タ イ に 於 け る倫 理 的 価 値 観
蔵 谷 哲 也
1 . は じめ に
本稿 では、 タイにおける価値観 とライフスタイル に関 してのア ンケ‑ ト調査 ( 19 89 年実施 :観測値2 0 00) か ら倫理的価値観 についての集計結果 を提示す る。 ( 1 )
取 り上 げ られ る倫理的価値観 は、
1 )ほ とん どの人々は正直で信頼出来 る。
2 )結果が手段 を正 当化す る。
3 )孝心 は社会 にまだ非常に多 く残 っている。
4 )権力当局を尊敬す ることは重要である。
5 )年長者のア ドバ イスに耳 を傾 ける。
6 )婚前交渉は悪い事である。
ここでの 目的は標本全体の賛否の割合 を提示す るのみな らず、標本 をクロス 集計 し、各カテゴ1 )‑毎の賛否 に注 目す ることである。 これによってその小区 分 された中に於 いて も、賛否の傾向は同 じであるか否か を検言 寸出来 る。仮 に幾 つかの階層でクロス集計 して も賛否の傾向が同 じであれば、検討 され る価値観 は標本全体 に於 いては普遍的であ ると言えよう。
又、比較の観点を与 える意味で聖書の教 える考 えと比較検討 してみる。 タイ 国の宗教 は国民の内、9 5%が仏教徒 であるか ら、 ( 2) キ リス ト教 とは異なった倫 理観 を持つ事が期待 され る。
手法 としてはクロス集計表 を作成 し、その行 と列 に於 ける連 関を 5%の有意 水準でカイ二乗検定によってその有無 を検討 してい く。換言す ると、 帰無仮説 :
「 行変数 と列変数の間に連関は無 い」 を検定す る。行はア ンケー トの賛成 また
は反対 とい う水準 を表 わ し、列 は階層変数の各カテ ゴ リー を示す。階層変数 に は年齢、教育、勤め先、性 、民族、親の宗教、 自己の宗教、住居、小遣 い、仕 事、配偶 関係、月当 り所得が用い られ る。 ( 3)
カイ二乗検定 によって、有意 と見なされ る連 関が多 く兄いだ された場合、価 値観の分布 に影響 を与 える何かが存在す る事が示唆 され る。反対 に統計的に有 意 な結果がほ とん ど無か った場合 は、高 い割合 をもつ 価値観 は、本標本調査 に 関 しては、一般的な傾向 を示す ものであると結論付 け られ る。
標本全体 の回答結果 は表 1 に示 され る。 この標本調査の結果のみか ら、全 く 表 1
タイ に於 け る倫 理 的価 値 (単 位 : %) 賛 成 反 対
・ 1 )ほ とん ど人 々は 正 直 で信 頼 出 来 る. 29. 96 70. 04 2) 結 果 が 手 段 を正 当化 す る. 89. 54 10. 46 3) 孝 心 は 社 会 に まだ非 常 に多 く残 って い る. 83. 34 16. 66 4) 権 力 当. 局 を尊 敬 す る事 は重 要 で あ る. 1 3. 05 86. 95 5) 年 長 者 の ア ドバ イ ス t 羊耳 を傾 け る. 78. 74 21. 26
単純 に一般化 して言 うと、 タイの人々はあま り正直ではな く、 目的の為 には手 段 を選 ばず、権 力当局には敬意 を払わない。 しか し、孝行の心 は有 り、年長者 の話 を聞 く。そ して婚前交渉 につ いては反対 と賛成の割合 はほぼ同 じであると 言 える。
2 .クロス集計の結果
以下、それぞれの価値観 を 1 つずつ検討 してい く。
1) 「ほ とん どの人 々は正直で信頼出来 る. J
岩城雄次郎氏の タイに比較 的長 く住んでいる日本人 1 0 0 人の タイ人像 に開
′す る調査 によると、 タイ人の欠点についてのア ンケー ト結果 を、回答者数の多 い項 目か ら並べ ると、最初 に来 るのは 「 無責任 である」の項 目で35 人である。 ( 4 ) 本稿の調査結果 と比較 してみ ると 、 29. 9 6%が人々は正 直であ り、信頼出来 ると 考 えてお り、岩城氏の結果 と、定性 的には同 じであ るといえる。
一方、これ とは対月 耶勺に聖書の考 えで蔵言 2 章 21、 22 節では 「 正直な人は地
‑
58‑
に住みつ き、潔 白な人は地 に生 き残 る。 しか し、悪者 どもは地か ら絶や され、
裏切 り者は地か ら根 こぎにされ るo Jと述べ られている。
年齢 ( 5) ( 図 1)
5 つ に年齢 を区分 し、 クロス集計表 を作成す る。その中で最 も賛成の割合が 高いのは36‑40 歳層で3 2. 23%あ り、その割合が最小なのは3ト 35 歳層の23・ 9%
である。そのクロス集計表か ら、各年齢層の賛否の割合 を示 した ものが図 1 で 図 1
1 2 0 1 0 0
80
% 6 0
40 2 0 0
ロ 賛 成 雷 反 対
15̲20 21̲25 26̲30 31̲35 36̲40 &
あ り 、1 5‑35 歳 までは、年齢の増加 とともに賛成の割合が増 している事が読み 取れ る。 ここで、 クロス集計表の行 ( 賛否の水準) と列 ( 年齢層)の間に何等 かの連関があるか否かをカイ二乗検定す ると 、9. 25 2 で有意確率は0. 05 5 である か ら、本データに基づ いては賛否 と年齢層には連 関は無い と考 えられ る。
教育 ( 図 2)
0 0 hU 0 0 0 nU nU O (U nU O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% 口 賛 成 ■ 反 対
和等 中等 高 等 大 学 大卒 大学院
賛成の最大 は大学院層で4 1 . 03%、最低 は大学層で2 4. 3 4%。カイ二乗検定 を
す るとその値 は1 6. 72 7 で有意確率0. 0 05 であるか ら、 教育 と賛否の間には連関が
あると言える。
勤め先 ( 図 3)
一U Q 0 0 0 0 O 一U IU nU IU 一U 9 8 7 6 5 4 3 2 ・II J⁚mL
% 口 賛 成 } 反 対
多血湾 企 米 政 府 閑 適 タイ企 業 自営 非 営 利 匠 仕 そ の他 ♯ いて い な い
賛成の最大 は非営利団体で 45. 2 4%、最 小は自営業で21. 6 3%。カイ二乗検定 値 は27・ 1 7 2で、有意確率 は 0 に近 いか ら、連関があ ると考えられ る。
性 ( 図 4)
