4. 部品オブジェクトの使用方法
4.5 イベント送信とイベント受信
4.5.1 イベント送信の設定をする
ジョブネットワークの中から別のジョブネットワークへイベントを送信する単位です。イベント送信部 品を使用することにより異なるジョブネットワーク間で待ち合わせを行えるようになります。
まず、イベント送信を配置します。
① イベント送信部品オブジェクトを配置します。
② [イベント送信名の設定]ダイアログが表示されますので、イベント送信名を設定します。
イベント送信部品名は次の文字数を満たす必要があります。
84[Byte]>(ジョブネットワーク階層名[Byte]+部品名[Byte])
図 4-51 [イベント送信名の設定]ダイアログ画面例
③ 設定後、[OK]ボタンをクリックすると、イベント送信部品オブジェクトが追加されたジョブネッ トワークが表示されます。
次にイベント送信の設定を行います。
④ イベント送信アイコンをダブルクリックするか、右クリックしたときのポップアップメニューから
[設定]を選択します。
⑤ [イベント送信の設定]ダイアログが表示されます。
⑥ イベント送信の設定を行います。
図 4-52 イベント送信の設定画面例
設定後、[OK]ボタンをクリックします。
[イベント送信の設定]ダイアログの設定項目は次のとおりです。
送信先ホスト名(必須項目)
イベント送信先のホスト名を入力します。ホスト名はネットワーク上で認識されている正式ホスト 名を使用するようにしてください。
エイリアス名では正しく動作しません。
イベントID(必須項目)
任意の送信するイベントの識別子(ID)を入力します。英数字、日本語、全角カナ文字(混在可能)、
100バイト以内で指定してください。
イベント送信先のイベント受信オブジェクトの設定においては、送信元ホスト名とここで指定した イベントIDを入力します。
受信側のイベントID、送信元ホスト名が、送信されてきたイベントID、ホスト名と一致した場合、
イベントが受信されます。
メッセージ
送信先に送るメッセージを入力します。英数字、日本語、全角カナ文字(混在可能)、40 バイト 以内で指定してください。
イベント送信範囲指定
イベント送信を行う範囲を指定します。
[単一]
同じイベントIDのイベントを待っている受信部品が複数ある場合に、最初に待ち状態となった部品 だけにイベントを通知します。
[すべて]
同じイベントIDで、イベント待ち状態となっている部品すべてにイベントを通知します。
受信確認
送信先が受信するまでの待ち合わせ確認を設定します。
[確認の有無]
「On」の場合、送信先でイベント受信が行われるまで待ち合わせを行います。指定した期間中に 受信されない場合、タイムアウトしエラー終了状態になります。
「Off」の場合、送信先でのイベント受信の有無にかかわらず、待ち合わせを行いません。
[タイムアウト([+]HH:MM)]
上記の受信の待ち合わせタイムアウト時間を次から指定します。
絶対時刻 00:00~23:59 相対時間 +00:00~+99:59
設定なし(空白)の場合、無限に待ち合わせます。
イベントの有効期間
送信元では待ち合わせはしないが、送信先が起動するまで待ち合わせをする場合に設定します。送 信先で該当のイベント受信部品が起動していない場合、指定時間までイベントの保持を行います。
指定時間内に該当イベント受信部品が起動された場合、その時点でイベントの保持を終了します。
[期間の設定]
「On」の場合、イベントは送信先が起動するまで待ち合わせをします。
「Off」の場合送信先が起動するまで待ち合わせをせず、送信先でイベントの保持を行いません。
[タイムアウト([+]HH:MM)]
受信の待ち合わせタイムアウト時間を次から指定します。
絶対時刻 00:00~23:59 相対時間 +00:00~+99:59
受信確認とイベント有効期間のタイムアウトで指定する相対時間は、通常最上位のジョブネット ワークの開始時刻を基準とします。しかし、オプションを指定することにより、当該部品の開始時 刻を基準にすることや、タイムアウトした場合のトラッカアイコンの状態の表示や終了コードを設 定することもできます。詳細については、「JobCenter 環境構築ガイド 5.2 デーモン設定ファイ ルの使用可能パラメータ」を参照してください.
実行終了時の条件分岐
イベント送信部品の後続で、条件分岐により処理を変えることが可能です。
・ 送信先ホストがネットワーク上に見つからない
・ タイムアウト時間を経過したが受信されなかった
などのエラーで終了した場合、条件分岐のotherに分岐します。