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分析・予測の全体像と分析手法

ドキュメント内 第I章: (ページ 172-175)

以下で進める需要動向分析と将来需要予測の分析フローは以下の通りで ある。

図表

91

分析・予測の全体像

国内需要展望

国内出荷・中古販売、

保有データ

・ホイールローダ

・油圧ショベル

・ミニショベル

・建設用クレーン 国内需要動向の分析  ・年度ベース  ・四半期ベース  ・機種別 国内需要変動要因

の抽出と動向分析

・マクロデータ

・受注データ

・着工データ

・出来高データ等

国内需要関数の推計  

・機種別

(3製品・4区分)

需要規定要因(外 生変数)の予測

・GDP、各需要  項目

・建設受注

・建築着工

・建設出来高 等

国内需要関数の推計  

・機種別

(3製品・4区分)

国内需要の予測  

・機種別

(3製品・4区分)

・建設経済研 究所長期展望

・MRIマクロ 経済展望     等

シナリオ再設定

2005年度実績見込み  4-12月の前年比を ベースに推定

シナリオ設定

海外需要展望

海外データ整理・分析

・一般土工機械

・小型建設機械

・搭乗式締固機械

海外需要動向の分析

・暦年ベース

・機種別、主要国・地   域別

海外需要関数の推計  

・機種別、国・地域別  (3セグメント、

  18国・地域)

需要規定要因(外 生変数)の予測

・GDP

・建設関連GDP

・その他(原油価 格、鉄鉱石価格等)

海外需要関数の推計  

・機種別、国・地域別  (3セグメント、

  18国・地域)

海外需要の予測  

・機種別、国・地域別  (3セグメント、

  18国・地域)

シナリオ再設定 海外需要変動要因 の抽出と動向分析

・マクロデータ

・建設関連データ

・その他

国連人口予測 IMF予測 各国経済計画      等 シナリオ設定

2005年実績見込み 主要機種の1-12月 の前年比より推定

〔予測手法〕

定量的な需要予測の方法としては、一般的には以下の方法が用いられる。

①時系列データに基づく重回帰分析により需要関数を推計する33一方、それ ぞれの関数で用いた説明変数(外生変数)の予測値を別途求め、各対象需 要項目の予測を行う。

推計方法としては、変数を一次式の形態で推計する方法(線形回帰)や変 数を二次式などに変換して推計する方法(非線形回帰)などがある。また、

変数を対数などに変換する場合(対数線形回帰等)など、各種の手法があ る。

②国別・地域別などの同時点の需要量を各国・地域の経済変数などを用い て回帰分析するクロスセクション型の需要関数を推計し、関数に用いた各 国・地域の属性データの予測値を別途予測し各対象の需要を予測する。

③データ系列が少ない場合や、データに不連続な変化がみられるなど、需 要関数の推計が困難な場合、限られたデータの動向を分析した上で、シナ リオを設定し予測する。業界専門家などによる定性的な判断に基づく予測 や、デルファイ法など専門家によるアンケート調査による予測なども、こ うした分析の一種である。

今回の予測に当たっては、基本的に①の中の線形回帰手法を用いた。た だし、建設機械需要の変動は激しく、一時的あるいは特殊的な要因による と見られる変動が多くみられる。また、海外市場については利用可能なデ ータの期間が短いことにより、変動要因を数量面で的確に捉えきれない部 分や、地域によってはデータの精度に問題があると見られるものも散見さ れる。

こうした点で、①の方法を用いた予測の精度には一定の限界がある。し かし、世界での市場別の需要規模やその動向を同一の基準によるデータで 定量的に捉え、その変動要因をマクロデータで捉えることは、需要実態を 客観的に判断する上で意義深いと考えられる。なお、時系列データの系列 数の面での制約や特有の大きな変動のかく乱要因による影響をチェックす る点から、各国の出荷数量の

GDP

比の推移や所得水準との関連なども参照 することとした。

33 推計方法としては、変数を一次式の形態で推計する方法(線形回帰)や変数を二次式 などに変換して推計する方法(非線形回帰)などがある。また、変数を対数などに変 換する場合(対数線形回帰等)など、各種の手法がある。

図表 92 使用したデータ

建設機械需要関連データ

国内出荷データ (社)日本建設機械工業会(年度、月次データ)

国内中古販売データ 〃 (国内販売、輸出、年度データ)

国内保有台数データ 〃 (建設機械動向調査稼動台数、

年度データ)

国別・地域別データ (社)日本建設機械工業会より提供(暦年データ)

建設需要関連データ (ア) 国内

建設受注額 国土交通省、建設工事受注動態統計

(大手50社データ、年度、月次データ)

建築着工床面積 国土交通省、建築動態統計調査(建築着工統計)

(住宅、非住宅着工床面積、年度、月次データ)

建設出来高 国土交通省、建設総合統計

(居住、非居住、土木別、年度、月次)

建設着工高 国土交通省、建設総合統計

(居住、非居住、土木別、年度)

建設工事費デフレータ 国土交通省(2000年基準)

GDP統計 内閣府、国民所得統計

(実質GDP、実質民間住宅、実質民間設備投資 実質公的固定資本形成)

営業利益 財務省、法人企業統計

() 海外

実質GDP 国連、GDP統計 実質建設GDP

人口 国連、World Population Prospects Report 2004 米国住宅、非住宅投資 米国GDP統計

西欧建設動向指数 ユーロスタット統計

2

国内需要の予測

2.1

国内需要の動向

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