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IJServerクラスタ資源のリストア

ドキュメント内 運用ガイド(基本編) (ページ 104-108)

第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)

3.5 リストア手順詳細

3.5.12 IJServerクラスタ資源のリストア

バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。

ihsrestore コマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage HTTP Server資源をリストアしま す。(注意参照)

ihsrestore -d /backup -t all

注意

ihsrestoreコマンドの-t allオプションは、環境定義ファイルの他に、パスワードファイルおよび公開用ルートディレクトリ(環 境定義ファイル(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリ)を対象とする場合に指定します。なお、

ihsrestoreコマンドの-t allオプションを指定する場合は、ihsbackupコマンドにおいても-t allオプションを指定しておく必要 があります。

注意事項

・ リストア先にファイルが存在した場合は、ファイルを上書きします。

・ リストアを行うシステムは、バックアップを行ったシステムと同じディスク構成である必要があります。

・ コンテンツ(DocumentRootディレクティブで指定したディレクトリ配下以外)、および環境設定時に使用したファイル

(httpd.confとパスワードファイル以外)をバックアップした場合、別途それらの資源をリストアしてください。

・ Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境のSSLを使用している場合は、バックアップしたInterstage

証明書環境資源をリストアする必要があります。「3.5.14 Interstage証明書環境資源のリストア」を参照してInterstage証 明書環境資源をリストアしてください。

SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、バックアップした以下の資源を、環境定 義ファイル(httpd.conf)の該当ディレクティブで指定されているパスにリストアしてください。

- スロット情報ディレクトリ(SSLSlotDirディレクティブで指定したディレクトリ)

- 運用管理ディレクトリ(SSLEnvDirディレクティブで指定したディレクトリ)

- ユーザPIN管理ファイル(SSLUserPINFileディレクティブで指定したファイル)

・ V9以降のバックアップの対象資源(Apache HTTP Server 2.0ベース)をリストアする場合は、リストア先のサーバタイプ

種別に応じて以下のいずれかの状態で実行してください。

- スタンドアロンサーバの場合

- バックアップした運用環境と、Webサーバの数およびWebサーバ名がすべて一致する状態 - すべてのWebサーバを削除した状態

- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態、かつWebサーバ「FJapache」にInterstageシングル・サイン

オンの業務サーバ、認証サーバ、およびリポジトリサーバの環境が構築されていない状態

- 管理サーバの場合

- バックアップした運用環境と、Webサーバの数およびWebサーバ名がすべて一致する状態 - すべてのWebサーバを削除した状態

- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態

- 管理対象サーバの場合

- Webサーバ「FJapache」が1つだけ存在する状態、かつバックアップした運用環境に、Webサーバ「FJapache」

が1つだけ存在する状態

・ V8/V7のバックアップの対象資源(Apache HTTP Server 1.3ベース)をリストアする場合、Webサーバ名は「FJapache」

となります。したがって、Webサーバ「FJapache」が存在しない場合は作成し、すでにWebサーバ「FJapache」が存在 する場合は設定が置き換えられます。

・ V6以前のバックアップの対象資源(Apache HTTP Server 1.3ベース)は、ihsrestoreコマンドでリストアすることはできま せん。V6以前のバックアップの対象資源をリストアする場合は、「移行ガイド」の「Interstage HTTP Server(Apache HTTP Server 2.0ベース)への移行」-「8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)からの移行」を参 照してください。

3.5.12 IJServerクラスタ資源のリストア

IJServerクラスタ資源のリストアは、以下の手順で行います。

1. リストアコマンドの実行 リストアコマンド

IJServerクラスタ資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\F3FMisjee\bin\ijrestore.bat

/opt/FJSVisjee/bin/ijrestore

リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

ijrestoreコマンドを実行して、IJServerクラスタ資源をリストアします。

C:\Interstage\F3FMisjee\bin\ijrestore.bat -d X:\Backup

バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

ijrestoreコマンドを実行して、IJServerクラスタ資源をリストアします。

/opt/FJSVisjee/bin/ijrestore -d /backup

注意

- IJServerクラスタ資源のリストアを行う前に、isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービス

の資産をリストアしてください。

- リストア・移入先にIJServerクラスタの資源が存在する場合は、削除した後にリストア・移入します。そのた め、バックアップ対象外のログファイルなどはリストア・移入を行うと削除されます。

