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モジュール式 I/O システム

Ethernet TCP/IP 用バスカプラ

750 – 341

取り扱い説明書

技術説明、

インストールおよび

コンフィグレーション

Ver. 1.1.1(日本語版 2009.5.27)

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Copyright © 2007 by WAGO Kontakttechnik GmbH All rights reserved.

〒136-0071 東京都江東区亀戸 1-5-7 日鐵 ND タワー WAGO ジャパン株式会社 オートメーション TEL: 03-5627-2059 FAX:03-5627-2055 Web: http://www.wago.co.jp/io WAGO Kontakttechnik GmbH Hansastraße 27 D-32423 Minden Phone: +49 (0) 571/8 87 – 0 Fax: +49 (0) 571/8 87 – 1 69 E-Mail: [email protected] Web: http://www.wago.com Technical Support Phone: +49 (0) 571/8 87 – 5 55 Fax: +49 (0) 571/8 87 – 85 55 E-Mail: [email protected] 本書の作成には万全を期しておりますが、お気づきの点やご意見がございまし たら下記までお知らせください。 E-Mail: [email protected] 本書で使用するソフトウェアおよびハードウェアの名称ならびに会社の商号は、 一般に商標法または特許法により保護されています。 本製品には、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者によって開発 されたソフトウェアが含まれます。

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目 次

1 重要事項 ...4 1.1 法的原則...4 1.1.1 著作権...4 1.1.2 使用者の資格基準...4 1.1.3 750 シリーズ適合使用...4 1.1.4 装置の技術的制約...4 1.2 750 シリーズ操作基準・規定...4 1.3 図記号...4 1.4 安全上の注意...4 1.5 書体の使い分け...4 1.6 記数法...4 1.7 適用範囲...4 1.8 起動に関する重要事項...4 1.9 略 語...4 2 WAGOI/O システム 750...4 2.1 システム概要...4 2.2 テクニカルデータ...4 2.3 製造番号...4 2.4 製品のバージョンアップ...4 2.5 保管、アセンブリ、輸送...4 2.6 機械的セットアップ...4 2.6.1 インストール位置...4 2.6.2 全 長...4 2.6.3 キャリアレールへの取り付け...4 2.6.3.1 キャリアレールの特性 ...4 2.6.3.2 WAGO の DIN レール ...4 2.6.4 スペース...4 2.6.5 モジュールの着脱...4 2.6.6 組立順序...4 2.6.7 内部バスとデータ接点...4 2.6.8 電源接点...4 2.6.9 結 線...4 2.7 電 源...4 2.7.1 電気的分離...4 2.7.2 システム電源...4 2.7.2.1 接 続 ...4 2.7.2.2 モジュール配備 ...4 2.7.3 フィールド電源...4 2.7.3.1 結 線 ...4 2.7.3.2 ヒューズ ...4 2.7.4 電源に関する補助的な規則...4 2.7.5 電圧供給例...4 2.7.6 電源ユニット...4 2.8 接 地...4 2.8.1 DIN レールの接地...4 2.8.1.1 フレームアセンブリ ...4

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目 次 2.8.1.2 絶縁アセンブリ ...4 2.8.2 機能モジュール接地 ...4 2.8.3 保護接地 ...4 2.9 シールディング(スクリーニング) ...4 2.9.1 一般事項 ...4 2.9.2 通信バスケーブル ...4 2.9.3 信号線 ...4 2.9.4 WAGO シールド(スクリーン)結線システム ...4 2.10 アセンブリのガイドラインおよび規格 ...4 3 フィールドバスコントローラ ...4 3.1 フィールドバスコントローラ 750-341 ...4 3.1.1 概 要 ...4 3.1.2 ハードウェア ...4 3.1.2.1 外 観 ...4 3.1.2.2 デバイス電源 ...4 3.1.2.3 フィールドバス用コネクタ ...4 3.1.2.4 表示部 ...4 3.1.2.5 コンフィグレーションインタフェース ...4 3.1.2.6 ハードウェアアドレス(MAC アドレス) ...4 3.1.3 システムの起動 ...4 3.1.4 プロセスイメージ ...4 3.1.4.1 入力プロセスイメージの例 ...4 3.1.4.2 出力プロセスイメージの例 ...4 3.1.4.3 プロセスデータ構成の概要 ...4 3.1.5 データ交換 ...4 3.1.5.1 メモリ領域 ...4 3.1.5.2 I/O モジュールのアドレッシング ...4 3.1.5.3 MODBUS/TCP マスタと I/O モジュール間のデータ交換...4 3.1.5.4 EtherNet/IP マスタと I/O モジュール間のデータ交換 ...4 3.1.6 フィールドバスノードの起動 ...4 3.1.6.1 MAC アドレスの確認とフィールドバスノードの構築 ...4 3.1.6.2 PC とフィールドバスノードの接続 ...4 3.1.6.3 PC の IP アドレスの設定 ...4 3.1.6.4 フィールドバスノードの IP アドレス設定...4 3.1.6.5 フィールドバスノードの通信テスト ...4 3.1.6.6 BootP プロトコルの無効化 ...4 3.1.7 WEB ベース管理システムの説明...4 3.1.8 SNMP のコンフィグレーション...4 3.1.8.1 管理情報ベース MIBⅡの概要...4 3.1.8.2 トラップ ...4 3.1.9 LED 表示 ...4 3.1.9.1 フィールドバスの状態 ...4 3.1.9.2 ノードの状態−I/O LED の点滅コード ...4 3.1.9.3 供給電圧の状態 ...4 3.1.10 障害時の処理 ...4 3.1.10.1 フィールドバス障害 ...4 3.1.10.2 内部バス障害 ...4 3.1.11 テクニカルデータ ...4

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4 フィールドバス通信 ...4 4.1 ETHERNET ...4 4.1.1 はじめに...4 4.1.2 ネットワークアーキテクチャ∼原理とルール...4 4.1.2.1 伝送媒体 ...4 4.1.2.2 ネットワークトポロジ ...4 4.1.2.3 中継機器 ...4 4.1.2.4 伝送モード ...4 4.1.2.5 重要な用語 ...4 4.1.3 ネットワーク通信...4 4.1.3.1 プロトコルレイヤモデル ...4 4.1.3.2 通信プロトコル ...4 4.1.3.3 チャネルアクセス方法 ...4 4.1.3.4 管理および診断プロトコル ...4 4.1.3.5 アプリケーションプロトコル ...4 4.2 MODBUS の機能...4 4.2.1 概要 4 4.2.2 MODBUS 機能の使用例...4 4.2.3 MODBUS 機能の説明...4 4.2.3.1 機能コード「FC1」(コイルの読み出し) ...4 4.2.3.2 機能コード「FC2」(デジタル入力値の読み出し) ...4 4.2.3.3 機能コード「FC3」(複数レジスタの読み出し) ...4 4.2.3.4 機能コード「FC4」(入力レジスタの読み出し) ...4 4.2.3.5 機能コード「FC5」(コイルの書き込み) ...4 4.2.3.6 機能コード「FC6」(1 つのレジスタの書き込み)...4 4.2.3.7 機能コード「FC11」(通信イベントカウンタの取得) ...4 4.2.3.8 機能コード「FC15」(複数コイルの設定) ...4 4.2.3.9 機能コード「FC16」(複数レジスタの書き込み) ...4 4.2.3.10 機能コード「FC22」(書き込みレジスタのマスク) ...4 4.2.3.11 機能コード「FC23」(複数レジスタの読み書き) ...4 4.2.4 MODBUS のレジスタマッピング...4 4.2.5 内部変数...4 4.2.5.1 内部変数の説明 ...4 4.2.5.2 診断機能 ...4 4.2.5.3 コンフィグレーション機能 ...4 4.2.5.4 ファームウェアの情報 ...4 4.2.5.5 定数レジスタ ...4 4.3 EtherNet/IP(Ethernet/Industrial Protocol) ...4 4.3.1 概 要...4 4.3.2 EtherNet/IP のプロトコルソフトウェアの特徴...4 4.3.3 オブジェクトモデル...4 4.3.3.1 概 要 ...4 4.3.3.2 クラス ...4 5 I/O モジュール...4 5.1 概 要...4 5.1.1 デジタル入力モジュール...4 5.1.2 デジタル出力モジュール...4 5.1.3 アナログ入力モジュール...4 5.1.4 アナログ出力モジュール...4

