B1X1-0019-02Z0(00)
2010年2月
Windows/Solaris/Linux
Systemwalker IT Change Manager
まえがき
本書の目的
本書は、Systemwalker IT Change Manager V14.0.0の変更管理の概要および使用方法について説明しています。
本書の読者
本書は、Systemwalker IT Change Manager 変更管理テンプレートの導入を検討する方、および利用する方を対象としています。 なお、本書を読むためには、以下の知識が必要です。
・
Windows(R)に関する基本的な知識・
Solarisに関する基本的な知識・
Linuxに関する基本的な知識・
ITIL(R)に関する基本的な知識本書の構成
本書は、1章~5章、および付録から構成されています。第
1
章
概要
Systemwalker IT Change Manager 変更管理の概要について説明しています。
第
2
章
運用設計
Systemwalker IT Change Manager 変更管理テンプレートを使用するために必要な運用設計について説明しています。
第
3
章
導入
Systemwalker IT Change Manager 変更管理テンプレートの導入について説明します。
第
4
章
使用方法
Systemwalker IT Change Manager 変更管理テンプレートの使用方法について説明します。
第
5
章
カスタマイズ
Systemwalker IT Change Manager 変更管理テンプレートのカスタマイズについて説明します。
本書の位置づけ
Systemwalker IT Change Managerのマニュアルの概要については、"マニュアル体系と読み方"を参照してください。
記号について
[ ]
記号
Systemwalker IT Change Managerで提供している画面名、メニュー名、および画面項目名をこの記号で囲んでいます。
コマンドで使用する記号
コマンドで使用している記号について以下に説明します。 記述例
[PARA={a |b |c |・・・}] 記号の意味 記号 意味 [ ] この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 { } この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 __ 省略可能記号"[ ]"内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項 目であることを示します。 | この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示し ます。 ・・・ この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。
マニュアルの記号について
マニュアルでは以下の記号を使用しています。注意
特に注意が必要な事項を説明しています。ポイント
知っておくと便利な情報を説明しています。参考
知っておくと参考になる情報を説明しています。参照
参照先に注意が必要な事項を説明しています。略語表記について
・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows 7"と表記します。-
Microsoft(R) Windows(R) 7 Home Premium-
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional-
Microsoft(R) Windows(R) 7 Enterprise-
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2008"と表記します。-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Vista"と表記します。-
Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic-
Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium-
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business-
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate-
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows Server 2003"と表記します。-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition-
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows 2000 Server"と表記します。-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server operating system・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows(R) 2000"と表記します。-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system-
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server operating system・
以下の製品すべてを示す場合は、"Windows(R) XP"と表記します。-
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition-
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional-
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition・
Systemwalker IT Change Manager Standard Editionを"SE版"と略しています。・
Standard EditionをSEと略しています。・
Systemwalker IT Change Manager Enterprise Editionを"EE版"と略しています。・
Enterprise EditionをEEと略しています。・
Solaris(TM) オペレーティングシステムを"Solaris"と略しています。・
Red Hatオペレーティングシステムを"Linux"と略しています。・
Interstage Business Process Managerを"BPM"と略しています。・
Interstage Business Process Manager Studioを"BPM Studio"と略しています。・
Microsoft(R) Cluster Server、またはMicrosoft(R) Cluster Serviceを、"MSCS"と略しています。輸出管理規制について
当社ドキュメントには、外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります。特定技術が含まれている場 合は、当該ドキュメントを輸出または非居住者に提供するとき、同法に基づく許可が必要となります。
商標について
Microsoft、Windows、およびWindows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの
米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Sun、Sun Microsystems、Sunロゴ、SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc.の商標または登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。 Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
ITIL(R)は、英国政府OGC(Office of Government Commerce)および米国特許商標局の登録商標です。 Systemwalker、Interstage、CollaborationRing、およびSymfowareは、富士通株式会社の登録商標です。 そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 また、本書に記載されている会社名、システム名、製品名等には必ずしも商標表示(TM・(R))を付記しておりません。 Microsoft Corporationのガイドラインに従って、画面写真を使用しています。 改版履歴 平成21年10月 初 版 平成22年 2月 第2版
