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アーカイブとバックアップのエクスポート

ドキュメント内 Acronis® Backup & Recovery ™ 10 Server for Windows (ページ 185-192)

6 直接管理

6.7 アーカイブとバックアップのエクスポート

エクスポート処理によって、指定した場所にアーカイブのコピーまたはアーカイブのそれ自 体で完結した部分コピーが作成されます。元のアーカイブはそのまま残されます。

エクスポート処理は次のものに適用できます。

単一のアーカイブ - 正確なアーカイブ コピーが作成されます。

単一のバックアップ - 1 つの完全バックアップから成るアーカイブが作成されます。増分バックアップま たは差分バックアップのエクスポートは、最も近い完全バックアップまでの、以前のバックアップの統合を使 用して実行されます。

 ユーザーが選択したバックアップ(同じアーカイブに属するもの) - 作成されるアーカイブには、指定 したバックアップのみが含められます。必要に応じて統合が実行されるため、作成されるアーカイブには、

完全バックアップ、増分バックアップ、および差分バックアップが含まれる可能性があります。

使用例

エクスポートを使用すると、特定のバックアップを増分バックアップと区別することができます。分けることにより、

迅速なリカバリ、リムーバブル メディアや取り外し可能なメディアへの書き込みなどの目的に使用できます。

例: 不安定な、または帯域幅の狭いネットワーク接続でリモートの場所にバックアップ データを作成する場 合(VPN アクセスの WAN 経由でバックアップするなど)、まず取り外し可能なメディアに初回の完全バック アップを保存します。 その後、リモートの場所にメディアを送信します。 すると、そのバックアップは、メディアか らターゲットのストレージにエクスポートされます。 以降の増分バックアップは、通常初回よりもサイズが小さい ので、ネットワーク経由で転送できます。

管理対象の格納域を取り外し可能なメディアにエクスポートすると、移動可能な管理対象外の格納域がで きます。これは、次のケースに使用できます。

 サイト外に自分の格納域、または最も重要なアーカイブのコピーを保持する

 別の場所にある支社に、データのみでなく格納域をメディアごと移送する

 ネットワークの問題やストレージ ノードの障害に備えて、そのストレージ ノードにアクセスせずにリカバリす る

ストレージ ノード自体をリカバリする

HDD ベースの格納域からテープ デバイスにエクスポートする方法は、単純なオンデマンド アーカイブと見なされます。

作成されるアーカイブの名前

デフォルトでは、エクスポートされたアーカイブは、元のアーカイブの名前を継承します。同じ場所に同じ名前 のアーカイブが複数存在することは推奨されないため、デフォルトのアーカイブ名の使用時は、次の操作が無 効になります。

 アーカイブの一部を同じ場所にエクスポートする操作

 同じ名前のアーカイブが存在する場所にアーカイブまたはアーカイブの一部をエクスポートする操作

 アーカイブまたはアーカイブの一部を同じ場所に 2 回エクスポートする操作

前述のいずれの場合でも、エクスポート先のフォルダまたは格納域には一意のアーカイブ名 を指定します。同じアーカイブ名を使用してエクスポートをやり直す必要がある場合は、ま ず、以前のエクスポート操作で作成されたアーカイブを削除します。

作成されるアーカイブのオプション

186 Copyright © Acronis, Inc.

エクスポートされたアーカイブは、暗号化とパスワードを含めて、元のアーカイブのオプションを継承します。パス ワード保護されたアーカイブをエクスポートするときには、パスワードの入力を求められます。元のアーカイブが 暗号化されている場合、そのパスワードを使用して、作成されるアーカイブの暗号化が行われます。

ソースとエクスポート先の場所

コンソールが管理対象コンピュータに接続されているときは、そのコンピュータに配置されているエージェン トがアクセスできる任意の場所との間で、アーカイブまたはアーカイブの一部を相互にエクスポートすることがで きます。これには、個人用格納域、ローカル接続のテープ デバイス、リムーバブル メディアが含まれます。製 品バージョンが アドバンスト エディション の場合は、管理対象および管理対象外の集中管理用格納域も 含まれます。

コンソールが管理サーバーに接続されているときは、2 つのエクスポート方法を使用できます。

 管理対象の格納域からのエクスポート。エクスポートは、格納域を管理しているストレ ージ ノードによって実行されます。エクスポート先には、ネットワーク共有またはスト レージ ノードのローカル フォルダを指定できます。

