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スケーラブルログ運用およびスケーラブルディレクトリ運用を行う場合

ドキュメント内 セットアップガイド (ページ 189-192)

第4章 Symfoware/RDB運用パラメタの定義

E.1 スケーラブルログ運用およびスケーラブルディレクトリ運用を行う場合

ディスク装置に配置するSymfoware/RDBの資源には、以下のものがあります。

・ システムロググループ

- RDBディクショナリ

- RDBディレクトリファイル

- ロググループ管理ファイル

- ログ管理ファイル

- テンポラリログファイル(ログインデックス域、BIログ域、AIログ域)

- アーカイブログファイル

- インダウトログファイル(ロードシェア運用時のみ)

- データベーススペース

- 退避データ(RDBディクショナリ、データベース、アーカイブログ)

・ ユーザロググループ

- テンポラリログファイル(ログインデックス域、BIログ域、AIログ域)

- アーカイブログファイル

- データベーススペース

- 退避データ(データベース、アーカイブログ)

上記資源の配置についての基本的な考え方は、以下のとおりです。

・ スケーラブルログ運用(スケーラブルディレクトリ運用を含む)を行う場合は、危険分散および負荷分散の観点から、ロ ググループごとに物理ディスクを分けて配置することを推奨します。

・ アーカイブログファイルは独立した物理ディスクに配置します。アーカイブログファイルには、データベースやRDB ディクショナリを退避データ取得時点から最新状態にリカバリするためのログが蓄積されています。データベースなど と同じ物理ディスク上に配置した場合、媒体異常が発生したときに、データベースなどを最新状態にリカバリすること ができなくなります。このため、危険分散の観点から、他の資源とは別の物理ディスク(アーカイブログファイル専用の 物理ディスク)に配置することを推奨しています。

・ 退避データは独立した物理ディスクに配置します。退避データには、データベース、RDBディクショナリ、アーカイブ ログがあります。データベースなどと同じ物理ディスク上に作成した場合、媒体異常が発生したときに、データベース などを最新状態にリカバリすることができなくなります。このため、危険分散の観点から、他の資源とは別の物理ディスク (退避データ専用の物理ディスク)に配置することを推奨しています。なお、以下の場合は、退避データのディスク配 置について検討する必要はありません。

- 退避データをテープ装置に採取している場合

- いったんディスク装置にバックアップし、テープ装置に2次バックアップしている場合(ディスク装置を一時的な領 域として使用する場合)

・ アーカイブログファイルと退避データは、ディスク装置の有効利用の観点から、同一物理ディスクに配置することを推 奨します。

・ アーカイブログファイル以外のログファイルは、負荷分散の観点から、以下の2組を別々の物理ディスクに配置するこ とを推奨しています。

- ロググループ管理ファイル、ログ管理ファイル、ログインデックス域、BIログ域、インダウトログファイル

- AIログ域

・ RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルは、危険分散および負荷分散の観点から、ログファイル関係とは別々の

物理ディスクに配置することを推奨しています。性能(負荷分散)の観点から考えた場合、AIログ域と同じ物理ディス クに配置することは避けてください。

・ データベーススペースは、危険分散および負荷分散の観点から、ログファイル関係とは別々の物理ディスクに配置 することを推奨しています。性能(負荷分散)の観点から考えた場合、AIログ域と同じ物理ディスクに配置することは避 けてください。

・ RDBディクショナリは、危険分散の観点から、データベーススペースとは別々の物理ディスクに配置することを推奨し ています。

・ RDBディレクトリファイルは、危険分散および負荷分散の観点から、データベーススペースとは別々の物理ディスク に配置することを推奨しています。

・ RDBディレクトリファイルは、危険分散および負荷分散の観点から、RDBディクショナリとは別々の物理ディスクに配

置することを推奨しています。

以上から、理想の配置は以下のようになります。

・ システムロググループ 物理ディスク1:

RDBディクショナリ 物理ディスク2:

RDBディレクトリファイル

物理ディスク3:

ロググループ管理ファイル、ログ管理ファイル、ログインデックス域、BIログ域、インダウトログファイル 物理ディスク4:

AIログ域 物理ディスク5:

アーカイブログファイル、退避データ (注) 物理ディスク6~:

データベーススペース

・ ユーザロググループ 物理ディスク1:

RDBディレクトリファイル 物理ディスク2:

ログ管理ファイル、ログインデックス域、BIログ域、インダウトログファイル 物理ディスク3:

AIログ域 物理ディスク4:

アーカイブログファイル、退避データ (注) 物理ディスク5~:

データベーススペース

しかし、上記配置を実現するには物理ディスクの絶対数が“6+5×ユーザロググループ数”以上必要です。また、物理ディ スクの容量を有効に使用することができませんので、以下の配置をベースに検討することをお勧めします。

・ システムロググループ 物理ディスク1:

RDBディクショナリ、RDBディレクトリファイル、ロググループ管理ファイル、ログ管理ファイル、ログインデックス域、

BIログ域、AIログ域、インダウトログファイル 物理ディスク2:

アーカイブログファイル、退避データ (注) 物理ディスク3~:

データベーススペース

・ ユーザロググループ 物理ディスク1:

RDBディレクトリファイル、ログ管理ファイル、ログインデックス域、BIログ域、AIログ域、インダウトログファイル 物理ディスク2:

アーカイブログファイル、退避データ (注) 物理ディスク3~:

データベーススペース

注意

- フェイルオーバ運用

- ロードシェア運用かつ、フェイルオーバ運用

上記運用では、アーカイブログファイルは、同時アクセス用共用ディスク上のローデバイスに配置します。これに対し 退避データは、切替えディスク上のファイルシステムに配置します。ところが、ディスクアレイ装置の同一論理ユニット 上に、同時アクセス用共用ディスクと切替えディスクが混在できません。このため、1つのランクを、2つの論理ユニット に分割して定義し、一方を同時アクセス用共用ディスク、もう一方を切替えディスクとする必要があります。さらに、

PRIMECLUSTER GDSの場合は、同時アクセス用共用ディスクと切替えディスクで、ディスククラスを分ける必要があ ります。

・ Symfoware/RDBで割り当てたディスク資源は、他の製品で使用しないでください。

E.2 スケーラブルログ運用およびスケーラブルディレクトリ運用を

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