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地域における防災減災体制

第2章 災害予防対策

第6節 地域における防災減災体制

2-6 地域における防災減災体制

2-6 地域における防災体制

(4)町は、地域の自主防災組織と消防団との連携等を通じて地域コミュニティの防災減災体 制の充実を図る。

(5)大規模災害発生時には、町内会や自主防災組織の活動が困難になる可能性が高いため、

町は、町内会や自主防災組織と富谷町消防団、公益社団法人富谷町シルバー人材センター 等との連携体制を支援する。

第3 自主防災組織の活動

1 平常時の活動

(1)訓練の実施等 ア 防災訓練への参加

災害が発生したとき、住民が適切な措置をとることができるよう、町及び県が実施す る防災訓練へ参加する。

イ 防災知識の普及

災害の発生を防止し、被害の軽減を図るためには、住民一人ひとりの日頃の備え及び 災害時の的確な行動が大切であることから、集会等を利用して防災に対する正しい知識 の普及を図る。

ウ 消火訓練の実施

火災の拡大、延焼を防ぐため、消防用機器を使用して消火に必要な技術等を習得する。

エ 避難訓練の実施

避難の要領を熟知し、避難場所まで迅速かつ安全に避難できるよう実施する。

また、町内会館における一時避難所の開設、運営訓練、安否確認等を実施する。

オ 救出・救護訓練の実施

家屋の倒壊やがけ崩れ等により下敷きになった者の救出活動及び負傷者に対する応急 手当の方法等を習得する。

カ 避難所開設・運営訓練の実施

災害発生時に迅速かつ円滑な避難所開設・運営を行うため、町や施設管理者等と協力 し、必要なノウハウの習得に努める。

(2)防災点検の実施

災害が発生したときに被害の拡大の原因となるものが多く考えられるため、自主防災組 織として定期的に地域における防災点検を実施する。

(3)防災用資機材の整備・点検

自主防災組織が災害時に速やかな応急活動を実施するため、活動に必要な資機材を組織 として整備することに努め、また、整備した資機材については日頃から点検を実施し、非 常時の早急な使用に耐えるように保管する。

(4)避難行動要支援者の情報把握・共有

避難行動要支援者を適切に避難誘導し、安否確認を行うため、地域住民や民生委員・児 童委員等の協力を得ながら、避難行動要支援者の了解を得た上で、平常時より、避難行動 要支援者に関する情報の把握及び関係者との共有に努める。

2 災害発生時の活動

(1)情報の収集・伝達

自主防災組織は、地域内に発生した被害の状況を迅速かつ正確に把握して町へ報告する とともに、防災関係機関の提供する情報を伝達して住民の不安を解消し、的確な応急活動

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を実施するため、あらかじめ次の事項を決める。

ア 地域内の被害情報の収集方法 イ 連絡をとる防災関係機関 ウ 防災関係機関との連絡方法

エ 防災関係機関の情報を地域住民に伝達する責任者及びルート

(2)出火防止及び初期消火

家庭に対しては、火の元の始末等出火防止のための措置を講じるように呼びかけるとと もに、火災が発生した場合、消火器、水バケツ等を活用し、隣近所が相互に協力して初期 消火に努める。

(3)救出・救護活動の実施

がけ崩れ、建物の倒壊等により下敷きになった者等の負傷者が発生したときは、自らの 安全を確保しつつ、救出用資機材を使用して速やかに救出活動を実施する。

また、自主防災組織をもってしても救出できない者については、防災関係機関の活動に 委ねることになるので、防災関係機関による救出活動の円滑な実施に必要な情報の提供等 を行う。

さらに、負傷者に対しては応急手当を実施するとともに、医師の介護を必要とする者が あるときは救護所等へ搬送する。

このため、地域ごとに災害時に利用できる病院等医療機関を確認する。

(4)避難・誘導の実施

町長等の避難勧告・避難指示又は警察官等から避難指示が発令された場合には、住民に 対して周知徹底を図り、迅速かつ円滑に避難場所に誘導する。

避難の実施に当たって、次の点に留意する。

ア 避難誘導責任者は、次のような危険がないかを確認しながら実施する。

a 住宅地………火災、落下物、危険物 b 山間部、起伏の多いところ………がけ崩れ、地すべり c 河川………決壊、はん濫

イ 携行品の確認………円滑な避難行動がとれるよう、荷物はあらかじめ用意しておいた 必要最小限度のものとする。

ウ 避難行動要支援者に対しては、地域住民の協力のもとに避難させる。

(5)避難所開設・運営への主体的参画

災害発生時には、町職員が被災し、避難所への参集が遅れること等も想定されることか ら、避難所の設置・運営において自主防災組織を中心とした地域住民が主体的に参画する よう努める。