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目 次 5.1.5 特殊モジュール ...4 5.1.6 システムモジュール ...4 5.2 MODBUS/TCP のプロセスデータ構造 ...4 5.2.1 デジタル入力モジュール ...4 5.2.2 デジタル出力モジュール ...4 5.2.3 アナログ入力モジュール ...4 5.2.4 アナログ出力モジュール ...4 5.2.5 特殊モジュール ...4 5.2.6 システムモジュール ...4 5.3 Ethernet/IP のプロセスデータ構造...4 5.3.1 デジタル入力モジュール ...4 5.3.2 デジタル出力モジュール ...4 5.3.3 アナログ入力モジュール ...4 5.3.4 アナログ出力モジュール ...4 5.3.5 特殊モジュール ...4 5.3.6 システムモジュール ...4 6 アプリケーション事例 ...4 6.1 MODBUS プロトコルとフィールドバスノードの試験...4 6.2 SCADA ソフトウェアによる監視と制御 ...4 7 爆発性環境での使用について ...4 7.1 はじめに ...4 7.2 保護対策 ...4 7.3 CENELEC および IEC に基づく分類...4 7.3.1 区 分 ...4 7.3.2 防爆グループ ...4 7.3.3 装置カテゴリー ...4 7.3.4 温度等級 ...4 7.3.5 着火保護のタイプ ...4 7.4 NEC 500 に基づく分類...4 7.4.1 区 分 ...4 7.4.2 防爆グループ ...4 7.4.3 温度等級 ...4 7.5 識別(ラベリング) ...4 7.5.1 欧 州 ...4 7.5.2 北 米 ...4 7.6 設置規制 ...4 8 用語解説 ...4 9 参考文献 ...4 10 索 引 ...4

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法的原則

1 重要事項

この章では、個々の節で述べられる安全上の必要事項と注意の中で、最も重要 な部分の要約のみを記載しています。健康を守り、デバイスの損傷を防ぐため に安全上のガイドラインをよく読み、注意深く遵守することが肝要です。

1.1 法的原則

1.1.1 著作権

本書は図表を含めてすべて著作権で保護されています。本書に明記された著作 権条項に抵触する使用は禁じられています。複製、翻訳、電子的手段または複 写による保存および修正を行うには、WAGO コンタクトテクニック社(ドイ ツ)の同意書が必要です。これに違反した場合、当社には損害賠償を請求する 権利が生じます。 WAGO コンタクトテクニック社(ドイツ)は、技術の進展に合わせて改変を行 う権利を保有します。特許または実用新案による法的保護を受けている場合、 WAGO コンタクトテクニック社(ドイツ)はすべての権利を保有します。なお、 他社製品については、常にそれらの製品名の特許権について記載しません。た だし、それらの製品に関する特許権等を除外するものではありません。

1.1.2 使用者の資格基準

本書で説明している製品を使用するためには、次の表で示されるように、各作 業内容に応じて特別な資格が必要となります。 作業内容 電気担当者 教育受講者*) 専 門 技 術 者 **) (PLC プ ロ グ ラ ミ ングの資格所有) 組み立て X X コミッショニング X X プログラミング X メンテナンス X X トラブルシューティング X 分解 X X *) 教育受講者は、資格所有者または電気担当者からトレーニングを受けた人です。 **) 専門技術者は、技術トレーニング、知識、経験を通じて関連した基準を満たし、 各作業内容のエントリで起こりうる危険を識別できる能力のある人です。 全てのユーザは適用さていれる規格に熟知していなければなりません。 不適切な作業による損害、または本書の内容を順守しないために発生した WAGO 製品および他社製品の損害について、WAGO コンタクトテクニック社 (ドイツ)は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

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2 • 重要事項 750 シリーズ操作基準・規定

1.1.3 750 シリーズ適合使用

モジュラ式 I/O モジュール 750 のバスカプラ/コントローラは I/O モジュール、 センサからデジタル/アナログ信号を受信し、アクチュエータや高精度コント ロールシステムにデジタル/アナログ信号を伝送します。WAGO コントローラ では信号を処理する事もできます。 本製品は保護等級 IP20 で設計されており、指での接触、直径 12.5mm 以上の異 物の侵入に対し保護されています。特別な指定が無い限り、多湿や粉塵環境で は本製品を使用しないでください。

1.1.4 装置の技術的制約

使用されるコンポーネントは各用途に応じて、専用のハードウェアおよびソフ トウェアコンフィグレーションで動作するようになっています。変更する場合 は、必ず本書で記述された範囲内で行ってください。ハードウェアやソフト ウェアに対してそれ以外の変更を加えた場合や、コンポーネントが規格に準じ て使用されなかった場合は、WAGO コンタクトテクニック社(ドイツ)の責任 範囲外となりますのでご注意ください。 改造版および/または新規のハードウェアまたはソフトウェアコンフィグレー ションに関する要件については、WAGO ジャパン株式会社まで直接お問い合わ せください。

1.2 750 シリーズ操作基準・規定

使用者の装置/設備に関連する基準、規定を遵守してください。 z 信号及び電源線は、装置/設備の故障を避け、人的危険を排除する為の基 準に従い配線しなくてはなりません。 z 設置、立ち上げ、メンテナンス、修理するために、事故防止規定(例:BGV A3, 「電気装置、設備」)を遵守してください。 z 緊急停止機能及び装置が必ず備わっていなくてはいけません。関連した基 準(例:DIN EN 418)を参照ください。 z 装置/設備は、電磁干渉を防ぐため EMC ガイドラインに従い設置されなけ ればなりません。 z 詳細計測を必要としない簡易アプリケーション(住宅地など)で許可している 750 シリーズの取り扱いは、EN 61000-6-3 準拠の妨害電波の放出制限(干渉 の放射)だけです。詳細情報は 2.1 システム概要、2.2 テクニカルデータを参 照してください。 z DIN EN 61340-5-1/-3 準拠の電磁放電に対する安全計測を遵守してください。 モジュールを取り扱う時は、環境(人、場所、包装)がアースされている事を 確認ください。

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図記号 z スイッチングキャビネット装置は、関連する有効で適切な基準・ガイドラ インを遵守している。

1.3 図記号

危 険 傷害防止のため、指示内容を順守してください。 警 告 装置の損傷防止のため、指示内容を順守してください。 注 意 円滑な動作を確保するため、限界条件を必ず守ってください。 静電気(ESD) 静電放電によって損傷する恐れのあるコンポーネントを示します。コンポーネ ントを扱う際には予防対策を行ってください。 メ モ 装置の効果的な使用およびソフトウェアの最適化のための手順やヒントです。 詳細情報 本書以外の文書、マニュアル、データシート、および Web サイトに関する参照 情報です。

