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プロシジャ定義

ドキュメント内 バッチ開発ガイド (ページ 42-45)

定型的な処理を行う1つ以上のジョブステップを1つにまとめて、複数のジョブから呼び出せるようにしたものをプロシジャと呼びます。

プロシジャ定義は、ジョブ定義内のプロシジャ呼出しステップ定義から呼び出すことにより使用します。

プロシジャ定義の構造を以下に示します。

・ プロシジャ定義内にはプロシジャ呼出しステップを設定できません。

プロシジャ定義の基本情報

プロシジャ全体に関する情報を設定します。

プロシジャ内のジョブステップ定義

プロシジャ内のジョブステップ定義をバッチアプリケーション単位に定義します。

2.2.4.1 プロシジャ定義の基本情報

プロシジャ定義の基本情報として以下を設定します。

プロシジャ定義名

プロシジャ定義を識別する名前です。

プロシジャ定義名は、バッチジョブ定義データベースのプロシジャ定義内で一意な値を設定します。

置換えパラメタの初期値

置換えパラメタの初期値を設定し、ジョブ実行時に“2.2.5 置換えパラメタ”の値を置き換えることで、プロシジャを汎用的に使用できま す。

置換えパラメタの初期値は、プロシジャ定義内で有効です。

コメント

プロシジャ定義に関するコメントを記述します。

コメントを、ステップ情報として、ジョブログに出力できます。

ステップ情報については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ステップ情報の出力形式”を参照してください。

2.2.4.2 プロシジャ内のジョブステップ定義

プロシジャ内のジョブステップ定義の構造を以下に示します。

・ プロシジャ内のジョブステップ定義の基本情報

プロシジャ内のジョブステップの基本情報を設定します。

・ プロシジャ内のジョブステップの実行条件定義

先行ジョブステップの実行結果に応じて、プロシジャ内のジョブステップを実行する条件を指定する場合に設定します。

・ バッチアプリケーション定義

プロシジャから実行するバッチアプリケーションに関する情報を設定します。

・ 資源定義

プロシジャ内のジョブステップで使用するファイル資源を設定します。

プロシジャ内のジョブステップ定義で設定できる内容は、以下を除きジョブステップ定義で設定できる内容と同じです。

ジョブステップ定義で設定できる内容は、“2.2.2 ジョブステップ定義”を参照してください。

プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップ名

ジョブステップを識別する名前です。

ジョブステップ名は、同一プロシジャ定義内で一意の値を設定します。

プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するコメント

プロシジャ内のジョブステップ定義に関するコメントを記述します。

コメントを、ステップ情報として、ジョブログに出力できます。

ステップ情報については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ステップ情報の出力形式”を参照してください。

プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップの実行条件

実行条件の対象となる先行ジョブステップは、同一プロシジャ内の先行ジョブステップのみです。

プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップの迂回条件

迂回条件の対象となる先行ジョブステップ名として以下が指定できます。

・ 同一プロシジャ内の先行ジョブステップ名

・ “全終了コード”(同一プロシジャ内のすべての先行ジョブステップ名を指定したことに相当します。)

・ “直前終了コード”(同一プロシジャ内の直前に実行されたジョブステップ名を指定したことに相当します。)

プロシジャ内のジョブステップ定義に設定する資源定義

先行ジョブステップの資源を引き継いで利用する場合、対象となる先行ジョブステップは、同一プロシジャ内の先行ジョブステップのみ です。

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