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出版物の種類と構成

ドキュメント内 CAS-UB User Guide (ページ 84-88)

区分 記事の種類 記事クラス名 V3 自動 手作り 備考

本文 chapter ×

本文 section ×

本文 subsection ×

本文 subsubsection ×

本文 エピローグ body-end × 終章などで使うため

後付 付録 appendix ×

後付 後書 postface × 後付記事

後付 謝辞 acknowledgment ×

後付 (巻末注釈) xnotes × 本文に注があるとき自動生成

後付 (図表一覧) loft × 本文に図・表があるとき自動生成

後付 (手作り)参考文献 references ×

後付 (参考文献) references-auto × bib ファイルがあるとき自動生成

後付 (索引) publ-index × 本文に索引があるとき自動生成

奧付類 プロフィール profile × 著者のプロフィールのため

奧付類(手作り)奧付 colophon × 手作りの奧付

奧付類(奧付) copyright × 自動生成の奧付

表 2 「書籍3」の記事の種類

図 2 出版物の種類を変更

注意 「書籍2」と「書籍3」では生成物のレイアウト指定機能が異なります。このため出版物 の種類を「書籍2」から「書籍3」に変更するとレイアウトが変わる箇所があります。生 成⇒PDF レイアウト設定⇒レイアウト詳細設定で、「書籍2」で【図版と表のフロートのさ せ方】を「完全なりゆき」としている場合は、「書籍3」で完全なりゆきを廃止したため

【図版と表のフロートのさせ方】が変更になりますので注意してください。横組では完全な りゆきに近いのは、「H2:1 頁丸ごと図にするか全幅(流し込みなし)で成り行き配置」で す。

4.2.2 記事の並び替え

1)「書籍3」では、EPUB、PDF 生成時に記事を前付、本文、後付、奧付類の区分ごとに並び変え ます。区分については表 1 記事の種類一覧(p. 73)を参照してください。

2) 前付、本文、後付、奧付類の各区分内では、構成編集の順序のままになります。

互換性 「書籍2」は、EPUB 生成時に記事の並び変えを行っていません。このため、EPUB は「書 籍2」と「書籍3」で記事の順序が非互換となります。

例:編集時の記事の順序と PDF 出力

次の図は、記事のタイトルに記事クラス名をアルファベットで入力し、記事の順序を構成編集で 記事クラス名のアルファベット順に並べた出版物です。なお、章、節、項、目は図のように階層構 造にします。

図 3 編集時(構成編集画面)の記事の順序 各行は左から順に、チェックボックス、編集へのリンク アイコン、内容表示へのリンクアイコン、番号、記事の タイトル、(ファイル名)、[記事の種類]です。

本文の扉とプロローグ

本文の扉(記事クラス名は body-title)とプロローグ(記事クラス名は body-start)の区分 はいずれも「本文」で同じです。生成物で本文の扉―プロローグの順にするには、構成編集でこ の順序にしておく必要があります。

PDF、EPUB などの生成物では前付、本文、後付、奧付類の区分中では構成編集で並べた順序にな ります。そこで、上の出版物の PDF を作成すると目次は次のようになります(目次の生成時にレベ ル1タイトルのみを目次にするように指定していますので、節、項、目は表示されません)。

図 4 PDF 生成(目次)での記事の順序 4.2.3 自動生成記事の挿入位置

1) 表紙は先頭に挿入します。

2) タイトルページはタイトル前があればその直後に、タイトル前がなければ表紙の直後に挿入 します。

3) 目次は前書の後に挿入します。

4) 巻末注釈は英語・日本語とも図表一覧の前とします。

5) 図表一覧は、英語版は目次の直後(V2.3 から V3 で変更)。日本語は参考文献の前に挿入しま す。

6) 参考文献は索引の直前に挿入します。

7) 索引は後付の最後(奧付類の直前)に挿入します。

8) 奧付は最後に挿入します。

4.2.4 目次に表示しない記事

編集で【タイトルを目次に出力する】のチェックをはずすと記事のタイトルが目次に表示されな くなります。

図 5 タイトルを目次に出力しない

PDF

PDF の目次には、次の記事の種類は表示されません。

表紙

タイトル前

タイトルページ

権利関係

目次

奧付類

EPUB

EPUB の本文の目次には、次の記事の種類は表示されません。

表紙

目次

奧付

その他の記事を目次に表示しないようにするには、編集で【タイトルを目次に出力する】のチェ ックをはずしてください。

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