 管理対象外の集中管理用格納域からのエクスポート。エクスポートは、指定した管理対象コンピュータ にインストールされているエージェントによって実行されます。エクスポート先には、管理対象の格納域を 含め、エージェントがアクセスできる任意の場所を指定できます。

ヒント: 重複除外された管理対象の格納域へのエクスポートを設定する場合は、エージェントに対す

Deduplication アドオンがインストールされているコンピュータを選択します。そのようにしない

と、エクスポート タスクは失敗します。

エクスポート タスクでの操作

エクスポート タスクは、設定を完了したすぐ後に開始されます。エクスポート タスクは、その他のタスクと同じ 方法で停止または削除することができます。

エクスポート タスクが完了したら、いつでもそのタスクを再実行できます。再実行する前に、以前のタスクの実 行によって作成されたアーカイブがエクスポート先の格納域にまだ存在している場合は、それを削除します。

そのようにしないと、タスクは失敗します。エクスポート タスクを編集して、エクスポート先アーカイブに別の名 前を指定することはできません(これは制限事項です)。

ヒント: 定期的に、アーカイブの削除タスクを実行してからエクスポート タスクを実行することで、

ステージング シナリオを手動で実施できます。

エクスポート タスクを作成するさまざまな方法

エクスポート タスクを作成する最も一般的な方法は、[エクスポート]ページを使用することです。このペ ージでは、アクセス許可を持っている任意のバックアップまたはアーカイブをエクスポートできます。

[エクスポート]ページには、[格納域]ビューからアクセスできます。エクスポートするオブジェクト(アーカ イブまたはバックアップ)を右クリックし、コンテキスト メニューから[エクスポート]を選択します。ソースとし てオブジェクトがあらかじめ選択された状態で、[エクスポート]ページが開きます。必要な作業は、エクス ポート先の選択、およびタスクの名前の指定(オプション)のみです。

アーカイブまたはバックアップをエクスポートする手順は、次のとおりです。

[全般]

[タスク名]

Copyright © Acronis, Inc. 187 (オプション)タスクの一意の名前を入力します。わかりやすい名前にすると、容易に 他のタスクと区別することができます。

[タスクのログイン情報] 『187ページ 』

(オプション)エクスポート タスクは、タスクを作成したユーザーの代わりに実行さ れます。タスクのログイン情報は、必要に応じて変更することができます。このオ プションにアクセスするには、[詳細ビュー]チェックボックスをオンにします。

[エクスポートの対象]

[エクスポート]

エクスポートするオブジェクトを選択します。

[アーカイブ] 『157ページ 』 - この場合、アーカイブのみ指定する必要がありま す。

[バックアップ] 『189ページ 』 - 最初にアーカイブを指定し、次に、このアーカ イブから必要なバックアップを選択します。

[アクセス ログイン情報] 『189ページ 』

(オプション)タスク アカウントがソースに対する十分なアクセス権限を持っていな い場合は、ソースにアクセスするためのログイン情報を指定します。このオプショ ンにアクセスするには、[詳細ビュー]チェックボックスをオンにします。

[エクスポート先]

[アーカイブ] 『190ページ 』

新しいアーカイブを作成する場所のパスを入力します。

新しいアーカイブにわかりやすい名前とコメントを指定します。

[アクセス ログイン情報] 『191ページ 』

(オプション)タスクのログイン情報が、エクスポート先に対する十分なアクセス権限 を持っていない場合は、エクスポート先のログイン情報を指定します。このオプシ ョンにアクセスするには、[詳細ビュー]チェックボックスをオンにします。

すべての必要な処理を実行したら、[OK]をクリックして、エクスポート タスクを開始し ます。

6.7.1 [タスクのログイン情報]

タスクを実行するアカウントのログイン情報を指定します。

ログイン情報を指定する手順は、次のとおりです。

1. 次のいずれかを選択します。

 現在のログイン情報を使用する

タスクは、タスクを起動するユーザーがログインしたときのログイン情報を使用し て実行されます。スケジュールを設定してタスクを実行する場合は、タスクの作成 を完了する際に現在のユーザーのパスワードを入力するよう求められます。

 次のログイン情報を使用する

タスクは、手動で開始されるか、スケジュールに従って実行されるかにかかわら ず、常にユーザーが指定するログイン情報を使用して実行されます。

次の項目を指定します。

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