可
備考
3 項目名 収集元ファイル/フォルダ名
設定値 収集対象となるファイル名もしくはフォルダ名を絶対パスにて記述す る。
省略時 省略不可
備考
4 項目名 収集先フォルダ
設定値 対象ファイル/フォルダを収集するフォルダ名。
カレント作業フォルダからの相対パスを記述。
カレント作業フォルダ配下に収集する場合は"."を指定する。
省略時 省略時は、カレント作業フォルダ。
備考 対象ファイル/フォルダは、パッケージ化に先立ち、一旦指定した収集 先フォルダに集められる。収集先フォルダが存在しない場合は、エラー になります。収集先フォルダ作成行を指定してください。
5 項目名 再配置先パス名
設定値 配布先システム上の対象ファイル/フォルダの格納位置
省略時 省略不可
備考
以下は、収集先フォルダを作成する場合に指定できます。
<収集先フォルダ作成行>
[1] 収集先フォルダ作成行識別子, [2]収集先フォルダ, [3]再配置先パス名
1 項目名 収集先フォルダ作成行識別子 設定値 D 固定
省略 省略不可
備考
2 項目名 収集先フォルダ
設定値 作成する収集先のフォルダ名。
カレント作業フォルダからの相対パスを記述。
省略時 省略不可
備考 最終構成要素を作成する
3 項目名 再配置先パス名
設定値 配布先システム上の収集先フォルダの格納位置
省略時 省略不可
備考
以下は、新規ファイル登録時に指定できます。
<オプション定義行>
[1] オプション定義行識別子, [2]DMA でのリビジョン保有数, [3]再配布ファイル指定
1 項目名 オプション定義行識別子
設定値 O
省略 省略不可
備考
2 項目名 DMA でのリビジョン保有数
設定値 ファイルを転送した場合に DMA が保持する世代数 省略 DMA のデフォルト値
備考
3 項目名 再配布ファイル指定
設定値 1:「再配布ファイル指定」なし 2:「再配布ファイル指定」あり
省略 1
備考
【定義例】
パッケージ名:PKG001 リビジョン:000.000.001 適用前処理コマンド:e:\temp\befor.exe
適用後処理コマンド:e:\temp\after.exe 圧縮=有り
収集元 収集先 再配置先
c:\FORM\File01.txt Dir̲A\File02.txt File03.txt File04.txt Dir̲B\File05.txt
.\File01.txt .\Dir̲A\File02.txt File03.txt .\Dir̲C\File04.txt Dir̲B\File05.txt
c:\TO\File01.txt Dir̲A\File02.txt File03.txt Dir̲C\File04.txt \Dir̲B\File05.txt
入力ファイル内容
P,PKG001,000.000.001,e:\temp\befor.exe,e:\temp\after.exe,,,1 L,File01.txt,c:\FORM\File01.txt,.,c:\TO
L,Dir̲A,c:\FORM\Dir̲A,.,c:\TO D,Dir̲C,c:\TO
L,File04.txt,c:\FORM\File04.txt,.\Dir̲C,c:\TO\Dir̲C L,Dir̲B,c:\FORM\Dir̲B,.\Dir̲C,c:\TO\Dir̲C
【補足】
【定義例】
パッケージ名:PKG002 リビジョン:000.000.001 圧縮=なし
入力ファイル内容
P,PKG002,000.000.001,,,,,0 L,Dir̲E,c:\FORM1,DirD,.,c:\TO L,Dir̲E,c:\FORM2,DirD,.,c:\TO
収集元 収集先 再配置先
c:\FORM1\Dir̲D\File01.txt File02.txt FORM2\Dir̲D\File02.txt File03.txt
.\Dir̲D\File01.txt
File02.txt(\FORM2) File03.txt
c:\TO\Dir̲E\File01.txt
File02.txt(\FORM2) File03.txt
結果出力フォーマット:
処理したパッケージ定義毎の処理結果を指定したファイルに順次出力します。
[1]パッケージ名,[2]リビジョン,[3]結果コード,[4]詳細コード,[5]結果理由,[6]詳細理由 1 パッケージ名 パッケージ名
2 リビジョン リビジョン
3 結果コード 結果コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 4 詳細コード 結果詳細コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 5 結果理由 結果理由を示す文字列
6 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列
コマンド実行結果:
標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。
コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}
実行結果文字列(結果コード)
[実行結果詳細文字列(詳細コード)]
コマンド返却値:
コマンドが返却する値を以下に示します。
0 正常終了 全てのパラメータが正常完了した
1 警告 全てのパラメータを処理したが、一部パラメータの処理に失敗した。
-e オプションに CONT を指定時、パラメータ処理失敗した場合はこのエラ ーとなります。
2 致命的1 パラメータの処理を中断した(結果出力有り)。
-e オプションに STOP を指定時、パラメータ処理に失敗してコマンド処理 中断する場合もこのエラーとなります。
3 致命的2 コマンドの引数が不正である(結果出力無し)。 Usage を標準エラー出力に表示する。
4 致命的3 結果出力が出来なかった。
A.1.1.2 パッケージの削除(dmfldel)
コマンド形式:
dmfldel [-m name] -f1 infile [-o outfile] [-e {stop|cont}]
機能説明:
登録されているパッケージを削除します。
指定したパッケージが未登録の場合は、正常として扱います。
オプション:
-m name
要求先のDMマネージャ名を指定します。
省略時はローカルコンピュータに接続します。
-f1 infile
入力するパラメータファイル(Format1形式)の名前を指定します。
省略できません。
-o outfile
結果情報を出力するファイル名を指定します。
省略時は、標準出力に出力します。
-e {stop|cont}
実行時の動作を指定します。
stop エラーを検出した時点で処理を停止します。
停止するまでに行われた処理は、有効になります。
cont エラーを検出した場合も次のパラメータの処理を継続します。
省略時はstop指定と見なします。
入力パラメータのフォーマット:
●Format Type 1
[1]パッケージ名, [2]リビジョン,
1 項目名 パッケージ名
設定値 登録削除するパッケージの名称(63 バイト以内)
省略 省略不可
備考
2 項目名 リビジョン
設定値 登録削除するパッケージのリビジョン(12 バイト以内)
省略時 省略時は、指定したパッケージを削除対象とする
[1]行番号,[2]結果コード,[3]詳細コード,[4]結果理由,[5]詳細理由 1 行番号 処理したパラメータ行番号
2 結果コード 結果コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 3 詳細コード 結果詳細コード(16 進 8 桁(0xXXXXXXXX)) 4 結果理由 結果理由を示す文字列
5 詳細理由 結果詳細理由を示す文字列
コマンド実行結果:
標準エラー出力にコマンド実行結果を以下の形式で出力します。
コマンド名 {SUCCESS | WARNING | ERROR}
実行結果文字列(結果コード)
[実行結果詳細文字列(詳細コード)]
コマンド返却値:
コマンドが返却する値を以下に示します。
0 正常終了 全てのパラメータが正常完了した
1 警告 全てのパラメータを処理したが、一部パラメータの処理に失敗した。
-e オプションに CONT を指定時、パラメータ処理失敗した場合はこのエラ ーとなります。
2 致命的1 パラメータの処理を中断した(結果出力有り)。
-e オプションに STOP を指定時、パラメータ処理に失敗してコマンド処理 中断する場合もこのエラーとなります。
3 致命的2 コマンドの引数が不正である(結果出力無し)。 Usage を標準エラー出力に表示する。
4 致命的3 結果出力が出来なかった。