第9章 リモート開発機能
C.2 プログラム名
値変更時に中断 データの値が変わったときにプログラムの実行を中断する場合は、チェックを付けま す。
なお、COBOLエディタ上でデータ項目をダブルクリックし、コンテキストメニューから[ウォッチビューへ追加]を選択した場合も
[ウォッチ]ビューへの追加が行えます。
注意
・ [ウォッチ]ビューへのデータ項目の追加は、プログラムのデバッグ実行中に行えます。プログラムをデバッグ実行し、ブレークポイ ントなどでその実行が中断されているときに、[ウォッチ]ビューへのデータ項目の追加を行ってください。
・ 登録集を表示しているCOBOLエディタのコンテキストメニューから、[ウォッチ]ビューへのデータ項目の追加はできません。[ウォッ チ]ビューから[データ項目の追加]を選択して、データ項目の追加を行ってください。
7.2.3.4 [ ウォッチ ] ビューの値表示形式
[ウォッチ]ビューでは、16進数値、ASCII文字値、またはその両方の形式による表示を追加することができます。
表示形式の追加、変更は、以下の手順で行います。
1. メニューバーから[ウィンドウ] > [設定]を選択します。[設定]ダイアログボックスが表示されます。
2. 左のペインで[COBOL] > [デバッグ]を選択します。
3. 右のペインの[ウォッチビューの表示形式]で表示形式を選択し、[OK]ボタンまたは[適用]ボタンを選択します。
7.2.4 [アウトライン]ビュー
[アウトライン]ビューでは、COBOLエディタ上で現在アクティブなCOBOLソースファイルの構造の概略が一覧に表示されます。
詳細は、“[アウトライン]ビュー"を参照してください。
7.3 デバッガの機能
デバッガの主な機能を説明します。
7.3.1 ブレークポイント
ブレークポイントは、指定された位置でプログラムの実行を停止させるマーカです。
ここでは、ブレークポイントの追加/削除方法および使い方を説明します。
7.3.1.1 ブレークポイントの追加
ブレークポイントは、以下の手順で追加します。
1. COBOLエディタで、ブレークポイントを追加するファイルを開きます。
2. ブレークポイントを追加する行のすぐ左側で、垂直方向ルーラのコンテキストメニューから[ブレークポイントの追加]を選択しま す。
3. 垂直方向ルーラにブレークポイントマークが表示されます。また、[ブレークポイント]ビューのリストにブレークポイントが表示され ます。
ポイント
垂直方向ルーラをダブルクリックすることでもブレークポイントを設定できます。
注意
登録集内にブレークポイントを設定した場合、すべての取り込みでブレークポイントが有効になります。したがって、1つの登録集を複 数のCOPY文で取り込んでいる場合、COPY文により取り込まれているすべての箇所で登録集に設定されたブレークポイントが有効に なり、プログラムの実行が中断します。
7.3.1.2 ブレークポイントの削除
ブレークポイントは、以下の手順で削除します。
1. [ブレークポイント]ビューから、削除したいブレークポイントを選択します。
2. コンテキストメニューから[削除]を選択します。
ポイント
垂直方向ルーラに表示されているブレークポイントマークをダブルクリックすることでもブレークポイントを削除できます。
7.3.1.3 ブレークポイントの使い方
プログラム実行中にブレークポイントに到達すると、デバッガは実行を中断し、その時点でのプログラムの呼出し経路やデータ項目の 値を参照することができます。
ブレークポイントのプロパティを使うと、ブレークポイントの無効化/有効化、ヒットカウントの指定などを行うことができます。ブレークポイ ントのプロパティは、垂直方向ルーラのコンテキストメニュー、または[ブレークポイント]ビューのコンテキストメニューから開くことができ ます。
設定したブレークポイントは、明に削除されるまで複数のセションを通して保存されます。COBOLエディタのファイルを閉じてもブレー クポイントは保存され、次回ファイルを開いたときに再び設定されているブレークポイントが表示されます。
7.3.1.4 ブレークポイントのヒットカウント
ブレークポイントのヒットカウントを使用することにより、指定されたヒットカウント数の回数分、ブレークポイントの行が実行された場合に 中断します。
1. COBOLエディタでブレークポイントを設定します。
3. [ブレークポイントヒットカウントの設定]ダイアログボックスで、ブレークポイントのヒットカウントの設定、およびブレークポイントの ヒットカウント有効無効を設定します。
注意
登録集に設定したブレークポイントに対して指定されたヒットカウント数には、すべての取り込みにおける実行回数を合計した値がカウ ントされます。
7.3.2 実行
デバッガでは、次のブレークポイントや指定位置まで文をまとめて実行したり、実行経路を確認しながら1行ずつ実行したりすることが できます。ただし、指定した位置に到達していない場合でも、プログラムの実行中にブレークポイントを検出した場合は、そのブレーク ポイントで実行が中断します。
注意
[デバッグ]ビューにおいて、デバッグ対象となる実行プログラムのパスが表示されているツリー要素以外が選択されていると、デバッガ の実行操作を行うことができません。選択が外れた場合には、実行プログラムのパスが表示されているツリー要素を選択してから実行 してください。
7.3.2.1 無条件実行
次の中断位置などを指定せず、無条件でプログラムを実行します。次のブレークポイントまたはプログラム終了まで実行されます。
無条件実行を行うには、以下のいずれかの方法で操作します。
・ [デバッグ]ビューのツールバーボタン を選択します。
・ [デバッグ]ビューのコンテキストメニューから[再開]を選択します。
・ メニューバーから[実行] > [再開]を選択します。
・ ショートカットキー:F8を使用します。
7.3.2.2 ステップイン
1文だけプログラムを実行します。CALL文などの呼出しを行う文から実行する場合、呼出し先に入って中断します。
ステップインを行うには、以下のいずれかの方法で操作します。
・ [デバッグ]ビューのツールバーボタン を選択します。
・ [デバッグ]ビューのコンテキストメニューから[ステップイン]を選択します。
・ メニューバーから[実行] > [ステップイン]を選択します。
・ ショートカットキー:F5を使用します。
注意
COPY文の直前の行でステップインを行った場合、COPY文で取り込まれている登録集内に入って中断します。
7.3.2.3 ステップオーバ
1文だけプログラムを実行します。CALL文などの呼出しを行う文から実行する場合、呼出し先には入らず、呼出し先の処理を実行した 後、次の文で中断します。
ステップオーバを行うには、以下のいずれかの方法で操作します。
・ [デバッグ]ビューのツールバーボタン を選択します。
・ [デバッグ]ビューのコンテキストメニューから[ステップオーバ]を選択します。
・ メニューバーから[実行] > [ステップオーバ]を選択します。
・ ショートカットキー:F6を使用します。
注意
COPY文の直前の行でステップオーバを行った場合、ステップインと同じ動作になります。
7.3.2.4 呼出し元までの実行
副プログラムやメソッド内に中断している場合に、呼出し元に復帰するまで実行します。
呼出し元までの実行を行うには、以下のいずれかの方法で操作します。
・ [デバッグ]ビューのツールバーボタン を選択します。
・ [デバッグ]ビューのコンテキストメニューから[ステップリターン]を選択します。
・ メニューバーから[実行] > [ステップリターン]を選択します。
・ ショートカットキー:F7を使用します。
注意
登録集内で呼出し元までの実行を行った場合、登録集を取り込んでいるプログラムの呼出し元に復帰するまで実行します。
7.3.2.5 指定行まで実行
現在の中断位置から、COBOLエディタ上でカーソルが置かれた位置に到達するまで、プログラムを実行します。
指定行までの実行を行うには、以下の方法で操作します。
・ 中断する行にカーソルを移動し、COBOLエディタのコンテキストメニューから[指定行まで実行]を選択します。
注意
登録集内で指定行までの実行は行えません。この場合、以下のいずれかの操作を行って目的とする行までの実行を行ってください。
・ 目的の行にブレークポイントを設定して無条件実行を行う
・ ステップインまたはステップオーバを、目的の行まで繰り返し行う
7.3.3 データ項目を扱うデバッグ機能
デバッガでは、データ項目の値を参照したり変更したりすることができます。
ここでは、データ項目に対するデバッグ機能を説明します。
注意
・ ソースプログラム中にREPLACE文、REPLACING指定、DISJOINING指定またはJOINING指定のCOPY文が記述されている場 合、画面には文字列が置き換えられる前のソースプログラムを表示します。置き換え対象となるデータ項目の値を参照、変更また は監視する場合は、置き換え後のデータ項目名を指定してください。
7.3.3.1 データ項目の値を参照する
以下の方法があります。
ツールチップで表示する
COBOLエディタでデータ項目にカーソルを置くと、ツールチップにデータ項目の値が表示されます。
[ウォッチ]ビューを使用する
データ項目を[ウォッチ]ビューに追加することにより、データ項目の値やより詳細な情報を参照することができます。
[ウォッチ]ビューの詳細については、“7.2.3 [ウォッチ]ビュー"を参照してください。
7.3.3.2 データ項目の値を変更する
[ウォッチ]ビューに追加したデータ項目は、以下の方法により値を変更することができます。
自動形式で変更する
以下の手順でデータ項目の値を変更します。
1. [ウォッチ]ビューで値を変更するデータ項目を選択します。
2. コンテキストメニューから[値の変更]を選択します。
3. [値の設定]ダイアログボックスで変更したい値を入力し、[OK]ボタンを選択します。
16進形式で変更する
以下の手順でデータ項目の値を変更します。
1. [ウォッチ]ビューで値を変更するデータ項目を選択します。
2. コンテキストメニューから[16進入力]を選択します。
3. [値の変更]ダイアログボックスで変更したい値を入力し、[OK]ボタンを選択します。
7.3.3.3 データ項目の値変更を監視する
データ項目を監視し、その値が変更されたときにプログラムの実行を中断させることができます。
値変更時に中断するかどうかは、以下の方法で指定できます。
・ [ウォッチ]ビューへの登録時に指定する
[データ項目の追加]ダイアログボックスで[値変更時に中断]を選択します。
・ [ウォッチ]ビューに登録されているデータ項目に指定する
[ウォッチ]ビューのコンテキストメニューから[値変更時に中断]を選択します。