タイ社会 における男女の差 とは赤木氏 によると 「 衣 ・ 食 ・ 住の生活 を支 える日 常の生産的活動 を分担す るのが女性で、儀礼 に代表 される消費的 ・非 日的活動
0 hU 0 0 0 0 0 0 0 0 0 O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ■l
%
女
□ 賛 成
■ 反 対
を分担す るのが男性であるとしている。 ( 6)
賛成の割合は男が35. 7 7%、女が2 4. 2 5%。カイ二乗検定 を行なうと 、31. 59 8 で有意確率が 0に近 い。 この結果か ら、 「 正直で信頼出来 る」 と考えるのは、
l l . 52 パーセ ンテー ジ・ポイン トだけ男性の割合が女性 より高い と言える。
‑60‑
民族 ( 図 5)
帆
1 00 80 60
4 0
20 0
□ ■ 賛 反 成 対
中国系 タイ系 そ の他
賛成の最大 はタイ系の30. 81%、 最小 はその他の20%。度数が 5よ り少ないセ ルの割合が3 3%あるが、 ここでカイ二乗検定 を行な うと、その値 は3. 3 45( 有意 確率0. 1 6 6 :以下で も括弧内に有意確率 を示す)であった。 さらに、 この度数不 足 を解消す るためにその他 ( 度数合計 5 ) を計算か ら落 として、値 を求め ると、
3. 3 45( 0. 067) であ り、民族 と賛否の水準の間には連関が無 い事が示 された。従 って、民族間ではこの価値観 に対す る賛否の分布 は統計的には違 いが無 い と考 え られ る。 ( 6 )
宗 教 ( 7 )
親の宗教 ( 図 6 )が子供の価値観 に影響 を与 える事は直感的には諾 けること
0 0 lU (U O O O O n U O 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 t 反 対
仏致 イスラム ヒンズー キ リス ト 自由論者 そ の他
敬 敬 敦
である。賛成の最大 はその他の5 0%、最小は 自由論者、 ヒンズー教で 0%。た だ し、 この標本調査の中ではこれ らの度数は相対的に小さ く、 ヒンズー教 は 1 、
自由論者 は 2 、その他は 6しかない。
カイ二乗検定 を行なうと 、7. 2 89( 0. 2) であ り、度数不足 を修正す るために と
ンズー教、 自由論者、その他 を落 としてみ ると 、4. 8 6 1( 0. 0 8 8 ) であるか ら、親 の宗教 と賛否の間には有意な連関が見 られなかった。
次 に自己の宗教 ( 図 7 )について見 ると、 賛成の最大 はキ リス ト教で 4 0. 3 5% 、 ( 5)
最小はその他の 0% ( ただ し、その他の度数は 2 ) 。ここでのクロス集計表の中
0 0 0 0 nU 0 0 0 0 0 0 IU 9 8 7‑ 6 LL) 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
仏致 イスラム教 キ リス ト散 自由論者 その他
の 4 つのセルの度数がそれぞれ 5 以下で しかないが、セイ二乗検定 を行なうと、
4. 3 4 8( 0. 1 6 2 ) 。そこで、 自由論者 ( 度数 1 3 ) とその他 ( 度数 2 ) を落 として、
検定 を行なうと 、4. 3 4 8( 0. 1 1 4) であ り、宗教 との連関 も統計的に見て無 い と考 え られ る。
住居 ( 図 8)
00000(UO OO O O nU9876lb4 32 1 1
%
●‑ ー t./ ア ド ア ン ニ ム コ 三
住 合 宅 集
臨 の
哩 零 /
め 型 零 大
一 億零 寮 その他
口 賛 成
『 . 反 対
賛成の最大 は寮で 41. 3 8% 、最小 は商業用建物で 2 5. 81 % 。カイ二乗検定値 は 1 5. 8 9 6 ( 0. 0 4 4) であ り、 住居 と賛否の間には連関があると考えられ る。
小遣 い ( 図 9)
‑6 2 ‑
図 9
帆 1 00
80 60 40 20 0
□ 賛 成 雷 反 対
<1 0 001 0 00 ‑2 0 01 130 01 ‑40 01 ‑50 01 ‑60 01 ‑>7 0 00 速用 無 し 20 00 30 0 0 40 0 0 50 00 6 0 00 70 0 0 され
ず
賛成の最大 は 6001‑7000 バーツ層で 35. 59% 、最小 は無 しの層で 26. 76% 。カ イ二乗値 は 9. 354 ( 0. 405) で、連関は無 い と考 え られる。
仕事 ( 図 10)
帆
1 00 80 60 40 20 0
口 賛 成
■ 反 対
専業主婦 全 日制学生 失業者 抽雇用者
賛成の最大 は全 日制学生で 35. 1 7% 、最小は失業者層で 22. 73% 。カイ二乗値 は 13. 508( 0. 004) であるか ら、連 関があると考 えられ る。
配偶関係 ( 図1 1 )
0 0 0 0 0 0 0 0 0 nU 0 nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ‑r1
%
既婚子 供無 し 既 婚子供有 り 離婚
ロ 賛 成
■ 反 対
人々の生活 に於 ける価値観 を左右す る ものは回答者の現在の配偶 関係 がその 一つであろ う。
賛成の最大 は独身層で3 0. 8%、最小は離婚者層で1 7. 39%。カ イ二 乗値 は、
3. 321( 0. 3 45) 。連 関は無 い と考 え られ る。
月当 り所得 ( 図 1 2)
0 0000000 0 0 0 0 98765432 ー LJi ̲
%
<$000 $000 ・ 10001 ‑ 200011 30001 ・ 40001
・>SOOOO 不 明 10000 20000 30000 40000 50000
無 し
□ 賛 成 1 反 対
賛成の最大 は3 0001‑40 00 0 バーツ層で5 8. 82%、 最小 は40 001‑5 0 00 0 バー ツ層 と 5 0 000 バーツを上 回 る層でそれぞれ1 6. 6 7%。 カイ二乗値 は32. 9 86( 0. 00) であ るか ら、連関があると考 え られ る。
2) 「 結果が手段 を正 当化す る