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4 • 重要事項 安全上の注意

1.4 安全上の注意

皆様の装置/設備に本製品を設置・取り扱う際は、以下安全記述を遵守してく ださい。 危 険 WAGO-I/O-SYSTEM 750 シリーズとその構成部品はオープンシステムです。 ハウジング、キャビネット、電気操作室のみで使用する事ができます。電気機 器の専門技術者、または適用規格を熟知している電気機器の専門技術者の指導 を受けた者が必ず操作してください。 危 険 設置、修理、メンテナンス作業をする時は、本製品への電源は全て OFF にして ください。 注 意 接点が変形している場合は、長期的な正常動作が保証されないので、疑わしい モジュールを交換する必要があります。 注 意 モジュールは、浸透性および絶縁性をもつ物質に対して耐性をもちません。そ のような物質には、エアロゾル、シリコン、トリグリセリド(ハンドクリーム などに使用される)などがあります。 この種の物質をモジュールの周辺から排除できない場合には、次のような対策 が必要になります。 ‐モジュールを適切なハウジングに収容する ‐モジュールを扱うときは必ず清浄な工具または材料を使用する 注 意 接点が汚損した場合は、必ずエチルアルコールと革布で清掃します。また、そ の際には静電気対策を考慮してください。 注 意 接点用スプレーは使用しないでください。最悪の場合、接点部分の機能が損な われます。 注 意 信号線、電源線の極性(+,-)を逆に配線しないでください。破損する恐れがあり ます。 静電気(ESD) モジュール内の電子部品は、静電放電によって破損する場合があります。モ ジュールを扱う際には、作業者、作業場、包装などに対して十分な接地を行っ てください。また導電性の部品(金接点など)には手を触れないように注意し てください。

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書体の使い分け

1.5 書体の使い分け

パス名とファイル名は、イタリックで表します。 例: C:¥programs¥WAGO-IO-CHECK メニュー項目は、ボールドのイタリックで表します。 例: Save 連続したメニュー項目は、メニュー名の間に\を記します。 例: File\New ボタンは、ボールドのスモールキャピタルで表します。 例: ENTER キー類は太字で表記し、山括弧で囲みます。 例: <F5> プログラムコードは、Courier フォントで表記します。 例: END_VAR

1.6 記数法

記数法 備考 10 進 100 通常の表記法 16 進 0x64 C での表記法 2 進 '100' '0110.0100' 「'」で囲む 4 ビットごとにドットで区切ります。

1.7 適用範囲

本マニュアルは WAGOI/O システム 750 における ETHERNET 10/100Mbps 対応プ ログラマブルフィールドバスカプラの機能および取扱いを記述したものです。 型 番 説 明 750-341 Ethernet 10/100Mbps対応フィールドバスカプラ

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6 • 重要事項 起動に関する重要事項

1.8 起動に関する重要事項

注 意 コントローラ 750-341 の起動手順はコントローラ 750-342 の場合と大きく異なる 点があるため、重要な注意事項に留意してください。詳しくは3.1.6「フィール ドバスノードの起動」をご覧ください。

1.9 略 語

AI アナログ入力 AO アナログ出力 BC バスカプラ DI デジタル入力 DO デジタル出力 I/O 入出力 ID 識別子、識別

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装置の技術的制約

2 WAGOI/O システム 750

2.1 システム概要

WAGOI/O システム 750 は、様々なフィールドバスに適用できるモジュール式 I/O システムです。本製品は、(1)フィールドバスカプラ/コントローラと、 (2)あらゆる信号に対応するフィールドバスモジュール(最大 64 枚が接続可 能)によって構成されます。これらによってフィールドバスノードが形成されま す。ノードの終端には(3)終端モジュールを使用します。 図 2-1:フィールドバスノード フィールドバスカプラ/コントローラとしては PROFIBUS、INTERBUS、 Ethernet TCP/IP、CAN(CANopen、DeviceNet、CAL)、MODBUS、LON などの フィールドバスシステムに対応するカプラ/コントローラが用意されています。 カプラ/コントローラは、フィールドバスインターフェース、データ処理回路、 および電源回路から成っています。フィールドバスインターフェースは、 フィールドバスに対する物理的インターフェースを形成します。データ処理回 路はバスモジュールのデータ処理を行い、フィールドバス通信に使用できる形 式にします。24V のシステム電源および 24V のフィールド電源は、搭載された 電源端子を通じて供給されます。フィールドバスカプラは、各機種に合った フィールドバスを使用して通信します。PFC(プログラマブルフィールドバスコ ントローラ)により、追加的な PLC 機能が使用できます。プログラミングは、 WAGO-I/O-PRO CAA を使用し、IEC 61131-3 に基づいて行います。

カプラ/コントローラには、デジタルおよびアナログの各種 I/O 機能および特殊 機能に対応したバスモジュールを接続することができます。カプラ/コント ローラとバスモジュール間の通信は、内部バスを通じて行われます。 WAGOI/O システム 750 には、LED による明確なチャネル表示、挿入式のミニ WSB マーカー、および引出式のグループマーカーキャリアが装備されています。 アース端子を備えたモジュールは 3 線式のセンサ/アクチュエータに直接配線 ができます。

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8 • テクニカルデータ 装置の技術的制約

2.2 テクニカルデータ

機械的データ 材 質 ポリカーボネート、ポリアミド6.6 寸法 – コントローラ – I/Oモジュール(シングル) – I/Oモジュール(ダブル) – 51mm×65*mm×100mm – 12mm×64*mm×100mm – 24mm×64*mm×100mm * DIN 35レールの上端からの測定値 インストール方式 インターロックつきDIN 35レール モジュール方式 スライドキーとダブテールの二重型 取付け位置 制限なし マーキング 247シリーズおよび248シリーズのマーキングラベル マーキングラベル用紙は8×47mm 接 続 接続方式 ケージクランプ®接続 電線サイズ 0.08∼2.5mm2、AWG 28-14 電線むき長さ 750シリーズモジュール使用:8∼9m 753シリーズモジュール使用:9∼10mm 接 点 電源ジャンパー接点 ブレード接点/ばね接点、セルフクリーニング機構 電源端子経由の最大電流 10 A Imaxにおける電圧降下 モジュール64枚につき1 V未満 データ接点 スライド接触、硬質金めっき 1.5μ、セルフクリーニング 気候環境条件 動作温度 0∼55℃ 保管温度 −20∼+85℃ 相対湿度 95%(結露がないこと) 有害物質への耐性 IEC 60068-2-42およびIEC 60068-2-43に準拠 汚染ガス濃度 (相対湿度75%以下) SO2 ≦ 25ppm H2S ≦ 10ppm 特別条件 以下に該当する環境では追加的な対策を実施して コンポーネントを保護すること – ダスト、腐食性蒸気またはガス – 電離放射 安全な電気的絶縁 空間絶縁距離と沿面距離 IEC 60664-1に準拠 IEC61131-2に準拠した汚染度 2 保護等級 保護等級 IP 20

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装置の技術的制約 電磁環境適合性(EMC)* EN 61000-6-2(2001)準拠の工業環境電磁妨害イミュニティ 試験規格 試験値 強度等級 評価基準 EN 61000-4-2 ESD 4kV/8kV (接点/大気) 2/3 B EN 61000-4-3電磁場 10V/m 80MHz∼1GHz 3 A EN 61000-4-4バースト 1kV/2kV(データ/電源) 2/3 B -/-(ライン/ライン) データ 1kV(ライン/アース) 2 B 0.5kV(ライン/ライン) 1 DC電源 0.5kV(ライン/アース) 1 B 1kV(ライン/ライン) 2 EN 61000-4-5サージ AC電源 2kV(ライン/アース) 3 B EN 61000-4-6 RFイミュニティ 10V/m 80% AM(0.15∼80MHz) 3 A EN 61000-6-4(2001)準拠の工業環境電磁妨害放射 試験規格 制限値/QP* 周波数範囲 測定距離 79dB(μV) 150kHz∼500kHz EN 55011 (AC電源、伝動ノイズ) 73dB(μV) 500kHz∼30MHz 40 dBµV/m 30MHz∼230MHz 10m EN 55011 (放射ノイズ) 47 dBµV/m 230MHz∼1GHz 10m EN 61000-6-3(2001)準拠の住宅環境電磁妨害放射 試験規格 制限値/QP* 周波数範囲 測定距離 66∼56dB (µV) 150kHz∼500kHz 56 dB (µV) 500kHz∼5MHz EN 55022 (AC電源、伝動ノイズ) 60 dB (µV) 5MHz∼30MHz 40∼30 dB(µA) 150kHz∼500kHz EN55022 (DC電源、伝動ノイズ) 30 dB(µA) 500kHz∼30MHz 30 dB(µV/m) 30MHz∼230MHz 10m EN55022 (放射ノイズ) 37 dB(µV/m) 230MHz∼1GHz 10m IEC 61131-2準拠の機械強度 試験規格 周波数範囲 制限値 5Hz<f<9Hz 1.75mm振幅(連続)3.5mm振幅(短 時間) 9Hz<f<150Hz 0.5g(連続)1g(短時間) IEC 60068-2-6耐振動性 振動試験条件は以下のとおり a) 振動適用手順 毎分1オクターブの変化率で掃引 b) 試験方向 互いに直角の3軸方向の各軸で掃引 g 15g IEC 60068-2-27耐衝撃性 衝撃試験条件は以下のとおり パルスの種類・・正弦半波 パルス強度 保持時間11ms 互いに直角の3軸方向の各軸で正負両方向に連続3回の 衝撃を付加 IEC 60068-2-32自由落下 ≦1m(初期包装状態のモジュール) *)QP:擬似ピーク値