Copyright 2009-2010 FUJITSU LIMITED
Systemwalker
技術情報ホームページ
Systemwalker技術情報ホームページでは、最新のSystemwalker IT Change Managerのマニュアルが公開されています。特殊な運用
方法やマニュアルの補足情報も公開されています。
最初に、Systemwalker技術情報ホームページを参照するようにしてください。URLは以下のとおりです。
http://systemwalker.fujitsu.com/jp/man/
Systemwalker IT Change Manager
のマニュアル体系
Systemwalker IT Change Managerのマニュアルには、以下のものがあります。
製品添付オンラインマニュアル
以下のマニュアルは、CD-ROMにHTML形式で格納されています。CD-ROMから直接参照する、またはハードディスクにコピーして参 照してください。マニュアルを参照するためには、Adobe Readerが必要となります。・
製品マニュアル-
解説書-
変更管理ガイド-
導入ガイド-
管理者ガイド-
利用者ガイド-
カスタマイズガイド-
クラスタ適用ガイド・
保守マニュアル-
トラブルシューティングガイドSystemwalker IT Change Manager
オンラインヘルプ
Systemwalker IT Change Managerの各画面のヘルプメニュー、またはヘルプボタンから、オンラインヘルプを表示することができます。
各画面での操作方法、および入力内容は、ヘルプを参照してください。
Systemwalker IT Change Manager
マニュアルの読み方
Systemwalker IT Change Managerでは、Systemwalker IT Change Managerを管理する運用フロー管理者と、Systemwalker IT Change Managerを利用して運用フローの申請、承認、および照会を行う運用フロー使用者の2種類にユーザーを区別します。
各ユーザーの作業と対象マニュアルについて、以下に示します。 運用フロー管理者の作業と対象マニュアル
作業の流れ 対象マニュアルと対象記事
Systemwalker IT Change Managerの概要、基本用語を知る 解説書 変更管理の概要、基本用語を知る
Systemwalker IT Change Managerを利用した変更管理の方法について知
る
変更管理ガイド
Systemwalker IT Change Managerの概要、基本用語を知る
Systemwalker IT Change Managerの運用および使用上で必要な基礎とな
る知識を得る
管理者ガイド (第1章)
作業の流れ 対象マニュアルと対象記事 導入手順およびインストール前に検討する項目について知る 導入ガイド (第1章) インストールする セットアップをする セットアップ完了後の操作を確認する アンインストールする 導入ガイド (第2章~第7章)
Systemwalker IT Change Managerの運用に必要な情報を定義する Systemwalker IT Change Managerの運用フローの状況を確認する
管理者ガイド (第2章)
Systemwalker IT Change Managerで導入する運用フローの設計、設定を
する
管理者ガイド (第3章)
Systemwalker IT Change Managerのカスタマイズについて知る
電子フォームの開発とカスタマイズの方法を調べる カスタマイズした伝票の動作を確認する カスタマイズガイド 構築したシステムの保守作業をする 運用環境を変更する 管理者ガイド (第4章、第5章、付録B~D、G、H) コマンドの使用方法、ファイル形式を確認する
Systemwalker IT Change Managerで出力するメッセージを確認する
管理者ガイド (付録A、E、F)
Systemwalker IT Change Managerの運用時に発生したトラブルの原因を
知り、対処する トラブルシューティングガイド クラスタシステムの構築や運用方法について確認する。 クラスタ適用ガイド 運用フロー使用者の作業と対象マニュアル 作業 対象マニュアル 変更管理の概要、基本用語を知る
Systemwalker IT Change Managerを利用した変更管理の方法について知
る
変更管理ガイド
Systemwalker IT Change Managerを利用する場合の基礎となる知識を得
る
利用者ガイド (第1章、第2章)
Systemwalker IT Change Managerを利用し、運用フローの申請・承認・照
会などの処理を行う
利用者ガイド (第3~5章)
関連マニュアル
本書を読むにあたり、下記のマニュアルも併せて参照してください。
以下のマニュアルは、"Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック"または"Systemwalker IT Change Manager
V14g Enterprise Edition メディアパック"に同梱されています。
・
"Interstage Business Application Server アンインストールガイド"・
"Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)"・
"Interstage Application Server クライアントパッケージインストールガイド"・
"Interstage Form Coordinator デザイナ ユーザーズガイド"・
"Interstage Business Process Manager Studio ユーザーズガイド"・
"Interstage Business Process Manager 管理者ガイド"・
"Symfoware Server インストールガイド(サーバ編)"・
"Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)"また、連携製品については、各製品に添付されている以下のマニュアルも参照してください。
・
"Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編"・
"Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編"・
"Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編"・
"Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編"・
"Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)"・
"Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド"目 次
第1章変更管理の概要...1 1.1 変更管理とは...1 1.2 運用イメージ...1 1.3 運用フロー...3 1.4 変更管理の情報...4 1.5 ユーザー...4 第2章運用設計...7 2.1 アプリケーションリリース管理運用の設計概要...7 2.2 アプリケーションリリース管理の運用決定...7 2.2.1 構成情報の更新方法...7 2.2.2 実態レコードの収集スケジュール...7 2.2.3 変更作業の設計...7 2.2.3.1 変更管理テンプレートの提供内容...8 2.2.3.1.1 変更要求フロー...8 2.2.3.1.2 開発要求フロー...15 2.2.3.1.3 テスト要求フロー...19 2.2.3.1.4 展開要求フロー...22 2.2.3.1.5 カテゴリ...25 2.2.3.1.6 ユーザー...26 2.2.3.2 カスタマイズ範囲の決定...28 2.2.3.3 ユーザーの決定...29 2.2.3.4 判断基準の規定...29 2.3 データ保守計画の設計...30 2.3.1 変更要求の履歴情報...30 2.3.2 構成情報の履歴情報...312.3.3 Systemwalker IT Change Managerの動作環境...31
