4 オーディオ CD とオーディオファイル
4.4 オーディオ CD のリッピング
Nero Burning ROM を使用して、オーディオ CD のオーディオファイルをハー ドディスクに保存できます。
このとき、ファイルはエンコード(コンピュータで読み取れる形式に変換)されます。
通常、オーディオファイルは圧縮されます。
Nero Burning ROM はタイトル、アーティスト、トラックタイトルなどのメタデー タに関する情報を複数のソースから取得します。
オーディオファイルに書き込まれるメタデータをここで正確に確認できます。
オーディオ CD のメタデータは複数のソースから入手します。オーディオ CD の CD Text、Gracenote Media Database、ローカルデータベースです。
▲ Gracenote Media Database は多数のオーディオ CD に関するメタデー タを保持しています。 Gracenote MusicID に基づいて Nero Burning ROM がオーディオ CD を識別し、Gracenote Media Database からメタデー タを入手できます。
▲ 多くのオーディオ CD には、CD のタイトル、オーディオファイル名、
アーティスト名などのメタデータを含む CD Text が記録されています。
▲ ローカルデータベースは PC に保存され、Gracenote を使って取り込みまたは コピーした各オーディオ CD の情報が含まれています。
ローカルデータベースは、タイトルまたはアーティストを変更してもその変更を Gracenote に送信したくない場合に便利です
(たとえばタイトルの変更が自分だけに意味を成すような場合)。
音楽認識テクノロジーおよび関連データは Gracenote® によって提供されます。
Gracenote は、音楽認識技術と関連情報配信の業界標準です。詳細については、
www.gracenote.com をご覧ください。
コピー保護されたオーディオ CD のファイルは保存できません。
オーディオファイルを保存するには、次の手順を実行します。
1.
[エクストラ] > [オーディオトラックを保存] メニューをクリックします。➟ [オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウが開きます。
2.
オーディオ CD をドライブに挿入します。➟ ディスクを解析しています。 Gracenote、CD Text、ローカルデータベー
スからメタデータ情報を取得し、もし該当するものがあれば表示の対象になります。
[オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウ
3.
[CD]ドロップダウンメニューからオーディオ CD のメタデータ情報を選択します。4.
ハードディスクに保存するトラックを選択します。5.
[出力]タブをクリックします。➟ [出力]タブが開きます。
6.
[ファイルフォーマット]ドロップダウンメニューで、対象ファイルのオー ディオ形式を選択します。7.
[ファイル名作成モード]ドロップダウンメニューで、ファイル名の作成方法を選択します。
8.
希望に応じて他の設定を定義します。9.
[コピー]ボタンをクリックします。➟ 変換が開始されます。
アルバム名の付いたフォルダが指定したフォルダ内に作成されます。
オーディオファイルがこのフォルダに保存され、選択した作成方法に従がって名前が付 けられます。
➡
以上で、オーディオファイルの保存は完了です。4.4.1 [オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウ
[オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウで、ハードディスクに保存する オーディオファイルの設定を定義します。 このウィンドウを開くには、[エクストラ] >
[オーディオトラックを保存]メニューをクリックします。
次の設定オプションが使用できます。
タブ
入力元 オーディオファイルのソースの設定を指定します。
タブ
出力 出力ファイルの設定を行います。
ボタン
コピー コピー処理または保存処理を開始します。
4.4.1.1 [ソース]タブ
[ソース]タブには、オーディオ CD に収録されたオーディオファイルが表示されます。
各コントロールボタンの機能は、一般的な CD プレーヤーのボタンと同じです。
オーディオトラックをハードディスクに保存 - ソース
次の設定オプションが使用できます。
ドロップダウンメニ ュー
読み込み元ドライブ
オーディオ CD を挿入したドライブを選択します。
ドロップダウンメニ ュー
CD
どのソースからメタデータが使用されるかを選択します:
Gracenote Media Database CD TEXT
ローカルデータベース(それまでにオーディオ CD の取り込みまたはコピーをしたことがある場合のみ)
タイトル選択リスト オーディオ CD に収録されたトラックを表示します。
コピーするトラックを個別に選択するには、各トラックのチェック
ボックスをオンにします。
ボタン 更新
利用可能なすべての情報を再度取得します。 Nero Burning ROM が Gracenote Media Database へ新規の問合せを送信し、
データベース内に一致する項目が存在する場合は、オーディオ CD のメタデータ(アーティスト名、タイトル名、ジャンルなど)を読 み込むことができます。 また、CD Text およびローカルデータベー スの情報ももしあれば、取得します。
入力フィールド アルバム/アーティス
ト/年
アルバム、アルバムアーティスト、および年に関するメタデータを 表示または指定します。
選択リスト
ジャンル ジャンルの表示または指定を行います。
ボタン カバー
ハードディスクにあるカバーを読み込みます。
チェックボックス 入力したメタデータ を匿名で Gracenote
に送信
オーディオ CD のメタデータを変更した場合または新たに入力し た場合は、Gracenote に送信され Gracenote Media Database に追加されます。
この情報はローカルデータベースにも保存されます。
ローカルデータベースは、メタデータを変更したが、その変更を Gracenote に送信したくない場合に特に便利です
(たとえばその変更が自分だけに意味を成すような場合、または一 時的にインターネット接続がない場合)。
4.4.1.2 [出力]タブ
[出力]タブでは、作成するオーディオファイルのプロパティを定義できます。
[オーディオ CD をハードディスクへコピー]-[出力]
次の設定オプションが使用できます。
入力ウィンドウ
出力ディレクトリ 出力ファイルの保存先を選択します。
ボタン
参照 参照ウィンドウを開き、保存先を選択します。
ドロップダウンメニ ュー
ファイル名作成モー ド
出力ファイルの名前の作成方法を選択します。
チェックボックス 保存されたオーディ オトラックのプレイ
保存したオーディオファイルのプレイリストを作成します。
プレイリストとは、リッピングしたオーディオファイルを、正しい メタデータが登録された状態で正しい順序に表示したリストです。
リストを自動的に生 成する
プレイリストを選択するだけで、リスト内のすべてのオーディオフ ァイルがオーディオ編集や再生アプリケーションに追加されるため
、プレイリストは非常に便利なツールです。
ドロップダウンメニ ュー
プレイリスト形式
プレイリストの形式を選択します。
ドロップダウンメニ ュー
ファイルフォーマッ ト
選択したオーディオファイルの、出力オーディオファイル形式を選 択します。
選択したファイル形式は次回以降の初期設定となります。 Nero AAC オーディオ、MP3 オーディオ、WAVE、AIFF、FLAC、Ogg Vorbis から選択できます。
ドロップダウンメニ ュー
品質
選択したオーディオファイル形式のビットレートを選択します。
ビットレートが低いと、転送されるデータ量が少なくなります。
そのため、ファイルは小さくなりますが、品質は低くなります。
ビットレートが高いと、転送されるデータ量が多くなります。
そのため、ファイルサイズは大きくなりますが、品質は高くなりま す。 MP3 の標準値は CD の品質に相当する 128 です。 MP3 オーディオファイル形式の場合、MP3 ファイルを作成するか、mp3 PRO ファイルを作成するかを選択することもできます。
このボタンは、[Nero AAC オーディオ]ファイル形式または
[MP3 オーディオ]ファイル形式が選択されている場合のみ使用 できます。
チェックボックス 強制iPod互換
Nero AAC オーディオを iPod で使用できるようにします。
このボタンは、出力オーディオ形式として[Nero AAC オーディオ]形式が選択されている場合のみ使用できます。
チェックボックス ID3v2 非同期無効
デコード処理中の ID3v2 非同期を無効にします。
ID3v2 非同期は、MP3 デコード処理の一部です。これによって、
ID3v2 をサポートしていない古いソフトウェアやハードウェアでも MP3 ファイルを再生できる可能性が高くなります。ただし、ID3v2 をサポートするデバイスの中には、ID3v2
非同期をサポートしていないものもあります。非同期 ID3v2 で MP3 ファイルを再生する場合、そのようなデバイスでは、イメージやテ キストのタグがうまく表示されないことがあります。このような問 題が発生した場合は、このチェックボックスをオフにしてください