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本日の講演の話題

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Academic year: 2021

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ユニバーサルデザインの考えに基づく 授業の在り方-学力差を乗り越える (算数数学科を通して)

愛知教育大学 志水 廣

(6)

本日の講演の話題

どの子にも学力をつけるために

1 音声計算

2 机間指導 特に○付け法

3 やりとり 特に意味づけ復唱法

4 示範授業ビデオからユニバーサルデザイン の考え

(7)

43年間の問題意識

• どの子も

• 「わかる」「できる」「身に付く」

ようにして、

• 意欲的な子どもを育てたい。

(8)

問題意識の背景

• ある5年生の姿

• 先輩教師からの話

• ようやくたどりついたのが

• ○付け法と復唱法などの志水メソッド

(9)

学力向上の事例

(10)

現在の学校の現状

1 学力差の問題: 「知」の差 ・2こぶらくだの世界

2 小学校なら45分間で終わらない 中学校なら50分間で終わらない

3 学習意欲が高まらない:「心」の差 ① 自尊感情の低い子ども

② 勉強しすぎてやる気が起きない

(11)

「外化」とキャッチ&リスポンス

①課題把握 めあて 見通し

②見通しの実行:課題解決

③発表で振り返り

④練習

⑤まとめ:ノートに振り返り

それぞれの場面で「ずれ」個人差が生じ

るので「確認」と「見届け」が不可欠

(12)

ユニバーサルデザインとは何か?

ユニバーサルデザイン(Universal Design:UD)は、

ノースカロライナ大学のロナルド・メイス

(RonaldMace)が文化、言語、国籍の違い、年齢や

性別の違い、障害・能力のあるなしを問わず、誰で も利用することができる施設、製品、情報の設計 の配慮として提唱した概念です。ユニバーサル

(Universal)とは、普遍的な、あまねくという意味の

英語です。

授業に置き換えると、どの子も分かりやすく、適切 な環境で学習できる教師の配慮や工夫といえます。

(13)

学力向上の5つのポイント どの子も&配慮

1.直接的な手立て問題集作成 2.音声計算

3.ユニバーサルデザイン化 ・教師の配慮

・腕を磨くこと

(机間指導:○付け法とコミニュケーショ ン:復唱法)

4.「教えること」と「考えさせること」

5.学習意欲を高める

(14)

「授業」という場

• 教材という文化財を伝えつつ

「知」と「心」の変容をもたらす。

頭・心の中に形成

• 教師 子ども

教材

「価値」(面白い)

(知識・技能・考え方・態度)

(15)

どの子も満足する授業

• 学習意欲を高めるためには、

• 教材でわくわくする所を探し 出しておくこと

• 「知」と「心」の変容

(16)

3年

重さ

調べ

(17)

1㎏の砂を袋に入れる

(18)

思わず拍手 ぴったり1kg

• 思わず拍手が起きる授業が愛のある授業

(19)

「わくわく」のトーンが落ちてきたら

(20)

全ての子の願いに対応して

• 「知」

• 1㎏に近いかどう かを考えるさせた い

• 1㎏ ぴったりの 重さを作ること

• 「心」

• 達成感を与えたい

• 教師はどの子も生 かしたい

(21)

「ユニバーサルデザインの考え」

の誤解

「どの子」をどうとらえるか

• 学級には、

理解のより早い、通常、遅い子ども

まずは、理解の遅い子どもに対してどれだけ配慮 がなされるか。

対策 志水メソッド (一次支援)

(22)

ユニバーサルデザイン

• わかりやすい

• できるようになる

• スモールステップ

• 視覚化 焦点化 共有化

• 繰り返す

• そろえる化

確認と見届け

・つなげる化

45分間で終わる

(23)

キーワード

 視覚化・・・見て分かる

 焦点化・・・シンプルに

 共有化・・・分かり合う

学び合う

(24)

特別支援から学ぶ

45分間で終わるために

すぐにできるこつ

(25)
(26)

焦点化 ここだけ書かせる

(27)

授業の最後の そろえる化

45分間で終わる ためには

• 授業の内容をはじ めに告知

• すると、・・・

(28)

まずは、理解の遅い子どもに対して どれだけ配慮がなされるか。

志水メソッド

ヒント包含導入法

○付け法

フラッシュカード

意味づけ復唱法

音声計算

効果的なコツ

一斉指導がメインだが

机間指導で個別に

子どもとのコミュニケー ション

基礎力

(29)

音声計算練習

• 中学校で数学の力を付けるためには、

• 受験の学力も必要

• その要は、「スピード」

• そのためには、計算はすらすら言えること

(30)

考える力の前に 計算力は

• 定着していますか

• 指導要領では、

• 「基礎的・基本的な知識及び技能を 身に付 け」

(31)

今回の指導要領で追加された

確実な習得を図るための繰り返し学習 基礎的・基本的な知識・技能の習得

• 4年 整数の計算の能力を定着させ、

それを用いる能力を伸ばす。

• 6年 小数及び分数の計算の能力を定着

させ、それを用いる能力を伸ばす。

(32)
(33)