第3章導入...32 3.1 導入の概要...32 3.2 プロセス管理サーバの環境構築...32 3.3 プロセス管理クライアントの環境構築...32 3.4 エージェントの環境構築...33 3.5 構成情報の作成...33 3.6 運用情報の設定...36 3.6.1 管理者のパスワード変更...37 3.6.2 部門の設定...37 3.6.3 ユーザーの登録...38 3.6.4 変更要求の保持期間の設定...38 3.7 一般端末の環境設定...38 第4章使用方法...39 4.1 アプリケーションのリリース作業を実施する...39 4.1.1 RFC発行者...39 4.1.1.1 変更要求を発行する...39 4.1.1.2 変更結果を承認する...42 4.1.2 変更マネージャ...43 4.1.2.1 計画承認...43 4.1.2.2 展開可否判断...44 4.1.2.3 最終計画承認...45 4.1.2.4 結果報告...45 4.1.3 変更担当...46 4.1.3.1 変更計画を立案する...47 4.1.3.2 開発依頼を発行する...58 4.1.3.3 アプリケーションの受入...59
4.1.3.4 開発完了結果報告...62 4.1.3.5 テスト依頼を発行する...63 4.1.3.6 テスト完了結果報告...64 4.1.3.7 最終計画...65 4.1.3.8 展開依頼を発行する...66 4.1.3.9 展開結果報告...66 4.1.3.10 変更レビュー...67 4.1.4 CABメンバー...68 4.1.5 開発マネージャ...68 4.1.5.1 開発承認を行う...68 4.1.6 開発担当...69 4.1.6.1 開発受付を行う...69 4.1.6.2 開発作業を行う...69 4.1.7 テスト担当...74 4.1.7.1 テスト受付...75 4.1.7.2 テスト作業...75 4.1.8 リリースマネージャ...78 4.1.8.1 展開計画を承認する...78 4.1.8.2 展開確認...79 4.1.9 リリース担当...80 4.1.9.1 展開計画を立案する...80 4.1.9.2 展開作業...84 4.1.9.2.1 オンラインによる展開...84 4.1.9.2.2 オフラインによる展開...88 第5章カスタマイズ...92 5.1 カスタマイズの概要...92 5.2 電子フォームをカスタマイズする...92 5.3 作業分担や作業範囲をカスタマイズする...93 5.4 作業手順を追加する...96 5.5 変更管理作業へのアクセスを制限する...101 5.6 変更管理部品を組み込む...104 5.6.1 変更情報画面を電子フォームに組み込む...104 5.6.2 設計レコード更新コマンドを運用フローに組み込む...105 5.7 変更管理テンプレートの提供データ...108 付録A 構成情報入力規約...112 用語集...114 索引...123
第
1
章
変更管理の概要
本章では、Systemwalker IT Change Managerの変更管理の概要について説明します。
1.1
変更管理とは
安全かつ効率的で速やかにアプリケーションの変更作業を行うためには、あらかじめ決められた方法と手順によって、確実に業務シス テム展開されることが重要です。
Systemwalker IT Change Managerの変更管理では、アプリケーションの変更作業を運用フローで定義することで、変更要求から作業
承認、開発、テスト、展開、比較確認までの一連の運用プロセスを統制し、アプリケーションの変更作業を正しく運用することが可能と なります。 また、アプリケーションリリース管理で必要となる運用フローと電子フォームを変更管理テンプレートとして提供しているため、変更管理 テンプレートを導入し、必要に応じてカスタマイズを行うことで、紙ベースで行っていたアプリケーションリリース管理プロセスをSystemwalker IT Change Managerに容易に移行することができます。
特徴
変更プロセスのルール化ITIL(R)のプロセスをベースとした変更管理プロセスを、Systemwalker IT Change Managerの運用フローで定義し提供しています。
この変更管理プロセスのことを、変更管理テンプレートと呼びます。変更管理テンプレートを使用して運用を行うことで、ITIL(R)が 推奨する変更管理・リリース管理プロセスに沿った運用が可能となります。
また、変更管理の操作内容を履歴として管理するため、過去に変更した内容を確認することもできます。
状況把握
Systemwalker IT Change Managerを使用して実行している運用フロー、および実行されて完了している運用フローの状況を簡単に
検索することができます。
アプリケーション情報の管理
アプリケーションの変更対象となる情報をSystemwalker IT Change ManagerのCMDBで管理することができます。管理された情報 を元に、アプリケーションを変更するための情報作成や、予定と実績を比較することで、正しくアプリケーションが展開されたかを確 認することができるようになります。
Systemwalker IT Change Managerで管理するアプリケーション情報は構成アイテムとして管理し、変更の申請や承認、業務システ
ムの変更作業を実施します。
1.2
運用イメージ
システム構成
変更管理プロセスや構成情報は「プロセス管理サーバ」で管理されます。変更要求の発行や承認は「一般端末」から操作できます。変 更対象となるアプリケーションの構成情報は、業務サーバから収集した情報、およびアプリケーションリリース管理における各担当に よって手動で登録した情報によって構成されます。
変更管理テンプレートにおける変更管理の要素
Systemwalker IT Change Managerの変更管理テンプレートでは、以下に示す情報を元に、アプリケーションリリース管理プロセスをサ
ポートします。 運用フロー 運用フローは、変更管理プロセスを定義した情報です。変更要求の申請・承認・開発・テスト・展開・結果承認などの変更管理作業を 定型化しています。
参照
運用フローの詳細については、"運用フロー"を参照してください。構成アイテム 構成アイテムは、アプリケーションリリース管理おける変更対象を表す情報で、CMDBに格納されています。 アプリケーションやFingerprintなどの情報が格納されています。 構成アイテムは、アプリケーションのリリース管理作業を確認するために、「設計レコード」と「実態レコード」で構成されています。「設計 レコード」と「実態レコード」を比較することで、計画したアプリケーションリリース作業が正しく完了したかを確認することができます。 また、アプリケーションリリース管理作業を実施するユーザーは、作業に応じてこれらの情報を更新および参照することができます。ま た、Systemwalker Centric Managerが収集する情報を利用してこれらの情報を更新することができます。
Fingerprint Fingerprintとは、アプリケーションリリース管理を行なうために利用する構成アイテムの一つで、アプリケーション固有の情報です。 Fingerprintを照合することで展開前のアプリケーションと展開後のアプリケーションが正しく開発されたものであることを確認することが できます。
参照
構成アイテムの詳細については、"変更管理の情報"を参照してください。 ユーザー 変更管理テンプレートを利用するユーザーは、運用フローに定義された手順に従って、変更管理作業を実施します。 変更管理テンプレートが想定するユーザーには、以下のようなユーザーが存在します。・
変更要求(RFC)を発行する「申請担当」・
変更を管理する「変更マネージャ」および「変更担当」・
アプリケーションの開発を担当する「開発マネージャ」および「開発担当」・
アプリケーションのテストを担当する「テスト担当」・
アプリケーションを業務システムへの展開を担当する「リリースマネージャ」および「リリース担当」参照
ユーザーの詳細については、"ユーザー"を参照してください。1.3
運用フロー
変更管理テンプレートは、以下の運用フローを提供しています。・
変更要求(アプリ) 変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションに対する変更を、変更管理プロセスに基づいて実施します。・
開発要求 変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションを開発します。・
テスト要求 変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションをテストします。・
リリース要求 変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションを業務システムに展開します。また、それぞれの運用フローでは、変更管理作業を実施するユーザーが作業情報を入力するための画面を電子フォームとして提供 しています。
参照
変更管理テンプレートが提供する運用フローおよび電子フォームの詳細については、"変更管理テンプレートの提供内容"を参照して ください。1.4
