第 2 章 災害予防
第 8 節 孤立集落対策
計画の目的
中山間地域など、地震の際、土砂崩れや津波による交通遮断で孤立状態となる事が予想され る地域においては、救援が届くまでの間自立して持ちこたえる事を前提に、必要な装備、物資 の事前配置及び防災拠点の整備など環境整備を行う。
<達成目標>
市は、中山間地域など土砂崩れによる交通遮断で孤立状態となる事が予想される地域にお いて、地すべり・がけ崩れ防止等を実施し、幹線道路や集落へのアクセス道路網の整備を推 進する。万一、孤立した場合でも、救援が届くまでの間自立して持ちこたえる事を前提に、
集落単位で必要な装備及び物資の事前配置や防災拠点の整備など環境整備を行う。また、地 域による手作りの住民避難計画の作成と訓練の実施を支援する。
各主体の役割及び業務の内容
(1)市の役割
市は、交通遮断の発生の可能性がある集落の通信手段の確保、施設・資機材の整備 及び物資 の備蓄等を行う。
①幹線道路や集落へのアクセス道路網の整備
被災によって集落が孤立するおそれのある道路を 、災害に強いみちづくり事業等によって整 備する。
②交通遮断の発生の可能性がある集落の把握
迂回路のない集落について、周辺の集落・避難所等と接続する道路構造やその距離、地形条 件を整理し、被災に伴う交通遮断によって孤立する可能性のある集落を事前に把握する。
③通信の確保
避難所へ移動系の防災行政無線等の配備を行い、通信の確保に努める。
④安心な避難所施設の確保
避難所となる小学校、中学校、コミュニティセンター及び公民館等の耐災化を推進するとと もに、防災資器材の配備を行い安心して避難できる避難所の整備に努める。
⑤集落による避難計画の作成と訓練実施の支援
集落による手作りの避難計画の作成と訓練実施を支援する。
⑥集落内のヘリポート適地の確保
市及び県は、ヘリコプターによる住民の救出及び物資の補給方法等について協議し、ヘリポ
【本所】防災安全課、土木課 【庁舎】総務企画課、建設事務室
【関係機関】県(危機管理課、県土整備部)
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ート適地を確保する。
⑦積雪期に備えた装軌車両の確保
積雪期において、豪雪により道路網が寸断されても、避難の実施及び物資の供給等ができる よう、県及び国と協力し装軌車両を確保する。
⑧土砂災害危険箇所の実態調査
土砂災害危険箇所の実態調査を行い、土砂災害危険箇所の住民への周知に努める。
⑨孤立するおそれのある集落の把握
地震に伴う土砂災害等の要因により道路交通が途絶し、外部からのアクセスが困難となる 集 落や、地震又は津波により船舶の停泊施設が使用不可能となり、海上交通が途絶するおそれの ある集落について、集落人口や世帯数、通信設備及び防災資器材の整備状況等を把握する。
(2)県の役割
ア 孤立可能性の把握と防止対策の実施 イ 孤立集落の資機材整備に対する支援
(3)市民の役割
①市民の役割
交通遮断の発生の可能性が予想される集落の住民は、食料、飲料水、生活必需品及び燃料を 各家庭で備蓄するものとする。
②地域の役割
災害発生時に、住民の安否の確認、救出、初期消火、炊き出し等の実施、市への初期的な被 害状況の報告及び救援の要請等を住民自らが行うため、住民組織による防災訓練等を実施する ものとする。
③企業(事業所)等の役割
交通遮断の発生の可能性が予想される集落の企業(事業所)等は、災害時の施設や資機材提 供等の協力について、予め住民組織と協議するものとする。
(4)災害時要援護者に対する配慮
災害時要援護者が速やかに地区外へ避難できるよう、連絡体制及び移動手段及び受け入れ先を 確保する。
(5)積雪地域での対応
雪崩による孤立の長期化及び屋外避難の困難等を考慮し、避難所予定施設の収容人員、暖房、
調理用熱源及び燃料の確保に特に配慮する。
孤立集落数
管轄区域 集落
戸数 人口
孤立集落数 全集落数 集落人口 地域人口 本 所 1 250 2 8 94,737
藤島庁舎 1 61 1 4 11,093
管轄区域 集落
戸数 人口
孤立集落数 全集落数 集落人口 地域人口
羽黒庁舎 0 71 0 0 9,034
櫛引庁舎 1 21 27 102 7,757
朝日庁舎 15 38 314 1,096 4,810 温海庁舎 25 27 2,407 7,040 8,664 計 43 468 2,751 8,250 136,095
※H25.8.20 現在