第3章 コマンドによるセットアップ
3.12 ユーザロググループのセットアップ
スケーラブルログ運用を行う場合は以下の手順でユーザロググループのセットアップを行います。
1. ユーザロググループ用のログ管理ファイルの作成
2. ユーザロググループ用のテンポラリログファイルの作成 3. ユーザロググループ用のアーカイブログファイルの作成 4. ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの作成
3.12.1 ユーザロググループ用のログ管理ファイルの作成
ユーザロググループ用のログ管理ファイルを作成します。ユーザロググループ用のログ管理ファイルの作成は、rdblogコ マンドのIオプションおよびgオプションで行います。ユーザロググループ用のログ管理ファイルは、コマンドで指定したロー デバイスまたはディレクトリに作成されます。本コマンドは、ロググループの数だけ行います。
ユーザロググループ用のログ管理ファイルを作成する例を以下に示します。
Solarisの場合
例1
ユーザロググループ用のログ管理ファイルを、ローデバイス/dev/rdsk/c4t0d0s1に作成する場合
$ rdblog -I -g grp1 /dev/rdsk/c4t0d0s1
Linuxの場合
例2
RHEL-AS4の場合
ユーザロググループ用のログ管理ファイルを、ローデバイス/dev/raw/raw21に作成する場合
$ rdblog -I -g grp1 /dev/raw/raw21 RHEL5の場合
ユーザロググループ用のログ管理ファイルを、ローデバイス/dev_symfoware/raw21に作成する場合
$ rdblog -I -g grp1 /dev_symfoware/raw21
3.12.2 ユーザロググループ用のテンポラリログファイルの作成
ユーザロググループ用のテンポラリログファイルを作成します。
テンポラリログファイルの作成はrdblogコマンドのGオプション、tオプションおよびgオプションで行います。
ユーザロググループ用のテンポラリログファイルを作成する例を以下に示します。
Solarisの場合
例1
BIログ域30メガバイト、AIログ域30メガバイト、トランザクションエントリ数20、リカバリログ量10メガバイトで、ログインデッ クス域、BIログ域およびAIログ域を、ローデバイス/dev/rdsk/c4t0d0s1に作成する場合
$ rdblog -G -t -g grp1 -c 10M /dev/rdsk/c4t0d0s1 -in -in 30M 30M 20
Linuxの場合
例2
RHEL-AS4の場合
BIログ域30メガバイト、AIログ域30メガバイト、トランザクションエントリ数20、リカバリログ量10メガバイトで、ログイン デックス域、BIログ域およびAIログ域を、ローデバイス/dev/raw/raw22に作成する場合
$ rdblog -G -t -g grp1 -c 10M /dev/raw/raw22 -in -in 30M 30M 20 RHEL5の場合
BIログ域30メガバイト、AIログ域30メガバイト、トランザクションエントリ数20、リカバリログ量10メガバイトで、ログイン デックス域、BIログ域およびAIログ域を、ローデバイス/dev_symfoware/raw22に作成する場合
$ rdblog -G -t -g grp1 -c 10M /dev_symfoware/raw22 -in -in 30M 30M 20
3.12.3 ユーザロググループ用のアーカイブログファイルの作成
ユーザロググループに対応している資源に対して、アーカイブログ適用によるリカバリを行う場合には、アーカイブログ ファイルを2個以上作成しておきます。
アーカイブログファイルの初期作成
アーカイブログファイルの初期作成は、rdblogコマンドのGオプション、aオプションおよびgオプションで行います。
アーカイブログファイルを作成する例を以下に示します。
Solarisの場合 例1
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s1に作成する場合
$ rdblog -G -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s1 30M
Linuxの場合 例2
RHEL-AS4の場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev/raw/raw23に作成する場合
$ rdblog -G -a -g grp1 /dev/raw/raw23 30M RHEL5の場合
アーカイブログファイルを、30メガバイトの容量で、ローデバイス/dev_symfoware/raw23に作成する場合
$ rdblog -G -a -g grp1 /dev_symfoware/raw23 30M
アーカイブログファイルの追加
アーカイブログファイルの初期作成が終わったら、アーカイブログファイルの追加を行います。アーカイブログファイルの
追加は、rdblogコマンドのUオプション、aオプションおよびgオプションで行います。このとき、追加するアーカイブログファ
イルの大きさは指定できません。指定したローデバイスの大きさに関係なく、初期作成時の値が使用されます。
アーカイブログファイルの追加は、Symfoware/RDBが起動している状態でも実行することができます。
アーカイブログファイルを追加する例を以下に示します。
Solarisの場合
例1
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s3、/dev/rdsk/c4t1d0s4に作成する場合
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s3
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev/rdsk/c4t1d0s4
Linuxの場合 例2
RHEL-AS4の場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev/raw/raw24、/dev/raw/raw25に作成する場合
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev/raw/raw24
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev/raw/raw25 RHEL5の場合
アーカイブログファイルを、ローデバイス/dev_symfoware/raw24、/dev_symfoware/raw25に作成する場合
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev_symfoware/raw24
$ rdblog -U -a -g grp1 /dev_symfoware/raw25
3.12.4 ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルの作成
スケーラブルディレクトリ運用を行う場合は、ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルを作成します。ユーザログ グループ用のRDBディレクトリファイルの作成は、rdbscldirコマンドのGオプションで行います。
ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルを作成する場合、すべてのユーザロググループに対して、作成処理を 行ってください。ユーザロググループ用のRDBディレクトリファイルが作成されていないユーザロググループが1つでも存 在する場合は、Symfoware/RDBを起動することができません。
RDBディレクトリファイルを、/home/grp1/DIR_FILE_G1に作成する例を以下に示します。
$ rdbscldir -G -g grp1 /home/grp1/DIR_FILE_G1