変更管理の情報
Systemwalker IT Change Managerでは、アプリケーションリリース管理作業を最適化するために、以下の情報を使用します。
・
構成アイテム・
変更情報 各情報について、以下に示します。変更管理情報の構成
構成アイテム 構成アイテムは、設計レコードおよび実態レコードで構成されており、アプリケーションリリース管理の対象となるアプリケーションや Fingerprintなどの情報を表した情報です。 設計レコード システムの本来の状態を表す情報です。 設計レコードは、変更計画が許可された、もしくは、既に実施済みの情報が格納されています。また、設計レコードは業務システムに 展開されているアプリケーション情報を把握するために利用します。 この情報は、システムに一つの情報で、変更計画が承認された段階で、変更情報の内容を設計レコードに反映します。既存の構成ア イテムの変更情報を作成する場合には、本情報を元に作成します。 実態レコード 実際のシステムの状態を表す情報です。 実態情報は、エージェントからディスカバリすることで情報を登録することができます。 変更情報 アプリケーションをどのように変更するかを表す情報です。 この情報は、変更の要求ごとに設計レコードを元に変更担当によって作成されます。Systemwalker IT Change Managerでは、変更計画が変更マネージャに承認された段階で本情報を元に設計レコードを更新しま
す。また、実際にシステムの変更を行う際に、本情報を元に作業を行います。
1.5
ユーザー
RFC
発行部門
業務システムに対する変更を依頼する部門です。以下の役割を持つユーザーが所属します。 申請担当 アプリケーションに対する変更を、変更要求(RFC)として変更管理部門に申請します。 また、変更管理部門から変更結果報告を受けて、変更結果を承認します。ポイント
RFC発行部門は、単一の部門である必要はありません。変更管理部門
アプリケーションに対する変更を管理する部門です。以下の役割を持つユーザーが所属します。 変更マネージャ アプリケーションリリース管理の変更責任者です。 変更要求(RFC)の承認、展開可否判断、状況確認、およびRFC発行者への変更結果報告を実施します。 変更担当変更要求(RFC)に対する変更計画を立案します。 また開発担当部門、テスト担当部門、リリース管理部門への作業依頼や、展開作業完了後に変更結果の評価を行います。 テスト担当 アプリケーションのテスト作業の受付や、テスト作業を担当します。
開発担当部門
業務システムに適用するためのアプリケーションを開発する部門です。以下の役割を持つユーザーが所属します。 開発マネージャ アプリケーションの開発作業の承認や、開発状況を管理します。 開発担当 アプリケーションのテスト作業の受付や、開発作業を担当します。リリース管理部門
アプリケーションの展開を担当する部門です。以下の役割を持つユーザーが所属します。 リリースマネージャ 展開作業を管理します。 展開計画の承認や、展開結果の確認を行います。 リリース担当 展開作業を担当します。 展開計画の立案、テスト環境や稼動環境への展開作業を実施します。ポイント
役割「リリース担当」は、更に分割して細分化することが可能です。変更管理テンプレートが提供する役割のカスタマイズについて は、"作業分担や作業範囲をカスタマイズする"を参照してください。その他
特定の部門に所属しない、以下の役割を持つユーザーがあります。 CABメンバー 変更管理マネージャに変更に関する助言を与える、変更諮問委員会(CAB)のメンバーです。第
2
章
運用設計
本章では、Systemwalker IT Change Managerでアプリケーションリリース管理を行う場合の運用設計について説明します。
2.1
アプリケーションリリース管理運用の設計概要
アプリケーションリリース管理は、以下の流れで運用を設計します。・
アプリケーションリリース管理の運用決定・
データ保守計画の決定2.2
アプリケーションリリース管理の運用決定
アプリケーションリリース管理を導入する場合には、構成情報変更の設計と変更作業の設計を行います。2.2.1
構成情報の更新方法
構成情報の更新については、"変更管理の運用決定"を参照してください。2.2.2
実態レコードの収集スケジュール
実態レコードの収集スケジュールについては、"変更管理の運用決定"を参照してください。2.2.3
変更作業の設計
業務システムに対する変更作業をどのような手順で実施するかを設計します。Systemwalker IT Change Managerでは、標準的な変更作業の手順を変更管理テンプレートとして提供しています。変更手順として適
用することで、ITIL(R)が推奨する変更手順でシステムの変更を運用することができます。
2.2.3.1
変更管理テンプレートの提供内容
変更管理テンプレートが提供する内容について、説明します。運用フロー
変更管理テンプレートは、以下の運用フローを提供しています。・
変更要求(アプリ)フロー 変更要求(RFC)として申請された業務システムに対する変更を、変更管理プロセスに基づいて実施します。・
開発要求 変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションを開発します。・
テスト要求 開発されたアプリケーションをテストします。・
展開要求 アプリケーションを業務システムなどに展開します。カテゴリ
変更管理テンプレートが提供する運用フローを分類するためのカテゴリ(業務定義)を提供しています。 また、カテゴリ(業務定義)に応じたメニュー定義も提供しています。2.2.3.1.1
変更要求フロー
変更要求は、変更要求(RFC)として申請された業務システムに対する変更を、変更管理プロセスに基づいて実施する運用フローで す。フロー定義
変更要求の作業の流れについて、説明します。No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 1 申請 申請担当 業務システムに対する変更を、変更要求(RFC)とし て申請します。 - - -2 計画 変更担当 申請された変更要求(RFC)の変更計画を立案しま す。 - - -3 計画承認 変更マ ネージャ 立案された変更計画を承認します。 - - -4 設計情報作 成 (自動) 承認された変更情報を、設計レコードに反映しま す。 - 更新 -5 開発要求発 行 (自動) 開発作業が必要となる変更要求(RFC)の場合、自 動的に開発部門に開発要求を発行します。 - -
-No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 6 開発完了待 ち 変更担当 開発作業が必要となる変更要求(RFC)の場合、開 発部門の業務アプリケーション開発作業が完了する まで待ち合わせます。 - - -7 テスト要求 発行 (自動) テスト作業が必要となる変更要求(RFC)の場合、自 動的にテスト部門にテスト要求を発行します。 - - -8 テスト完了 待ち 変更担当 テスト作業が必要となる変更要求(RFC)の場合、テ スト部門の業務アプリケーションテスト作業が完了す るまで待ち合わせます。 - - -9 展開可否判 断 変更マ ネージャ 業務アプリケーションを変更計画どおり展開してもよ いかどうかを判断します。変更計画画再度必要と判 断した場合は、変更計画から実施することができま す。また、変更作業自体を中止することもできます。 - - -10 計画修正 変更担当 変更計画の最終計画を立案し、必要に応じて計画 を修正します。 - - -11 計画修正承 認 変更マ ネージャ 立案された計画修正を承認します。 - - -12 設計情報更 新 (自動) 承認された変更情報を、設計レコードに反映しま す。 - 更新 13 展開要求発 行 (自動) 変更計画に従って、自動的に展開要求を発行しま す。 - - -14 展開完了待 ち 変更担当 展開部門の業務アプリケーション展開作業が完了 するまで待ち合わせます。 15 結果レ ビュー 変更担当 業務システムに対する変更結果のレビューを実施し ます。 参照 参照 参照 16 結果報告 変更マ ネージャ 業務システムに対する変更の結果報告をまとめま す。 参照 参照 参照 17 報告承認 RFC発行 者 業務システムに対する変更の結果報告を承認しま す。 参照 参照 参照
電子フォーム
