第5章 カスタマイズ
5.6 変更管理部品を組み込む
権限ID 項目 設定内容 access-user
access-assignee access-admin (注)
機能ID 以下の機能IDを削除します。
・ pm-chg-apply-biz
注) 運用フロー管理者用の権限です。運用フロー管理者のアクセスを制限する必要がなければ、権限定義の編集は不要で す。
運用フロー UIアクティビティ 変更情報画面呼び出し 切り戻し確認 ○ 変更情報参照、変更結果確認 切り戻し承認 ○ 変更情報参照、変更結果確認
変更情報画面の呼び出しがない電子フォームに変更情報画面の呼び出しを組み込むことで、変更情報の作成・編集・参照・確認の 作業担当を変更することができます。
例えば、変更情報の作成を変更要求(RFC)受付時にも可能にしたい場合は、RFC受付の電子フォームから変更情報作成が呼び出せ るようにします。
参照
・ 電子フォームのカスタマイズ方法については、"Systemwalker IT Change Manager カスタマイズガイド"の"電子フォーム伝票の開 発"の"電子フォームの作成"を参照してください。
・ アクティビティに対応する電子フォームの詳細については、"電子フォーム"を参照してください。
カスタマイズ作業の流れ
変更要求(RFC)受付時に変更情報作成を可能にする場合の手順を説明します。
1. アクティビティ「RFC受付」に対応する電子フォーム「pm-chg-rfcrecv」に、変更情報作成画面の呼び出しを組み込みます。
電子フォームの編集には、電子フォームデザイナを使用します。
1. 電子フォームに、以下のテキストフィールドがあることを確認します。
項目名 タグ名
pm-CIGroupID pm-CIGroupID
2. 変更情報作成画面を呼び出すためのボタンを、電子フォームに配置します。
配置したボタンを右クリックし、[イベント定義]-[マウスをクリックする]に、以下のイベントの動作を設定します。
fjxmlWindowOpen("/myo/base/jsp/CHGMGTMakeChangeInfo.jsp?formtype=1&titletype=1", 1);
2. 変更要求を受け付けるユーザーに、変更情報作成画面が必要とする権限を割り当てます。
変更情報作成画面は、以下の権限を必要としています。
画面 必要とする権限 画面機能ID
変更情報作成画面 構成更新(access-config-admin) func-chgmgt-1001001
構成更新(access-config-admin)の権限定義を編集して、変更要求を申請するユーザーを追加します。
参照
- 権限定義の編集方法については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"権限定義管理"を参照してくださ い。
- 画面機能IDについては、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"画面機能ID"を参照してください。
5.6.2 設計レコード更新コマンドを運用フローに組み込む
変更管理テンプレートでは、以下の自動実行アクティビティで、設計レコード更新コマンド(swpm_updBlueprints)を呼び出しています。
運用フロー 自動実行アクティビティ 説明
変更要求 設計レコード更新 変更承認で認可された変更情報を設計レコードへ反 映
リリース 設計レコード更新 変更実装可否判断で認可された変更情報を設計レ コードへ反映
設計レコード切り戻し リリース失敗に伴い、変更情報を反映した設計レコー ドを切り戻し
設計レコード更新コマンドを呼び出す自動実行アクティビティを追加することで、設計レコードの更新処理を追加することができます。
例えば、運用フロー「変更要求」の「RFC受付」で作成された変更情報を、「初期評価」で評価した後に、設計レコードを更新する処理 を追加することができます。
参照
設計レコード更新コマンド(swpm_updBlueprints)の詳細については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"コマンドリ ファレンス"を参照してください。
カスタマイズ作業の流れ
運用フロー「変更要求」の「RFC受付」で作成された変更情報を、「初期評価」で評価した後に、設計レコードを更新する処理を追加す る場合の手順を説明します。
注意
運用フローやメニューを変更するため、作業2以降は運用フロー使用者がSystemwalker IT Change Managerを利用しない時間帯に実 施してください。
1. テンプレートが提供している運用フローを元に、手順を追加した運用フローを作成します。
運用フローを作成する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"運用フロー定義機能"の"回覧ルー トの作成"を参照してください。