oJ岩城氏 自身の観察 に よるとタイ人の価値観の一つ として 「 短絡至上主義」 を 掲 げている。 それは次の ように表 わ され る。 じっ くりと時 間をかけて粒 々辛苦 の結果、素晴 らしい ものが出来上が るの を待つ よ りは、その過程 を省略 した り、
いっその こと誰か にそれ を代行 させ た りす る方が簡単だ し、得策である。 ( 8)
一方、蔵言1 3 章 1 1 節では 「 急 に得た財産 は減 るが、働 いて集め る者 は、それ を増す。」 とあ り、手段 自体 も正 当であ るように示唆 している。
年齢 ( 図1 3 )
賛成の最大 は3 6‑40 歳層で93. 6 7%、最 小は21‑25 歳層の86. 1 3%。 カイ二乗 検定 をす ると 1 2. 22 3( 0. 01 6) であ り、 年齢 と賛否の間に連 関が ある事が示唆 され
る。
‑6 4‑
0 0 0 0 0 nU 0 0 0 O nU IU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 %
15‑20 21‑25 26‑30 37‑35 36‑40
□ 賛 成
■ 反 対
教育
図1 4 を見 ると、賛成の割合 は教育水準が上 が るにつれて少 しずつであるが、
高 くなっていることが分か る。賛成の最大 は初等教育層で 92. 68% 、 最小は大学 図 1 4
0 0 0 0 0 0 0 0 ∧U 0 0 ∧U 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
初等 中等 高等 大学 大卒 大学院
院 層で 88. 89% 。カイ二乗検定 をす ると 3. 774( 0. 582) であるか ら、教育 と賛否の 間には連 関は無 い と言える。
勤め先 ( 図 15)
0 0 0 0 0 0 (U 0 0 0 0 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1」i %
多E) 籍企 米 政 府 関 連 タイ企 兼 自営 非 営 利 団 体 その他 幼 いて いな い
□ } 賛 反 成 対
賛成の最大 は非営利団体層で9 2. 86%、最小はその他の86. 3 6%、カイ二乗検 定の値 は5. 1 3 5( 0. 5 27) であるか ら連関は無 い と考え られ る。
性 ( 図 1 6 )
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 8 7 6 LD 4 3 2 1 1
%
負
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の割合は男が9 0. 7 8%、女が8 8. 32%。カイ二乗検定 を行なうと 3. 22 9( 0.
072) であ り、男女間では価値観 は同 じで あると考え られ る。
民族 ( 図 1 7 )
帆 1 0 0
8 0 6 0 40 2 0 0
そ の他
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大はタイ系で89. 89%、 最小はその他の 80%。カイ二乗検定 を行なう と 1. 707( 0 . 42 6) 。度数不足 を解消す るためにその他のカテゴ リーを落 として も、
カイ二乗値の有意確率 は 2 6. 9%だった。
宗教
先ず、親の宗教 ( 図1 8)か ら見 ると、賛成の最大 は ヒンズー教、 自由論者、
その他の1 00%で、最 小は仏教の89. 3 4%。カイ二乗値 は3. 31 1( 0. 6 5 2) で、度数 不足 を解消す る為 に上述の操作 を行なったが、有意確率は 5%より大 きいまま であった。次に自己の宗教 ( 図1 9)では、賛成の最大がイスラム教 とその他で 1 0 0%、最小は自由論者で76. 92%。カイ二乗値 は 6. 736( 0. 1 5 1 ) 。 自由論者 とそ
‑6 6‑
の他のカテ ゴ リーを落 として も、 カイ二乗値の有意確率 は 5% より大 きい まま
である。
図 1 8
0 0 0 0 0 0 0 0 0 ∩‑ 0 (U 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% 図 00 抑 80 70 60 50 40 30 20 10 0 1
% Lr lr< 牧 牛 l 淵 # ヒ A lr<h # イ 敬 也
自由輸者 その他
仏教 イスラム教 キ リス ト敬 自由論者 その他
住居 ( 図20 )
O O OIUOO∧uO O O O 0 9 876543 2 1 1 %
ロ 賛 成
■ 反 対
□ 賛 成 } 反 対
□ 賛 成
■ 反 対
大型 の 小型の 商業用 集合住 コ ン ド ア バ ー 僅繋 繋 その他
専 守 建物 宅 ミニ7 ト
ム
賛成の最大 はアパ ー ト層で9 4. 7 4%、 最小 はコン ドミニアムの80%。 カイ二乗
値 は1 0. 71 6( 0. 2 1 8) であ り、住居 と賛否の水準の間には連関は無 い と考 え られ る。
小遣 い ( 図 2 1 )
0 0 0 nU 0 nU O O O nU O 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 Lil
% □ 賛 成 ■ 反 対
く1 0 0 01 0 00 ‑20 01 ‑30 01 ‑40 01 ‑50 01 ‑60 01 ‑>70 00 適用 無 し 2 0 00 30 ロ 0 40 00 50 0 0 60 00 70 00 ざれ
ず
賛成の最大 は 6001‑7000 バーツ層で、最 小は 3001‑4000 バーツ層で 86. 99% 。 カイ二乗値 は 6. 731( 0. 665) であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
仕事 ( 図 2 2 )
賛成の最大 は失業者層で 90. 91% 、最小は全 日制学生層で 87. 78% 。 カイ二乗 値 は 3. 382( 0. 336) であるか ら連 関は無 い と考 え られ る。
図 22
nU .0 nU 0 O ∧U 0 0 nU O (U nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
%
専業主 婦 全 日制学生 失業者 櫨雇用普
配偶 関係 ( 図 23)
