第 7 章 ジョブのテスト
A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する
A.1.6 ジョブ定義の設定
A.1.6.1 基本情報画面
ジョブ定義の基本情報を設定する方法について、以下に示します。
基本情報の設定
ジョブ定義の基本情報ではジョブ全体の動作を設定します。
ジョブ定義エディタの[基本情報]タブをクリックすると、ジョブ定義の基本情報画面が表示されます。以下に画面イメージと各部品の説 明を示します。
[ジョブ定義名]
ジョブ定義の名前を設定します。ジョブ定義ファイル生成ウィザードで入力したジョブ定義名が初期値として設定されます。
[出力情報]
ジョブの実行時に出力する情報を設定します。情報はジョブログに出力されます。[バッチジョブ定義の情報]ボックスをチェックする と、ジョブ実行時の情報を出力します。
- [簡易]ボタンを選択した場合は、ジョブ定義の内容を出力します。
- [通常]ボタンを選択した場合は、ジョブ定義とジョブステップ定義の内容を出力します。
- [詳細]ボタンを選択した場合は、ジョブ定義、ジョブステップ定義の内容および、プロシジャ定義の展開結果を出力します。
[資源の獲得/解放情報]ボックスをチェックすると、ジョブが使用する資源の獲得情報および解放情報を出力します。
ジョブログについては、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブログ”を参照してください。
[資源の獲得に失敗した場合の動作]
ジョブ実行時にジョブが使用する資源を獲得するときに、獲得に失敗した場合の動作を指定します。
- [ジョブの実行を待合せ]ボタンを選択した場合は、資源の獲得に成功するまで待ち合わせします。
- [異常終了]ボタンを選択した場合は、資源の獲得に失敗するとジョブは異常終了します。
[コメント]
[コメント]では、ジョブ定義全般に関するコメントを入力します。
[コメント]の入力は省略できます。
A.1.6.2 環境変数定義画面
ジョブ定義の環境変数を設定する方法について、以下に示します。
環境変数の設定
環境変数定義はジョブ全体で使用する環境変数を定義します。
ジョブ定義エディタの[環境変数定義]タブをクリックすると、環境変数定義画面が表示されます。以下に、画面イメージと各部品の説明 を示します。
[環境変数]一覧
[環境変数]一覧では、ジョブ定義全体で使用する環境変数の一覧が表示されます。
[環境変数]一覧のタイトル部([変数]または[値])をクリックすると、クリックした列を基準に一覧がソートされます。
[追加]ボタン
[追加]ボタンをクリックすると、環境変数の設定ダイアログが表示されます。
環境変数の設定ダイアログ
1. [変数名]に環境変数名を設定します。
2. [変数値]に[変数名]で指定した環境変数の値を設定します。
3. [OK]ボタンをクリックすると設定した環境変数が環境変数定義画面の[環境変数]一覧に追加されます。
- 環境変数名は重複して指定できません。環境変数定義画面の[環境変数]一覧に存在する環境変数名を指定して[OK]ボ タンをクリックした場合は、エラーとなります。
- 環境変数の設定は、ジョブ定義用とジョブステップ定義用があり、それぞれの定義で同じ環境変数名を指定した場合は、
ジョブステップ定義用が優先されます。
[更新]ボタン
[環境変数]一覧から、更新する行を選択して[更新]ボタンをクリックすると、環境変数の設定ダイアログが表示されます。環境変数 の設定ダイアログの[変数名]と[変数値]には、前回設定した内容が表示されるため、必要に応じて更新し、[OK]ボタンをクリックす ると、設定した環境変数が環境変数定義画面の[環境変数]一覧に反映されます。
[削除]ボタン
[環境変数]一覧から環境変数を選択して[削除]ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。確認ダイアログから[はい]
ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます。