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サーバへの ftpd/rexec サービスの導入と起動

ドキュメント内 NetCOBOL Studio 使用手引書 (ページ 139-142)

第9章 リモート開発機能

9.2 リモート開発のための環境設定

9.2.2 サーバへの ftpd/rexec サービスの導入と起動

ここでは、サーバにftpdサービスおよびrexecサービスを導入し、サービスを起動する方法について説明します。

注意

サーバのOSがSolarisまたはLinux(Itanium)で、かつ、サーバのNetCOBOLの製品バージョンがV10以前の場合はftpd/rexecサービス

を使用します。これ以外の場合はNetCOBOLリモート開発サービスを使用してください。

9.2.2.1 Solaris サーバの場合

Solarisサーバの場合、ftpdサービスは、デフォルトではオペレーティングシステムの導入時にインストールされ、常に起動するようになっ

ています。

注意

Solarisの場合は、rexecサービスはオペレーティングシステムの導入時に起動するようになっていません。次の操作が必要になります。

・ ステータスの確認

次のコマンドを実行してステータスを確認してください。

# svcs -a | grep rexec

disabled 18:28:10 svc:/network/rexec:default

実行結果の出力の先頭が“disabled”である場合は、rexecサービスを起動してください。

・ rexecサービスの起動

次のコマンドを実行してrexecサービスを起動してください。

# svcadm enable svc:/network/rexec:default

Solarisサーバの場合、システム設定の変更は設定ファイルの内容を確認し、必要であれば修正することが一般的ですので、その方法 だけを説明します。

1. サービスの状態の確認

Solarisサーバにおいて、ftpdおよびrexecは、inetd(インターネットデーモン)から呼び出されるサービスです。したがって、次のファ

イルの内容を確認します。

- /etc/services

- /etc/inetd.conf

“/etc/services”および“/etc/inetd.conf”にftpdおよびrexecに関する記述が存在し、それが有効であれば、以降の作業は必要あり

ません。ftpdおよびrexecに関する記述があるファイルの例を示します。

- /etc/servicesの例(青色(下線付き)がftpdに関する記述です。)

#

# Network services, Internet style

#

… ftp 21/tcp

## UNIX specific services

## these are NOT officially assigned

#

- /etc/inetd.confの例(青色(下線付き)がftpdとrexecに関する記述です。)

# FTPD - FTP server daemon

ftp stream tcp6 nowait root /usr/sbin/in.ftpd in.ftpd -a

# REXECD - rexec daemon (BSD protocols)

exec stream tcp nowait root /usr/sbin/in.rexecd in.rexecd exec stream tcp6 nowait root /usr/sbin/in.rexecd in.rexecd

ftpdまたはrexecの設定行がコメント化(行頭に“#”)されている場合は、以降の作業を行ってください。

2. サービスの設定の変更

“/etc/services”および“/etc/inetd.conf”を修正し、ftpdまたはrexecの設定を追加します。

3. サービスの起動

ftpdおよびrexecは、inetd配下で起動されるサービスであるため、inetdを再起動します。

次のコマンドを実行してください。

# kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`

または、

# ps -ea | grep inetd

inetdのプロセスIDが表示される。

# kill -HUP inetdのプロセスID

9.2.2.2 Linux サーバの場合

Linuxサーバの場合、ftpdおよびrexecサービスは、オペレーティングシステムの導入時にインストールされていない場合もあるため、こ

れらのパッケージが導入済みかどうかから説明します。

なお、Linuxでは、この種のシステム設定のためにGUIを持つツールが用意されている場合がありますが、GUIツールはバージョンおよ び個々のシステムの設定による違いが大きいため、コマンドによる操作方法のみを説明します。

1. パッケージの確認

パッケージがインストール済みか確認するには次の形式でrpmコマンドを実行します。

# rpm -query パッケージ名

ftpdおよびrexecに必要なパッケージ名は次のとおりです。

- ftpd : vsftpd

- rexec : rshおよびrsh-server

パッケージの情報が表示された場合、パッケージはインストール済みです。“3.サービスの状態の確認”に進んでください。

# rpm -query vsftpd vsftpd-2.0.1-5

# rpm -query rsh rsh-0.17-17

# rpm -query rsh-server rsh-server0.17-17

パッケージの情報が表示されない場合、パッケージのインストールを行う必要があります。

注意

Linuxシステムで使用されるftpdのパッケージには、バージョンやディストリビューションの違いにより幾つか種類があります。次の ようなものが使われている場合もあります。

- wu-ftpd

- proftpd 2. パッケージの導入

次の形式でrpmコマンドを実行してパッケージを導入します。

rpm -Uvh パッケージ名

3. サービスの状態の確認

次の形式で/sbin/chkconfigコマンドを実行して、システム起動時のサービス開始の設定を確認します。

/sbin/chkconfig --list サービス名

例えば、次のような結果が得られる場合、ftpd(vsftpd)とrexecはシステム起動時に開始されない設定になっています。この場合、

“4.サービスの設定の変更”が必要です。

# /sbin/chkconfig --list vsftpd

vsftpd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off

# /sbin/chkconfig --list rexec rexec off

4. サービスの設定の変更

次の形式で/sbin/chkconfigコマンドを実行して、システム起動時にサービスが開始されるように設定します。

/sbin/chkconfig [--level レベル] サービス名 on

以下、システム開始時にサービスが開始されるように設定を変更し、確認する例について示します。

# /sbin/chkconfig --level 5 vsftpd on

# /sbin/chkconfig --list vsftpd

vsftpd 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:on 6:off

# /sbin/chkconfig rexec on

# /sbin/chkconfig --list rexec rexec on

5. サービスの起動

次の形式で/sbin/serviceコマンドを実行して、サービスを開始します。

なお、rexecの場合は、xinetd配下で起動するサービスであるため、xinetdを再起動する必要があります。

# /sbin/service vsftpd start vsftpd 用の vsftpd を起動中: [ OK ]

# /sbin/service xinetd stop xinetd を停止中: [ OK ]

# /sbin/service xinetd start xinetd を起動中: [ OK ]

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