変更要求(アプリ)の電子フォームについて、説明します。 電子フォーム (申請)項目 説明 入力担当者 必須 変更要求 変更番号 このRFCに対応するプロセスIDが、RFC 番号として自動で設定されます。 (自動的に設 定) -申請日 RFC作成時の日時を設定します。 申請者 RFC発行者の名前が自動で設定されま す。 件名 変更要求内容の件名を入力します。 申請者 必須 変更内容 変更内容を入力します。 必須 変更希望期限 変更希望日を入力します。 必須 変更詳細 変更内容の詳細が記載された資料を 添付する場合に指定します。 -変更計画 計画更新日 [更新が必要]チェックボックスにチェッ クされている場合に、計画更新日が自 動で設定されます。 (自動的に設 定) -更新が必要 変更計画を変更する場合はチェックし ます。 変更担当 -計画承認状態 計画承認時に計画承認状態が自動で 設定されます。 (自動的に設 定) -計画概要 計画の概要を入力します。 変更担当 必須 緊急度 計画の緊急度を選択します。 この変更に対する緊急度を設定しま す。 以下の値から選択します。
・
高 必須項目 説明 入力担当者 必須
・
中・
低 開発 [開発]チェッ クボックス 開発作業が必要である場合にチェック します。 必須 完了予定日 開発完了予定日を入力します。 -開発対象 [開発が必要]チェックボックスをチェック した場合、開発対象となるアプリケーショ ンを指定します。 -テスト [テスト]チェッ クボックス テスト作業が必要である場合にチェック します。 必須 完了予定日 テスト完了予定日を入力します。 -概要 テスト概要を入力します。 -展開 展開予定日 展開予定日を入力します。 必須 展開先 展開先を指定します。 -変更レ ビュー [変更レ ビュー]チェッ クボックス 変更レビューが必要である場合にチェッ クします。 -完了予定日 変更レビュー完了予定日を入力しま す。 -概要 変更レビュー概要を入力します。 -変更に要するリソース 変更に必要となるハードリソースや人的 リソースなどのリソース情報や、予算情 報などを変更内容に応じて記述します。 -変更未実施の場合のリス ク 変更を実施しない場合に発生するリス クについて記載します。 -変更承認 承認結果 承認結果が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -承認日 承認日が自動で設定されます。 -承認者 承認者が自動で設定されます。 -承認理由 承認理由を入力します。 変更マネー ジャ -CAB 開催判断 変更計画時に開催したCABのCAB種 別を選択します。 以下の値から選択します。・
定期CAB・
緊急CAB・
CABなし -開催日時 変更計画時に開催したCAB開催日時 を入力します。 -議事録 変更計画時に開催したCABの内容が 記載された議事録などを添付する場合 に指定します。 -開催判断 最終計画承認時に開催したCABの CAB種別を選択します。-項目 説明 入力担当者 必須 以下の値から選択します。
・
定期CAB・
緊急CAB・
CABなし 開催日時 最終計画承認時に開催したCAB開催 日時を入力します。 -議事録 最終計画承認時に開催したCABの内 容が記載された議事録などを添付する 場合に指定します。 -開発 完了報告日 開発完了報告日が自動で設定されま す。 (自動的に設 定) -完了報告者 開発完了報告者が自動で設定されま す。 -完了見解 開発完了見解を入力します。 開発マネー ジャ 必須 テスト 完了報告日 テスト完了報告日が自動で設定されま す。 (自動的に設 定) -完了報告者 テスト完了報告者が自動で設定されま す。 -完了見解 テスト完了見解を入力します。 テスト担当 必須 展開可否 判断 判断日 展開可否判断日が自動で設定されま す。 (自動的に設 定) -判断者 展開可否判断者が自動で設定されま す。 -可否判断 展開可否の結果を選択します。 以下の値から選択します。・
許可・
不可 変更マネー ジャ 必須 不可時の処理 [可否判断]が不可である場合、不可時 の扱いを選択します。 以下の値から選択します。・
中断 変更要求(RFC)を中断し、処理を終了 する場合に指定します。・
再計画 変更要求(RFC)を再計画する場合に指 定します。 -判断理由および以降の 処理詳細 判断理由と以降の処理詳細を入力しま す。 -展開 完了報告日 展開完了報告日が自動で設定されま す。 (自動的に設 定) -完了報告者 展開完了報告者が自動で設定されま す。-項目 説明 入力担当者 必須 完了見解 展開完了見解を入力します。 変更担当 必須 変更レ ビュー 完了日 変更レビュー完了日が自動で設定され ます。 (自動的に設 定) -完了報告者 変更レビュー完了報告者が自動で設定 されます。 -結果概要 変更レビュー結果の概要を入力しま す。 変更担当 必須 結果詳細 変更レビュー内容が記載された資料な どを添付する場合に指定します。 -結果報告 報告日 結果報告日が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -報告者 結果報告者が自動で設定されます。 -結果概要 結果概要を入力します。 変更マネー ジャ 必須 結果詳細 結果詳細が記載された資料などを添付 する場合に指定します。 -結果承認 承認日 結果承認日が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -承認者 結果承認者が自動で設定されます。
-2.2.3.1.2
開発要求フロー
開発要求は、変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションの開発作業を実施するフローです。フロー定義
開発要求の作業の流れについて、説明します。No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 1 自動発行 (自動) 開発要求が発行されると、運用フロー「変更要求(ア プリ)」から自動で起票されます。 - - -2 開発依頼 変更担当 変更要求(RFC)に応じたアプリケーションの開発依 頼を、開発部門に発行します。 参照 - -3 開発番号 採番 (自動) 申請された開発要求に応じた開発番号を自動採番 します。 - - -4 レコード 関連付け (自動) 申請された伝票に応じて、構成管理情報を自動的 に関連付けます。 - - -5 開発受付 開発担当 発行された開発要求を参照し、開発要求を受け付 けます。 参照 - -6 開発承認 開発マ ネージャ 開発担当が受け付けた開発要求を承認します。 参照 -
-No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 7 開発作業 開発担当 変更要求(RFC)に応じたアプリケーションを開発しま す。 参照 - -8 受入作業 変更担当 開発が完了したアプリケーションを確認し、受け入 れます。 参照 - -9 受付完了 (自動) 開発が完了した変更要求(RFC)の状態を受付完了 に自動的に変更します。 - - -電子フォーム (開発要求)
項目 説明 入力担当者 必須 関連変更 要求 変更番号 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 (自動的に設 定) -件名 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -変更計画 計画概要 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -緊急度 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -開発完了 予定日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -テスト完 了予定日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -展開完了 予定日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -開発 開発依頼 開発番号 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 (自動的に設 定) -開発対象 開発対象となるアプリケーションを指定し ます。 変更担当 -依頼内容 開発依頼内容を入力します。 -依頼詳細 開発指示書などの資料を添付する場合に 指定します。 -受付報告 受付完了 日 受付完了日が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -受付担当 者 受付担当者が自動で設定されます。
-項目 説明 入力担当者 必須 受付承認 者 受付承認者が自動で設定されます。 -完了報告 完了日 完了日が自動で設定されます。 -報告者 完了報告者が自動で設定されます。 -開発物 開発した開発物を登録します。 必須 結果概要 開発結果の概要を入力します。 開発マネー ジャ -結果詳細 開発完了報告書などの資料を添付する 場合に指定します。 -受入 受入日 受入日が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -受入担当 者 受入担当者が自動で設定されます。 -受入結果 承認者の処理によって、この変更に対する変更承認 結果が自動で設定されます。 以下の値が設定されます。
