3 フィールドバスコントローラ
3.1 フィールドバスコントローラ 750-341
3.1.2 ハードウェア
3.1.2.1 外 観
図 3-1:フィールドバスカプラ(Ethernet TCP/IP対応型)
このフィールドバスカプラは、以下の部分で構成されます。
• システム給電を行う内部システム電源回路およびI/Oモジュールアセンブリ 経由のフィールド給電用電源ジャンパ接点を装備した電源モジュール
• バス接続用RJ45付きフィールドバスインタフェース
• 動作状態、通信状態、動作電圧のための、およびエラーや診断のための表示 ランプ(LED)
• コンフィグレーションインタフェース
• I/Oモジュール(内部バス)およびフィールドバスインタフェースとの通信 を行う電子回路部
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ハードウェア
3.1.2.2 デバイス電源
電源はケージクランプ®構造の端子台を通じて供給されます。デバイス電源はシ ステム電源用とフィールド電源用があります。
図 3-2:デバイス電源
内部システム電源モジュールは自身の電子回路と接続したI/Oモジュールに供給 するのに必要な電圧を生成します。フィールドバスインタフェースは内部シス テム電源モジュールから電気的に絶縁された電圧で供給されます。
3.1.2.3 フィールドバス用コネクタ
フィールドバスとの接続はRJ45コネクタによって行います。フィールドバスカ プラのRJ45ソケットは、100Base-TX規格に則って配線されています。接続ケー ブルの仕様はカテゴリー5のツイストペアです。使用できるケーブルは、最大セ グメント長が100mのS-UTP(シールド網付きの非シールド・ツイストペア線)
およびSTP(シールド付きツイスト・ペア線)です。
RJ45ソケットはケーブルが接続された後、高さ80mmのスイッチボックスに合 うように、カプラ上で低めの位置に付けられています。
フィールドバスシステムと電子回路の間の絶縁は、DC/DCコンバータとフィー ルドバスインタフェース内のオプトカプラによって実現しています。
ハードウェア
1 TD + 送信+
2 TD - 送信−
3 RD + 受信+
4 未使用
5 未使用
6 RD - 受信−
7 未使用
8 未使用
図 3-3:RJ45コネクタの外観と配線
注 意!
LAN接続にのみ対応しており、電話通信回線への接続はできません。
3.1.2.4 表示部
カプラやノードの動作状態は表示部(LED)で示されます。表示情報は内部電 子部品から光ファイバによって筐体最上部に伝えられます。LEDは多色(赤/
緑、または赤/緑/オレンジ)の場合もあります。
図 3-4:表示部(750-341)
LED 色 意 味
LINK 緑 物理ネットワークとのリンクが確立していることを示します
MS 赤/緑 MSランプはノードの状態を示します(Module Status) NS 赤/緑 NSランプはネットワークの状態を示します(Network Status)
TxD/RxD 緑 データの送受信が行われています
IO 赤/緑/橙 I/Oランプはノードの動作状態と発生した障害内容を表示します A 緑 動作電圧(システム電源)の状態を示します
BまたはC 緑 動作電圧(電源ジャンパー接点)の状態を示します
(ランプの位置は製造上の都合により変更の可能性があります)
詳細情報
表示LEDの点灯状態の詳細は3.1.9節「LED表示」に記述されています。
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システムの起動
3.1.2.5 コンフィグレーションインタフェース
コンフィグレーションインタフェースはカバーの内側にあります。これは、
WAGO-I/O-CHECK(モジュール機能設定/チェック用)との通信、および ファームウェアの転送に使用されます。
コンフィグレーション インタフェース
図 3-5:コンフィグレーションインタフェース
オスコネクタ(4ピン)およびパソコンのRS232インタフェース(9ピン)との 接続にはWAGO通信ケーブル(750-920)を使用します。
注 意!
バスカプラ電源ON時に、WAGO通信ケーブル750-920は抜き差ししないでく ださい。
3.1.2.6 ハードウェアアドレス(MACアドレス)
WAGOのEthernet TCP/IP型フィールドバスカプラは、全世界で通用する一意の
Ethernet物理アドレス(MACアドレス、Madia Access Control Identity)が工場設
定されています。そのアドレスはカプラの右側面に印刷されているほか、カプ ラ左側面に貼られたシールラベルにも記載されています。このアドレスは6バ イト(48ビット)の固定長で、アドレス種別、メーカID、およびシリアル番号 を含んでいます。