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装置の技術的制約 メ モ 構成部品のテクニカルデータがここで述べられた値と異なる時は、それぞれの 構成部品のマニュアルに記載のテクニカルデータに従ってください。 船舶規格を取得している WAGO-I/O-SYSTEM 750 シリーズに関しては以下の補 足ガイドラインが適用されます。 電磁環境適合性(EMC)* ドイツ ロイド船舶協会規格(2003)準拠の電磁妨害イミュニティ 試験規格 試験値 強度等級 評価基準 EN 61000-4-2 ESD 6kV/8kV (接点/大気) 3/3 B EN 61000-4-3電磁場 10V/m 80MHz∼2GHz 3 A EN 61000-4-4バースト 1kV/2kV(データ/電源) 2/3 A 0.5kV(ライン/ライン) 2 EN 61000-4-5サージ AC/DC 電源 2kV(ライン/アース) 2 A EN 61000-4-6 RFイミュニティ 10V/m 80% AM(0.15∼80MHz) 3 A タイプテスト AF妨害(調波) 3V, 2W - A タイプテスト 高電圧 DC755V, AC1500V - - ドイツ ロイド船舶協会規格(2003)準拠の電磁妨害放射 試験規格 制限値 周波数範囲 測定距離 96...50dB(μV) 10kHz∼150kHz 60...50dB(μV) 150kHz∼350kHz タイプテスト (EMC1, 伝導ノイズ) ブリッジ制御に適用 50dB(μV) 350kHz∼30MHz 80...52 dB(µV/m) 150kHz∼300kHz 3m 52...34 dB(µV/m) 300kHz∼30MHz 3m 54 dB(µV/m) 30MHz∼2GHz 3m タイプテスト (放射ノイズ) ブリッジ制御に適用 24 dB(µV/m) 156kHz∼165MHz 3m ドイツ ロイド船舶協会規格(2003)準拠の機械強度 試験規格 周波数範囲 制限値 2Hz<f<25Hz ±16mm振幅(連続) 25Hz<f<100Hz 4g(連続) IEC 60068-2-6耐振動性 (カテゴリA-D) 振動試験条件は以下のとおり a) 振動適用手順 毎分1オクターブの変化率で掃引 b) 試験方向 互いに直角の3軸方向の各軸で掃引 適用範囲 電磁妨害エミッション 要求規格 電磁妨害イミュニティ 要求規格 工業地域 EN 61000-6-4(2001) EN 61000-6-2(2001) 住宅地域 EN 61000-6-3(2001)* EN 61000-6-1(2001) *) 以下のフィールドバスカプラ/コントローラを設置したシステムは、住宅地での妨害電波の放出に 対する要求事項を満たします。 ETHERNET 750-342/-841/-842/-860 LonWorks 750-319/-819 CANopen 750-337/-837 DeviceNet 750-306/-806 MODBUS 750-312/-314/--315/-316/-812/-814/-815/-816 特別な許可を受けると、このシステムは、他のフィールドバスカプラ/コントローラと共に 住居地域(住宅地、商業地、中小企業)で使用できます。特別な許可は、所轄機関または検査機関か ら得ることができます。

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装置の技術的制約 各コンポーネントの最大電力消費値は次のとおりです。 コンポーネントの最大電力消費値 バスモジュール 0.8W/バスターミナル (全電力消費、システム/フィールド) フィールドバスカプラ/コントローラ 2.0W/バスカプラ/コントローラ 警 告 設置した全コンポーネントに対する電力消費は、ハウジング(キャビネット)が 通電できる最大電力を超えないものとします。 ハウジングの寸法を決める際には、外部温度が高くてもハウジング内の温度が許 容周囲温度の 55℃を超えることがないよう考慮してください。

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装置の技術的制約 寸 法 カプラ/コントローラの側面図 寸法の単位は mm 図 2-2:寸法 警 告 上図は標準カプラで記述しています。詳細寸法はそれぞれのテクニカルデータ を参照ください。

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装置の技術的制約

2.3 製造番号

製造番号は、モジュールの側面に印刷されています。これによりこのモジュー ルがいつ生産されたかを知ることができます。 図 2-3:製造番号 製造番号は、通算製造週、製造年、ソフトウェアバージョン(バージョン番号 がある場合)、コンポーネントのハードウェアバージョン、ファームウェア ローダのバージョン(バージョン番号がある場合)、ならびに WAGO コンタク トテクニック社(ドイツ)用内部情報で構成されます。 製造番号は、フィールドバスカプラ/コントローラまたはモジュールが梱包さ れた箱の外側にも印刷されています。

2.4 製品のバージョンアップ

製品にバージョンアップがあった場合の履歴を記すために、各モジュールの側 面にはバージョンアップ表が予め印刷されています。 この表には過去 3 回までのバージョンアップが登録でき、以下の項目がありま す。バージョンアップがあったとき該当場所に番号などが印刷されます。 1 回目 2 回目 3 回目 生産番号 NO 更新日 DS ソフトウェアバージョン SW ハードウェアバージョン HW ファームウェアローダバー ジョン FWL カプラ/コン トローラのみ バスカプラやバスコントローラの場合はコンフィグレーション・プログラミン グインタフェースの蓋上に更新された製造番号が印刷されています。

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インストール位置

2.5 保管、アセンブリ、輸送

コンポーネントは、可能な限り初期パッケージに入れて保管します。初期パッ ケージは輸送時にも最適な保護状態を提供します。 コンポーネントをアセンブリまたは再包装する際は、接点を汚損または損傷し ないように注意してください。コンポーネントは適切な容器に格納または包装 して保管および輸送します。その際、静電気対策を考慮してください。 アミン、アミド、およびシリコンの汚損防止用として裸のコンポーネントの輸 送には、金属コーティングを施した静電遮蔽輸送袋(例:3M 1900E)を使用し ます。

2.6 機械的セットアップ

2.6.1 インストール位置

水平方向や垂直方向をはじめ、どのような方向にもインストール可能です。 注 意 垂直アセンブリの場合、安全対策としてスリップ防止用のエンドストップを取 り付けることが必要です。 WAGO 型番 249-116 DIN 35 レール用 6mm 幅エンドストップ WAGO 型番 249-117 DIN 35 レール用 10mm 幅エンドストップ

2.6.2 全 長

カプラ/コントローラに接続することができる I/O モジュールのアセンブリ長 (12mm 幅の終端モジュール含む)は 780mm です。 例: • 1 台のカプラ/コントローラに 12mm 幅 I/O モジュールを最大 64 台接続可能 • 1 台のカプラ/コントローラに 24mm 幅 I/O モジュールを最大 24 台接続可能 例外: I/O モジュールの最大接続数は使用するカプラ/コントローラによって異なりま す。例えば、Ethernet カプラ/コントローラでの最大接続数は終端モジュールを 除いて 63 台です。1 ノードあたりの最大全長は次の通り計算されます。 警 告 ノードの最大全長が 831mm (I/O モジュール最大使用可能数量 64(終端モジュー ル含めず)) を超えないようにしてください。

