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ノートPC1台

ドキュメント内 Taro13-紀要表紙.jtd (ページ 89-92)

「森林に危険信号!」

1. ノートPC1台

2. 液晶プロジェクタ1台 3. 移動式スクリーン1台 4. 無線LANを介して

インターネットに接続

この環境をもとに,平成17年度以 降,普通教室の環境をどう構築して いくかについて考えてみたい。

(2) コンピュータ本体について

デスクトップ型コンピュータは重量があり,モニタも合わせて考えると簡単に移動 させるのは不可能である。教室に配置するコンピュータは,ノート型であるか,デス クトップ型なら小型のものをキャスター付の台に載せるなど一体化させる工夫が必要 である。

(3) 映像の提示について

各種コンテンツの映像を提示する際,提示した映像に直接教師や子どもの注釈を書 きこんだり,書き込んだものをコンピュータに取り込むことのできる,インタラクテ ィブな提示装置であることが望ましい。【図31】

【図31 提示装置のイメージ】

無線LAN

【図30 教室のイメージ】

プロジェクタを使用する場合は,黒板対応型のものを使用すれば,児童の視点を一 点に集中させることができる。また,スクリーンを上げ下げする手間を省くことがで きる。

(4) 校内LANの設置について

各教室にあるコンピュータ同士を校内LANで接続することにより,学校サーバ(学習 用と校務用を分離させるのが望ましい)を介し,学年・クラス間でデータを共有した り,担当者による管理を一元化することができる。【図32】

また,子どもたちが調べたことやまとめたことなどの情報の共有と,コンピュータ やプリンタなど機器の共有が,校内LANを介せば容易になる。周囲の人々と情報の交流 や共有をしながら課題を解決していく場面で効果的な環境が実現できるため,情報活 用の実践の日常化が可能である。

(5) 校内LANのセキュリティについて

AMA‑NETにおいては,堅牢なファイヤーウォール(外部からのアクセスを遮断するた めのシステム)によって守られている閉じたネットワーク(イントラネット)である ため,外部(インターネット)からの不正アクセスについては皆無であると考えられ る。よってトラブル発生については,校内の利用者の操作に起因する可能性が高い。

外部から持ち込んだフロッピーディスクによるウイルス感染や共有ファイルの誤消去,

機器の破損などが挙げられる。また,内部における不正アクセス,誤消去などのトラ ブルを回避するためにも,パスワード等による切り分けだけではなく,学習用と校務 用のネットワークを完全に分離し,子どもたちが安易に校務系のファイルを閲覧した り,操作できないようにしなければならない。さらに,定期的に共有ファイルのバッ クアップを行うスケジューリングなどの対策は不可欠である。

(6) 各種ケーブルについて

教室内でコンピュータを自由に移動させられるような環境を作ろうとすると,長い ケーブルを引きずるのは子どもの安全確保という面から見ると好ましくない。そこで,

LAN環境は無線LANが有効である。しかし,無線LANは有線LANと比較すると,セキュリ ティの面で弱いため,通信の暗号化技術を利用して,データの漏洩等が起こらないよ

サーバ群

インターネットへ

【図32 校内LANのイメージ】

コンピュータ本体以外にもプロジェクタ等の電源ケーブルや映像信号ケーブルなど,

複数のケーブルが必要となる。そのため,複数のケーブルをできるだけ1本にまとめ て配線するなど,配慮しなければならない。

7 おわりに

2年間,デジタルコンテンツを活用し た教科学習に関わるカリキュラム作成等 の研究に取り組んだ。

デジタルコンテンツを利用した教科学 習においては,今回実施したアンケート の回答からも,子どもたちが興味を持ち,

学習効果も高まったことがわかる。しか し,すべての教員に対して,まだまだそ の効果に対する認識が浸透しているとは 言い難い。

現在,NICER(教育情報ナショナルセ ンター)においては, 71,000件登録さ れているデジタルコンテンツを100,000 件に増やそうとしている。さらに, IT 授業 実践ナビを公開し,デジタルコン テンツを利用した実践事例を数多く紹介 している。

本市においてもAMA‑NETホームページ から,授業に役立ちそうなデジタルコン

教 テンツへのリンク集を掲載したり,「

育用コンテンツライブラリ」として,画 像素材データの検索が簡単にできるよう なシステムを取り入れている。

このように,平成17年度に向けて,環 境は整い始めている。我々も既存の教育 技術を生かしつつも,意識改革を行い,

デジタルコンテンツを取り入れた,「子 どもたちにとってわかりやすい授業」を デザインするセンスを磨いていかなけれ ばならない。

参考文献

・「小学校学習指導要領」(平成10年) 文部科学省

・情報教育の実践と学校の情報化 新「情報教育に関する手引」(平成14年) 文部科学省 デジタルコンテンツ企画審査会議 提言(平成15年) 文部科学省他

学習情報研究(平成16年1月号) 学習ソフトウェア情報教育センター

【図34 AMA‑NETリンク集】

【図33 教育情報ナショナルセンター】

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