平成 28 年度開講準備
2. 地域貢献人材育成に係る入学から学士課程卒業、そして大学院課程に亘るカリキュラム・
マップを明示する必要がある。
3. COC+事業での鹿児島キャリア教育プログラムとの関連を明確にする必要がある。
4. 共通教育科目「地域と大学」の事後評価の分析に基づく改善が、今後、期待される。
C:平成
27年度は、試行的な取り組みの中で、
33科目の「地域志向科目」の設定や
15回の授業 計画の策定及び実施に取り組まれるなど全般的に概ね順調に進捗したと評価される。
ただし、学内評価でも指摘されているように学内教授の理解度及び周知に関しては、まだ改 善の余地が見受けられる。
また、全学カリキュラムマップの作成に関しては、受講目標を設定する上で、選択の重要 な判断材料でもあり早急に完成されたい。当該項目は、学生側から見れば、鹿児島大学の魅力 を計る指標的な内容であり、また対外的には「鹿児島大学」の
PRにつながるかものであるこ とから、受講する学生と担当する教授双方向の反応(アンケート等)を蓄積、分析評価しなが ら、より充実した内容に取り組んでいただきたい。なお、COC 事業の規定もあるが、観光の広 域化が進む中で連携自治体の話題提供を超えた「観光学」の在り方について考慮すべき時期だ と考える。
対 応
・ 「大学と地域」については、本学の取り組みに対し高い評価をいただくことができたと考えてい る。この科目は来年度から本格的にスタートする「地域人材育成プラットフォーム」 (以下「プ ラットフォーム」という)の起点かつ基盤であり、今後も改善を重ねながら、より良い授業を 目指したい。
・全学カリキュラム・マップの作成について早急に対応すべしとの評価をいただいた。これにつ いては、プラットフォームにおいて2つのプログラムが展開されることを踏まえ、まずはこの プログラムについてのカリキュラム・マップと、分かりやすい履修案内の作成を目指したい。
・ 「観光学」または観光に関する教育や人材育成の展開については、現在、地元の観光業界の団体
と意見交換を行っているところであり、早ければ再来年度にプラットフォームにおいて何らか
の展開を行えるよう準備したい。
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資料5-8 学外評価委員会の評価コメントと対応
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(2)研究に関して
研究 評価点:【 3.3
】 自
己 点 検
研究の活動については①から⑤の5項目ある。研究では、防災、災害時医療、農林畜産業、水産 業、水、エネルギー、島嶼医療、流通輸送、地域教育、環境、観光などの地域課題についてかご しまCOCセンターでは取り組んでいる。これらの課題については、地域志向教育研究の公募や 5部会の活動等を通して研究を大体進めることができたと判断した。研究成果は成果報告会を実 施して地域への公開・還元を図った。かごしまCOCセンターにおいて部会活動として取り扱う 地域課題は、鹿児島大学の領域研究プロジェクトとも密接に関連しており大学の進める地域貢献 事業に対応したもとなっており、研究成果を地域貢献へ反映することが大体できたと判断した。
評 価 委 員 コ メ ン ト
A:地域志向教育研究の公募による
27課題が実施され、5部会の活動等を通して研究がなされ ている。また、公開シンポジウムも開催されており、平成
27年度の目標はほぼ達成できてい るものと思われる。特に、 「研究課題キーワードのマップ及び地域課題検索システム」の構築は すばらしく、その成果が期待される(アクセス数などの情報をいただきたい)。今後、学内組織 である「産学官連携推進センター」などと連携し、学内外への浸透が求められる。
B: 5項目の課題に対し各部会や公募による地域志向教育研究プロジェクトにより、地域課題 解決に貢献したといえるが、以下の様な課題もある。
1. 大学院教育と有機的な連携の必要がある。
2. 学内学共施設等と一層連携する必要がある。
3. 「観光」課題についてより密接な産学官連携が必要である。
C:公募から研究、成果の報告に関しては、昨年度に比べて改善が図られており評価される。ま た、少ない予算の中で、選定件数の2倍の応募もあり学内での周知の結果が反映されたものと 判断される。特に、成果については、HP での公開、連携自治体での報告会など精力的に取り組 まれている。
地域課題の検索システムについては、相談件数や課題提供者の反応などを分析しつつ、より地 域との連携が深まるよう内容の充実に努めていただきたい。
対 応
・学外からの相談のあった課題に関して、COCセンターと産学官連携センターが情報を共有し た方が良い場合については、産学官連携センターと連携した取り組みを行っている。課題の内 容について学内で対応できる問題か、対応できる教員等について連携を取っている。
・地域志向教育研究経費の公募課題は、連携自治体からの要望を各部会で取り入れたものとなっ ている。基本的にはその成果は、 「大学と地域」に反映することにしている。この公募課題は、