・
承認 承認者が「可決」した場合・
否認 承認者が「否決」または「差戻」した場合 -判断理由 受入判断理由を入力します。 変更担当 必須 結果詳細 結果報告書などの資料を添付する場合に指定します。 変更担当-2.2.3.1.3
テスト要求フロー
テスト要求は、変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションのテスト作業を実施するフローです。フロー定義
テスト要求の作業の流れについて、説明します。No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 1 自動発行 (自動) テスト要求が発行されると、運用フロー「変更要求 (アプリ)」から自動で起票されます。 - - -2 テスト依頼 変更担当 変更要求(RFC)に応じたアプリケーションのテスト依 頼を、テスト部門に発行します。 参照 - -3 テスト番号 採番 (自動) 申請されたテスト要求に応じたテスト番号を自動採 番します。 - - -4 レコード 関連付け (自動) 申請された伝票に応じて、構成管理情報を自動的 に関連付けます。 - - -5 テスト受付 テスト担 当 発行されたテスト要求を参照し、テスト要求を受け付 けます。 参照 - -6 テスト承認 テスト担 当 完了したテスト作業を承認します。 参照 -
-電子フォーム (テスト要求) 項目 説明 入力担当者 必須 関連変更 要求 変更番号 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 (自動的に設 定) -件名 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -変更 計画 計画概要 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。
-項目 説明 入力担当者 必須 緊急度 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -開 発 完了 予定 日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -開発 対象 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -テ スト 完了 予定 日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -概要 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -展 開 完了 予定 日 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -展開 先 変更要求で入力された情報が自動で設 定されます。 -テスト テスト 依頼 テスト番号 テスト番号が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -依頼内容 テスト依頼内容を入力します。 変更担当 -依頼詳細 テスト計画書などの資料を添付する場合 に指定します。 -受付 報告 受付日 受付日が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -報告者 報告者が自動で設定されます。 -完了 報告 完了日 完了日が自動で設定されます。 -報告者 報告者が自動で設定されます。 -結果概要 テスト結果の概要を入力します。 テスト担当 必須 結果詳細 テスト完了報告書などの資料を添付する 場合に指定します。
-2.2.3.1.4
展開要求フロー
展開要求は、変更要求(RFC)として申請されたアプリケーションの展開作業を実施するフローです。フロー定義
テスト要求の作業の流れについて、説明します。 No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 1 自動発行 (自動) 展開要求が発行されると、運用フロー「変更要求(ア プリ)」から自動で起票されます。 - --No アクティビティ 担当者 作業内容 構成情報 変更情 報 設計レ コード 実態レ コード 2 展開依頼 変更担当 変更要求(RFC)に応じたアプリケーションの展開依 頼を、展開部門に発行します。 参照 - -3 展開番号 採番 (自動) 申請された展開要求に応じた展開番号を自動採番 します。 - - -4 レコード 関連付け (自動) 申請された伝票に応じて、構成管理情報を自動的 に関連付けます。 - - -5 計画 リリース担 当 発行された展開要求を参照し、展開計画を立案しま す。 参照 - -6 計画承認 リリースマ ネージャ リリース担当が計画した展開計画を承認します。 参照 - -7 計画確定 (自動) 承認された展開計画に応じた展開スケジュールなど を自動的に登録します。 - - -8 展開作業 リリース担 当 変更要求(RFC)に応じたアプリケーションの展開作 業を行います。 参照 - -9 展開確認 リリースマ ネージャ 完了した展開作業を承認します。 参照 - -電子フォーム (展開要求)
項目 説明 入力担当者 必須 関連変更 要求 変更番号 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 (自動的に設 定) -件名 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -変 更 計 画 計画概要 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -緊急度 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -開発完了予定日 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -テスト完了予定日 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -展開完了予定日 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 -展開 展 開 依 頼 展開番号 変更要求で入力された情報が自動 で設定されます。 (自動的に設 定) -展開対象 展開対象となるアプリケーションを指 定します。 変更担当 -依頼内容 展開依頼内容を入力します。 -依頼詳細 展開計画書などの資料を添付する 場合に指定します。
-項目 説明 入力担当者 必須 展 開 計 画 作業期間 展開作業期間を入力します。 リリース担当 必須 展開責任者 展開責任者を入力します。 必須 展開担当 展開担当者を入力します。 必須 計画概要 展開計画の概要を入力します。 必須 計画詳 細 展開設定 展開スケジュールや配付手段など、 展開に必要な情報を設定します。 必須 展開仕様 書 展開指示書などの資料を添付する 場合に指定します。 必須 承認者 承認者が自動で設定されます。 (自動的に設 定) -承認理由 承認理由を入力します。 リリースマ ネージャ -展 開 作 業 作業 展開対象 を取得 展開するアプリケーションを取得し ます。 リリース担当 -結果を確 認 展開結果を確認します。 -完了日 展開完了日が自動で設定されます (自動的に設 定) -報告者 報告者が自動で設定されます。 -結果 展開結果を以下の値から選択しま す。
・
成功・
失敗 リリースマ ネージャ 必須 切り戻しを実施 展開結果が失敗であった場合、切り 戻しをした場合にチェックします。 -結果概要 結果概要を入力します。 -結果詳細 展開結果報告書などの資料を添付 する場合に指定します。 必須 結果承認者 結果承認者が自動で設定されます (自動的に設 定) -承認理由 承認理由を入力します。 リリースマ ネージャ-2.2.3.1.5
カテゴリ
変更管理テンプレートは、テンプレートが提供する運用フローをグルーピングする以下のカテゴリ(業務定義)を提供しています。表
2.1
提供するカテゴリ
(
業務定義
)
業務名 業務コード 業務の機能ID 変更管理 pm-chg-biz pm-chg-apply-biz また、カテゴリ(業務定義)に対応した以下のメニュー定義も提供しています。表
2.2
提供するメニュー
メニュー名 メニューアイテムID 親メニューアイテムID メニューの権限ID
変更管理 pm-chg-apply-biz apply-CGYA access-user
変更要求 pm-chg-slip pm-chg-apply-biz access-user
図
2.1
メニューの表示イメージ
参照