0 0 0 0 ︿U nU 0 O ∧U nU (U O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 rL■■L
%
既 婚子 供無 し 既婚子 供有 り 離婚
‑68‑
□ 賛成
■ 反対
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は既婚子供有 りの層で 92. 63% 、最小 は独身層で 88. 1 8% 。 カイ二 乗値 は 8 . 484( 0. 037) であ るか ら、何等かの連 関があ ると見な され る。
月当 り所得
図 24 を見 ると、賛成の割合 は所得の増大 につれて減 って行 く傾向があ る。賛 成の最大 は 5000‑10000 バーツ層で 93. 05% 、最小 は 5000 バ ーツを上 回る層で 75
%。 カイ二乗値 は 1 1. 477( 0. 176) であ るか ら、連 関は無 い と見なされ る。
図 24
nU nU nU nU (U nU nU nU O O (U nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ri
%
<50 00 50 00 ‑ 1 0 001 ‑20 0 Dl l30 001 ‑40 001 ‑> 50 00 不明 無 し 1 0 0 00 20 00 0 30 000 40 0 00 50 00 0 0
□ 賛 成 嘉 反 対
3) 「 孝心 は社会 にまだ非常に多 く残 っているo J
本標本の 80% 以上が この考 えに賛成 しているが、蔵言 23 章 22、25 節 は 「あな た を生んだ父の言 うこ とを聞け。 あなたの年老いた母 をさげすんではな らない。
あなたの父 と母 を喜ばせ、あなたを産んだ母 を楽 しませ よ。」と言 ってお り、定 性的 には同 じ方向にある。
年齢 ( 図 25)
nU 0 0 nU O ハU nU nU (U 0 nU nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
15‑20 21‑25 28‑30 31‑35 36‑40
賛成の最大が 3卜 35 歳層で 85・ 16% 、最小は 36‑40 歳層で 79・ 82% 。 カイ二乗
検定の値 は 4. 6 0 1( 0. 3 3 1 )であるから、年齢 と賛否の間には連関が無い と見なさ れ る。
教育 ( 図 2 6 )
賛成の最大 は大学院で 8 9. 7 4% 、最小は中等教育層で 7 8. 9 5% 。カイ二乗値 は 5. 2 1 3( 0. 3 9 0 ) であるか ら、教育 と賛否の間には連 関がない ようだ。
勤 め先 ( 図 2 7 )
賛成の最大 はその他で 9 0. 9 1 % 、最小は非営利団体で 7 8. 5 7% 。 カイ二乗値 は 図 2 6
%
帆
1 00 80 60 40 20 0
1 0 0 8 0 6 0 4 0 2 0 0
初等 中等 高等 大 学大 卒大 学 院
図 2 7
争屈指企 政府開通 タイ企業 自営 非営利団 その他 働 いて小
葉 体 ない
4. 4 6 8( 0. 6 1 4) であるか ら、連関はないように見える。
性 ( 図 2 8 )
∩V o lU (UO ▲U O (U 0 IU IU I U 9 8 76 5 4 3 2 1 ■ー ■r■
%
女
ー7 0‑
□ 賛 成
■ 反 対
□ 賛 成 } 反 対
□ ̲ 賛成
竃 反対
a O 一U IU nU IU IU 0 0 IU 一U 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
%
その他
□ 賛 成 { 反 対
賛成 は男が 8 5. 0 7% 、女が 8 1. 6 4% 。カイ二乗値 は 4. 2 4 7( 0. 0 3 9 ) であるか ら、
男女ではこの価値観 に対す る賛否の比率が異なってお り、 しか も男の賛成の割 合が高い と言える。
民族 ( 図 2 9 )
賛成の最大はタイ系で 8 4. 0 1 % 、最小は中国系で 7 9. 5 9 % 。カイ二乗値 は 3. 5 6 6 ( 0. 1 6 8 ) である。クロス集計表の度数不足 を解消す るためにその他のカテ ゴリー を落 として、カイ二乗値 を計算 して も、やは り有意確率 は 5% を上 回った。従 って、連 関はない と考え られる。
宗教
先ず親 の宗教 ( 図3 0)か ら見 ると、賛成の最大 はヒンズー 教 と 自由論者で1 0 0%、
最 小 はその他で6 6. 67%。カイ二乗値 は2. 5 59( 0. 76 8) 。 ヒ ンズー 教、 自由論者、
その他 のカテゴ リーを落 として も、有意確率 は 5%を上 回った 。 そこで連 関は
無いと考えられる。 次に 自己の宗教 ( 図31 )では替 成 の 最 大 は イ ス ラ ム 教 の 8 6 . 3 6
図3 0
帆 1 0 0
80
6 0 4 0 2 0
0
仏教 イスラ ム ヒンズー キ リス ト 自由論者 そ の他
敬 致 敬
□ 賛 成
」 反 対
0 (U 0 0 0 0 00 nU O ︿U IU 9 8 7 6 1J) 43 2 1 r■rL
% □ 賛 成 ■ 反 対
仏散 イスラム教 キ リス ト敬 自由論者 その他
%、最小 はその他の 50% 。カイ二乗値 は 2. 972( 0. 562) であ り、 自由論者 とその 他のカテゴ リーを落 として計算 して も、有意確率 は 5% を上 回った。連 関は無 い と考 え られ る。
住居 ( 図 32)
nU O OOOOOOO nU O nV 9 876543 2 1 1
%
■ヽ ー ‑∫ ア ド ア ン ニ ム コ 三
住 合 宅 集
脚 鰯
の 哩 衷 /
の 型 京 大
‑ 借家 寮 その他
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 はアパ ー ト層で 89 . 47% 、 最小はコン ドミニアムで 80% 。 カイ二乗 値 は 6. ll( 0. 635) であ るか ら、連 関は無い と考 え られ る
。小遣 い ( 図 3 3 )
0 ∩U nU O O (U O nU O (U nU (U 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1 %
