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第2節 の実験は、1学期に行われた。1学期は時間割を変更し、ある 程度の期間集中して練習し、実施されるような学校行事は計画されていな
かった。そのため、この第2節で行われた介入では、第1節での介入にあっ たような学校行事による影響はなかった。しかし、遠足や参観目などのよう な単発的な学校行事の影響は、排除されていない。
今回の研究において見いだされた随伴性特定評価文が効果を示す条 件として、以下の3つの側面一が指摘できた。3つの側面とは、特定性、場 面性、そして、好感度である。特定性とは、その随伴性評価文の評価主 体に関わる問題で、特定された個人の評価であるのか、あるいは所属する グループの構成員全体の評価であるのか、さらには一般的な評価であるの かという点である。随伴性評価文によって効果の示された事例においては、
特定個人が評価主体であった。次に、場面性とは標的行動に随伴する 見解が示されているのか、あるいは無関係の見解が示されているのかという 点であった。これは、ReynhoutandCarter(2006)(2)の随伴性文とほぼ 同じ概念であったが、1節、2節の研究からは、随伴する他者評価の有効
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性が指示された。最後に、好感度とはその随伴する評価の内容が、対象 者.にとって有意義で標的行動を改善させるに十分な効力を発する評価で あるのかあるいは、そうではないのかという点である。これらの3側面は、それ ぞれにある程度の幅がある。そのため、これらの側面のそれぞれの働きの検 討が今後の課題である。
今回、随伴性特定評価文の有無によって介入効果に違いを示したC君 は注意欠陥多動性障害と診断されている児童であった。自閉症においては、
「心の理論の障害仮説」(4)で説明される状況があるために、随伴性評価文あ るいは、随伴性特定評価文の有無によって効果の違いがあるのか興味あると ころである。第4章3節以降において、自閉症において随伴性評価文の効
果を確認する。
引用文献
(1) Gray, C, (2004)、 3oo北ノ 8オ。〃θ8rM ノ0.0− Jenison Pub1ic Schoo1s.
(2)Reynhout,G.&Carter,M.(2006)Socia1StoriesTM for
Ghi1dren with Disabihties. ∫o〃r刀2/ of λ〃広州伽 ∂刀♂
jフθγθノ。ρエηθ刀C∂ノノフゴ80アゴθr8,36,445−469.
(3)Ivey,M,L.,Hef1in,L.J、,&A1berto,P.(2004)The use of socia1stories to promote independ−ent behaviors in nove1
events for chi1drenwithPDD_NOS.F06〃80〃λu〃βm2刀ゴ0泌θγ
∠)θγθノ0ρ五口θ刀広θノ0ゴ8aわゴノゴCゴθ8.19,164−176.
(4)Baron・Cohen,S.,Les1ie,A,M.,&Frith,U.(1985)Does autisticchi1dhaYe a TheoryofMind? 。0o厚刀〃ノ舳,21,37−46.
卑章第2節
(C君)
おれはOO
きょじんのすきなおとこのこ
一ユ09一
トイレのあとには
てをあらうひともいます
㌧ 60
トイレにはいろんなところに ばいきんがいます。
嬉噺
毎紅
トイレにいくとばいきんが てにつくかもしれません。一 ばいきんがついたか
どうかはめにみえません。
育紅
塙宰 薄育
せっけんでてをあらうと
ばいきんがだいたいいなくなります。
だからトイレのあとに てをあらうのです
(㌦ ・」 !
、、