二人組でやってみましょう。

• 音 声計算練習法の特徴。

• 1分間で練習

• 二人ペアで行う

• ① まずは、一人練習

• ② 次に、ペアで練習

(34)

音声計算練習法

(1)まずは、計算力アップしかも 暗算力のアップを図る。

(2)音声計算練習法とは何か

「計算カードをランダムに並べた 一覧表を手に持って計算して、

答えを声に出していく方法」

(35)

「算数大好きっ子に育 てる」 明治図書

志水 廣・豊田市立 高嶺小学校著

(36)
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(38)

UDの視点から教師の配慮

• 板書

• 問題文

• 提示方法

• 音声言語が記述言語か

• 図や絵で分かりやすく

• などなど言い出したらきりがないくらいある。

(39)

UDの配慮についてはこちらをどうぞ

算数数学部門 第1位

小学校部門 第3位

総合ランキング 第3位

毎月増刷で第8刷になっ

• なぜ支持されて

いるのか?

(40)

ユニバーサルデザイン

• わかりやすい

• できるようになる

• スモールステップ

• 視覚化 焦点化 共有化

• 繰り返す

• そろえる化

確認と見届け

・つなげる化

45分間で終わる

(41)

結 局1

1つ1つの場面について、

分かりやすい工夫、

できるような工夫を

考えるしかない。

(42)

結 局2

• 1つ1つの場面を取り上げて、

• 分かりやすい工夫を教えても、それを実行す るのでは、不十分である。

• なぜなら、メタ認知が働かない教師は

• いつもだめな手立てを打ってしまう。

(43)

結 局3

• 分かったかどうか、できるようになっ たかは、

• 子どもが教えてくれる。

• ノートを見ると

• 子どもの発言をしっかり聴くと

(44)

結 局 4

確認と見届け

をするしかない。

ノートで机間指導、特に○付け法

発言で子どもの言葉を使う:特に意味づけ復 唱法

(本来は、表情や仕草の非言語の世界で確認を したいのだが)

(45)

ノートから子どもの情報が得られる

(46)

机間指導の大切さ

(47)

○付け法

• 昨日、研究室に来られた、元中学校教師は

○付け法のよさについてこう言った。

• 生徒は個別に見てもらっているという意識

• 「わからない」と言える子どもが育つ

• 見捨てないよという教師の心意気が伝わる

• チャイムがなっても遅れがちの子どもも教師 にノートを見てもらいに来る。

(48)

机間指導と○付け法の違い

• 単なる机間指導では、証拠はどこにもない。

• ○付け法は、「○」という証拠がある。

• また、志水式は、教卓に持ってこさせる方法 ではない。

(49)
(50)
(51)

○付け法をするためのポイント

① スピード 5秒・15秒の法則

② 正確さ

③ 声かけ

④ 実態把握

⑤ 判断

⑥ 次への指示

(52)

分数のたし算・ひき算

(53)
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(55)
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(59)

意味づけ復唱法

• 子どもの言葉で授業を作りたい。

• そのためには、的確に切り返すことが不可欠 である。

(60)

○付け法

• ○付け法をすると

(61)

机間指導の大切さ

(62)

分数のたし算・ひき算

(63)

コミュニケーションの大切さ

• 子どもの言葉を使った授業

(64)

子どもの発言の真意を引き出す方法

子どもの発言を

①「受け止める」・・・・なるほど+

復唱

②「広める」・・・・・・教師が復唱又 は、子どもに復唱させる

③「深める」・・・・WHATで問う

(65)

UDを考えすぎると、内容を

下げることばかり考えるだけで は、

そこで、教師は

• 下げ方は知らねばならない

• 上げ方も知らねばならない

(66)

問題解決型授業の構築

導入 問題把握

確かな見通しをもつ

自力解決 見通しにそって解決

話し合い 解決方法の検討

練習 技能の習熟

まとめ 振り返り

志水メソッド

ヒント包含法

○付け法

形成過程○付け法

意味づけ復唱法

試しの1問

適用問題定着法

(フラッシュカード)

適用確認○付け法

各場面で「ずれ」(つまずき)がある この対策として志水メソッドが生ま れた

音声計算練習

(67)

児童向け教材の開発

「身に付く」ことを目指す

1週に3回。2週で6回定着

予習(レディネス)と復習(定着)

同じタイプの問題

基礎計算

量と測定、図形、文章題

全学年までの復習も含む

高い子どもには挑戦問題

ユニバーサルデザイン仕上げ

(68)
(69)

教師用 コピーフリー

参照

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ユニバーサルデザイン (Universal Design:UD)

ユニバーサルデザイン (Universal Design:UD)

ユニバーサルデザイン (Universal Design:UD)

• 子どもの発言に算数・数学の内容の意 味付けをはかるために、教師または子

ユニバーサルデザイン (Universal Design:UD)