第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)
3.5 リストア手順詳細
3.5.14 Interstage証明書環境資源のリストア
odsetSSLコマンドで指定したディレクトリにリストアしてください。
- スロット情報ディレクトリ(odsetSSLコマンドの-sdオプションで指定したディレクトリ)
- 運用管理ディレクトリ(odsetSSLコマンドの-edオプションで指定したディレクトリ)
・
CORBAサービス資源のリストア後、以下のサービスの「スタートアップの種類」が「自動」で登録される場合がありま す。
- InterfaceRep_Cache Service
- InterfaceRep_Cache_e Service
- Naming Service
- NS LoadBalancingOption
バックアップ環境においてInterstageの自動起動の設定をしていた場合など、必要に応じて、以下の手順で「スタート アップの種類」を変更してください。
1. Administrators権限でログインします。
2. [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を起動します。
3. 各サービスのスタートアップの種類を確認します。
4. 「スタートアップの種類」が「"自動」で登録されている場合は、各サービスを選択後、[プロパティ]により「手動」
に変更します。
3.5.6 イベントサービス資源のリストア
イベントサービス資源のリストア手順について説明します。
リストアコマンド
イベントサービス資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\esrestoresys.exe
/opt/FJSVes/bin/esrestoresys
esrestoresysコマンドは、イベントサービスが停止している状態で実行する必要があります。
リストア方法
イベントサービス資源のリストアを行う場合は、その前に「3.5.5 CORBAサービス資源のリストア」を行ってください。
バックアップ先パスがX:\Backup\ESの場合の操作例を以下に示します。
esrestoresysコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、イベントサービス資源をリストアします。
esrestoresys -d X:\Backup
バックアップ先パスが/backup/FJSVesの場合の操作例を以下に示します。
esrestoresysコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、イベントサービス資源をリストアします。
esrestoresys -d /backup
3.5.7 Portable-ORB資源のリストア
Portable-ORB資源のリストア手順について説明します。
リストア方法
バックアップ先パスがX:\Backup\PORBの場合の操作例を以下に示します。
copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのPortable-ORB資源を 元のディレクトリにコピーします。
copy X:\Backup\PORB\config PORB_HOME\etc copy X:\Backup\PORB\initial_hosts PORB_HOME\etc copy X:\Backup\PORB\initial_services PORB_HOME\etc
バックアップ先パスが/backup/porbの場合の操作例を以下に示します。
cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのPortable-ORB資源を元のディレクトリにコピー します。
cp /backup/porb/config PORB_HOME/etc cp /backup/porb/initial_hosts PORB_HOME/etc cp /backup/porb/initial_services PORB_HOME/etc
注意事項
SSL連携機能を使用している場合は、バックアップした以下の資源を、元のディレクトリにコピーしてください。以下の資 源の詳細については、「3.1.7 Portable-ORBの資源ファイル」を参照してください。
・ キーストアファイル
・ 組み込み証明書管理情報
3.5.8 コンポーネントトランザクションサービス資源のリストア
コンポーネントトランザクションサービス資源のリストア手順について説明します。
リストアコマンド
コンポーネントトランザクションサービス資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\tdrestoresys.exe
/opt/FSUNtd/bin/tdrestoresys
/opt/FJSVtd/bin/tdrestoresys
tdrestoresysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
リストア方法
資源バックアップ先ディレクトリが「X:\Backup\」の場合の操作例を以下に示します。
tdrestoresysコマンドを実行します。
tdrestoresys X:\Backup\
資源バックアップ先ディレクトリが/backup/の場合の操作例を以下に示します。
tdrestoresysコマンドを実行します。
tdrestoresys /backup/
注意事項
・ バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時にダブルクォーテーション("")で囲んで 指定する必要があります。
・ コンポーネントトランザクションサービス資源のリストアを行う前に、Interstageセットアップ資源および、CORBAサービ ス資源のリストアを行う必要があります。
・ Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。
クラスタシステムの場合には、クラスタシステムの停止方法により停止してください。
・
サーバマシン状態監視機構の運用状態は、本コマンドではリストアされません。バックアップ元の環境でサーバマシ ン状態監視機構のサービスServerMachineMonitorまたはServerMachineMonitorAgentを使用していた場合、リストア 後にサービス登録issetsmm、issetsmmaコマンドを実行する必要があります。その際のパラメタは、バックアップ元で 指定したものと同じものを指定してください。
3.5.9 データベース連携サービス資源のリストア
データベース連携サービス資源のリストア手順について説明します。
リストアコマンド
データベース連携サービス資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\ots\bin\otsrestoresys.exe
/opt/FSUNots/bin/otsrestoresys
/opt/FJSVots/bin/otsrestoresys
otsrestoresysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
リストア方法
Interstage シングル・サインオン資源のリストア手順について説明します。
リストアコマンド
Interstage シングル・サインオン資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\ssorestore.exe
/opt/FJSVssocm/bin/ssorestore
リストア方法(リポジトリサーバの資源)
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの資源をリストアする場合について説明します。
「X:\Backup\ssoatcsv」ディレクトリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、リポジトリサーバの資源をリストアします。
バックアップ資材が「ssosv_back」ファイルの場合 ssorestore -f X:\Backup\ssoatcsv\ssosv_back
2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュ リティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適 用]ボタンをクリックします。
3. 共有ディスクから暗号化情報(サービスID)ファイルをバックアップしている場合、copyコマン ドを使用して、バックアップした暗号化情報(サービスID)ファイルをリストアします。
暗号化情報(サービスID)ファイルの格納ディレクトリがE:\ssoの場合 copy X:\Backup\ssoatcsv\serviceid E:\sso\serviceid
「/backup/FJSVssosv」ディレクトリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、リポジトリサーバの資源をリストアします。
バックアップ資材が「ssosv_back」ファイルの場合 ssorestore -f /backup/FJSVssosv/ssosv_back