(6)給食・救援物資の配布及びその協力

被害の状況によっては、避難が長期間にわたり、被災者に対する炊き出しや救援物資の 支給が必要になってくる。

これらの活動を円滑に行うためには、組織的な活動が不可欠であるため、自主防災組織 としても炊き出しを行うほか、町が実施する給水、救援物資の配付活動に協力する。

第4 事業所等の防災減災対策の推進

事業所等では、それぞれの消防計画に基づき自衛消防組織を設置し、防災訓練等を実施して いるが、小規模事業所等では未設置のところもあるため、町は、防災関係機関と協力して防災

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組織の結成と地域と連携した実践的な訓練の実施について指導を行う。

1 事業所等の役割

事業所等は、直接の防災関係機関ではないが、大規模な災害の発生の際には組織自らが被害を 受けるおそれがあることから、各々の防災知識等の普及は重要である。

また、社会的使命を考えるとき、地域における防災上の役割は、決して小さいものではない。

このため、町は防災訓練等の機会をとらえ訓練への参加等を呼びかけ、また事業所等自らも防 災訓練を積極的に実施する。

2 事業所等の防災組織

事業所等は、従業員、利用者等を安全に守るとともに、地域における災害が拡大することの ないように的確な防災活動を行う必要がある。

特に、大規模な災害が発生した場合には、行政や住民のみならず、事業所等における組織的 な応急活動が災害の拡大を防ぐうえで重要である。

このため、消防法第 8 条の 2 の 5 で定める一定規模以上の耐火建築物を管理する事業所等は 自主防災組織等を編成するものとし、その他の事業所等についても、自衛消防組織等を編成し、

関係地域の自主防災組織と連携を図りながら、地域の安全の確保に積極的に努める。

事業所等における防災減災対策は、おおむね次の事項について、それぞれの実情に応じて行 う。

(1)防災訓練

(2)従業員等の防災教育

(3)情報の収集・伝達体制の確立

(4)火災その他災害予防対策

(5)避難対策の確立

(6)応急救護

(7)食糧、飲料水、生活必需品等、災害時に必要な物資の確保

(8)施設の地域避難所としての提供

(9)地元消防団との連携・協力

第5 住民及び事業者による地区内の防災活動の推進

1 地区防災計画の策定

各行政区の地域住民及び当該地区に事業所を有する事業者は、当該地区における防災力の向 上を図るため、協働して、防災訓練の実施、物資等の備蓄、避難行動要支援者の避難支援体制 の構築等自発的な防災活動の推進に努める。

この場合、必要に応じて、当該地区における自発的な防災活動に関する計画を策定し、こ れを地区防災計画の素案として町防災会議に提案する等、町と連携して防災活動を行う。

町は、地域住民及び当該地区に事業所を有する事業者から、地区防災計画を町地域防災計画 に位置付けるよう提案を受け、必要があると認められるときは、町防災会議の承認を得たうえ で、町地域防災計画に地区防災計画を定める。

2 行政区間の相互支援体制の整備

町内全ての各行政区は、個別での対応に限界があることから、各行政区において可能な活動 等を自ら確認し、各行政区間で補完しあえる事項を調整するなど、相互支援体制の整備に努め る。また、活動能力が低い行政区においては、不足する能力の向上に努めるものとする。

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第6 企業等の防災活動の推進

1 要配慮者利用施設

要配慮者利用施設の所有者又は管理者は、以下の事項に関する計画の作成、当該計画に基づ く自衛防災組織の設置に努めるものとし、作成した計画及び自衛防災組織の構成員等について、

町長に報告する。また、当該計画に基づき、避難誘導等の訓練の実施に努める。

(1)防災体制に関する事項

(2)避難誘導に関する事項

(3)避難の確保を図るための施設の整備に関する事項

(4)防災教育・訓練に関する事項

(5)自衛水防組織の業務に関する事項等 2 大規模工場等

浸水想定区域内の大規模工場等の所有者又は管理者は、以下の事項に関する計画の作成、当 該計画に基づく自衛防災組織の設置に努めるものとし、作成した計画及び自衛防災組織の構成 員等について町長に報告する。

(1)防災体制に関する事項

(2)浸水の防止のための活動に関する事項

(3)防災教育・訓練に関する事項

(4)自衛水防組織の業務に関する事項等