- ijrestoreコマンドでJava EEの資源をリストアするには、バックアップ時のマシンの状態とリストア時のマシン

の状態が以下の条件を満たしている必要があります。

-同一マシン/システムであること。

-ホスト名、IPアドレスなどのシステム設定を変更していないこと。

-バックアップ資産とリストア先の環境でJDKバージョンが同一であること。

ただし、本バージョンで提供されていないJDKで動作していたIJServerクラスタ資源を移行すると、移行

先のJava EE機能のインストール時またはijinitコマンド実行時に指定されたJDKで、Java EE機能が動

作するようになります。

- [Java EE共通ディレクトリ]配下以外の場所にIJServerクラスタの資源を配置していた場合、ijrestoreコマンド によるリストアの対象となりません。バックアップ時と同じパスに別途リストアしてください。

2. IJServerクラスタ資源のリストア後の作業

IJServerクラスタ資源のリストア後に以下の作業を行ってください。

V9から資源を移行した場合の設定

- Java EE運用環境の設定

V9から資源を移行した場合、Java EE運用環境が管理しているサービス管理ユーザーのパスワードファイ ルの暗号強度の強化を推奨します。設定方法については、「移行ガイド」の「Java EE運用環境の移行」を 参照してください。

- Interstage Java EE DASサービスの設定

V9から資源を移行した場合、Interstage Java EE DASサービスを起動する前にInterstage Java EE 管理コン ソールとInterstage Java EE DASサービスの設定が必要です。

設定方法については、「移行ガイド」の「管理コンソール/DASサービスの移行」を参照してください。

- policyファイルの編集

V9から資源を移行した場合、policyファイルの編集が必要です。編集内容については、「移行ガイド」の

「IJServerクラスタの移行」に記載されている「IJServerクラスタのデフォルトのpolicyファイルの記述の変更に

ついて」を参照してください。編集するpolicyファイルは、次のファイルです。

[Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\config\server.policy

[Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/config/server.policy

また、IJServerクラスタのpolicyファイルをデフォルトのpolicyファイルの内容から変更して使用していた場合 は、以下の手順も実行してください。

1)IJServerクラスタのpolicyファイルを、次のフルパスで使用していた場合、ディレクトリ外に退避します。以

降は退避したファイルに対して、2)、3)の手順を実施してください。

[Java EE共通ディレクトリ]\nodeagents\ijna\[サーバーインスタンス名]\config\server.policy [Java EE共通ディレクトリ]/nodeagents/ijna/[サーバーインスタンス名]/config/server.policy

2)IJServerクラスタのpolicyファイルを編集します。編集内容については、「移行ガイド」の「IJServerクラスタ の移行」に記載されている「IJServerクラスタのデフォルトのpolicyファイルの記述の変更について」を参照 してください

3) 1)でpolicyファイルを退避した場合、Interstage Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドを使用し て、退避したpolicyファイルのフルパスをJVMオプションに設定してください。設定方法については、「Java EE運用ガイド」の「policyファイルの編集」を参照してください。なお、JVMオプションの設定のためにInterstage Java EE DASサービスを起動してください。

リポジトリの同期化処理

Interstage Java EE Node Agentサービス、およびIJServerクラスタは、移入・リストア先でリポジトリの同期化処理 を以下の手順で実施してください。

a. Interstage Java EE DASサービスの起動

Interstage Java EE DASサービスを起動して、中央リポジトリとリポジトリキャッシュの同期化処理を実行可

能にします。

b. Interstage Java EE Node Agentサービスの起動

Interstage Java EE Node Agentサービスを起動して、中央リポジトリとリポジトリキャッシュの同期化処理を します。

c. IJServerクラスタの起動

Interstage Java EE Node AgentサービスでIJServerクラスタの自動起動を設定していない場合、IJServerク ラスタを起動して、中央リポジトリとサーバーインスタンスのリポジトリキャッシュの同期化処理をします。

IJServerクラスタを作成していない場合、この操作は不要です。

注意

Interstage Java EE DASサービスの起動が完了していない状態で、Interstage Java EE Node Agentサービスお よびIJServerクラスタを起動した場合、リポジトリの同期化処理は行われないため、以下のメッセージがサーバー ログに出力され、起動に失敗します。

Interstage Java EE Node Agentサービスのサーバーログ ISJEE_SYNC001

ISJEE_SYNC029

IJServerクラスタのサーバーログ ISJEE_OM2501

ISJEE_SERVER1103 ISJEE_CORE5071 ISJEE_SERVER1009 ISJEE_SERVER1010

必ず、Interstage Java EE DASサービスの起動が完了した状態で、Interstage Java EE Node Agentサービスおよ

びIJServerクラスタを起動して、リポジトリの同期化処理を実行してください。

リポジトリの同期化処理の詳細については、「Java EE運用ガイド」-「リポジトリの同期化処理」を参照してくださ い。

永続化ファイルの削除

Session Registry ServerのIJServerクラスタをリストアした場合、かつセッションの永続化を有効としている場合 は、リストア後のSession Registry Serverの起動前に、永続化されているセッションの情報を消去してください。

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