大学の重点研究とも密接に関連しており、教員の対応にもよるがその成果は大学院教育にも反 映されている。また、地域志向教育研究費の公募には、学内共同施設の教員も応募しており、
その成果を「大学と地域」の講義に反映している。
(3)社会貢献・生涯学習に関して
社会貢献・生涯学習評価点 評価点:【
3.3】 自
己 点 検
社会貢献に関する活動としては①から③の3項目である。地域社会人の公開授業、教育コース・
学習の場の充実に関しては、既設の活動の実施を図るとともに、かごしまの島嶼水産業高利益転
換プログラムの開講なども進めた。かごしまCOCセンターで行っている「地域志向教育研究経
費」による研究成果については、連携自治体である薩摩川内市、与論町などに関連の深い課題を
取り上げて成果報告会を実施して、研究成果の公開を図った。かごしまCOCセンターの活動は
大体ホームページで公開しており地域連携の状況が分かるようにした。このようなCOCセンタ
ーの社会貢献活動から事業計画が大体実施できたと判断した。
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資料5-8 学外評価委員会の評価コメントと対応
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社会貢献・生涯学習に関して
評 価 委 員 コ メ ン ト
A:鹿児島大学に特徴のある公開講座や公開授業が実施され、受講者数が増加している。また、
「かごしまの島嶼水産業高利益転換プログラム」が進展している。さらに、連携自治体におけ る公開シンポジウムも薩摩川内市や与論町等で開催されており、地域への成果還元が期待され る。今後、具体的な地域貢献(教育や研究のアウトプット)の報告などがあれば
COCとしての 成果と言えると思われる。
B:公開授業や公開講座などを通じた社会人生涯教育や各部会、地域志向教育研究プロジェクト などでの地域還元がなされているが、以下の様な課題もある。
1. 観光・国際というテーマでの活動性が乏しい。
2. 学内で、統一的な社会貢献活動の中心となる体制作りが必要である。
3. より多面的な広報活動が必要である。
C:前年度より受講者の増加があり、着実に周知と成果が表れていると評価される。特に、連携 自治体での成果の発表では、アンケートからも窺えるように概ね好評である。
また、困難との自己評価ではあったが、COC 以外のシンポジウムや研究成果など全学を網羅す る取り組みに努めていることも評価したい。今後、 「大学力」を発揮する観点からも全学横断的 な検索システムを検討してほしところである。
なお、報告書からは、各部会ごとの取り組み及び活動に温度差があるように見受けられる。
「農林畜産業部会」は、実施方法、体制、行程表などについて、よくまとめられており理解しや すい。
対 応
・公開授業については、学内各部局教員に「担当授業の公開授業化」を依頼することによって、
公開授業数は着実に増加している。一方、公開授業の受講者および担当教員に対してアンケー ト調査を実施しているが、受講者の
74%は『受講した科目の全てに満足』と答え、『受講した科目の一部に満足』の
24%を加えると、受講者のほとんどが満足している。公開授業についてはパンフレット、チラシ(図4-1)、新聞の折り込み広告、メルマガ、Facebook や
HPにおい て募集広報を引き続き行っている。同様に、公開講座についても講座数は僅かに増加し、受講 者は順調に増加している。
・ 「かごしまの島嶼水産業高利益転換プログラム」については、平成
27年度同様、与論島での3 回の実施に加え、鹿児島市の水産学部での活動も加え、充実を図った。
・農林畜産業部会員とメンバーが重なる農学部の「地域連携ネットワークプロジェクト」におい て、 「鹿児島の農業人育成プログラム(仮称)」を作って欲しいとの要望が出されている。それを 受けて、地域農業従事者へ最新の研究と技術内容を紹介し、生産物の高付加価値化を実現する 技術と考え方を導入することを目的とし、農林畜産業部会員が農学部で行っている公開講座 の、さらなる充実したプログラムへの発展に向け、農林畜産業部会と検討を開始することにし ている。
・連携自治体等の課題への対応については、COCセンターと連携自治体との意見交換会により、
地域課題に対する取り組みについての理解と協働体制を確認した。今後も、このような意見交 換を行って活動状況を点検するとともに、COC センター5部会と連携しながら対応していく。
・今後とも、COC センターが主導して、鹿児島大学のシーズを地域に発信するために、公開シン ポジウム等を開催して地域への成果の発信と還元を行う。
・ 学生、教職員を対象に
COC活動に関するアンケート調査を行ったが、その結果を解析して、
COC
センターの活動の認知度を上げ、統一的な社会貢献活動の中心となる体制作りに向けての 活動を推進する。
・学内外で行われているシンポジウム等社会貢献活動調査を継続して行っている。今後は、
HPで
それらを公開することによって、広く社会に発信していく。
ドキュメント内
平成 28 年度地 ( 知 ) の拠点整備事業報告書 火山と島嶼を有する鹿児島の地域再生プログラム 鹿児島大学 かごしま COC センター 平成 29 年 3 月
(ページ 169-172)