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キャリアレールへの取り付け

2.6.3 キャリアレールへの取り付け

2.6.3.1 キャリアレールの特性

すべてのシステムコンポーネントは、欧州規格 EN 50022(DIN 35)に準拠した キャリアレールに直接スナップ装着できます。 警 告 WAGO は I/O システムにとって最適な標準キャリアレールを提供します。それ 以外のキャリアレールを使用するときは、キャリアレールの仕様点検と承認を WAGO コンタクトテクニック社(ドイツ)から受けてください。 キャリアレールの機械的・電気的属性は種類によって異なります。キャリア レールに対して最適なシステムを設置するには、最低限以下の条件に従うこと が必要です。 • 非腐食性の材質であること。 • 大半のモジュールにはキャリアレール用の接点があり、それによって電磁雑 音を地面に逃しています。腐食を防止するには、スズめっきのキャリアレー ル接点がキャリアレール材質との間でガルバニ電池を形成しないことが必要 です。そのときに生成される電位差は 0.5V を超えます(20℃、0.3%の食塩 水)。 • キャリアレールは、システムの EMC 対策およびバスモジュール結線のシー ルドを最適な形でサポートする必要があります。 • 十分に安定したキャリアレールを選択し、必要であれば複数のアセンブリ留 箇所(20cm ごと)を用いて湾曲やねじれを防止することが必要です。 • モジュールを安全に保持するため、キャリアレールの外形を変更しないでく ださい。特にキャリアレールを短くするとか取り付ける場合は、破砕したり 曲げたりしないでください。 • モジュールの底部はキャリアレールの形にはまります。高さ 7.5mm のキャリ アレールについては、アセンブリ留箇所(ネジ)をノードの下でリベット止 めします(頭に溝が入った非脱落型ネジまたはブラインドリベット)。

2.6.3.2 WAGO の DIN レール

WAGO のキャリアレールは、電気的/機械的に規格要求事項を満たしています。 型 番 説 明 210-113 /-112 35×7.5; 1mm; 鋼、黄色、クロメート処理済、溝あり/なし 210-114 /-197 35×15; 1.5mm; 鋼、黄色、クロメート処理済、溝あり/なし 210-118 35×15; 2.3mm; 鋼、黄色、クロメート処理済、溝なし 210-198 35×15; 2.3mm; 銅、溝なし 210-196 35×7.5; 1mm; アルミ、溝なし

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スペース

2.6.4 スペース

フィールドバスノード全体と隣接する電気部品、ケーブルコンジット、ケーシ ングやフレームとの間に対しては、適切なスペースを確保する必要があります。 図 2-4:スペース スペースは、熱伝達、絶縁、配線のための空間です。また、ケーブルコンジッ トとの間のスペースは、電磁干渉による動作妨害の防止にもつながります。

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モジュールの着脱

2.6.5 モジュールの着脱

警 告 モジュールの着脱作業を始める前に必ず電源を切ってください。 カプラ/コントローラが動いたりすることのないように、ロックディスクを 使ってキャリアレールに固定します。ロックディスクの上の溝をドライバで押 し込みます。 カプラ/コントローラを引き出すには、ロックディスクの下の溝をドライバを 押してロックを解除し、オレンジ色のロック解除つまみを引っ張ります。 解除つまみ 固定 解除 ロックディスク 図 2-5:カプラ/コントローラとロック解除つまみ 個々の I/O モジュールをユニットから引き出すときにも、ロック解除つまみを 引っ張ります。 図 2-6:バスターミナルの取り出し 危 険 PE を中断しても人や装置に危険が及ばないことを確認してください。 接地線の環状結線については 2.8.3 節を御覧ください。

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組立順序

2.6.6 組立順序

すべてのシステムモジュールは、欧州規格 EN 50022(DIN 35)に準拠したキャ リアレールに直接スナップ装着できます。 各モジュールが凹凸形状をしていることにより、信頼度の高い位置決めおよび 接続が実現します。自動ロック機能により、個々のモジュールはレールに確実 に取付けられます。 バスモジュールは、設計図に基づいて、カプラ/コントローラから順に隣接さ せて接続します。電源接点(オス接点)を備えたバスモジュールの中には電源 接点の個数が足りないバスモジュールとは接続できないものがあるので、同電 位グループ(電源接点を介した接続)であるかどうかは確認できます。 注 意 バスモジュールをカプラ/コントローラと接続するときは、必ず上から差し込 みます。 警 告 バスモジュールは絶対に終端端子側からインストールしないでください。アー ス接点なしのモジュール(4 チャネル式デジタル入力モジュールなど)が挿入 された場合は、たとえば DI4 において隣の接点との空間絶縁距離および沿面距 離が小さくなっています。 フィールドバスノードは必ず終端モジュール(750-600)を使って終端してくだ さい。

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内部バスとデータ接点

2.6.7 内部バスとデータ接点

カプラ/コントローラとバスモジュール間の通信、およびバスモジュールのシ ステム電源との通信には、内部バスが使用されます。内部バスには 6 個のデー タ接点,が装備されています。これらは金のばね接点で、セルフクリーニング方 式を採用しています。 図 2-7:データ接点 警 告 汚損や傷を防ぐため、I/O モジュールの側面にある金のばね接点に手を触れない でください。 静電気(ESD) モジュール内の電子部品は、静電放電によって破損する場合があります。モ ジュールを扱う際には、作業者、作業場、包装などに対して十分な接地を行っ てください。また導電性の部分(金メッキ接点など)には手を触れないように 注意してください。

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電源接点

2.6.8 電源接点

電源接点はセルフクリーニング方式でモジュールの側面にあり、フィールド側 の供給電圧を送るのに用いられます。供給側接点は手の接触を防いだ構造のば ね接点(メス型)で、カプラ/コントローラおよびバスモジュールの右側にあ ります。モジュールの左側には、これらに対応するオス型の接点があります。 危 険 電源接点は端部が鋭くなっています。モジュールの取り扱いには十分注意して ください。 注 意 バスモジュールには、電源ジャンパー接点がまったくない、またはわずかな数 しか装備されていないものがあります。一部のモジュールでは、オス側の接点 を受け入れる溝が上面になく、モジュールを隣接して接続できない場合があり ます。 ブレード ばね 電源ジャンパー接点 ばね接点 (ブレード接点用、 溝の中にある) ブレード接点 図 2-8:電源接点の配置例

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結 線

2.6.9 結 線

すべてのモジュールにはケージクランプ®結線金具(スプリング)が装備されて います。 WAGO ケージクランプ®は、単線、撚り線および極細撚り線に適しています。各 クランプ箇所は 1 本の電線を結線できます。 図 2-9:ケージクランプ®による結線 ケージクランプ®の上の開口部に工具を差し込み、ケージクランプ®を開きます。 次に開口部分に電線を挿入します。工具を抜くと電線は安全な形で把持されま す。 1 つのケージクランプには 1 本の電線しか結線できません。1 つのケージクラン プに複数本の電線をつなぐ必要があるときは、WAGO の中継端子を使用して外 部配線を行います。 注 意 2 本の電線を結線する必要がある場合は、フェルールを使用してください。 フェルール: 長さ 8∼9mm 最大公称断面積 各 0.5mm2、2 本合わせて 1mm2 WAGO 製品 216-103 または同等の特性をもつ製品

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電気的分離

2.7 電 源

2.7.1 電気的分離

フィールドバスノードには電気的に絶縁された電圧が 3 種類存在します。 • フィールドバスインターフェースの動作電圧 • カプラ/コントローラとバスモジュールの電子回路(内部バス)用電圧 内部電子回路(内部バス、ロジック)とフィールド電子回路の間は、すべての バスモジュールにおいて電気的に絶縁されています。一部のアナログ入力モ ジュールでは、チャネル間が電気的に絶縁されています。詳しくはカタログを 参照してください。 フィールドレベルでの電圧 システム電源の電圧 フィールドレベルに 対する電気的絶縁 モジュールごと チャンネルごと フィールドバス インターフェースの電圧 図 2-10:電気的絶縁 注 意 各電圧グループに対して接地線の結線が必要です。どんな状況下でも導通維持機 能が保たれるようにするためには、接続は各電圧グループの最初と最後に行って ください(環状結線については2.8.3節を参照してください)。それによって、修 理点検時にモジュールをノードから取り外した場合でも、実装されたすべての フィールドデバイスに対して導通が維持された接続が保証されます。 24V システム電源と 24V フィールド電源に共通電源装置を使用する場合、その電 圧グループに対しては内部バスとフィールドレベルの間の電気的絶縁は考慮され ません。

