3 フィールドバスコントローラ
3.1 フィールドバスコントローラ 750-341
3.1.9 LED 表示
3.1.9.2 ノードの状態−I/O LED の点滅コード
I/O LEDは、内部バスの接続状態を表示します。さらに、システムエラーが発生
するとエラーコード(点滅コード)で表示します。
I/O LED
(色) 意 味 対 処
緑 カプラは正常に動作しており、内部バスでデータを 交信中。
OFF 内部バスでデータの交信はない。
赤
a)カプラのスタートアップ中 内部バスは初期化中です。
スタートアップはLEDが約1~2秒間高速点滅する ことで表示されます。
赤
b)カプラのスタートアップ後
エラーが生じたとき3回の点滅シーケンスで示さ れます。各点滅シーケンスの間は短い休止があり ます。
エラーメッセージを識別してく ださい(エラーコードおよびエ ラー引数)。
カプラは電源を投入した直後、I/O LEDが赤色で高速に点滅します。スタート アップ時内部エラーがなければ、I/O LEDは緑色の点灯状態となります。
カプラに障害があった場合I/O LEDは赤色で点滅し続けます。エラー状態は点 滅のコードによって周期的に表示されます。
エラー内容の詳細は点滅コードで表されますが、一つのエラーは3回までの点 滅シーケンスで繰り返し表示されます。
• 最初の点滅シーケンス(毎秒約10回)はエラー表示の開始を表します。
• 休止に続いて、2番目の点滅シーケンス(毎秒約1回)が現れます。点滅回 数を数えるとエラーコードがわかります(たとえば3回点滅するとエラー コードは「3」)。
• 続く休止の後、3番目の点滅シーケンス(毎秒約1回)が現れます。点滅回 数を数えるとエラー引数がわかります。
LED表示
電源の投入
カプラが始動 I/Oランプは点滅
診断OK? No
Yes
I/Oランプは点灯
動作可能
I/Oランプ
最初の点滅パターン
(エラー表示の開始)
1回目の休止
I/Oランプ
2つめの点滅パターン エラーコード
(点滅回数)
2回目の休止
I/Oランプ
3つめの点滅パターン エラー引数
(点滅回数)
図 3-15:LEDによるノードの状態表示
障害が解消されたら電源を再投入してカプラを再起動します。
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LED表示
I/O LEDのエラー表示
1回目の点滅シーケンス:エラーメッセージのスタート 2回目の点滅シーケンス:エラーコード
3回目の点滅シーケンス:エラー引数
エラーコード1:ハードウェア障害およびコンフィグレーションエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
1 インラインコード用内部バッファメモリ のオーバーフロー
ノードの電源を切り、I/Oモジュール数を減 らし、その後電源を再立ち上げします。エ ラーがなくならない場合はカプラを交換し ます。
2 不明なデータタイプのI/Oモジュールあ り
エラーのI/Oモジュールは以下のように検 出してください。:
電源を切った後終端モジュールをノードの 中間に置きます。電源を再投入します。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切 り、終端モジュールをノードの前半分の中 間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終 端モジュールをノードの後ろ半分の中間に 置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが 検出されるまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―カプラに問題がある場合はファームウェ アを更新するよう要請してください。
3 パラメータデータのチェックサムエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後 電源を再投入します。
4 EEPROMへのデータ書き込み時のエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後
電源を再投入します。
5 EEPROMからのデータ読み出しエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後
電源を再投入します。
6 AUTORESET後にI/Oモジュールのコン フィグレーション変更が検出された
電源を一旦切り、再投入することによりカ プラを再立ち上げしてください。
7 既存ハードウェアでファームウェアが動 作しない
ノードの電源を切り、カプラを交換した後 電源を再投入します。
8 EEPROMへのデータ書き込み時にタイム
アウトが発生
ノードの電源を切り、カプラを交換した後 電源を再投入します。
9 バスカプラの初期化エラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後 電源を再投入します。
10 RTCの電源障害 クロックを調整し、キャパシタの充電のた めに最低15分間はカプラの電源を入れたま まにして置いてください。
11 RTCからの時間読み出しエラー クロックを調整し、キャパシタの充電のた めに最低15分間はカプラの電源を入れたま まにして置いてください。
12 RTCへの時間書き込みエラー クロックを調整し、キャパシタの充電のた めに最低15分間はカプラの電源を入れたま まにして置いてください。
13 クロック割り込みのエラー クロックを調整し、キャパシタの充電のた めに最低15分間はカプラの電源を入れたま まにして置いてください。
14 ゲートウェイまたはメールボックスI/O モジュールの接続最大数を超えた