業務定義、およびメニュー定義の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"業務定義管理"および"メ ニュー定義管理"を参照してください。
2.2.3.1.6
ユーザー
変更管理テンプレートは、テンプレートを使用するユーザーに関する以下の定義を提供しています。ユーザーが必要とする権限
変更管理テンプレートを使用するユーザーは、テンプレートが提供する役割に対して、以下の使用権限を必要とします。 役割 使用権限 運用フロー使用者 承認権限 申請権限 構成更新権限 構成参照権限 RFC発行者 ○ ○ - ○ テスト担当 ○ ○ ○ - 変更担当 ○ ○ ○ -役割 使用権限 運用フロー使用者 承認権限 申請権限 構成更新権限 構成参照権限 変更マネージャ ○ ○ ○ - 開発マネージャ ○ ○ ○ - 開発担当 - ○ ○ - リリース担当 ○ ○ ○ - リリースマネー ジャ ○ ○ ○ - CABメンバ - ○ - ○
参照
利用者区分や使用権限の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"利用者に関する知識"を参照してく ださい。
承認グループ
変更管理テンプレートは、役割に合わせた以下の承認グループを提供しています。 承認グループ グループID 割り振られている権限 変更マネージャ pm-chg-chgmgr 承認権限(access-assignee) 構成更新(access-config-admin) 変更担当 pm-chg-chgmem 承認権限(access-assignee) 構成更新(access-config-admin) 開発マネージャ pm-chg-devmgr 承認権限(access-assignee) 構成参照(access-config-user) 開発担当 pm-chg-devmem 承認権限(access-assignee) 構成参照(access-config-user) テスト担当 pm-chg-testmem 承認権限(access-assignee) 構成参照(access-config-user) リリースマネージャ pm-chg-rlsmgr 承認権限(access-assignee) 構成更新(access-config-admin) リリース担当 pm-chg-rlsmem 承認権限(access-assignee) 構成更新(access-config-admin)参照
承認グループの詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"利用者に関する知識"を参照してください。
サンプルユーザー
変更管理テンプレートは、テンプレートが提供するユーザーモデルに則った以下の部門およびユーザーのサンプルを用意していま す。表
2.3
提供するサンプル部門
部門名 部門コード 変更管理部門 pm-chg-dpt1部門名 部門コード リリース管理部門 pm-chg-dpt2 RFC発行部門 pm-chg-dpt3 開発担当部門 pm-chg-dpt4
表
2.4
提供するサンプルユーザー
所属 役割 サンプルユーザー ユーザーID ユーザー名 利用者区分 変更管理部門 変更マネー ジャ pm-chg-01 富士通 紅子 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) 変更担当 pm-chg-02 富士通 藤子 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) テスト担当 pm-chg-03 富士通 葉子 運用フロー使用者 (承認権限、構成参照権 限) 開発担当部門 開発マネー ジャ pm-chg-41 富士通 春夫 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) 開発担当 pm-chg-42 富士通 秋彦 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) リリース管理部 門 リリースマネー ジャ pm-chg-11 富士通 睦月 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) リリース担当 pm-chg-12 富士通 如月 運用フロー使用者 (承認権限、構成更新権 限) RFC発行部門 RFC発行者 pm-chg-21 富士通 秋子 運用フロー使用者 (承認権限、構成参照権 限)参照
部門およびユーザーの詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"利用者に関する知識"を参照してくだ さい。
2.2.3.2
カスタマイズ範囲の決定
変更管理テンプレートが提供している運用フローや変更作業における役割をそのまま使用して変更管理作業を実施するか、既存の 変更管理プロセスに合わせて変更管理テンプレートをカスタマイズするかを決定します。 カスタマイズするかどうかを決定する対象には、以下の項目があります。・
運用フロー、電子フォーム 変更要求の申請・承認・リリースなどの手順や、それぞれの作業で使用する電子フォームをカスタマイズするかどうかを決定しま す。 例えば、管理対象の構成アイテム毎に申請内容や承認者が異なる場合は、変更管理プロセスを別の運用フローとして作成する必 要があります。・
役割 運用フローの各手順を実施するように割り当てられている役割を、カスタマイズするかどうかを決定します。参照
・
変更管理テンプレートが提供する運用フローおよび電子フォームの内容については、"変更要求フロー"、"開発要求フロー"、"テ スト要求フロー"および"展開要求フロー"を参照してください。・
変更管理テンプレートが提供する役割については、"ユーザー"を参照してください。・
変更管理テンプレートのカスタマイズの詳細については、"カスタマイズ"を参照してください。2.2.3.3
ユーザーの決定
変更管理プロセスにおける変更作業をどのユーザーが行うかを設計します。 変更管理テンプレートでは、変更作業における担当者を役割としており、この役割にどのユーザーを割り当てるかを決定します。ポイント
1ユーザーで複数の役割を兼任することは可能ですが、運用上問題のない兼任にしてください。 例えば、計画立案および承認の兼任は、責任範囲の不明確化を招くため、好ましくありません。参照
・
変更管理テンプレートが提供する役割については、"ユーザー"を参照してください。・
役割へのユーザーの割り当て方法については、"ユーザーの登録"を参照してください。2.2.3.4
判断基準の規定
変更管理テンプレートを適用して変更作業を実施するには、運用開始までに、変更作業に関する以下の判断基準を規定しておく必 要があります。緊急度
緊急度は、変更の緊急度・効果・リスク・コストに基づいた変更の優先順位で、変更諮問緊急委員会(CAB/EC)開催の判断基準や、変 更承認の優先順位などに使用されます。 変更管理テンプレートでは、以下の優先度のレベルを用意しています。 業務システムの運用に応じて、各レベルの判断基準を規定しておく必要があります。表
2.5
緊急度のレベルと規定例
レベル レベルの規定例 高・
複数の利用者に影響を与える深刻なエラーやインパクトを与える変更 中・
緊急ではない場合や、インパクトが大きくない変更であるが、次回の予定されたリリー スや、定期メンテナンスまで待つことのできない変更 低・
次回の予定されたリリースや、定期メンテナンスまで待つことができる変更変更承認ルート
変更承認ルートは、変更を承認する責任者(組織)を規定します。 変更管理テンプレートでは、以下の変更承認ルートを用意しています。 業務システムの運用に応じて、各承認ルートの判断基準を規定しておく必要があります。表
2.6
変更承認ルートと規定例
承認ルート 説明 規定例 定期CAB 定期に開催されている変更諮問委員会(CAB) で変更を承認します。 優先度が即時/緊急でなく、分類が軽微でない 場合 緊急CAB 変更諮問緊急委員会(CAB/EC)を開催して、 変更を承認します。 優先度が即時/緊急の場合 CABなし 変更諮問委員会(CAB)を開催しないで、変 更マネージャの判断で変更を承認します。 優先度が即時/緊急でなく、分類が軽微の場合2.3
データ保守計画の設計
Systemwalker IT Change Managerで業務システムの変更を運用する場合、以下のデータが保守の対象となります。
・
変更要求の履歴情報・
構成情報の履歴情報・
Systemwalker IT Change Managerの動作環境それぞれのデータについて、データサイズや保持期間を設計する必要があります。
2.3.1
変更要求の履歴情報
変更要求(RFC)を内部統制のための履歴として利用する場合は、決められた期間、履歴データを保存する必要があります。よって、変 更要求の履歴情報の保守に関する設計が必要です。 変更要求の履歴情報の保守に関する設計の手順を説明します。1.