<1 0 001 0 00 ‑2 0 01 ‑30 01 ‑40 01 ‑50 01 ‑6 0 01 ‑>70 00 適 用 無 し 20 00 30 ロ 0 40 00 50 00 60 00 70 0 0 ざれ
ず
‑72‑
口 賛 成
■ 反 対
賛 成 の最 大 は3 0 01‑40 00 バー ツ層で 88. 6 2%、最小 は5 001‑6 00 0 バーツ層で 7 9. 3 7%。 カイ二乗値 は 5 . 485( 0. 7 9 0) であるか ら、連 関は無 い。
仕事 ( 図3 4)
hU 0 0 0 O O 0 0 0 0 (U nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 i,i
‑
‑ □ 賛 成 雷 反 対
専 業主婦 全 日制学生 失 業者 抽雇用 者
賛成の最大 は全 日制学生層で8 4. 2%、最小は失業者層で77. 2 7%。カイ二乗値 は2. 6 41( 0 . 45 0) であるか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
配偶 関係 ( 図35 )
% 1 0 0
80 6 0 40 2 0 0
□ 賛 成
■ 反 対
独身 既 婚子 供無 し 既婚子 供有 り 削 昏
賛成の最大 は既婚子供無 しの層で8 5. 95%、最小 は離婚者層の6 9. 5 7%。 カイ 二乗値 は 4. 31 8( 0. 2 2 9) であ るか ら連 関は無い と考 え られ る。
月当 り所得 ( 図36 )
帆
1 0 0 8 0 6 0
4 0
20 0
<Sooo S000 . 100011 20001 ・ 30001 ・ 40001 ・ >$0000 不 明 無 し 10000 20000 30000 40000 50000
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は 30001‑40000 バ ーツ層 と 40001‑50000 バ ーツ層で 100% 、 最小 は 5000‑10000 バーツ層で 8 1 . 84% 。 カイ二乗値 は 0. 039( 0. 49 1)であ り、連 関は無 い と考 え られ る。
4) 「 権 力当局 を尊敬す ることは重要である」
タイに於 ける基本的価値体系 として権威主義があげ られ る。 タイの権威主義 とは、 自己 よ りも優越 してい る人にはひたす ら恭順であ り、従属 している人に はボス として支配権 をふ るう、 とい うような態度であ る。 ( 9) 権威主義の具体 的 例 として、岩城氏 は大変興味深 い引用 をされてい るので ここで紹介す る。
「 だれが言い出 したのか は知 らないが、官僚社会 で立身出世 したいのな ら、次 の四項 目に注意せ よというこ とだ。
1 .いかなる場合 に も上 司の前 に出ない ように心がけること。
2.上司 と議論 を闘わせ ないこ と。
3.上司婦人の機嫌 を損 じないこ と。
4、 .上 司の利害関係 に立 ち入 らないこと
。」 ( 川
聖書 は上 に立つ権威 には従 うべ きだ と次の ように述べている。パ ウロの ロー マ人への手紙 13 章 1 節 「 人はみな、上 に立つ権威 に したが うべ きです。神 に よ らない権威 はな く、存在 してい る権威はすべて、神 に よって立て られた もので す. Jしか し、ヤ コブの手紙 2 章 1 節では 「 兄弟たちよ、人々を卑 しい 目で見て はいけ ません ( 偏見 を持 った り、 えこひい きを した りしてはいけませ ん) 。く目 上の人にはへつ らい、 目下の人にはいぼってい るようなこ とを しなが ら〉栄光
1 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 nU 0 0 0 0 0 0 0 0 nU O 図37
% 5 2 ■ 2 人U 2 1 5
28‑30 31‑35 36‑40
‑7 4‑
ロ 賛成
■ 反対
の 〔 主〕である主イエス ・キ リス トに対す る信仰 を保 〔とう〕 く実践〉 〔しよ う〕 としてはな りません。」 と指摘 してある 。( l l )
年齢 ( 図 3 7 )
賛成の最大 は 3 1‑3 5 歳層で 9 1 . 2 1 % 、最小は 3 6‑4 0 歳層で 8 3. 1 3 % 。カイ二乗 値 は 1 5. 8 5 5( 0. 0 0 3 ) であるか ら、 年齢 と賛否の間には連関が無 い という帰無仮説 が棄却 され る。
教育
図 3 8 を見 ると、賛成の割合は教育水準が上が るにつれて、高 くな る傾向が見 られ る。
図 3 8
0 0 0 ( U 0 0 0 0 0 0 0 0 q) 8 7 6 Lt) 4 3 2 1 ,1■ rL
%
□ 賛成
『 反対
初等 中等 高等 大学 大卒 大学院
賛 成 の 最 大 は 大 学 院 で 8 9. 74% 、 最 小 は 初 等 教 育 層 で 81. 58% 。 カ イ 二 乗 値 は 5. 264( 0. 384)で あ るか ら、 帰 無 仮 説 が 採 択 さ れ る。
勤 め 先 ( 図 3 9 )
0000 0000 nU O O 0987 6543 2 1 1
%
ロ 賛 成 } 反 対
争固持企 政府開通 タイ企業 自営 非営利団 その他 働 いて い
業 体 ない
賛成の最大 はタイ企業で 8 8. 4 2 % 、最小は働かない層で 8 5. 7 9% 。カイ二乗値 は 1. 7 3 5( 0. 9 4 2 ) であるか ら連関は無 い と考えられ る。
( 悼 ( 図 4 0 )
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 nU 一U 9 8 7 6 Ln 4 3 2 1 1 % □ 賛 成 『 反 対
男 女
賛成 は男で 8 6・ 5 7% 、女で 8 7. 3 3% 。 カイ二乗検定 をす ると 0. 2 4 9( 0. 61 8) であ るか ら、帰無仮説が採択 され る。換言す ると男女間では価値観の賛否 は異な っ ていない と考え られ る。
民族 ( 図4 1 )
%
1 00 80
6 0
4
0
20 0
□ ■ 賛 反 成 対