ノードの電源を切り、ゲートウェイまたは メールボックスI/Oモジュールの数を減ら した後電源を再投入します。
エラーコード2:未使用
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 未使用 ―
LED表示
エラーコード3:内部バスのプロトコルのエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 内部バス通信上の動作不良:故障モ ジュールは検出されない
ノード内に750-613電源入力モジュールが 使われていた場合、このモジュールへの電 源が正常に機能していることを最初に確認 してください。これはLEDの表示によって 分かります。
全てのI/Oモジュールが正しく接続されて いるかノードに750-613が使用されていな い場合はエラーI/Oモジュールを次のように 検出することができます。
―ノードの電源を切り、ノードの中間に終 端モジュールを置きます。電源を再投入し ます。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切 り、終端モジュールをノードの前半分の中 間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終 端モジュールをノードの後ろ半分の中間に 置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが 検出されるまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―モジュールが1個だけ残り、LEDがまだ 点滅している場合はこのモジュールまたは コントローラが故障しているとみなされま す。
―当該モジュールを交換してください。
エラーコード4:内部バスの物理的エラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 内部バスのデータ通信エラーまたはカプ ラにおける内部バスの中断エラー
ノードの電源を切ります。プロセスデータ を持ったI/Oモジュールをカプラの後に置 き、電源を入れた直後のエラー引数を読み ます。
I/O LEDでエラー引数が示されなかった場合 はカプラを交換してください。
これ以外の場合は次のようにエラーI/Oを検 出します。
―ノードの電源を切り、ノードの中間に終 端モジュールを置きます。電源を再投入し ます。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切 り、終端モジュールをノードの前半分の中 間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終 端モジュールをノードの後ろ半分の中間に 置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが 検出されるまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―モジュールが1個だけ残り、LEDがまだ 点滅している場合はこのモジュールまたは カプラが故障しているとみなされます。
―当該モジュールを交換してください。
n* (n>0) n番目のI/Oモジュールの後段にて内部バ スが中断した
ノードの電源を切り、n+1番目のI/Oモ ジュールを交換します。その後電源を再投 入します。
エラーコード5:内部バスの初期化時エラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
n* 内部バスの初期化中にレジスタ通信でエ ラーが起きた
ノードの電源を切り、n番目のI/Oモジュー ルを交換します。その後電源を再投入しま す。
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LED表示
エラーコード6:フィールドバスに関するエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
1 無効なMACアドレス ノードの電源を切り、カプラを交換しま す。その後電源を再投入します。
2 Ethernetハードウェアの初期化エラー 電源を一旦切り、再投入することによりカ プラを再立ち上げします。エラーがまだ消 えない場合はカプラを交換してください。
3 TCP/IPの初期化エラー 電源を一旦切り、再投入することによりカ
プラを再立ち上げします。エラーがまだ消 えない場合はカプラを交換してください。
4 ネットワーク設定エラー(IPアドレスな し)
BootPサーバの設定を確認してください。
5 アプリケーションプロトコルの初期化エ ラー
電源を一旦切り、再投入することによりカ プラを再立ち上げします。
6 プロセスイメージが大きすぎる I/Oモジュール数を減らしてください。
7 ネットワーク内でIPアドレスが重複 ネットワークに存在しない別のIPアドレス を使用してください。
8 プロセスイメージ作成時のエラー I/Oモジュール数を減らしてください。
*) 点滅回数(n)はI/Oモジュールの実装位置を表します。ただし、データのない I/Oモジュール(診断なしの電源入力モジュールなど)はカウントされません。
エラー表示の例:13番目のI/Oモジュールが引き抜かれた
1. I/O LEDは最初の点滅シーケンスにおいて、エラー表示の開始を知らせます
(毎秒約10回)。
2. 1回目の休止に続いて2番目の点滅段階(毎秒1回)に入ります。I/O LED は4回点滅するのでエラーコードは「4」(内部バスデータの異常)です。
3. 2回目の休止に続いて3番目の点滅段階に入ります。I/O LEDは12回点滅し ます。エラー引数が「12」なので、内部バスの中断は12番目のI/Oモ ジュールの後ろで発生しています。