最新版
算数授業のユニバーサルデザイン
愛知教育大学 志水 廣
深い学びのために
• 教師の授業力の向上
①教材把握力× ②子ども把握力×
③指導技術力×
④精神エネルギー
特に、即時のキャッチ&リスポン ス能力
• 子どもの授業力の向上
• 一般的な力
聴く力、話す力、書く力 読む力(読み取る力)
・算数的な力 考える力
計算力
基礎問題解決力
教師と子ども
•
子どもを伸ばすとはどういうことか
今の力
→一歩ずつ成長させること
まずは紹介
2014.3 2016.10• 2014.3 現在9刷
• ベストセラー
• 算数の指導の基盤 →スモールステップ →環境整備
• ユニバーサルデザインの 考え方
→授業のユニバーサ ルデザイン化
→かかわり方(応用行 動分析)
教室の環境
•
シンプル
•
クリア
•
ビジュアル
•
刺激の少ないように
事 例 応用行動分析
• アイデア13
• 行動の「意味=機能」を考 えよう
• 教室から出て行く子どもの 真意は?
プリントをする時 ↓
教室を出る ↓
??????
結果
結果は、逃避・回避
叱られて問題をする時間がなくなる
では、どうすればよいか
1 問題の難易度を変える
2 個別にヒントを与える ○付け法 3 最初の一問を一緒に考える
• とにかく 「できる」という体験をさせる
特別支援
• その子の落ち着くことは何か・・・行動を探す
• 読書が好き
• 迷路をかくのが好き
• 気分を変えさせる
空気を変えるための手立て
・話を変える
・頭をなでる
・テンポ良く話す
・体を動かす
・音楽をかける
(歌をうたう)
・筆記用具をかえる
・場所を変える
・教科をかえる
・興味をあうものにする
・深呼吸させる
・新しい問題を解かせる
・先生ががんばらない
・子どもを困らせる
では、ユニバーサルデザインの 考えにもとづく授業は
どうすればよいのか
□指導のスモールステップ
• 教師側のスモールステップ
• 子ども側のスモールステップ
• 「教えた」と「わかった」「できた」は異なる!!
志水メソッドは、一次支援
Part1 すべての子どもに対応できる!
• 志水流算数指導法の極意/志水 廣 1 志水流算数指導の基本精神
2 ユニバーサルデザインと志水メソッド 3 ○付け法はどの子も救う
4 スモールステップをつかむ
5 算数の数理に気づかせる意味付け復唱法
6 どの子にも計算力を保証する音声計算練習① 7 どの子にも計算力を保証する音声計算練習②
2016.10
算数部門第1位
小学校部門第3位
算数の授業づくり ・わかる
・できる
・身に付く
・そろえる
・よりそう
ユニバーサルデザインの定義
ユニバーサルデザインとは何か?
ユニバーサルデザイン(Universal Design:UD)は、
ノースカロライナ大学のロナルド・メイス
(RonaldMace)が文化、言語、国籍の違い、年齢や
性別の違い、障害・能力のあるなしを問わず、誰で も利用することができる施設、製品、情報の設計 の配慮として提唱した概念です。ユニバーサル
(Universal)とは、普遍的な、あまねくという意味の
英語です。
授業に置き換えると、どの子も分かりやすく、適切 な環境で学習できる教師の配慮や工夫といえます。
「ユニバーサルデザインの考え」
の誤解
「どの子」をどうとらえるか
•
学級には、理解の
早い、普通、遅い 子どもがいる。
• まずは、理解の遅い子どもに対してどれだけ配慮 がなされるか。
• 対策 志水メソッド (一次支援)
ユニバーサルデザイン
• わかりやすい
• できるようになる
• スモールステップ
• 視覚化 焦点化 共有化
• 繰り返す
• そろえる化
• つなげる化
• 実感化
確認と見届け
45分間で終わる
授業のユニバーサルデザイン研究会が 提起している主な3つの視点
• 焦点化・・・授業における学習内容の本質を見極め、
その一点に集中させる。
• 視覚化・・・抽象的なもの、見えないものを見える化する。
(手順、時間、発言など)
• 共有化・・・お互いの考えを伝えあったり確認し合ったりする。
視覚化 焦点化 共有化
•
なぜ、上の3つが言われるのか。
•
それは、授業が
•
□□□いないから
•
視覚化
•
焦点化
•
共有化
わかりにくい!
されてい ないから
わかりにくい例
クイズ
これは何の授業でしょうか
正解は 5年 円と正多角形
では、教科書は
どの子にも分からない授業
•
板書がめちゃくちゃ
•
教科書とは異なる
•
正六角形、正八角形
•
なのに 板書は正方形
•
題材が分からない授業
何を視覚化すればよいのか
• 算数の授業の構成要素を考えればよい
• 問題 めあて 見通し 手がかり(ヒント)
• 図 絵 考え方 式 答え 説明
• 定義 用語 性質 まとめ 練習問題
視覚化
視覚化
復習 定義
判断の根拠 めあて
もんだい
授業の展開の 視覚化
効果は抜群!
どんな効果があ
るか?
視覚化
• 授業の形態
• アクティブラーニン グ
視覚化
•
今、何が問題か
•
どの場面か
•
何を根拠に考え
たらよいか
答え:概数の仕方 子どもの考え
子どもの考えに対して
子どもの 考えによる 理由
教師による 小見出し化 一般化の用 語
教師による 手順の明確 化
概数の仕方 視覚化 焦点化 になる
だけど、共有化?
4 年
4年
C:18258円と204を上から一桁の概数にします。
T:両方とも概数にしたんだね。
わられる数もわる数も概数にしたんだね。
この考えと同じ人。
C:(挙手)
子どもの言葉
•
実感化
視覚化+動作化で実感化
非視覚化 見えない化で数理を考え
させる
共有化
共有化するとは
共有化するために
板書と意味づけ復唱法
数理を見えない化するとよい
板書とノート 指導の
スムーズ化
ユニボくん
わかる
→できる
→身に付く
• 活用力
• 授業で困らない力
• 基礎問題
授業で困らない力とは、
• 算数の授業中に出てくる計 算、量、図形の知識が必要 なときに記憶から取り出せ る力
• すらすら力
• 基礎問題がベース
• 計算問題、量、図形の基礎 問題
そろえる化
計算力 基礎問題解決力
• 音声計算練習 どの子もできる10分間プリント