変更要求(RFC)の保持期間を決定します。2.
保持期間に想定される変更要求(RFC)数を見積もります。3.
保持期間と変更要求数から必要なデータベース容量およびディスク容量を算出します。参照
データベース容量およびディスク容量の見積り方法については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"プロセス管理サー バに必要な資源の準備"の"ハードウェア"を参照してください。
参考
・
Systemwalker IT Change Managerでは変更要求(RFC)の履歴情報を一定期間保存します。保存期間を超えたものは、伝票履歴削除コマンドで削除します。伝票削除コマンドについては、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"swpm_deleteslip(伝票削除コマンド)"を参照してください。
2.3.2
構成情報の履歴情報
業務システムの構成情報の変更履歴情報を保存する期間を決定します。
Systemwalker IT Change Managerでは、業務システムの構成情報の変更履歴は自動的に採取されません。
したがって、「採取タイミング」、「採取した履歴情報の保持期間」は運用に合わせて決定する必要があります。 採取タイミングの例:
・
業務システムの変更のたびに採取する・
定期的に履歴を採取する・
定期的に履歴を採取し、変更のたびにも採取する 構成情報の履歴情報の採取はベースライン採取コマンドで行います。注意
システム規模によっては、システム負荷(CPUビジー、ディスクビジー)やディスク容量が大きくなることがありますので、ベースラインを採 取する頻度やタイミングは、システム運用やシステム・リソースに合わせた運用設計が必要です。参照
ベースライン採取コマンドについては、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"snapcreate(ベースライン採取コマンド)"を 参照してください。
2.3.3 Systemwalker IT Change Manager
の動作環境
ハードウェアの異常が発生した場合に備え、Systemwalker IT Change Managerの設定情報を含むシステムのすべての情報をバックアッ プする間隔を決定します。
システムのすべての情報のバックアップは定期的に実施することを推奨します。
また、システムのすべての情報には、「変更要求の履歴情報」や「構成情報の履歴情報」も含まれます。
参照
バックアップコマンドについては、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"swpm_backup(バックアップコマンド)"を参照し てください。
第
3
章
導入
本章では、変更管理テンプレートの導入について説明します。3.1
導入の概要
変更管理テンプレートを導入する手順について説明します。・
プロセス管理サーバの環境構築・
プロセス管理クライアントの環境構築・
エージェントの環境構築・
構成情報の作成・
運用情報の設定・
一般端末の環境設定3.2
プロセス管理サーバの環境構築
プロセス管理サーバで、Systemwalker IT Change Managerのインストールおよびセットアップを行います。
インストールおよびセットアップの手順については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"プロセス管理サーバへのインス トール"および"プロセス管理サーバのセットアップ"を参照してください。
3.3
プロセス管理クライアントの環境構築
変更管理テンプレートが提供する運用フローや電子フォームをカスタマイズする場合は、プロセス管理クライアントの環境を構築する 必要があります。
プロセス管理クライアントの環境を構築する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"プロセス管理クライア ントのインストール"を参照してください。
3.4
エージェントの環境構築
エージェントの環境を構築する手順を説明します。 変更管理の対象となる構成アイテムの実態レコードをエージェントによって収集する場合は、連携製品が導入されている業務サーバ に、エージェントを構築する必要があります。1.
連携製品が導入されている業務サーバに、Systemwalker IT Change Managerのエージェントをインストールします。インストールの手順については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"エージェントのインストール"を参照してくだ さい。
2.
エージェントをセットアップします。セットアップの手順については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"エージェントのセットアップ"を参照してくださ い。
3.
運用設計に合わせて、エージェントの設定を変更します。エージェントが実態レコードを収集するタイミングを、セットアップ後の初期値から変更して運用する場合は、収集スケジュールの 定義を変更します。
収集スケジュールの定義を変更する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"エージェントによる 実態レコードの収集"を参照してください。
3.5
構成情報の作成
構成情報を作成する手順を説明します。 運用を開始する前に、現在の業務システムの状態を構成情報として作成する必要があります。参照
情報収集を行うには、連携製品で監視・収集の運用設定が行なわれている必要があります。以下のマニュアルを参照して設定してく ださい。・
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編・
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編・
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド Windows編・
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編・
Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)・
Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド・
Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド実態レコードの作成
現在の業務システムの状態を示す実態レコードを作成します。 変更対象とする構成アイテムに応じて、以下の作成方法があります。
エージェントによる実態レコードの収集
エージェントは、連携製品から定期的に業務システムの情報を収集します。収集された情報は、プロセス管理サーバ上のCMDBマ ネージャに送信され、実態レコードとして管理されます。
エージェントによる実態レコードの収集手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"エージェントによる 実態レコードの収集"を参照してください。 CMDBコマンドによる実態レコードの入力 連携製品から収集できない構成情報については、ciimportコマンドを使用して実態レコードを入力します。 ciimport -x 入力するXMLファイルのパス