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システム電源

2.7.2 システム電源

2.7.2.1 接 続

WAGO-I/O-SYSTEM 750 には 24V の直流電源(–15%または+20%)が必要です。 電源はカプラ/コントローラを通じて供給され、必要であれば内部システム電 源入力モジュール(例:750–613)が補助的に使用されます。電圧供給部には逆 電圧保護機能が備わっています。 警 告 電源電圧や周波数を誤って使用すると、素子の重大故障を引き起こす恐れがあ りますのでご注意ください。 24V (−15%/+20%) 0V システム電源 図 2-11:システム電源 直流電流は内部バスを通り、カプラ/コントローラの電子回路、フィールドバ スインターフェース、およびバスモジュールなど、すべての内部システムモ ジュールに供給されます(5V システム電圧)。5V のシステム電圧は 24V のシ ステム電源と電気的につながっています。 図 2-12:システム電圧

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システム電源 注 意 システム電源のオン/オフによるシステムリセットは、すべての電源入力モ ジュール(カプラ/コントローラと 750-613 など)に対して同時に行う必要が あります。

2.7.2.2 モジュール配備

推 奨 安定したネットワーク給電がいつでも、どこでも得られるとは限りません。供 給電圧の品質を保証するには、安定化電源を使用してください。 カプラ/コントローラまたは内部システム電源入力モジュール(例:750-613) の給電容量は、各コンポーネントのテクニカルデータに記載されています。 内部消費電流*) バスモジュールおよびカプラ/コントローラの 電子回路に供給される5Vシステム電圧による 内部消費電流 バスモジュール用許容残存電流*) バスモジュールが利用できる電流。バス電源ユ ニットから供給される。カプラ/コントローラ および内部システム電源入力モジュール(例: 750-613)を参照 *) カタログ、マニュアルまたはインターネットを参照 例: カプラ(750-341): 内部消費電流: 300mA(5V) 許容残存電流 バスモジュール: 1700mA(5V) 合計電流(5V): 2000mA(5V) 内部消費電流は、各バスモジュールのテクニカルデータに記載されています。 全体の必要量を計算するには、ノードにインストールされる全バスモジュール の電流値を合計します。 注 意 内部消費電流の合計値がバスモジュールへの許容残存電流より大きい場合は、 合計消費電流が許容値を超えるモジュール位置の前に内部システム電源入力モ ジュール(例:750-613)をインストールする必要があります。 例: Ethernet カプラ(750-341)を備え、リレーモジュール(750-513) 20 枚とデジタル入力モジュール(750-405)10 枚をインストールしたノードの場合: 内部消費電流: 20× 100mA= 2000mA 10× 2mA= 20mA 合計 2020mA カプラがバスモジュールに対して給電できる量は 1700mA です。 したがって、ノードの中央などに内部システム電源入力モジュール(例:750-613)をイン ストールする必要があります。 システム電源(24V)の最大入力電流は 500mA です。正確な消費電流(I(24V)) は以下の式で計算できます。

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システム電源 カプラ/コントローラ I(5 V) total = インストールされたバスモジュールの全消費電流 + カプラ/コントローラの内部消費電流 750-613 I(5 V) total = インストールされたバスモジュールの全消費電流 入力電流 I(24V) = 5V/24V × I(5V)total / η η= 0.87(公称負荷時) メ モ 24V のシステム電源の給電点における消費電流が 500mA を超える場合、その原 因としてはノード内のモジュール配備が不適切であるか、モジュールの欠陥が 考えられます。 試験時には、すべての出力、特にリレーモジュールの出力がアクティブである 必要があります。

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フィールド電源

2.7.3 フィールド電源

2.7.3.1 結 線

1∼4 線の信号に対応した端子配列により、センサおよびアクチュエータがバス モジュールの対応チャネルに直接結線できます。センサおよびアクチュエータ への給電はバスモジュールが行います。一部のバスモジュールでは、入出力ド ライバにフィールド側の供給電圧が必要です。 フィールド側の電力(DC24V)はカプラ/コントローラ経由で供給されます。 他の電圧(AC230V など)が必要なときには電源入力モジュールを使用します。 逆に、電源入力モジュールを使用すると各種電圧が設定できます。結線は 1 つ の電源供給について一対で行われます。 電源ジャンパー接点 隣接する I/O モジュールに 配電 各種電源モジュール −DC 24V −AC/DC 0∼230V −AC 120V −AC 230V −ヒューズ −診断 フィールド電源 保護電線 図 2-13:フィールド給電(センサ/アクチュエータ) フィールド側への供給電圧は、バスモジュールを組み立てたときに電源ジャン パー接点を通って自動的に供給されます。 電源接点の電流負荷が連続して 10A を超えないようにしてください。2 つの接続 端子間の電流負荷容量は、接続電線の負荷容量と同じです。 電源入力モジュールを追加すると、電源接点を介したフィールド給電がそこで 中断します。そこから新たな給電が行われます。電圧変更の場合も同様です。

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フィールド電源 注 意 バスモジュールには、電源接点がまったくまたはほとんどないものがあります (I/O 機能に依存します)。その場合、対応する給電が中断されます。後続のバ スモジュールにおいてフィールド給電が必要な場合は、電源入力モジュールを インストールする必要があります。 バスモジュールのデータシートを確認してください。 ノードにおいて複数の電圧を使用する(例:DC24V から AC230V に変更)とき は、スペーサモジュールの使用をお勧めします。電圧を視覚的に分離すること で、配線や保守作業時に作業者の注意を促します。配線誤りなどの防止に役立 ちます。

2.7.3.2 ヒューズ

適切な電源入力モジュールを選べばフィールド電源に対してヒューズを設ける ことが各種のフィールド電圧について可能です。 750-601 24V DC 電源/ヒューズ 750-609 230V AC 電源/ヒューズ 750-615 120V AC 電源/ヒューズ 750-610 24V DC 電源/ヒューズ/診断 750-611 230V AC 電源/ヒューズ/診断 電源ジャンパー接点 電源ジャンパー接点を 介した給電 24V 図 2-14:ヒューズキャリアを備えた電源入力モジュール(750-610 の場合)

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フィールド電源 警 告 ヒューズキャリアを備えた電源入力モジュールの場合、最大電力損が 1.6W の ヒューズ(IEC 127)しか使用できません。 UL 認可システムでは、UL 認可ヒューズ以外は使用しないでください。 ヒューズの挿入や交換、または後続バスモジュールのスイッチオフを行うには、 ヒューズホルダを引き出します。これを行うには、たとえばドライバなどを 使ってスリット(両側にあります)に引っかけ、ホルダを引き出します。 図 2-15:ヒューズキャリアを取り出す 横のカバーを引き上げるとヒューズキャリアが開きます。 図 2-16:ヒューズキャリアを開く 図 2-17:ヒューズを交換する ヒューズを交換した後、ヒューズキャリアを元の位置に戻します。

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フィールド電源 ヒューズは外部に設置することもできます。WAGO の 281 シリーズと 282 シ リーズのヒューズモジュールは、この目的に適しています。 図 2-18:自動車用ヒューズに対応したヒューズモジュール(282 シリーズ) 図 2-19:回転式ヒューズキャリアを備えたヒューズモジュール(281 シリーズ) 図 2-20:ヒューズモジュール(282 シリーズ)

