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魚類網膜水平細胞軸索終末部の光応答入力に関する形態学的研究

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Academic year: 2021

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68 ( 東 女 医 大 誌 第54巻 第11号1 頁 1246-1251昭和59年11月j

〔 学 会 〕

東 京 女 子 医 科 大 学 学 会 第

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回例会

日 時 昭 和59年

6

月14日〔木〉午後

l

時30分より 会 場 東 京 女 子 医 科 大 学 中 央 校 舎

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階 会 議 室 1.東京女子医科大学入学生の身体計測値からの一 考察 (第一衛生)

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坂 木 佳 寿 美 ・ 木 村 一 彦 文部省は毎年,児童・生徒の体位について発表して いるが,それは学校保健法で義務づけられている小・ 中・高校生の健康診断の集計である.一方,大学生に 関しては,各大学側の自主的身体計測に任せられてい るのが現状である. 本学では,入学時にのみ身体計測が実施されており, 当教室では,その実測値を東京女子医科大学学生の体 位として長年調査をしてきた. その結果を文部省発表のそれと比較すると,身長は 全国平均より僅かに高く,体重・座高はかなり大きく, 胸囲は逆に小さいとL、う特徴がみられる.全国各都道 府県から入学している本学学生の体位が,全国平均と 比較して,このような“特異性"を示す要因が何であ るか検討したので報告する. 1)今年度の本学入学生に各自の体格について記入 させたところ,実測値よりも身長が高く座高は低い, 体重は少なく胸囲が大きいという値は,全国平均と同 じ傾向を示した. 2)記入値は,学生自身の判断により四捨五入,切り 上げ,切り捨てされた数値と思われる. 3)実測値と記入値との平均値の差の検定では,かな り高度の有意性が認められる. 4)学生の記入状況から,身体計測に関しての意識が 薄いように思われる. 5)文部省が発表している17歳(高校生)までの体位 は実測値, 18歳〔大学生・勤労青少年〉以上は各自の 記入値の平均である.従って, 17歳と18歳との計測値 に不可解な差を生じており,本学学生の実測値と記入 値の結果とよく一致した. 以上のことから,大学生の健康診断が身体計測より も内科的・精神的な方面にカが注がれている現状は, -1246 複雑な現代社会を反映していると言える.また,文部 省が信頼すべき数値として公表するからには, もっと 慎重であって欲しいと思う.

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無脳児の解音JI学的研究 第l報 無 脳 児 に お け る 胸 骨 筋 に つ い て (第一解剖)

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戸 塚 陽 子 ・ 関 口 幸子 無脳児の解剖学的研究の一環として,胸骨筋の形態 を検索し,興味ある所見を得たので報告する.研究対 象は,当教室に保存する15例の無脳児である.その内 訳は,男児10例,女児5例であり,頂屠長は10.5cmか ら39.0cmにおよぶ.実体顕微鏡下において,胸骨筋を 剖出した結果,以下の所見を得ている. 1.胸骨筋を,15例中7例すなわち46.7%において認 めた 2. 胸骨筋出現の性差は,男児10例中5例,すなわち 50%,女児5例中2例,すなわち40%であり,著明な 性差は認められなかった. 3.胸骨筋の出現側頻度は,両側において認められる ものが最も多く 7例中6例(85.7%),次いで、正中部 のみに認められるもの7例中l例 (14.3%)であった. 4. 両側性 6例の内,起始が下部肋骨,停止が上部肋 骨のものが1例で,残る5例は,胸骨外側縁から胸骨 正中部へ筋線維が走行する形態で、あった. 3. 魚類網膜水平細胞軸索終末部の光応答入力に関 する形態学的研究 (第一生理)

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神 山 暢 夫 ・ 渡 辺 宏 劫 魚類網膜の水平細胞は,視細胞と直接結合して入力 を受ける細胞休部と, これまで直接の入力の知られて いない軸索終末部とから成り,両者は直径1μm以下, 長さは400μmにも達する軸索で結合されている.電気 生理学的研究によれば,車由索終末部からも,細胞体部 とほとんど変らない光応答が得られている.しかし, 軸索終末部に直接の入力がない以上, この信号は細胞 体部から,軸索を伝導して来ていると考えざるを得な

