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はじめ   なか

単元経過

おわり

図2−3.1サーブ当たりの平均ラリー数(下段)とサイド内での    ・平均触球数(上段)の単元経過に伴う変化

36

   〈P過程〉

% F箱**・踊『

100

 80  60  40  20

 0

<K過程>

F蒋ギ*嗣

なか おわり

  囮触球3回【団触球2回図触球1回翻ノータッチ

%      ト**踏*一 100

80

 60

40

 20

 0

なか

  囮5回以上圓4回図3回囲2回團1回圏0回

       ;写2書灸定   **Pく.01

図2−4.ラリー数とサイド内での触呼数の回数別頻度の     単元経過に伴う変化

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触丁数の単元経過に伴う変化をP・K両過程それぞれについて示したも のである.また,図2−4は,それぞれの回数別頻度の単元経過に伴う 変化を示したものである.

 1サーブ当たりの平均ラリー数は,単元始めと終わりのゲームの間で,

P過程では1.52±2。26回から1。11±1,63回へ,K過程では1.13±1.62回 から0.93±1.45回へと減少がみられた.ラリーの回数別頻度の変化をみ るとK過程では有意差が認められた.しかし,サイド内での平均下帯数 は,P過程では単元はじめの1.16±0.73回から終わりの1.58±0.98回に,

また,K過程においては1.11±0.70回から1.64±1.04回へと増加がみら れた.また,サイド内での配球数の回数別頻度の変化でみると,単元の 前半にも後半にも両過程ともに有意な増加であることが認められた.し たがって,単元経過に伴い両過程ともにチーム内で2回,3回とつない でから相手コートに返球しようとしていると考えられた.

 さらに,2回つないで返球が試みられた(サイド内で3回岬町)割合 は,P過程では単元始めの5.8%から終わりの24.4%へ, K過程では3.3

%から27.3回目と増加がみられた.これらの3段攻撃が意図的であった かどうかをグールプノートに記述された作戦が試みられたもの(定めら れた位置にファーストレシーブしたボールがつながれ,ラストボールを 返球しやすいようにトスされたボールをオーバーハンドパスまたはスパ イクによって返球しようと試みているもの)を意図的とし,VTRに撮 影されたゲー4を著者が観察・判定し,その変化を検討した.

 図2−5は,意図的な3段攻撃の出現回数の単元経過に伴う変化をP

・K両過程のそれぞれについて平均値で示したものである.また,意図 的な3段攻撃のうち,スパイクによるものを黒枠で,さらにスパイクが 決まったものを黒塗りで示した。

      一38一

回 10

5

**

**

**

**

R

0

   はじめ  なか  おわり   はじめ  なか  おわり

        図全3段攻撃       **p〈.01         国スパイクによる3段攻撃

        ■スパイク決定数

図2−5。3段攻撃の出現回数の単元経過に伴う変化

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 3段攻撃の出現回数は,P過程では,単元始めの0.29回から終わりの ゲームの4,52回へ,K過程では,0.43回から5.17回へと,いずれも有意 に増加し,特に単元前半での増加が顕著であった.なお,両過程の単元 始め・なか・終わりのいずれの値にも有意差はみられなかった.

 しかし,3段攻撃にスパイクを用いた回数でみると,両過程間に相違 がみられた.すなわち,K過程では単元なかのゲームにおいてスパイク が約80%みられるのに対し,P過程では約20%と,卸値を示した.また,

単元終了時には,K過程では約50%に減少したが, P過程では約40%に 増加がみられた.

 単元なかの相違には,K過程では,スパイクにより返球することを課 題とし,P過程では,スパイクを制限した課題ゲームを中心に学習を展 開していることから,当然の結果と考えられる.しかし,単元後半に,

P過程に増加がみられ,K過程に減少がみられたことは注目される.

 K過程ではスパイク打数は多いものの,スパイク決定率は低く,単元 なかで約40%,単元おわりでも60%と,P過程の100%に対して低値を示 した.このことから,K過程では,トスの良否にかかわらず,課題を達 成しようとスパイクを打っていたが,単元終わりのゲームにおいては,

状況判断をして打てそうにないトスは無理をせずオーバーハンドパスで 返球するようになったことでスパイク使用率が減少したものと考えられ

た.

 一方,P過程では,単元後半にスパイクを制限しない課題ゲームに移 行したことでスパイクによる返球が増加したものと考えられた.

 図2−6は,P・K両過程の単元始め,なか,終わりのゲームにおけ るボールのつなぎ合いの様相をパスソシオグラムとして示したものであ

る.

       一40一

 なお,いずれの結果も同一チームと対戦した際のものである.

 単元始めのゲームは,P・K両過程とも,前述の1ラリー当たりの触 球数からも推定されたようにチーム内でのつなぎ合いがあまりみられず,

さらに,触球数に片寄りがみられた.つまり,一部の上手な者が1回で 相手コートに返球した場合の多いことが認められた.

 単元なか・終わりのゲームでは,両過程ともつなぎ合いが多くなり,

しかも,つなぎ合いの様相が多様化(多くの者とつなぎ合う)する傾向 がみられた.

 すなわち,P・Kいずれの過程も技能の未熟な生徒を含めて意図的に ボールをつなぎ合って,学習課題を達成しようとしていることが認めら れた.しかし,チーム内でのパスのつなぎ合いの途中で失敗することが 増え,結果的に単元なか・終わりのゲームにおいて,ラリー数を減少さ せてしまったものと考えられた.

 両過程ともにつなぎ合いが増加・多様化しているが,詳細にみると,

おわりのゲームにおいて,K過程では,一部の者同士でのつなぎ合いが 10回以上となるようなチーム(2年生1・3・6・7班)も認められた,

これらのチームの作戦をノートにみると,セッターを特定の者に固定し たり,スパイクも特定の者に打たせるなど,意図的に上手な者でゲーム を展開しようとしていることが認められた.

 これは,「相手コートにいかにしてボールを落とすか」というK過程 の中心課題に対して,打ちやすいトスを上手な者があげ,決定力のある 者がスパイクを打つ方が決まりやすいと考えるようにようになったこと によるものと推察された.

 すなわち,攻撃を中心に展開した場合,課題を達成するために一部の 上手な者同士で3段攻撃を組み立てようとする危険性の内在することが       一41一

じ←

〈 1班 : 2班〉

・勿

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  18:16

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