• 検索結果がありません。

41

42

● ワイエルグループ

REDDプラスREDDプラス事業の開発及び総括を行う。事業計画、方法論開発、

セーフガード検討、PDD作成、資金運営、事業関係者全体との調整を行う。PT. Tiara

Asia Permaiと協働契約を締結し、REDDプラス事業の開発者及び共同実施者とな

る。

ワイエルグループは、インドネシア現地法人PT. Yamamoto Asriを持ち、PT.

Yamamoto Asriは日本のワイエルグループとPT. Tiara Asia Permaiとの関係構

築・協力関係のサポートを行う。

● PT.Tiara Asia Permai

インドネシア国籍の企業(BUMS)で、インドネシア人が代表を務める 100% インドネシア資本の企業である。ワイ・エルビルディング株式会社開発部部長兼

PT. Yamamoto Asri 代表取締役が取締役に就任し、ワイエルグループと共同で

REDDプラス事業実施を前提としてIUPJL-HLの事業許可を取得。現地活動の指 揮統括、技術移転、人材育成、作業実施体制の構築、作業グループの組織化、現地 コミュニティとの調整やセーフガードの実施、各関連省庁などへの報告、普及・啓 蒙活動などを実施する。

2014年に、スンガイ・バタン村に現場事務所(ベースキャンプの様な施設)を 建設し、スンガイ・バタン村から 2 名、スンガイ・スギハン村から 2 名、合計 4 名の事業スタッフを雇用し、常駐させている。現地事務所に関する活動詳細は、後 の「9 パイロットプロジェクト稼働」の項目で後述する。

● スンガイ・バタン村コミュニティ

スンガイ・バタン村の中でクロンポック(作業グループ)を結成している。村 長をクロンポックリーダーとし、約80名で構成されている。現地での作業では、

クロンポックを中心とした住民が作業を担う為、村内での説明会・セミナー・技術 移転・人材育成などを実施していく。クロンポックメンバーにまず技術移転し、現 地作業の中核を担う人材を育成する。その後にクロンポックメンバーから住民への 技術移転等を実施していく。保護林内の作業活動は重労働な作業は多くなる為、現 地作業は男性が中心となるが、現地データの集計や報告書作成など、村内で行える 事務的な作業には女性の参画を促し、男女の適切な作業分担により、ジェンダーに よる区別なくREDDプラス活動に参加できる環境を準備する。

スンガイ・バタン村への作業活動は、スンガイ・バタン村にある協同組合

(Koperasi)を通して作業活動実施の発注、支払いを行う。

43

● スンガイ・スギハン村コミュニティ

スンガイ・バタン村同様にクロンポックの組織化や活動実施体制の構築を行う。

スンガイ・スギハン村はOKI県とBanyuasin県の境界線の河川上に位置しており、

所属はBanyuasin 県となっているが、スンガイ・バタン村周辺に他に村がなく、

スンガイ・バタン村のみで 23,500ha のREDD プラス事業を行う事は作業人数的 に困難なことから、県は異なるが、事業対象地に隣接し、スンガイ・バタン村から 一番近いスンガイ・スギハン村コミュニティにも、本事業に参加して頂く。

また、スンガイ・スギハン村は、ワイエルグループの現地法人 PT. Yamamoto Aseiが2007年から実施ている干潟でのマングローブの新規植林事業において、植 林作業を担っており、関係構築は出来上がっていることから、REDD プラス事業 に関しても理解があり、事業参加に適していると判断した。また、スンガイ・スギ ハン村との活動調整は、PT. Yamamoto Asriが植林事業を行っていた時と同様に、

CV. Dua Putriが行う。

● 林業省森林保護自然保全総局

(Direktorat Perlindungan Hutan dan Konservasi Alam)

森林保護自然保全総局は、保護林や保全エリアの管理やそれにかかわる方針の 策定や実装を職務とする機関である。今回取得した事業許可は、保護林における環 境サービス利用許可であるため、保護林内の規定やルールに則って実施する必要が ある。インドネシア林業省で保護林を管轄する部署は、森林保護自然保全総局であ り、保護林内の事業については、森林保護自然保全総局と協議・調整、また事業の 報告をする義務がある。森林保護自然保全総局の保全区保護林環境サービス利用局 局長の話では、現在保護林内におけるREDD プラス事業に関するルールはまだ多 くなく、これから策定を進めていくところである。その為、本事業を展開していく 中で、現段階では直接、保全区保護林環境サービス利用局局長に禁止事項の確認や 技術的な相談を行っている。

2014年にインドネシア共和国の大統領が交代し、林業省と生活環境省が合併さ れ環境林業省となった。現在環境林業省内の総局の改変が実施されており、森林保 護自然保全総局が他の総局に変る可能性もある。その場合は森林保護自然保全総局 に代わる保護林を担当する部署と調整を進めていく予定である。

● OKI県行政

本 REDD プ ラ ス 事 業 の 事 業 許 可 で あ る Izin Usaha Pemanfaatan Jasa

Lingkungan di Hutan Lindung(IUPJL-HL)は、インドネシア法規に則り、OKI

県県知事より発行されている。事業許可取得後には、10 年間の事業計画書を作成 し、OKI県林業局長からの内容確認と同意を得て、OKI県県知事に提出している。

44

また、毎年、事業年次開始時には年次実施計画書を、年次終了時には年次報告書を 提出している。同時に、この10年間の事業計画書、年次実施計画書及び年次報告 書は、森林保護自然保全総局局長、南スマトラ州林業局局長、パレンバン自然資源 保全事務所所長、メダン第2地区マングローブ林管理事務所所長、パレンバン第2 地区森林エリア安定化事務所所長にあてて、複写を提出している。

● OKI県林業局

OKI県林業局とは、本REDDプラス事業において協力関係を構築しており、現 地調査などでも共同で行っている。また、年次実施計画書及び年次報告書の作成の 助言なども行ってくれている。

● 南スマトラ州林業局

年次実施計画書及び年次報告書により本事業を報告している。REDD プラスや 森林関係のCSR 関連の会合やセミナーへの招待や、定期的に情報交換を行うなど 協力関係を構築している。

● パレンバン自然資源保全事務所

(Balai Konservasi Sumber Daya Alam Palembang)

年次実施計画書及び年次報告書により本事業を報告している。保護林内の生物 や絶滅危惧種について、パレンバン自然資源保全事務所と調整・協議しながら進め ていく必要がある。

● メダン第2地区マングローブ林管理事務所

(Balai Pengelolaan Hutan Mangrove Wilayah II Medan)

年次実施計画書及び年次報告書により本事業を報告している。本事業対象地は、

マングローブを多く生殖するエリアであり、マングローブの植林も実施していくこ とから、定期的にメダン第2地区マングローブ林管理事務所に経過を報告する必要 がある。

● パレンバン第2地区森林エリア安定化事務所

(Balai Pemantapan Kawasan Hutan Wilayah II Palembang)

年次実施計画書及び年次報告書により本事業を報告している。本事業対象地は、

森林エリアであるため、定期的にパレンバン第2地区森林エリア安定化事務所に経 過を報告する必要がある。

45