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電源に関する補助的な規則

2.7.4 電源に関する補助的な規則

WAGO-I/O-SYSTEM 750 は、造船や沿岸または海岸での作業(作業プラット フォーム、荷積み設備など)にも使用できます。このことは、ドイツ・ロイド 船級協会やロイド船級協会などの有力な認定機関の規格への準拠によって証明 されています。 規格に沿ったシステム運転を行うには、24V 電源用のフィルタモジュールが必要 です。 型 番 名 称 説 明 750-626 電源フィルタ システム電源およびフィールド電源(24V、0V)用の フィルタモジュール。フィールドバスカプラ/コンロ トーラおよびバス電源入力モジュール(750-613)向け。 750-624 電源フィルタ 24Vフィールド電源(750-602、750-601、750-610)用の フィルタモジュール。 そのため、下に示す給電概念図に従うことが必要です。 フィールド 電圧 1 電子 回路 フィールド 電圧 2 フィールド 電圧 3 図 2-21:給電概念図 メ モ 下側の電源接点に保護接地が必要な場合、またはヒューズ保護が必要な場合、 追加的な電圧電源ターミナル(750-601/602/610)は必ずフィルタモジュール (750-626)より後で使用する必要があります。

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電圧供給例

2.7.5 電圧供給例

メ モ システム電源とフィールド電源は、アクチュエータ側で短絡が発生してもバス 動作に影響が出ないように分離してください。 1) 分離モジュールの使用が 望ましい 2) 環状結線が望ましい a) 外部電源モジュールによる カプラ/コントローラの給電 b) 内部システム電源モジュール c) 電源モジュール:パッシブ d) 電源モジュール:ヒューズキャ リアと診断付き システム 電源 フィールド 電源 フィールド 電源 シールドバス 主接地バス 図 2-22:電圧供給例

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電源ユニット

2.7.6 電源ユニット

WAGO-I/O-SYSTEM 750 には 24V の直流システム電源(最大偏差は−15%また は+20%)が必要です。 推 奨 安定したネットワーク給電がいつでも、どこでも得られるとは限りません。供 給電圧の品質を保証するには、安定化電源を使用してください。 短時間の電圧低下に備えてバッファ(1A の電流負荷につき 200μF)を設定して ください。I/O システムのバッファ可能時間は約 1ms です。 フィールド電源に対する電気条件は、給電点ごとに計算します。その際には、 フィールド装置とバスモジュールにおける負荷をすべて考慮してください。一 部のバスモジュールでは、入出力にフィールド電源を必要とするため、フィー ルド電源はバスモジュールにも関係します。 メ モ システム電源とフィールド電源は、アクチュエータ側で短絡が発生してもバス 動作に影響が出ないように電源回路を分離してください。 型 番 説 明 787-602 スイッチング電源:DC24V/1A 入力電圧範囲:AC90∼264V PFC(力率校正機能)付き 787-712 スイッチング電源:DC24V/2.5A 入力電圧範囲:AC90∼264V PFC(力率校正機能)付き 787-722 スイッチング電源:DC24V/5A 入力電圧範囲:AC90∼264V PFC(力率校正機能)付き 787-732 スイッチング電源:DC24V/10A 入力電圧範囲:AC90∼264V PFC(力率校正機能)付き 288-809 288-810 288-812 288-813 汎用取付キャリアを備えたレール取付式モジュール AC 115 V / DC 24 V; 0,5 A AC 230 V / DC 24 V; 0,5 A AC 230 V / DC 24 V; 2 A AC 115 V / DC 24 V; 2 A

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DIN レールの接地

2.8 接 地

2.8.1 DIN レールの接地

2.8.1.1 フレームアセンブリ

取付フレームを組立てるとき、キャリアレールは導電性のキャビネットやハウ ジングのフレームにネジ止めします。フレームまたはハウジングには接地が必 要です。電気的接続はネジを通じて形成されます。それによってキャリアレー ルは接地されます。 注 意 接地が十分に機能するように、キャリアレールとフレームまたはハウジングと の間には確実な電気的接続を行ってください。

2.8.1.2 絶縁アセンブリ

構造上、キャビネットのフレームまたは機械部品とキャリアレールとの間に直 接の電気的接続が存在しない場合、アセンブリは絶縁状態になります。この場 合、電線によって接地を行ってください。 接地線は、少なくとも 4mm2の断面積が必要です。 推 奨 金属製の組立プレートとキャリアレールの間で導電接続を行い接地する方法が 最も推奨されます。 WAGO のアース端子を使用すると、キャリアレールの個別接地が簡単に行えま す。 型 番 説 明 283-609 単線アース端子台は、キャリアレールに対して自動的に接点を 作ります。接地線の断面積:0.2∼16mm2 注:エンド・中間プレートもご注文ください(283-320)

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機能モジュール接地

2.8.2 機能モジュール接地

機能モジュール接地は、電磁干渉による外乱を緩和します。I/O システムの一部 のコンポーネントには、電磁気的な外乱をキャリアレールに逃すキャリアレー ルコンタクトが装備されています。 キャリアレール コンタクト 図 2-23:キャリアレールコンタクト 注 意 キャリアレールコンタクトとキャリアレールの間には確実な電気的接続を行っ てください。 キャリアレールは接地してください。 キャリアレールの特性については2.6.3.2節を参照してください。

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保護接地

2.8.3 保護接地

フィールドレベルでは、接地線は電源端子の最下部の接続端子に結線され、真 横の電源接点を通じて隣接するバスモジュールにつながります。そのバスモ ジュールにも対応した電源接点があれば、フィールド機器の接地線はそのモ ジュールの最下部接続端子に直接結線できます。 注 意 電源接点による接地線接続がノード内で中断した場合(たとえば 4 チャンネル のバスモジュール)は、再度給電する必要があります。 接地の環状結線を行うとシステムの信頼性が高まります。バスモジュールが電 圧グループから外されたときもアース電位が維持されます。 接地の環状結線を行うときは、接地線を電圧グループの最初と最後に結線しま す。 接地の 環状結線 図 2-24:環状結線 注 意 アセンブリ場所に関する規約は保護接地のメインテナンスや検査に対する国内 規格同様遵守してください。

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一般事項

2.9 シールディング(スクリーニング)

2.9.1 一般事項

データ線および信号線をシールドすると電磁干渉が減少し、信号品質が高まり ます。それによって、測定誤差やデータ送受信エラー、場合によっては過電圧 による障害まで防止できます。 注 意 測定精度に関する仕様を満たすため、シールドは常時実施してください。 データ線および信号線は、全ての高圧ケーブルから離して配線してください。 表面積の大きな部分にはケーブルシールドを施し、アース電位に落とします。 これにより、入力障害を容易に回避できます。 キャビネットやハウジングの入口にシールドを施し、入口においても外乱を防 止します。

2.9.2 通信バスケーブル

通信バスケーブルのシールディングについては、バスシステムの敷設説明書に 記載されています。

2.9.3 信号線

アナログ信号用のバスモジュールおよび一部のインターフェースバスモジュー ルには、シールド用の接続端子が装備されています。 メ モ 表面積の大きな部分にあらかじめシールドを施しておくとシールド効果が高ま ります。WAGO シールド結線システムの使用をお勧めします。 特に使用が推奨されるのは、システムの規模が大きく、過大電流が流れたり、 ハイパルス電流(空中放電などによる)が発生するシステムです。

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WAGO シールド(スクリーン)結線システム

2.9.4 WAGO シールド(スクリーン)結線システム

WAGO シールド結線システムは、シールド端子フレーム、ブスバー、および各 種のアセンブリ用足部で構成され、多様な構成を実現します。詳しくはカタロ グを参照してください。 図 2-25:WAGO シールド(スクリーン)結線システム 図 2-26:WAGO シールド(スクリーン)結線システムの適用例

2.10 アセンブリのガイドラインおよび規格

DIN 60204, 機械用電気装置 DIN EN 50178 電子回路を備えた高電圧システムの装置 (以前の VDE 0160 に対応) EN 60439 低電圧開閉装置及び制御装置アセンブリ