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い.光応答がgradedなものであり,テトロドトキシン にも影響を受けない事等から, この伝導は電気緊張的 なものと推定される.しかし,軸索のlengthconstant を計算してみると, 100-150μm程度にしかならず, 400μm以上ある軸索を伝導する聞には,数パーセント まで減衰してしまうはずである.従って,軸索の長さ が変わらないかぎり,単なる電気緊張的な伝導では説 明できず,光応答の信号がどの様にして斡索終末部に 伝わっているのか謎であった. 本研究では,ノレシファーイエローの細胞内注入と, HRP電顕法により,水平細胞軸索の機能的な長さに ついて調査した.ギャップ結合部を通過可能な蛍光色 素であるルシファーイエローを細胞内に注入すると, 軸索の途中の部分で,軸索から周囲の軸索終末部への 色素の拡散が認められた.これは,この部分の軸索一軸 索終末部聞にギャップ結合が存在する事を強く示唆す る.そこで, HRP電顕法を用いて軸索終末部の微細構 造を検索してみると,車由索終末部と,その直径から軸 索と思われるものとの間に,ギャップ結合を確認でき た 軸索終末部を再構成すると 1つの軸索終末部は, 8本の軸索及び60本の軸索終末部とギャッフ。結合を形 成していた.光応答の信号がこの軸索一軸索終末部聞 のギャップ結合を経由すると考えれば,軸索終末部の 大きな光応答を説明できると思われる. 質問 ( 第 二 病 理 ) 小 山 生 子 Gap junctionについて axonのbranchのようにみ えるが別のneuveのprocessなのか,その証明は? 応 答 ( 第 一 生 理 〉 神 山 陽 夫 Gap junctionを 通 過 可 能 な ル シ フ ァ ー イ エ ロ ー を 使用すれば,スライドのように軸索の途中に,他の軸 索終末部が染まってきますが,通過不能な分子量の大 きなHRP等を使用すると,軸索しか染まってきませ ん.従ってここで染まってきたのはGapjunctionを経 由して染色された他の水平細胞の軸索終末部だと考え ます. 4,日本人における Plasminogenの遺伝的多型 (法医)

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中 村 茂 基 ・ 阿 部 和 枝 我々はすでにisoelectric focusingとimmunofixa -tionを 用 い て 日 本 人 に お け るplasminogenに は 遺 伝 的多型が存在し, さらに抗原量は正常であるが活性を ほとんど有さない変異型の存在することを見い出し報 告した.今回我々はneuraminidaseにより脱シプル酸 処理を行なった試料についてisoelectric focusingと 69 immunoblottingを用し、て検討を行なった.まず1,223 例のEDTA-plasmaを 用 い て 検 討 を 行 な っ た と こ ろ 7種 の 表 現 型 が 検 出 さ れ , そ れ ら は3種のcommon alleleと1種のrarealleleにより発現さわしていると考 え ら れ た . こ れ らcommon alleleの 遺 伝 子 頻 度 は PLGN*A=0.956, PLGNホB=0.006,PLGN*MJニ 0.026, PLGN*BI]=0.012であった. 次 にneuraminidase処 理 し た 試 料 に つ い て 検 討 を 行なった.未処理plasmaでは約10本のバンドが検出 されたが, neuraminidase処理により 2-5本に減少 した.しかし未処理plasmaと同様な等電点の異なる 泳動パターンが示された.plasminogenの遺伝子頻度 を人種により比較したところ PLGN*Aの頻度が日本 人の方が高いことが認められ人種差が存在していた. また, PLGN*M,JPLGN*BI]についてはCaucasians においては未だ報告されておらず日本人に特徴的な変 異遺伝子であると考えられる.さらに今回は日本人に お い て す で に 報 告 さ れ て い る 命 名 法 の 異 な る struetural variantを照応しalphanumeric nomen. clature systemを用いて統一することを試みた. 質問 (限科〉小暮美津子 allelevariantsの出現頻度と疾患との関連について これまでに報告はないでしょうか? 応 答 ( 法 医 〉 中 村 茂 基 Plasminogenの 活 性 を ほ と ん ど 有 さ な いMJ型 を もっ血栓疾患者の報告が1例ありますが,他は特に疾 患と関係があるという報告はありません.

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感覚統合療法の試み-CT上両側前頭葉にLow Densityを認めた患者への,感覚統合療法の応用ー (中央リハビリ〉 O高 橋 邦 延 ・ 蟹 沢 優 子 ・ 比 留 間 ち づ 子 感覚統合療法 (SensoryIntegretion以下SI)は,J, Ayeres(作業療法土〉が, 1960年代より唱え始めたも ので,学習障害児におけるその行動の異常さ,ぎこち なさを,感覚刺激→入力→統合→出力→適応行動の上 から評価し治療しようと考えた.方法とし前庭一固有 受容器系,触・圧覚系の二つの刺激法がある.これら によって, Body Imageや空間内での身体操作,注意、 集中力の向上を働きかけた. 今回学習障害児がもっ症状(注意集中力の散慢さ, 運動計画の下手さ,緩慢な動作)に似た症状を主訴と する.両側前頭葉に梗塞を認めた患者に, SI的な観点 からリハビリテーションを行なったので報告する. 症例は,心研5階に入院し,僧帽弁狭窄,狭心症の 1247ー

参照

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