2 Acronis Backup & Recovery 10 について
2.7 保持ルール
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テープ ライブラリにハノイの塔を使用する方法については、「ハノイの塔テープ ローテー ション方法の使用」をご参照ください。
Copyright © Acronis, Inc. 35 アーカイブの最大サイズが不適切に設定されている(小さすぎる)場合や、通常のバックア ップが大きすぎる場合、1 つを除くすべてのバックアップが削除されるおそれもあります。
新しいバックアップが削除されないようにするには、[次よりも新しいバックアップは削除 しない]チェックボックスをオンにして、バックアップを保持する必要のある最大期間を指 定します。 次の図は、これらを設定した結果のルールを示しています。
ルール
1とルール
2の組み合わせ
バックアップの保持期間とアーカイブのサイズの両方を制限できます。 次の図は、これら を設定した結果のルールを示しています。
例
[次より古いバックアップは削除する] = 3 か月
[アーカイブ サイズを次の範囲内に収める] = 200GB
[次よりも新しいバックアップは削除しない] = 10 日
保持ルールが適用されるたびに、3 か月(正確には 90 日)より前に作成されたすべての バックアップが削除されます。
削除後のアーカイブ サイズが 200GB より大きく、最も古いバックアップが 10 日より古い場合、そのバ ックアップが削除されます。
その後、必要に応じて、アーカイブ サイズが事前に設定された制限まで小さくなるか、最も古いバックア ップの経過時間が 10 日に達するまで、その次に古いバックアップが削除されます。
依存関係のあるバックアップの削除
どちらの保持ルールも、一部のバックアップが削除され、その他のバックアップが保持され ることを想定しています。 アーカイブ内に、相互に依存している増分および差分のバック アップや、それらのバックアップの基になった完全バックアップが含まれている場合はどう
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なるでしょうか。 たとえば、古くなった完全バックアップを削除し、その増分の「子」を保 持することはできません。
バックアップの削除が他のバックアップに影響を与える場合、次のいずれかのルールが適用されます。
依存するすべてのバックアップが削除の対象になるまでバックアップを保持する
古くなったバックアップは、それに依存するすべてのバックアップも古くなるまで保持 されます。 すべてが古くなると、通常のクリーンアップ中に、チェーン全体が一度に削 除されます。 このモードは、長い時間がかかる可能性のある統合の回避に役立ちます が、削除を延期されたバックアップの保存領域が追加で必要になります。 アーカイブの サイズやバックアップの保持期間が、ユーザーの指定した値を超える場合があります。
バックアップを統合する
削除対象のバックアップは、依存関係がある次のバックアップと統合されます。 たとえ ば、保持ルールで、完全バックアップを削除しても、次の増分バックアップは保持する 必要があるとします。 バックアップは 1 つの完全バックアップに結合され、そのバッ クアップに増分バックアップの日付が付けられます。 チェーンの中間から増分または差 分のバックアップが削除されると、結果として残されるバックアップの種類は増分にな ります。
このモードでは、クリーンアップが実行されるたびに、アーカイブのサイズとバックアップの保持期間がユーザ ー指定の範囲内になります。 ただし、統合は多くの時間とシステム リソースを消費する場合がありま す。 また、統合中に作成される一時ファイルのために、格納域に追加の領域も必要です。
統合に関する注意点
統合は削除の 1 つの方法に過ぎず、削除に代わる手段ではないことに注意してください。 統合した 後のバックアップには、削除されたバックアップ内には存在していて、保持された増分バックアップや差分バ ックアップには存在していなかったデータは含まれません。
統合によって作成されるバックアップには、常に最大限の圧縮が適用されます。 つまり、統合によって繰 り返されるクリーンアップの結果として、アーカイブ内のすべてのバックアップに最大限の圧縮が適用される 可能性があります。
運用例
ストレージ デバイスの容量、設定する制限のパラメータ、およびクリーンアップの実行間 隔の間でバランスを取ってください。 保持ルールのロジックは、ストレージ デバイスの容 量が、平均的なバックアップのサイズよりずっと大きく、アーカイブの最大サイズがストレ ージの物理容量には近づかず、適正な予備領域が残されることを前提としています。 この ため、クリーンアップ タスクを実行する間の期間に発生する可能性のあるアーカイブ サイ ズの超過は、ビジネス プロセスにとっては重要ではありません。 クリーンアップを実行す る回数が少ないほど、指定の期間より長く存続するバックアップの保存に必要な領域が増加 します。
[格納域]『88ページ 』 ページには、各格納域で使用できる空き領域に関する情報が表示 されます。 定期的にこのページを確認するようにしてください。 空き領域(実際にはスト レージ デバイスの空き領域)が 0 に近づく場合は、その格納域にある一部またはすべての アーカイブに対する制限を厳しくすることが必要になる場合があります。
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