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概 要

3 フィールドバスコントローラ

3.1 フィールドバスコントローラ 750-341

3.1.1 概 要

WAGO フィールドバスカプラ 750-341 は、Ethernet 上に WAGO-I/O-SYSTEM の 全ての I/O モジュールの周辺データを表示します。 バスカプラの電源を入れるとバスカプラに接続されたすべての I/O モジュールが 自動的に検出され、ローカルプロセスイメージが生成されます。アナログモ ジュールとデジタルモジュールの混在も可能です。ローカルプロセスイメージ は、入力と出力のデータ領域に分かれます。 最初にアナログまたは特殊モジュールのデータがプロセスイメージへとマッピン グされます。マッピングはコントローラから近い順に行われます。デジタルモ ジュールはアナログモジュール(または特殊モジュール)の後にワード単位(1 ワードは 16 ビット)で編集されます。デジタル I/O の数が 16 ビットを超えると、 自動的に次のワードが開始されます。 ユーザは全てのフィールドバスデータや I/O データにアクセスすることができま す。 全てのセンサ入力信号は、カプラ(スレーブ)にグループ毎にまとめられ、 フィールドバスを通じて上位コントローラ(マスタ)に伝送されます。プロセス データとの関連付けは上位コントローラ内で実行されます。コントローラは フィールドバスとノードを通じてアクチュエータにデータ結果を送ります。 Ethernet フィールドバスカプラは 10M bit/s と 100M bit/s のデータ転送に適合するこ とができます。

プロセスデータを Ethernet 経由で送受信できるようにするために、このカプラは 各種ネットワークプロトコルをサポートしています。プロセスデータの交換に、 本製品は MODBUS TCP(UDP)のプロトコルと EtherNet/IP プロトコルが使用で きます。しかしながら、この 2 つのプロトコルは同時に使用することができま せん。 システムの管理と診断には HTTP、BootP、DHCP、DNS、SNTP、FTP、SNMP、 および SMTP の各プロトコルが利用できます。 Web ベースアプリケーションに対応できるよう、このカプラは内部サーバを備 えています。コントローラの内蔵 HTML ページにはコンフィグレーションとス テータスに関する情報がデフォルトで含まれており、一般の Web ブラウザを 使って読み出せます。また FTP ダウンロードを用いてカスタム HTML ページを コントローラに保存できるファイルシステムも備わっています。

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ハードウェア

3.1.2 ハードウェア

3.1.2.1 外 観

図 3-1:フィールドバスカプラ(Ethernet TCP/IP 対応型) このフィールドバスカプラは、以下の部分で構成されます。 • システム給電を行う内部システム電源回路および I/O モジュールアセンブリ 経由のフィールド給電用電源ジャンパ接点を装備した電源モジュール • バス接続用 RJ45 付きフィールドバスインタフェース • 動作状態、通信状態、動作電圧のための、およびエラーや診断のための表示 ランプ(LED) • コンフィグレーションインタフェース • I/O モジュール(内部バス)およびフィールドバスインタフェースとの通信 を行う電子回路部

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ハードウェア

3.1.2.2 デバイス電源

電源はケージクランプ®構造の端子台を通じて供給されます。デバイス電源はシ ステム電源用とフィールド電源用があります。 図 3-2:デバイス電源 内部システム電源モジュールは自身の電子回路と接続した I/O モジュールに供給 するのに必要な電圧を生成します。フィールドバスインタフェースは内部シス テム電源モジュールから電気的に絶縁された電圧で供給されます。

3.1.2.3 フィールドバス用コネクタ

フィールドバスとの接続は RJ45 コネクタによって行います。フィールドバスカ プラの RJ45 ソケットは、100Base-TX 規格に則って配線されています。接続ケー ブルの仕様はカテゴリー5 のツイストペアです。使用できるケーブルは、最大セ グメント長が 100m の S-UTP(シールド網付きの非シールド・ツイストペア線) および STP(シールド付きツイスト・ペア線)です。 RJ45 ソケットはケーブルが接続された後、高さ 80mm のスイッチボックスに合 うように、カプラ上で低めの位置に付けられています。 フィールドバスシステムと電子回路の間の絶縁は、DC/DC コンバータとフィー ルドバスインタフェース内のオプトカプラによって実現しています。

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ハードウェア 1 TD + 送信+ 2 TD - 送信− 3 RD + 受信+ 4 未使用 5 未使用 6 RD - 受信− 7 未使用 8 未使用 図 3-3:RJ45 コネクタの外観と配線 注 意! LAN 接続にのみ対応しており、電話通信回線への接続はできません。

3.1.2.4 表示部

カプラやノードの動作状態は表示部(LED)で示されます。表示情報は内部電 子部品から光ファイバによって筐体最上部に伝えられます。LED は多色(赤/ 緑、または赤/緑/オレンジ)の場合もあります。 図 3-4:表示部(750-341) LED 意 味 LINK 緑 物理ネットワークとのリンクが確立していることを示します MS 赤/緑 MSランプはノードの状態を示します(Module Status) NS 赤/緑 NSランプはネットワークの状態を示します(Network Status) TxD/RxD 緑 データの送受信が行われています IO 赤/緑/橙 I/Oランプはノードの動作状態と発生した障害内容を表示します A 緑 動作電圧(システム電源)の状態を示します BまたはC 緑 動作電圧(電源ジャンパー接点)の状態を示します (ランプの位置は製造上の都合により変更の可能性があります) 詳細情報 表示 LED の点灯状態の詳細は 3.1.9 節「LED 表示」に記述されています。

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システムの起動

3.1.2.5 コンフィグレーションインタフェース

コンフィグレーションインタフェースはカバーの内側にあります。これは、 WAGO-I/O-CHECK(モジュール機能設定/チェック用)との通信、および ファームウェアの転送に使用されます。 コンフィグレーション インタフェース 図 3-5:コンフィグレーションインタフェース オスコネクタ(4 ピン)およびパソコンの RS232 インタフェース(9 ピン)との 接続には WAGO 通信ケーブル(750-920)を使用します。 注 意! バスカプラ電源 ON 時に、WAGO 通信ケーブル 750-920 は抜き差ししないでく ださい。

3.1.2.6 ハードウェアアドレス(MAC アドレス)

WAGO の Ethernet TCP/IP 型フィールドバスカプラは、全世界で通用する一意の Ethernet 物理アドレス(MAC アドレス、Madia Access Control Identity)が工場設 定されています。そのアドレスはカプラの右側面に印刷されているほか、カプ ラ左側面に貼られたシールラベルにも記載されています。このアドレスは 6 バ イト(48 ビット)の固定長で、アドレス種別、メーカ ID、およびシリアル番号 を含んでいます。

3.1.3 システムの起動

以下内容は、システムが起動するためのマスタ通信開始とフィールドバス局の 電気的動作準備のコンフィグレーション手順です。 電源投入後、カプラは I/O モジュール種別と現在のコンフィグレーションを判定 します。 問題がある場合は、カプラは”STOP”状態になり”I/O”LED が赤点滅します。問題 なく起動すると、”START”状態となり”I/O”LED が緑点灯します。

図 3-11:BootP テーブル 上記の例には以下の情報が含まれています。  宣  言  意  味  node1,node2  任意のノード名が指定できます。  ht=1  ネットワークのハードウェア種別を指定します。  Ethernetのハードウェア種別は「1」です。  ha=0030DE000100 ha=0030DE000200 EthernetフィールドバスカプラのMACアドレス(ハードウェア アドレス、16進)を指定します。  ip= 10.1.254.100  ip= 10.1.254.200

参照

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【その他の意見】 ・安心して使用できる。

(自分で感じられ得る[もの])という用例は注目に値する(脚注 24 ).接頭辞の sam は「正しい」と

 分析実施の際にバックグラウンド( BG )として既知の Al 板を用 いている。 Al 板には微量の Fe と Cu が含まれている。.  測定で得られる