2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュ リティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適 用]ボタンをクリックします。
3. 共有ディスクから暗号化情報(サービスID)ファイルをバックアップしている場合、cpコマンド を使用して、バックアップした暗号化情報(サービスID)ファイルをリストアします。
暗号化情報(サービスID)ファイルのリストア先ディレクトリが/ssoの場合 cp -p /backup/FJSVssosv/serviceid /sso/serviceid
リストア方法(認証サーバの資源)
Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をリストアする場合について説明します。
「X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back」ファイルにバックアップした資源、および「X:\Backup\ssofsv\custom_user_inf」ディレ クトリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、認証サーバの資源をリストアします。
ssorestore -f X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back
2. カスタマイズモジュールの資源ファイルが存在する場合、xcopyコマンド(またはエクスプロー ラ)を使用して、もとのディレクトリにコピーします。
カスタマイズモジュールの資源ファイルの格納ディレクトリがC:\work\ssofsv\custom_user_inf の場合
xcopy X:\Backup\ssofsv\custom_user_inf\カスタマイズモジュールの資源ファイル C:
\work\ssofsv\custom_user_inf
3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリ ティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタ ンをクリックします。
「/backup/FJSVssoac/ssoac_back」ファイルにバックアップした資源、および「/backup/FJSVssofs/custom_user_inf」ディレク トリにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、認証サーバの資源をリストアします。
ssorestore -f /backup/FJSVssoac/ssoac_back
2. カスタマイズモジュールの資源ファイルが存在する場合、cpコマンドを使用して、もとのディ レクトリにコピーします。
カスタマイズモジュールの資源ファイルの格納ディレクトリが/work/ssofs/custom_user_infの 場合
cp -p /backup/FJSVssofs/custom_user_inf/カスタマイズモジュールの資源ファイル /work/
ssofs/custom_user_inf
3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリ ティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタ ンをクリックします。
リストア方法(業務サーバの資源)
Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をリストアする場合について説明します。
「X:\Backup\ssoatzag\ssoaz_back」ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、業務サーバの資源をリストアします。
ssorestore -f X:\Backup\ssoatzag\ssoaz_back
2. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリ ティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適 用]ボタンをクリックします。
「/backup/FJSVssoaz/ssoaz_back」ファイルにバックアップした資源をリストアする場合の操作例を以下に示します。
1. ssorestoreコマンドに資源格納ファイルを指定し、業務サーバの資源をリストアします。
ssorestore -f /backup/FJSVssoaz/ssoaz_back
2. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[セキュリ ティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適 用]ボタンをクリックします。
注意事項
・ リポジトリサーバの資源をリストアする場合は、以下の資源を事前にリストアしてください。
- Interstage HTTP Server
バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。
ihsrestore コマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアしま す。(注意参照)
ihsrestore -d /backup -t all
注意
ihsrestoreコマンドの-t allオプションは、環境定義ファイルの他に、パスワードファイルおよび公開用ルートディレクトリ(環 境定義ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリ)を対象とする場合に指定します。なお、
ihsrestoreコマンドの-t allオプションを指定する場合は、ihsbackupコマンドにおいても-t allオプションを指定しておく必要 があります。
注意事項
・ リストア先にファイルが存在した場合は、ファイルを上書きします。
・ リストアを行うシステムは、バックアップを行ったシステムと同じディスク構成である必要があります。
・ コンテンツ(DocumentRootディレクティブで指定したディレクトリ配下以外)、および環境設定時に使用したファイル
(httpd.confとパスワードファイル以外)をバックアップした場合、別途それらの資源をリストアしてください。
・ Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境のSSLを使用している場合は、バックアップしたInterstage
証明書環境資源をリストアする必要があります。「3.5.14 Interstage証明書環境資源のリストア」を参照してInterstage証 明書環境資源をリストアしてください。
SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、バックアップした以下の資源を、環境定 義ファイル(httpd.conf)の該当ディレクティブで指定されているパスにリストアしてください。
- スロット情報ディレクトリ(SSLSlotDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- 運用管理ディレクトリ(SSLEnvDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- ユーザPIN管理ファイル(SSLUserPINFileディレクティブで指定したファイル)
・ V9以降のバックアップの対象資源(Apache HTTP Server 2.0ベース)をリストアする場合は、リストア先のサーバタイプ
種別に応じて以下のいずれかの状態で実行してください。
- スタンドアロンサーバの場合
- バックアップした運用環境と、Webサーバの数およびWebサーバ名がすべて一致する状態 - すべてのWebサーバを削除した状態
- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態、かつWebサーバ「FJapache」にInterstageシングル・サイン
オンの業務サーバ、認証サーバ、およびリポジトリサーバの環境が構築されていない状態
- 管理サーバの場合
- バックアップした運用環境と、Webサーバの数およびWebサーバ名がすべて一致する状態 - すべてのWebサーバを削除した状態
- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態
- 管理対象サーバの場合
- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態、かつバックアップした運用環境に、Webサーバ「FJapache」
が1つだけ存在する状態
・ V8/V7のバックアップの対象資源(Apache HTTP Server 1.3ベース)をリストアする場合、Webサーバ名は「FJapache」
となります。したがって、Webサーバ「FJapache」が存在しない場合は作成し、すでにWebサーバ「FJapache」が存在 する場合は設定が置き換えられます。