中国系 タイ系 その他
賛成の最大 は中国系で 8 7. 0 7% 、最小 はタイ系 で 8 6. 9 5% 。 カイ二乗検 定値 は 0・ 2 1 7( 0. 8 9 7 ) であった。セル内の度数不足 を解消す るため にその他のカテ ゴ リ ーを落 として も、有意確率 は 5% 以上 あったので、連 関が無 い と考え られ る。
宗教
観の宗教 ( 図 4 2 ) について先ず見 ると、賛成の最大 はその他の 1 0 0% 、 最小 は 図 4 2
帆
1 00 80
6 0 4 0 2 0 0
仏教 イスラム ヒンズー キ リス ト 自由論老 その他
散 散 敬
一7 6‑
□ 賛 成
■ 反 対
nU 0 0 0 0 0 0 nU 0 0 0 nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 1 反 対
仏散 イスラム致 キ リス ト致 自由論 者 その他
ヒンズー教の 0% 。カイ二乗検定を行なうと、 その値 は 1 9. 9 8 2( 0. 0 0 1 )であるが、
度数が 5 より少ないセルの割合が 5 8% あるので、それを解消す るために、 ヒン ズー教、 自由論者、その他のカテゴリーを落 としてカイ二乗値 を計算す ると、
1 0. 0 3 6( 0. 0 0 7 ) であるか ら、 親の宗教 とこの価値観の賛否の間常 は何等かの連関 があると考えられる。
次 に自己の宗教 ( 図 4 3 ) について見 ると、賛成の最大 はその他の 1 0 0% 、 最小 は 6 8. 1 8% 。カイ二乗検定値 は 9. 5 7 2( 0. 0 4 8) 。 自由論者 とその他のカテゴ リーを 落 とした場合のカイ二乗検定値 は 8. 1 4 3( 0. 0 1 7 ) であった。従 って、何等かの連 関が有 ることが示唆される。
住居 ( 図 4 4 )
nU O O O O O O O O 0 0 0 9 8 76 5 4 3 2 1 1 %
大型 の 小型の 商業用 集合住 コ ン ド アバー 僧雪 薫 その他
雪 害 建物 等 三二ア ト
ム
□ 賛成
■ 反対
賛成の最大は借家で 9 2. 31 % 、最小は寮の 8 3. 6 2 % 。カ イ二乗検 定値 は 3. 9 4 0 ( 0. 8 6 3 ) であるか ら、上述の帰無仮説が採択 される。
小遣 い ( 図 4 5 )
賛成の最大は 5 0 0 卜 6 0 0 0 バーツ層で 、8 8. 8 9% 、 最小は 6 0 0 ト 7 0 0 0 バーツ層で
0 ハU O O nU Q O O nU O O 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
く1 0 001 0 00 ・20 01 ‑30 01 ‑40 01 ・50 01 ‑60 01 ‑>70 00 適用 無 し 20 00 30 00 40 0 0 50 00 6 0 00 70 0 0 ざれ
ず
79 . 41% 。カイ二乗検 定値 は 4. 011( 0. 911) であるか ら、 連関は無 い と考 え られ る。
仕事 ( 図 4 6 )
nU O (U ∧U IU O 一U O ▲U 一U O ▲U 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
%
専業主 婦 全 日制学生 失 業者 禎 尾月者
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は被雇用者層で 87. 86% 、最小は失業者層で 79. 55% 。 カイ二乗検 定値 は 3. 774( 0. 287) であるか ら、連関は無 い と考 え られ る。
配偶 関係 ( 図4 7 )
帆 1 00
80 60 40 20 0
□ 賛 成 t 反 対
独身 既婚子 供無 し 既婚子供有 り 難婚
賛成の最大 は既婚子供無 し層で 90. 91% 、最小 は離婚者層で 82. 61% 。 カイ二 乗検定値 は 2. 173( 0. 537) だか ら連 関は無 い と考 え られ る。
‑78‑
月当 り所得 ( 図48 )
0 0 00nU0 000 0 0 IU 9 8765 432 1 1
%
<SOOO SOOO・ 10001 ‑ 20001 ・ 30001 ・ 40001・ >80000 不 明 無 し 10000 20000 30000 40000 50000
□ 賛 成 1 反 対
賛成の最大 は4000 ト 50000 バ ーツ層で1 00%、 最小 は30091‑40000 バーツ層 は 82. 35%。カイ二乗検定値 は4. 994( 0. 75 8) だか ら連 関は無 しと考え られ る。
5) 「 年長者のア ドバ イスに耳 を傾 ける
oJスパ ッ トラー ・スパープ とい うタイの社会学者 は 『タイの社会 と文化』 とい う著書の中で タイ人の価値観 を36 項 目に分 けて考 えているが、その 中の一つが
「 年長者‑の尊敬」である。そ して次の ような説 明 を してい る。親が子 に、「 年 長者や 目上の者 に逆 らってはな らない」 と教 えているこ ともあ り、一般 的には 年長者や地位の高い人に畏敬の念 を抱 き、遠慮 して 自分の意見 を述べ ようとし
ない ところがあるとしている。 ( 1 3 )
一方、麓言 7 章 1 、 2 節 は 「わが子 よ。私のこ とばを守 り、私の命令 をあな たの うちにた くわえ よ。私の命令 を守 って、生 きよ。私のお しえを、あなたの ひ とみの ように守れ
oJと述べている。 もちろん ここでの 「 私」 とは主 イエス ・ キ リス トの事である。
年齢 ( 図 49 )
0 ∩U 0 nU Q 0 0 0 0 O ∧U O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 LJi‑
% 0 4 ■ 丘U 3 5 3 ■ 3 nV 3 ■ 良) 2 5 2 1 2 0 2 1 5
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は 2 1‑2 5 歳層で 8 1. 0 9% 、最小は 3 1‑3 5 歳層で 7 6. 6 5 % 。カイ二乗 検定値 は 4. 8 6 3( 0. 3 0 2 ) だか ら年齢 とこの賛否の間には連 関が無い と考え られ る。