この例では、運用フロー「変更要求」を元に、以下のアクティビティを追加します。
アクティビティ種別 アクティビティ名 説明
自動実行 設計レコード更新2 変更情報を設計レコードに反映します。
1. 運用フロー「変更要求」を複写して、プロセス定義を作成します。
この例では、プロセス定義名を「変更要求2」とします。
2. アクティビティ「設計レコード更新2」を追加します。
項目 設定する値 備考
名前 設計レコード更新2
説明 SWPM_CHGMNT_I
MPDSGN
既存の自動実行アクティビティ「設計レコー ド更新」と同じ処理で良いので、同じ論理 アプリケーション名を指定します。
役割 @AE
3. アクティビティ「初期評価」とアクティビティ「CABメンバ埋め込み」の間の矢印「可決」を、アクティビティ「初期評価」とアク ティビティ「設計レコード更新2」の間の矢印に変更します。
4. アクティビティ「設計レコード更新2」から、以下の矢印を設定します。
矢印の名前 矢印の方向
完了 設計レコード更新2→CABメンバ埋め込み 2. 作業1で編集した運用フローを登録します。
運用フローを登録する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"運用フロー定義機能"の"伝票定
義の登録"を参照してください。
注意
テンプレートが提供している運用フローに上書き保存しないでください。BPM Studioで、プロセス定義の名前を変更して別の回 覧ルートとして登録してください。
3. 作業1で登録した運用フローの制御情報を編集します。
運用フローの制御情報を編集する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"伝票定義管理"の"伝 票定義の編集"を参照してください。
伝票定義の編集項目のうち、以下の項目を設定してください。その他の項目は編集する必要はありません。
カテゴリ 設定内容
伝票定義メイン カテゴリコード:pm-chg-apply-biz 伝票制御/承認後取消:機能なし 可決コメントあり:機能なし 否決コメントあり:機能なし 差戻コメントあり:機能なし
4. 作業1で登録した運用フローの回覧ルート定義を編集します。
回覧ルート定義を編集する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"回覧ルート定義管理"を参照 してください。
以下のアクティビティの編集項目について変更します。
アクティビティ 設定内容
RFC受付 指定グループID:「pm-chg-rfcrecv」(RFC受付)、機能
ID:クリア、チェックボックス:無効
初期評価 指定グループID:「pm-chg-init」(初期評価)、機能ID:
クリア、チェックボックス:無効
計画立案 指定グループID:「pm-chg-chgmem」(変更担当)、機 能ID:クリア、チェックボックス:無効
変更承認(CAB結果) 指定グループID:「pm-chg-chgmgr」(変更マネー ジャ)、機能ID:クリア、チェックボックス:無効
アクティビティ 設定内容
変更レビュー 指定グループID:「pm-chg-chgmem」(変更担当)、機 能ID:クリア、チェックボックス:無効
結果報告 指定グループID:「pm-chg-chgmgr」(変更マネー ジャ)、機能ID:クリア、チェックボックス:無効
参考
運用フロー「変更要求」の場合は、回送先指定を指定不可にするため、機能IDをクリアする必要があります。運用フロー「リリー ス」の場合は、運用フロー「変更要求」から起動されるため、機能IDを割り振る必要があります。
5. 作業1で登録した運用フローのメニュー定義を編集します。
メニュー定義を編集する手順については、"Systemwalker IT Change Manager 運用ガイド"の"メニュー定義管理"を参照してくだ さい。
作業3で登録した運用フローの伝票は、メニューフレームの[申請伝票]のメニュー[変更要求2]として追加されています。
このメニューをメニューフレームの[変更管理]のメニューとして表示されるように、メニュー定義を編集します。
以下の編集項目について変更します。その他の項目は編集する必要はありません。
編集項目 設定内容
親メニューアイテムID メニューアイテムID「pm-chg-apply-biz」のメニューアイテム
「変更管理」を指定します。
参考
運用フロー「リリース」の場合は、運用フロー「変更要求」から起動されるため、メニューを削除します。
6. Systemwalker IT Change Managerを再起動します。
Systemwalker IT Change Managerを 再 起 動 す る 手 順 に つ い て は 、"Systemwalker IT Change Manager 管 理 者 ガ イ ド"の"Systemwalker IT Change Managerの起動/停止"を参照してください。