教育
図 5 0 を見ると、教育水準が上が るにつれて賛成の割合が減少 している。賛成 図 5 0
帆 1 0 0
8 0 6 0 4 0 2 0 0
□ 賛 成 1 反 対
袖等 中等 高等 大学 大卒 大学院
の最大 は初等教育層で 8 5. 3 7% 、最小は大学院層で 7 5. 2 1 % 。カイ二乗検定値 は 8. 3 2 7( 0. 1 3 9) であるか ら、連関は無いと考えられ る。
勤め先 ( 図 5 1 )
帆
1 0 0 8 0
6 0 40 20 0
□ 賛 成 { 反 対
争国籍企 政府聞達 タイ企業 自営 非営利団 そ の他 働 いて い
業 体 な い
賛成の最大 はその他の 9 0. 9 1 % 、最小は多国籍企業の 7 2. 5 3% 。 カイ二乗検定 値 は 1 1. 8 3 0( 0. 0 6 6) だか ら、連関は無い と考えられる。
( 0 0 0 0 O 0 0 0 O 0 0 0 9 8 7 8 5 4 3 2 1
性 1 % 1日r HH一 いれリEn 図
女
‑8 0 ‑
□ 賛成
■ 反対
賛成の割合は男が7 8. 66%、女 が78. 84%。 カイ二乗検 定値 は 0. 01 0( 0. 91 9) で あ るか ら、男女 間の価値観 は異 な らない と考え られ る。
民族 ( 図 5 3 )
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 8 7 6 IL) 4 3 2 1 rJii
%
その他
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 はその他の1 00%、 最小は中国系の77. 89%。カイ二乗検定値 は1. 486 ( 0・ 476) であるが、 度数が 5よ り少ないセル を落 とす為にその他 を除いて、 カイ 二乗検 定値 を求め ると 0. 133( 0. 71 5) であった。 いずれにせ よ連 関は無い と見な
され る。
宗教
最初 に親の宗教 ( 図5 4) を見 ると、賛成の最大 は ヒンズー教で1 00%、 最小 は 自由論者で 0%。 カイ二乗検定値 は1 0. 48( 0. 063) であった。度数不足 を除去す るために ヒンズー教、 自由論者 とその他 を落 として計算す ると 2. 270( 0. 321) で や は り連 関が無 い と考 え られ る。
図5 4
0 a nV 0 0 hU 0 0 0 0 0 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 雷 反 対
仏致 イ スラ ム ヒンズー キ リス ト 自由論者 その他
致 敬 敬
自己の宗教 ( 図55)で見 ると、賛成の最大 はその他で1 00%、 最小は 自由論言
で2 3. 08%。カイ二乗検定値 は2 4. 85 7( 0. 00) であ り、度数不足解消の為 に 自由論
0 0 0 hU 0 0 O (U 0 O 0 O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 } 反 対
仏敬 イスラム教 キ リス ト牧 自由論者 そ の他
者 とその他の層を落 とす と、 カイ二乗値 は0. 1 ( 0. 9 5 1)となって しまい、判定 を 下す こ とがここでは出来ない。
住居 ( 図56)
□ 賛 成
■ 反 対
大型 の 小型 の 商 業用 集 合 住 コ ン ド ア バー 借 家 寮 そ の他
家 亨 建物 宅 ミニア ト
A
賛成の最大 は小型の家で80. 1 5%、最小はアパ ー トで6 8. 42%。 カイ二乗検定 値 は 4. 031( 0. 85 4) であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
小遣 い ( 図5 7 )
0 nu 0 0 0 Q IU 0 O ▲U IU 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ■ーhrL
% □ 賛 成 ■ 反 対
<1000 1000 ・ 2001 ・ 3001 ・ … 1 ・ 5001 ‑ 6001・ >7000 適 用 さ 無 し
2000 3000 +000 $000 6000 7000 れす
賛成の最大 は2 00ト 3000 バ ーツ層で83・ 27%、最小は無 しの層で69. 01%。 カ イ二乗検定値 は1 6・ 835( 0・ 051) であるか ら、連関は無 い と考え られ る。
‑82‑
仕事 ( 図 5 8 )
0 0 0 0 0 0 nU 0 O nU 0 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
専業主婦 全日制学生 失業者 櫨雇用 者
賛成の最大 は専業主婦層で 81. 54% 、最小 は失業者で 72. 73% 。 カイ二乗検定 値 は 4. 515( 0. 2 11)だか ら、連関 は無 い と考 え られ る。
配偶 関係 ( 図 59)
0 0 0 0 0 nU 0 0 0 0 nU O 9 8 7 6 LL7 4 3 2 1 1 % □ 賛 成 + 反 対
独 身 既 婚子供無 し 既婚子供有 り 離婚
賛成の最大 は独身者層で 79. 99% 、最小は離贈者層で 69. 57% 。 カイ二乗値 は 4. 571( 0. 206) だか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
月当 り所得 ( 図 60)
帆
1 00 80 60 48 20 0
□ 賛 成
■ 反 対
< 50 0 0 50 00 11 0 081 ‑20 001 ‑30 001 ‑40 0 01 ‑>50 0 0 不明 無 し 1 0 00 0 20 000 30 000 40 000 50 0 00 0
賛成の最大 は 30001‑40000 バー ツ層で 82. 35% . 、最小 は 5000 バーツを上 回る層
で 58. 33% 。カイ二乗検定値 は 10. 434( 0. 236) だか ら連関は無 い と考え られ る。
6) 「 婚前交渉 は悪 い事であるo J
へブル人‑の手紙 1 3 章 4 節 は 「 結婚がすべての人に尊ばれ るように しなさい。
寝床 を汚 してはいけません。 なぜ な ら、神 は不品行な者 と姦淫 を行 なう者 とを さばかれ るか らです. Jと述べ ている。
年齢 ( 図 6 1 )
0 0 0 (U 0 0 0 nU n一 0 0 lU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
% □ 賛 成 ■ 反 対
15‑20 21‑25 26‑30 31‑35 38‑40
賛成の最大 は 1 5‑2 0 歳層で 5 8. 9 7% 、最小は 2 6‑3 0 歳層の 4 3. 5 7% 。 カイ二乗 検定値 は 2 1. 3 4 3( 0. 0 0) であるか ら、年齢 と賛否の間には連 関があると考 え られ
る。
教育 ( 図 6 2 )
0 0 0 0 0 ∧U 0 0 0 0 0 IU 9 8 7 6 Ln 4 3 2 1 1
%
□ 賛 成 ⊥ 反 対
初等 中等 高等 大学 大卒 大学院
賛成の最大 は中等教育層で 5 8. 7 7% 、最小 は大学院で 4 8. 7 2% 。 カイ二乗検 定 値 は 1 0. 7 7 2( 0. 0 5 6 ) であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
勤め先 ( 図 6 3 )
賛成の最大 は働かない層で 5 6. 3 1 % 、最小 は多国籍企業層で 4 0. 6 6% 。 カイ二 乗検定値 は 1 7. 5 8 3( 0. 0 0 7 ) であるか ら、連 関があ ると考 え られ る。
‑8 4 ‑
0 0 00000 0 0 0 0 lU 9 87654 32 1 rト1 %
争国籍企 政府関連 タイ企業 自営 非営利団 その他 働 いてt , )
業 体 ない
悼 ( 図 6 4)
0 0 0000 nU000 nU 0 9 8765 4321 riid
%
女
□ 賛 成 L 反 対 ロ 賛 成
■ 反 対
賛成の割合 は男で42. 59%、女 で6 2. 38%。 カイ二乗検 定値 は7 8. 5 25( 0. 00) で あ るか ら、男女 間ではこの賛否 に関 して違 いがあ り、賛成の割合 は女 の方が大 きい と言 える。
民族 ( 図 6 5 )
lU IU (U 一U 0 0 0 0 0 IU IU IU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 iii̲ %
たプ
中国系 タイ系 その他
□ ■ 賛 反 成 対
賛成の最大 はその他で80%、 最 小 はタイ系で5 1 . 85%。カイ二乗検 定値 は3. 0 73
( 0. 21 5) 、度数不足の為 その他のカテ ゴ リーを落 として計算す ると、 ㌔ 1・ 5 5 3( 0・ 21 3)
であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
宗教
先ず親の宗教 ( 図6 6) か ら見 ると、 賛成の最大 は ヒンズー教 と自由論言で1 0 0%、
最小は仏教徒で5 2. 21%。カイ二乗値 は5. 7 42( 0. 33 2) 、度数不足解消のため に ヒ ンズー教 と自由論者 とその他 を除いて計算す ると 0. 71 9( 0. 69 8) であるか ら、や は り連 関は無 い と考 え られ る。
図 6 6
帆 1 00
80 6 0 40 20 0
0 nU 0 0 0 0 0 0 0 O (U O 9 8 7 6 5 4 3 2 1 r ll %
仏教 イスラム ヒンズー キ リス ト 自由論者 その他
枚 数 敬
□ 賛 成
■ 反 対
□ 賛 成
■ 反 対
仏教 イスラム教 キ リス ト教 自由論寺 号の他
自己の宗教 ( 図6 7)では賛成の最大 はキ リス ト教で6 3. 1 6%、 最小は 自由論 者で 46. 1 5%。カイ二乗検定値 は 2. 91 5( 0. 5 72) であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
住居 ( 図 6 8 )
0 0 0 0 0 0 (U nU O ︿U nU ▲ U 9 8 76 5 4 3 2 1 1
%
大型の 京
小型 の 商業用 集合住 コ ン ド アバー 借家 寮 その他
家 建物 宅 三二ア ト
ム ー86‑
□賛 成
■ 反対
賛成の最大 は商業用建物層で56. 9 8%、最小 は寮で42. 2 4%。 カイ二乗検定値 は1 1. 59 7( 0. 1 77) であるか ら、連 関は無 い と考え られ る。
小遣 い ( 図69)
0 0 0 0 0 nU 0 0 0 0 0 0 9 8 7 6 5 4 3 2 1 1
%
く1000 10001 2001‑ 3001・ 4001 ‑ 50011 60011 >7000 適 用 さ 無 し
2000 3000 4000 5000 6000 7000 れす
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は無 しの層で56. 34%、最小は4001‑5000 バーツ層で43. 2 4%。 カ イ二乗検定値 は4. 830( 0. 849) であるか ら、連関は無 い と考え られ る。
仕事 ( 図 7 0 )
帆 1 0 0
80 60
4 0
2
00
□ 賛 成
■ 反 対
専業主婦 全 E ]制 学生 失業者 披雇用者
賛成の最大 は専業主婦で69. 23%、最小は失業者で45 . 45%。 カイ二乗検定値 は1 5. 1 89( 0. 002) であるか ら、帰無仮説 は棄却 され る。
配偶 関係 ( 図71 )
8 O 0 0 0 0 0 0 IU 0 0 nU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ,‑r %
既婚子供無 し 既 婚子 供有 り 離婚
□ 賛 成
■ 反 対
賛成の最大 は離婚者層で 56. 52% 、最小 は独身者層で 52. 36% 。 カイ二乗検定 値 は O. 168( 0. 983) であ るか ら、連 関は無 い と考 え られ る。
月当 り所得 ( 図 72)
nU 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 IU 9 8 7 6 5 4 3 2 1 一山rr
%